無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる 作:スカイハーツ・D・キングダム
それとだいぶ性格改変されてます。
それとカズマ以外での視点が同じ人物が続く場合は〜視点と表示しません。
《一夏視点》
弾「で?」
一夏「あん?」
弾「だから、女の園の話だよ。いい思いしてんだろ?」
一夏「なぜそう思った…」
6月頭の日曜日
俺は久々に中学時代の親友、五反田弾の家に遊びに来た
弾「そりゃあお前やカズマ以外女しかいない学園にいるんだぞ?男共にとっては楽園に等しい場所にお前らはいるってんだぞ?分かってんのか?」
一夏「お前こそ分かってんのか?あそこは男が希少過ぎて女子共に色々攻められて来るわ、常に動物園のパンダ状態だし仕舞には俺とカズマと会話する為の整理券販売を勝手にしてるわで楽園とは言い難いからな?」
弾「う…」
一夏「まあ整理券の売上の一部を俺とカズマに還元することで目をつぶってるがな」
弾「なんか中学時代にも似たようなことしてなかったか!?」
一夏「それにあそこの女共は個性が強すぎる……並みの精神力じゃあ潰れるぞ」
弾「ま、まじか…」
一夏「それにあそこは国の法律が通じない、治外法権の場所でもあるからな…何をされるか分かったもんじゃないんだよ」
弾「……悪い、やっぱ今の無しだ」
一夏「分かってもらえたのならいいよ」
ちなみに数は用事で、カズマは会社の仕事でいないので、今日は男2名のちょっと寂しい空気をしている
……女子でも良いから誰か誘うべきだったかなあ…
そう考えていると
???「お兄、もうすぐお昼出来るから下に━━」
突然部屋のドアが開けられ入ってきたのは弾の妹、
年は俺と弾の一つ下で今は中学3年生
一夏「よっ、お久しぶり」
蘭「いっ、一夏……さん!?」
ちなみに今の蘭の格好はタンクトップとショートパンツの軽装な格好だ
蘭「き、来てたんですか……?全寮制の学園に通っているって聞いてましたけど…」
一夏「今日は休日だしな……俺も休日までも学園に居るつもりはないからな」
蘭「そ、そうですか…」
凄くたどたどしく言ってきた
弾「一、ちょっとここで待っててくれないか?蘭、ちょっと部屋の外出ろ」
蘭「…ビクッ!」
そう言うと弾は蘭を部屋の外に連れ出した
……うん、まあそうなるわな
俺は目をつぶって、これまでの事を軽く振り返った
飛電インテリジェンスに連行されたあと、死ぬ程訓練を受け直されて、またトラウマが蘇った……兄貴は本当に厳しいよなあもう…
その際、自分だけが苦しい思いしたくなかったから箒達を地獄の訓練に巻き込めたから結果オーライだったが…
弾「蘭!お前!!自分の部屋以外では薄着で出歩くなっていつも言ってんだろ!」
蘭「だ、だって一夏さんが来ているなんて知らなかったから」
弾「知らなかったとかの問題じゃねえよ!お前この間回覧板を届けに来た近所のおばさんに薄着姿で出迎えたよなあ?」
蘭「な、なんでお兄がその事を…」
弾「聞いたからだ!お前恥知らずな女と思われるぞ!いやもう思われてるかもな」
蘭「そ、それよりも一夏さんが来ていたなんてなんで言わなかったのよ!」
弾「その前にお前が勝手に入ってきたのが行けないんだろうが!これもいつも言ってるよな?部屋に入ってくる時はノックしてから入れってな!」
……なんか言い合いしている兄妹の声が聞こえてくるが無視しよう……
弾「ふう〜待たせたな。悪いな、あいつ結構ズボラだからどうしても注意せざるをえなかったもんで」
一夏「いや、俺はもう慣れたから別にいいさ。むしろ妹がいるお前が少し羨ましいな」
弾「羨ましい?」
一夏「ほら、俺って末っ子だろ?んで俺の上はあの24歳だからさあ」
弾「実の姉を年齢で呼ぶ奴はお前くらいだろうな」
一夏「そうなると必然的に下の兄弟が欲しいって思うわけよ。んでガキの頃の夢の一つが、一度でいいから妹に『お兄ちゃん!』とか言われてみたかったんだ…」
弾「そんなにいいものじゃないからな?居たら居たでうるせえし。どっちかって言うと俺は姉が欲しかったなあ、兄貴だったらむさっ苦しいが、姉なら華やかさを感じさせてくれそうだから」
