提督「...砲撃うるさ過ぎて声が届かねぇの忘れてた。全くこっちに気付かないぞ」
雪風を不知火に会わせたいのだが、こんな状況じゃ無理だ
提督「誰か、カッスカスでもいいから口笛吹ける人いない?」
天龍「こうか?」ピ-
提督「お、上手い」
夕立「呼んだっぽい?」シュタ
天龍「うおっなんだ」
雪風「何処かに待機してました?」
提督「冗談のつもりでやったんだけど本当に来た。それでは駆逐艦夕立に命令を下す。不知火を呼んできてください」
夕立「了解っぽい!」ダッ
天龍「犬かよ...改二からだろ」
提督「何言ってんだか」
天龍「あ?」
提督「ごめんなさい」
なんの打ち合わせもないんだぜ。これ
誰の口笛でも反応するのかな
不知火「なにか御用ですか?司令...雪風?」
雪風「雪風です!」
不知火「...抱擁しても良いですか?」
雪風「どうぞお構いなく!」
不知火「...」ギュ
雪風「えへへ...すこし痛いです...」
不知火「我慢しなさい...」
提督「『ごめん』とかじゃなくて『我慢しなさい』て」
天龍「んな事言うなよ。これが良いんだよ」
長門「提督、来ていたのか。...それに、天龍と雪風」
提督「おう。射撃の調子はどうだ?」
長門「まぁ...ぼちぼち...」
天龍「全然当たってないの見てたっすよ」
長門「...よろしく頼むぞ。天龍」
天龍「...話逸らしたよな?今」ヒソヒソ
提督「恥ずかしいんだよ察したやれ」ヒソヒソ
長門「屈辱だ...」
提督「自信持てよ。それが当然だ。」
長門「...そうだな。訓練の続きをしてくる。では」
そう言うと、榛名の元へ戻り訓練を再開する。
砲撃音が一層大きくなった
天龍「て、提督...あれみろよ...」
提督「ん?」チラ
雪風「ぐ、ぐる”じ...」
不知火「...」ギュ
提督「うわぁ...」
天龍「...止めるべきか?」
提督「...おい。不知火」
不知火「...む?」
提督「雪風を見なさい」
不知火「...あっ」
雪風「じ”ぬ”ぅ”...」
天龍「こんな絞り出すような声出るんだな...」
不知火「そのっ...ごめんなさい」
雪風「だ、大丈夫です...少しクラクラするだけ...」
提督「おっそろしい馬鹿力」
不知火「む?」
提督「ん?」
不知火「...」ジリジリ
提督「...おい。どうしたんだよそんなゆっくりと間合いを詰めてきて」
不知火「...」バッ
提督「何ハグしようとしてんだよ。俺人間だから。死んじゃうって...おい、止めろ!」
不知火「...次そのような事を言ったら、ガチで行きますよ」
提督「ごめんなさい」
天龍「どういうお笑いだよ...」
提督「さて、天龍。もう1回口笛」
天龍「おう」ピー
夕立「はい!」
提督「よし、夕立雪風天龍!作戦命令を下す!鎮守府近海の哨戒を実施せよ!」
天龍「...どうした急に」
提督「...言ってみたかった」
雪風「それじゃあ、行きましょう!」
夕立「作戦っぽい〜!」
不知火「しょうもない作戦ですね...」
提督「作戦とは言えんな」
天龍「哨戒ってのは具体的に?」
提督「敵艦隊と接敵した場合、こっちよりも多い場合は即撤退。やれそうならやってみろ。そんなとこだ」
天龍「りょーかい。余裕だな」
不知火「いってら」
〜
天龍「提督の写真敵に見せたらどうなると思う?」
夕立「...自沈するっぽい?」
雪風「今度持ってきましょう!」
天龍「...にしても平和な海域だな。敵艦が上陸してきたとは思えねぇ。てかあいつらに陸上がれる足あったのか」
雪風「敵艦が上陸してきたのって、何か目的があったのでは無いでしょうか?」
天龍「調べてみる価値はあるな。こんなクソつまんねぇ事よりもそっちを調べてみてぇ」
夕立「探偵っぽい!」
天龍「...そういえば、長官に哨戒依頼したって言ってたよな。そりゃ誰もいないわけだ」
雪風「なんか提督らしい事してみたかっただけですかね」
夕立「切ないっぽい...」
〜
榛名「疲れました...」
長門「久しぶりに汗をかいたな...」
提督「おう、随分と練習したな」
由良「久しぶりに体を動かしました...」
提督「何時間やってたんだ?しっかりと休憩は挟んだだろうな?」
榛名「...提督、その...近づかないで頂けると嬉しいです...」
提督「それは何故」
長門「...そのくらい理解してくれ。提督が今まで女性にモテなかったのは顔とその性格だな」
なんか急に悪口言われた
俺なんかした?
