1/4 サブタイトルを変えました。再編集しました。
隣に突然現れた光に警戒していると、その中から4人の男女が現れた。1人は紅い神を腰まで伸ばした絶世の美女と2人目は黒い髪をポニーテールにして腰まで伸ばしている絶世の美女。3人目は白髪の幼女で3人目は金髪のイケメンだ。
しかも、どの面子も見たことあるのだ。てか、駒王学園の人気者達じゃないか!? なんで、光の中からこの4人が?
「何者だ! 貴様らは!?」
「待ちなさい!ドーナシーク! その紅い髪...グレモリー家の者ね?」
「リアス・グレモリーよ。御機嫌よう、堕ちた天使さん」
な、なんだ? 知り合いかな?
その後、天野さん達とリアスさん達が話し合って天野さんが捨て台詞を言い放ったあとにどこかへ飛び去っていってしまった。
助かった...のかな?
「あの、ありがとうございます。助かりました」
「あ、ありがとうございます!」
俺がお礼を言った後に続いてイッセーもお礼を言って頭を下げた。その様子にグレモリー先輩はふふっと笑った。うわっふつくしい...
「どういたしまして、いえ...ここは私が謝るべきね...この町は私の管轄なのに堕天使の動向を許し、あまつさえ被害者を出してしまったわ。ごめんなさい」
そして、今度は何故かグレモリー先輩が謝りだした。流石にちょっとポカンとしてしまったが、流石に命を救われた身で相手に謝られる覚えはない。
「い、いえ管轄とかよく分からないですが、こうして助かったので謝る必要はないですよ」
「そ、そうですよ! 頭を上げてくださいグレモリー先輩!」
僕の後に続いてイッセーも慌てだしてそう言う。俺達にそう言われたからかグレモリー先輩は頭を上げる。
「ありがとう。それで、少し話を聞きたいのだけれど、もう遅い時間ね。明日の放課後空いているかしら?」
「えっと、空いてますけど」
「俺も、空いてます!」
「じゃあ、明日の放課後迎えをよこすから空けといてね。祐斗、小猫、念の為に2人を家まで送って行って上げて」
「分かりました」
「はい」
そういう感じで2人に護衛されながら俺たちは家に帰ることになった。ちなみにイッセーとは家が隣同士なので途中で別れることもない。道中で木場君や小猫さんにさっきのはなんだったのかと聞いてみたけど、2人とも明日部長が話すという一点張りなので、普通に世間話をしながら帰った。
次の日の放課後、木場君に連れられて旧校舎に向かっていた。
「まさか、元浜と松田が天野さんの事を覚えてないなんてね。」
「ああ、妙だよな。あんなに俺を殺しにきてたのに覚えてないなんて有り得ねぇぜ。」
そうなのだ。今日、気になって件の2人に天野さんの話を聞いてみたら、2人とも天野さんの事を覚えてなかったのだ。2人ともイッセーに天野さんていう彼女ができて以降に呪い殺さんばかりに睨みを効かせて、実際に殺そうと突撃したこともあったのだ。そんな2人が天野さんの存在を覚えていないはずがない。
「まぁ、それもこれから分かるよ。」
と、木場君が言う。
「くそぉ、スカしたイケメンフェイスしやがって...」
そう言って恨めしそうに木場君を睨みつけるイッセーだけど、イッセーも黙ってたら普通にイケメンでモテると思うんだけど...黙ってたら
そんな感じで歩いていると、オカルト研究部という札が貼られた部屋の前に着いた。
「ここだよ」
そう言って木場君はドアを開けて中に入って、僕達もその後に続いて中を見渡すと異様な光景が広がっていた。至る所に禍々しい置物が置かれ、床には紅い魔法陣らしきものが描かれている。なんか、厨二病全開の人の部屋みたいな感じだな。
「うわー」
イッセーも声を出して驚いている。そりゃそうだ、憧れの美女との待ち合わせ場所とは思えない異様さである。
すると、微かに奥からシャワーを浴びる音が聞こえる。ここにいるのは羊羹を食べている小猫ちゃんと木場君と姫島さんだけだ、まさか...