そう言うと弾は何かを想像している表情になった
一夏「華やかねえ…うちのは華やかの欠片も無いがな………んで?」
弾「ん?」
一夏「お前
弾「ぶっ///」
俺はここに来た本来の目的を……親友の今後の確認を行なった
一夏「お前が鈴を好きになった中学1年生からもう3年は経つんだが、いつまで経っても進展しないお前らの関係に俺も数も何度も何度も告白のチャンス作りをしてきたってのに……いい加減我慢の限界なんだが?」
弾「い、いや、まだ時間もあるし、まだどう告白するか決めてないし」
一夏「そうやって先延ばしにした結果が鈴の祖国へ帰国だからな?その間の一年間、お前がどれだけ俺や数に『告白すれば良かった』とか言ったことか。それを聞いていた俺も数も苛ついてたからな?だからあれだけさっさと告れって言ったのにも関わらずな」
弾「うっ…それを言われちまったら言い返せねえな…」
一夏「はあー…とにかく、夏休みの終わりまでにはさっさと告れ、いいな?」
弾「わ、分かってる……」
一夏「本当にわかってんのか?……それでも告白しなかった場合は………面倒くさいから俺が直接鈴に伝えるからな?」
弾「それだけはやめろ!!」
その後、俺と弾は昼食を食べる為に下に降りていった
はあー…本当、世話が焼ける
△△△△
[クラス対抗戦の前]
鈴「ふうー…久しぶりにいっぱい話せたわー」
鈴の部屋でパソコンを繋げてオンライン画面で弾達とたくさん話し、消灯時間が迫ってきたので別れの挨拶をしてパソコンを切った
一夏「だな。………それはそうと鈴、お前結構緊張して話してたな?」にやにや
鈴「うっ///…し///仕方ないでしょ…久しぶりに話すんだから…///」
一夏「俺や数相手には緊張せず話してたのに?」にやにや
鈴「……分かってる癖に…問い詰めないでくれない?」
一夏「悪い悪い、お前があまりにも初々しく弾と話してたの見てたらついな」
俺はそう言ってクックックと笑った
一夏「……それで?お前は
鈴「にゃあ///!?」
なぜか猫みたいな反応をした鈴、ちなみにこの猫みたいな反応をよくする鈴は中学の頃『鈴にゃん』って呼ばれていた(中学の頃この猫みたいな反応をする所に便乗して猫耳つけたりしてたら広まった)
まあ呼ばれる原因作ったの俺だけどな←広めた奴
一夏「お前が弾を好きになった中学1年生からもう3年は経つのだが、いつまで経っても進展しないお前らの関係に俺も数も何度も何度も告白のチャンス作りをしてきたってのに……いい加減我慢の限界なんだが?それにお前が『自分で告白するから俺達の口から伝えないで』って約束してだいぶ経つが?」
鈴「う、け、けどまだどう告白するのかまだうまく考えがまとまってないし…」
一夏「そうやって先延ばしにした結果が親父さんを安静させる為に家族全員で祖国へ帰国だからな?その間の一年間、お前がどれだけ俺や数にメールや電話で『告白すれば良かった』とか言ったことか。それを聞いていた俺も数も苛ついてたからな?だからあれだけさっさと告れって言ったのにも関わらずな」
鈴「うっ…それを言われたら何も言い返せない…」
一夏「はあー…とにかく、お前は夏休みの終わるまでにはさっさと告れ、いいな?」
鈴「わ、分かってるわよ…」
一夏「本当にわかってんのか?……それでも告白しなかった場合は………面倒くさいから俺が直接弾に伝えるからな?」
鈴「それだけはやめて!!」
その後、消灯時間が近づいてきたので鈴の部屋を後にして、箒のいる自分の部屋に戻って行った
はあー…本当、世話が焼ける
△△△△
一夏「(やべえよやべえよ!!)」
弾の所に遊びに言った翌日、俺は頭を抱えていた
なぜなら今朝カズマに
カズマ『今日の授業が終わったらまたウチで訓練しようか、ああ箒達も一緒にな?』
またあの地獄の訓練を受けるのか…
あの飛電インテリジェンスでの訓練は、軍隊でやる訓練よりも厳しいものだ。確かに強くなれるが軽くトラウマになるレベルだ
俺はチラッと箒とセシリアの方を見ると青ざめていた
……この授業が終わったら………くそ、今日ほど授業が終わって欲しくないと思った事はねえぞ!