提督「えぇ...由良は?」
由良「えっ...ゆ、由良も...ちょっと...」
提督「い、電は...?」
電「嫌だ」
提督「し、不知火...」
不知火「私は構いませんが...」
提督「みんなして俺をいじめてなぁ...不知火だけだよ。俺の味方は.........成程...そういう事か...」
不知火「?」
提督「...手がビチョビチョなんだけど。」
確かに、俺は鈍感系主人公かもしれない
この場合、不知火がイレギュラーなだけでほか全員の反応が正しいのか
提督「汗だろ、そりゃ嫌がられるか...」
榛名「その...ごめんなさい。分かってしてるのかと思って...」
長門「...私も、提督が汗好きの変態かと思ってしまった。すまない...」
提督「提督辞めたい」
由良「止めて!あっ、いや、その、止めてって辞めてって事じゃないから...ね?」
学校で艦娘との接し方なんて習わなかったもん
でもあんなゴミを見るような目で見る?意識しすぎじゃね?
提督「...あ、そういえば加賀はまだ練習してるのかな?伝えたい事があるんだが」
加賀「ここに」ヌッ
提督「うおっ」
加賀「何か用ですか?」
提督「どこで聞き耳立ててやがった」
加賀「要件は?」
提督「...おう。明日頭のお医者さんの所に行くから、分かったかい?」
加賀「間違った事を言ってるようには思えないですが、何か引っかかる言い方ですね」
提督「明日は診察だけだから、特に持ち物は要らないな」
長門「次行く時は何が必要なのか?」
提督「覚悟」
天龍「つまんな」
提督「あれ、帰ってきてたの」
雪風「暇な航海でした!」
夕立「クルージングっぽい!」
長門「そもそも長官に哨戒はして貰っているんだろう?」
提督「...まぁ、一応提督としてね...ね?」
由良「...」
提督「じゃあ、そんな訳で明日は朝からいないからよろしく」
榛名「...え?」
提督「え?」
電「また始まったのです」
榛名「は、榛名もついて行って...」
提督「確かに、なんかお前アホ化が進行してきてる気がするしついでに」
榛名「本当ですか!?」パァァ
提督「嘘。お留守番」
榛名「そんなぁ...」
不知火「馬鹿にされたの気づいてないですね...」
加賀「...そんなことより」グゥゥ
提督「...一航戦の誇り(笑)」
加賀「...〇す」
やべぇ、とんでもねぇ速度で走ってくる
冗談のつもりだったんだけど、流石に調子乗りすぎた
加賀「...くっ...」バタッ
天龍「おい大丈夫かよっ!?」
加賀「空腹で...」
天龍「...はぁ」
提督「また1つ命が救われた」
加賀「...後で〇す」
長門「合掌」
提督「あんなこと言うんじゃなかった」
〜
間宮「先程から加賀さんが提督を睨みつけながら暴食してますけど、何かありました?」
長門「あぁ、ちょっと加賀のプライドが傷つけられてな」
間宮「提督ってそんな酷い人でしたっけ?」
長門「いや、あれは...確かに提督が正しい」
間宮「...?」
加賀「...」ガタッ
提督「うおっ」
夕立「始まったっぽい!」
由良「そんなスポーツ観戦みたいに...」
電「加賀さんに20なのです」
不知火「提督に20」
由良「こら!賭博を始めない!」
加賀「...提督」
提督「...謝って許されるか?」
加賀「いいえ...これは代償が無ければ決して許せません」
提督「覚悟は出来ている」
加賀「それでは...おかずを貰います」
提督「...くっ...いや、しかし俺はそれ程の罪を犯した...それで許されるなら...渡そう」
加賀「それでは、」
提督「くぅぅ...」
榛名「提督...」
提督「いいんだ...これは俺が受けるべき罰なんだ...」
加賀「本気で怒っている訳では無いので。おかずは貰いますが」
天龍「何だこの茶番」
雪風「とっても美味しいです!」ムシャムシャ
間宮「お利口なのは雪風ちゃんだけね...」
明石「それにしても賑やかになりましたねぇ」
間宮「油臭いです出直しなさい」
明石「そんなぁ...」
レッドカードが出るまでの速度が尋常じゃない
長門「ははっ。今後気を付けるんだな」
間宮「長門さんも少し汗の臭いがします。今後気を付けるように」
長門「...その“におい”はどっちだ?」