「グレモリー先輩はシャワータイムか...!?」
僕の心の声の変わりに僕と同じ考えに至ったイッセーがそう声を出す。いや、何となく察してたけど声に出すなよ。ほら見ろ、早速小猫ちゃんから冷たい目線を注がれているぞ。
「最低です」
遂には声に出して言ったぞ。とりあえず、僕達は小猫ちゃんの向かいのソファーに座っておく。すると、ススッと羊羹を僕の前に置かれる。
「モブ先輩、どうぞ」
「ありがとう小猫ちゃん。あ、これ『あまーる甘味処』のあまーる羊羹だ!遂に買えたんだね!」
「ブイ」V
僕の前に置かれたのは超人気スイーツ店『あまーる甘味処』のあまーる羊羹という人気商品だ。開店前にこの商品目当てに行列が並ぶほどの人気ぶりと聞けばその美味さが分かるだろうか。僕もこれを狙って休みの日に何度も並びに行ったが、既に凄まじい行列ができていて何度も逃してしまったのだ。
「い、いいの?」
「はい」
「そ、それでは...頂きます!」
スプーンで切れ目を入れて1口サイズにして口に運ぶ。こ、これは!?
「美味しい!とても上品な味わいだ!甘さは控え目でコクのある美味しさ。食感はしっとりとしている!小豆の優しい甘味をしっかりと感じる奥深い味わいだ!」
一口食べると次から次へとスプーンが進み小皿に載せていた羊羹は直ぐになくなってしまった。ああ、生きてて良かった...。
「(ゴクリ)あの、小猫ちゃん...俺にも一口分けてくれない?」
「机でも齧ってたらどうですか?」
「なんでさ...てゆーか、昨日から思ってたけどモブって小猫ちゃんと仲良かったんだな」
「ああ、小猫ちゃんとは食べ友なんだ。」
「食べ友?」
「2年に上がってから知り合ってね。そこからよく一緒に飲食店巡りをしたりしてるんだ。」
小猫ちゃんとはとあるスイーツ店で僕がギリギリ買えた人気商品のパフェを食べていた時に買えなかった小猫ちゃんが物欲しそうに眺めていたので一緒に食べようと誘ったのだ。そこからちょくちょく一緒にスイーツ店や美味しいお店などを巡っている。
ちなみに僕はよく運動しているからそれなりに食べるが、小猫ちゃんは僕の倍くらいは食べる。
「それ、もうデートじゃん」
「デっ!?」
「あはは!そんな訳ないじゃん、友達と遊ぶのってデートじゃないし」
「...」
「お前...」
「え、なに?」
何故か小猫ちゃんに睨まれ、イッセーに引いたような目で見られるんだけど、俺何かした?
「あらあら、うふふ。あの、小猫ちゃんがねぇ〜」
コトっと僕達の前に紅茶が置かれる。
「あ、どうも」
「ありがとうございます」
「初めまして、私副部長の姫島朱乃と申します。小猫ちゃんと仲良くしているようで、嬉しいですわ」
「あ、はい」
ズズっと出された紅茶を啜りながら待っていると、シャワー室のカーテンが開いて中から髪をタオルで拭いているグレモリー先輩が出でくる。
「ごめんなさい。昨日は忙しくて浴びてなかったの」
「いえ、お気にせず」
僕が返事をする前にキメ顔で言い放つ。こいつ途中から話に参加せずにグレモリー先輩の服を着る音に集中してたからな。
「さて、これで全員揃ったわね。」
そこからの話は信じられないことばかりだった。まず、グレモリー先輩達は悪魔である、そして僕達を襲ったのは堕天使であるとの事。正直、冗談かと思ったけど目の前で翼を出されたり誰も覚えてなかった天野さんの情報や写真を見せられたら信じざるおえなかった。
まさか、モブサイコの世界に転生したと思っていたら、ファンタジーな世界に転生していたとは
そこから、事情聴取をした後イッセーと僕の
ちなみに神器とは特定の人間に宿る規格外の力というやつらしい。
「左手を翳してみて」
「こうですか?」
イッセーは左手を前に翳す
「そう、そしてイメージするの」
「イメージ...」
「イメージするのは、常に最強の自分よ」
「最強の自分... I am the bone of my」
「まてまてまて」