多分この分じゃ鈴の方も青ざめて授業を受けてるな
一夏「(くそ、かくなる上は)」
俺は机の中から白紙の紙を取り出して短い一文を書き、それを丸めて箒とセシリアにそれぞれ投げた
それぞれの頭に当たったが、箒達は紙の内容を見た後俺と顔を合わせた
手紙の中身はこうだ
【逃げるぞ】
その内容を見た箒達は俺と心は一つになった
△△△△
一夏「はあはあ、お前ら急げ!あいつに追いつかれるぞ!」
箒「ま、待て!先に行くな!」
セシリア「はあはあ、ど、どうなってるのですの!?これだけ走っているというのに一向に差が伸びないなんて…」
鈴「それどころかあたし達に徐々に追いついて来てない!?」
この日の授業が終わった瞬間、俺と箒とセシリアは廊下に向かって走り出した
更に廊下で先に逃げていた鈴と合流した
少しするとカズマが教室から出て俺達を追いかけ出した
って怖!なんかアイツ両手をポケットに突っ込んだ状態で追いかけて来た
しかも顔が映画とかに出てくる殺人鬼みたいな笑顔だ
捕まったら殺されそう
だからこそ逃げ切ってやる!
そう思ってたのが一時間前だ……
これだけ走っているのにアイツは俺達が逃げた先に周りこんでなおかつ同じペースで追いかけて来てる
アイツ体力どうなってんだ!!
このままだと、俺達はアイツに捕まって……地獄の訓練を受けさせられて……殺される
箒「ど、どうする一夏?このままでは…私達は」
……俺は箒の方を見て、ある考えが浮かんだ……
だがこの考えは余り褒められたものでは無い……無いのだが………俺はこんな所で死にたくない!
だから!
一夏「箒、靴紐が解けてるぞ」
箒「本当か?あいや私の靴は靴紐なんてついていないのだ」
箒が下を向いたその瞬間、俺は箒に背を向けて
一夏「さらばだ箒!お前の事は忘れな」ガシッ
その瞬間、駆け出した俺の手を箒が掴んだ
更にその瞬間セシリアが俺と箒に背を向けて
セシリア「さよならですわ一夏さんと箒さん!アナタ方の事は忘れませんわ」ガシッ
しかしその瞬間俺はセシリアの手を掴んだ
そしてその瞬間鈴が俺と箒とセシリアに背を向けて
鈴「じゃあね一夏と箒とセシリア!アンタ達の事は忘れな」ガシッ
だがその瞬間、セシリアは鈴の手を掴んだ
………そう要するに
全員同じ考えだったからこそ行動が早かったのだ
一夏「箒!テメェ!なにしやがる!!さっさと離しやがれ!!」
箒「断る!離したら一夏!お前が逃げるだろうが!」
一夏「当然だ!俺はこんな所で死にたくない!!」
セシリア「わたくしも死にたくないありませんわ!離して下さい!!」
一夏「嫌に決まってんだろ!!離したらお前が逃げるだろ!!」
セシリア「一夏さん!ここは殿方の見せ所ですわよ!『ここは俺に任せてお前達は行け!』と言うべきですわ!」
鈴「ここはあたしに任せてアンタ達は逝きなさい!!」
一夏「ふざけんな鈴!!こうなったらお前も道連……れ…」
箒「『行』きなさいの字が違ってない……か…」
と、ここで…俺……と箒は…背後からの強い気配を感じて話さなくなった…
よく見るとセシリアと鈴も背後からのやつを感じたのか話さなくなった……
ポン
俺…と箒の肩を、誰かが手を置いた
……いや…誰なのかは分かってる
俺と箒…セシリアと鈴は…ギリギリギリと首を後ろに向けた
そこに居たのは
カズマ「見い〜つけた〜」
雰囲気作りのつもりか知らないが能面を被った殺人鬼(カズマ)が立っていた
一夏×箒×セシリア×鈴「「「「あああああ!!/いやあああああああ!!/にゃあああああ!!」」」」
この日…IS学園に今日一番の悲鳴が響き渡った
このあと全員死にましたとさ