間宮「くさいと読む方です」
長門「むぅ...」
雪風「香ばしいオンナのにおいがします!」スンスン
長門「やめろ!」
明石「励ましになってないですね」ニヤニヤ
長門「一緒に風呂に行くぞ。早く!」ガシ
明石「うおっ」
間宮「ここにいる皆さんも、汗を流してから食事に来るように」
提督「長門は戒めって訳だ」
恐ろしい間宮さん
そういえば誰も汗を流さずに飯食いに来たな
久しぶりに運動した訳だ。まず先に飯が食いたくなっても仕方がない
間宮「そういえば、明日本部へ行くんですよね?連絡しておきましょうか?」
提督「いや、長官にLINEしたから大丈夫」
間宮「ら...らいん?なにかの通信機器ですか?」
提督「そんなところだ」
間宮「その板のようなもので出来るんですか?」
提督「そう。てかあんたは分かれ」
スプーンとフォークも分からない馬鹿娘共とは違うだろう
いや...あれは比較対象にならないか
いくらなんでもスプーンとフォーク分からないのはやばいもんな
「忘れた」じゃ済まされねぇ
スマホとか電子機器に疎い人は結構いるからな
...そうだ。今後新しい艦娘にこの鎮守府の経緯を説明する時
『スプーンとフォークの使い方も知らない艦娘に使い方を私が教えました』で完結するんじゃないか?
...いや無理だな。意味わからん
加賀「間宮さん、おかわり」
間宮「よく食べますねぇ...」
提督「食べ放題行ったら出禁だな」
加賀「...馬鹿にされている気がするけど、食べ放題...いい響きですね」
提督「絶対に行かんぞ」
加賀「明日行きましょう」
提督「やだ」
加賀「...明日鎮守府から絶対に出ません」
提督「行きましょうか」
加賀「はい」
天龍「何だこの会話...」
提督「まぁ、圧倒的に元取れるからいいか」
天龍「そういえば提督、ちっと相談があるんだけどよ」
提督「どうした?」
天龍「なんか深海棲艦が上陸してきたらしいじゃねぇか。その調査をしたいんだよ」
提督「そういえばまだ原因は分かってなかったな...憶測が結論になるのはまずい。その事も長官に連絡しておく。協力してくれるぞ」
天龍「サンキュー提督。捗るぜ」
雪風「探偵ごっこですね!」
天龍「ごっこじゃねぇぞ。もっと立派なもんだ」
夕立「早速始めるっぽい?」
天龍「当ったりめぇだ。夜戦は好きだろ?なら出発だ!」
夕立&雪風「おぉぉぉお!」
榛名「盛り上がってますね...」
提督「是非とも解明してほしいな。あんま興味無いけど」
由良「提督としてそれで良いんですか...?」
〜翌日
提督「ほんじゃま、迎えの車来たんで行きますか」
加賀「車...そういえば1度も乗ったことがありません」
提督「酔うなよ?」
榛名「なるべく早く...帰ってきてください」
長門「子供か」
明石「母性強いタイプの人が見たらゾクッとするタイプですね」
由良「可愛いですからねぇ...」
明石「...もしや由良さん」
提督「さ、出発。いつまでのお別れの挨拶に付き合ってられん」
駆逐艦達はさっきから皆して喋ってるからなんて言ってんのか分かんねぇし
なんか母性強いタイプの人いるし
運転手「...毎度の事地球の裏側に行く時みたいな見送りですな」
提督「困ったもんだ」
加賀「こっち側になるとこれが毎回続くの厄介に感じます」
提督「だろ?まぁいいんだけどさ」
加賀「...ところで」
提督「ん?」
加賀「先程から吐き気が...」
提督「...我慢できなくなったら言えな」
加賀「...」
冗談のつもりで酔うなよって言ったんだけどなぁ
あと数時間は車乗るんだけどなぁ
てかヘリで来ればいいじゃん。わざわざ車よこしやがって
後でスタ連しとこ
面白いくらいに時間ってあっという間ですね。2ヶ月くらいかな?空いて5000字行かねぇのは流石に才無しすぎてつらい
お話を見返してたら、「うわっなんだこの無理矢理な導入」「なんでここでこんな設定入れちゃったかなぁ...」みたいな反省点ばっかですね。やるならやるでもっと内容濃くしたらどうなんですかね。全く誰が書いてんだか...って事で、ストーリーをこの先続けて行くために、少しづつ最初の方で確立した情報を、今の内容に干渉しないようにいじっときます。やるなら真剣にやりたいってことで。