その後、結構頑張ったがまだイッセーでは神器が発動しないらしい。そして、今度は俺の番が来た。
「あなたは神器で堕天使と戦ったのよね。神器が宿っているようには見えないけれど」
「えと、多分神器じゃないと思いますよ。」
試しに近くの机をサイコキネシスで浮かしてみせる。
「これは...」
「サイコキネシスですわね」
「はい、そうです。」
そして僕のできることを実演も混ぜて話しておく。バリアを張れたりエネルギーを放つことができたり身体を強化できたりなどだ。
「凄げぇ」
「凄い」
「凄いね」
「ここまで強い力を持つ超能力者は初めて見ましたわね。」
「ええ、せいぜい火を起こしたり物を持ち上げたりスプーンを曲げる程度しか人間にはできないかと思ったのだけれど」
僕の超能力に口々に驚いた様子を見せている。正直、まだまだこんなものじゃないけどいいかな。
「ねぇ、あなた達。提案があるのだけれど...私の眷属にならないかしら」
「「眷属?」」
「ええ、要は悪魔にならないかしら?ってことよ。」
「お、俺達が?」
「悪魔に?」
「ええ、その前に悪魔の詳しい説明をしておかないとね」
グレモリー先輩曰く、大昔の天使と堕天使との戦争で悪魔が減ってしまったらしい。そこで
転生した人は悪魔になって数千年の寿命と身体能力が上がるらしい。デメリットとしては光や神聖なものが弱点になるらしい。
「すみません、流石にすぐには」
「僕も...」
「ちなみに、転生悪魔でも努力次第では王になることも出来るわ。王になれば自分の眷属を持つこともできるわ。」
「眷属って...もしかして姫島先輩みたいな人を自分の眷属にできるってことですか?」
「あっ」
お前...まさか、
「ええ、そうね」
「可愛い女の子を!? 俺の下僕にできるんですか!?」
「ええ、そうよ」
「なんでも言うことを聞くんですか!?」
「あなたの下僕ならそうなるわね。」
「なります!悪魔に転生します!」
「あちゃー...」
まぁ、イッセーならそんな甘い誘惑乗らないはずがないよなぁ...
その後、イッセーがなるんだったらと僕もなります宣言をした。イッセーが心配だし、あと僕もハーレムに興味が無い訳でもないし?僕も男だからね?しょうがないよね?
先にイッセーが転生するらしい。リアス先輩(名前呼びでいいと言われた)がイッセーの向かい側に座って、俺達は少し離れて立っている。そして、悪魔の転生が始まった。どうやらイッセーは
一番下の階級でイッセーは少し落ち込み気味だった。だが、イッセーはリアス先輩の兵士の駒を全て使わないと転生できなかったのだ。悪魔の転生には、転生させる人間の潜在能力が高ければ高いほど多くの駒を消費するらしく、兵士の駒を8個全て消費したということはそれだけイッセーの潜在能力が高いということだ。
「もしかしなくても、俺ってめちゃくちゃ強いんじゃね!?」
「調子に乗らないでください」
「なんでさ!?」
次は僕の番だ。リアス先輩の前に座る。
「あなたはそうね...
「え、はい。何故、それを?」
「ネットで検索したら出できたわよ?」
「あー、そうですか。」
「すごいじゃない。超能力を使わずに全国まで行くなんて」
「ありがとうございます。でも、なんで超能力を使ってないって?」
「ふふふ、私は人を見る目はあるのよ。」
すごい人だ。小猫ちゃんや姫島先輩達が尊敬しているわけだ。
「じゃあ、始めるわよ。」
何やら呪文のような言葉を言って戦車の駒が赤く光る。あー、今日から僕も悪魔か〜。人生何が起こるか分からないもんだ。とか、思っていると急に駒の光がなくなった。
「あれ?」
「...どうやら、私の力じゃあなたを悪魔にすることはできないみたいね...。」
「え、なんでですか?」
「…おそらく、あなたが私より強いからだと思うわ。」
「ええ!?」
どうやら、僕は悪魔には転生できないようだ
オチが適当すぎる。今年最後の投稿がこれでいいのか
面白かったら、感想よろしくお願いいたします!