無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる   作:スカイハーツ・D・キングダム

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超遅くなって申し訳ございませんでした。




第15話 学年別トーナメント

カズマ「今日はよろしくお願いします。デュノア社長」

 

ここは飛電インテリジェンス社長室

 

フランスのデュノア社にいるシャルルの父親事、アルベール・デュノア社長とテレワークを使った密談をしている

 

そばにはアクアともう一人の秘書も控えている

 

デュノア「はい、こちらこそよろしく……しかし…それにしても…随分と大きくなりましたな…」

 

カズマ「……まあ…最後にお会いしたのはじいちゃ……先代社長が生きていた頃、社会勉強の意味を込めてフランスでの会議に見学させてもらったとき以来ですね…さて…早速ですが本題に入らせていただきます。……ある程度は察しているとは思いますが…貴方のご子息のシャルルいえ……ご息女のシャルロットについてです…」

 

デュノア「……そうですか……やはり気づかれましたか…」

 

カズマ「……驚かないのですね……つまり貴方はこうなることはある程度は予想していたということですね?」

 

デュノア「……ええ……それで……貴方は私から何を聞きたいのですか?」

 

カズマ「はい……私がお聞きしたいのは貴方とシャルロットの母親の馴れ初め……そして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貴方がシャルロットをIS学園に送った本当の目的を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《一夏視点》

 

一夏「しっかし…多いなこりゃあ」

 

IS学園のイベント、学年別トーナメント当日

更衣室のモニターから観客席を見る

 

そこには各国政府関係者、研究所員、企業エージェントにその他諸々が一堂に会していた

 

シャルル「い…一夏…」

 

と、さっきから別のモニターを見ていたシャルルに呼ばれた

 

一夏「うん?どうかしたか?」

 

シャルル「あ、あのね…対戦表なんだけど…」

 

そう言うと俺にさっきまで見ていたモニターを見せた

 

どうやら俺が他の事に気を取られていた間に対戦表が決まったらしい

 

そして俺は対戦表を見た

 

……それを見た俺は

 

一夏「……クックククク……なるほど…考えたな…アイツ」

 

シャルル「い、一夏……なんでそんな悪人みたいに笑うの……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウラ「1回戦の相手は貴様か……待つ手間が省けたな」

 

一夏「ああ…テメエにやられた鈴達の仇は討たせてもらうぞ」

 

アリーナでは、既に待っていた箒とラウラがいた

 

そう…俺とシャルルが戦う一回戦の相手はラウラと箒だった

 

俺は箒の方を見た

 

箒はどこか申し訳そうな表情を浮かべている

 

箒「一夏」

 

一夏「いやいい、言わなくてもいい。お前にしてはよく考えたと思ってる」

 

箒がラウラとペアを組んだ理由はよくわかった

 

一夏「俺に全力をぶつける前に、お前はまず俺に当たるまで勝ち進めなければならない。そうなると必然的に自分のペアも強くなければならない。それこそ専用機持ちとペアを組むとかでないとな……そしてラウラと組んだ。ラウラの実力は現時点の1年の中でもトップレベルだ。後は順調に勝ち進めれば俺と当たる………が、まさかの一回戦の相手が俺って誤算だったみたいだがな、正直俺も一回戦でお前と戦うことになるとは思わなかったな」

 

箒「お…怒ってないのか?」

 

一夏「怒る?なぜ俺が怒る?むしろ関心してるところだ」

 

箒「え?」

 

一夏「俺も目的を果たす時は、一番確率が高い方をやる。お前も高い確率を行った。俺もお前と同じ立場なら、同じ事をしていただろうな…」

 

箒「一夏…」

 

ラウラ「おい!貴様ら!私を間に挟んで話をするな!」

 

一夏「おっと、忘れてた。まあ当たっちまったからには箒。覚悟はできてるな?」

 

箒「あ、ああ!とっくにできている!!」

 

アナウンサー「えーそれでは両者位置についてください」

 

ラウラ「覚悟しろ織斑一夏。お前を潰し、教官の汚点を消し去ってやろう!!」

 

一夏「……」

 

試合開始まであと数秒

 

一夏「シャルル。手はず通りに頼むぞ」

 

シャルル「うん!任せて!」

 

俺とシャルルの掛け合いを合図に、試合開始のゴングがなった

 

ラウラ「くたばれー!!」

 

開始早々ラウラが飛びかかってきた

 

一夏「悪いな。お前の相手は後だ」

 

俺はラウラを避けると後ろにいる箒に斬りかかった

 

ラウラ「何!?」

 

箒「ッ!?」

 

が、箒は装着している量産IS、打鉄(うちがね)の武器、近接用ブレード(あおい)で防いだ

 

一夏「へっ…そう簡単にはやられないか」

 

箒「ッ…当然だ!…私の全力を見せてやる!」

 

一夏「いいぞ箒、そう来なくっちゃあ面白くない」

 

ラウラ「待て!私を無視するな!!」

 

シャルル「行かせないよ!」

 

箒と戦っている俺にラウラは斬りかかろうとしたがそれをシャルルが阻む

 

ラウラ「クッ!貴様!!」

 

シャルル「相手が一夏じゃなくてごめんね」

 

 

 

《トーナメント前日》

 

シャルル「え?ボーデヴィッヒさんと当たったらまず僕が戦ってほしい?」

 

一夏「ああ、正直この個人戦。注意すべきは専用機持ちだけだが、参加する専用機持ちはラウラだけだ。だが、アイツのAICに対抗する術をまだ見つけてない」

 

AIC(アクティブ・イナーシャル・キャンセラー)

つまりは慣性停止能力のことだ

対象を任意に停止させることができ、1対1では反則的な効果を持つものだ

 

だが、あの時社長を止めたはずが、なぜか社長は動けた

そして、社長の攻撃を停止させられなかった

 

一夏「あれの有効手段と奴の動きを観察する為に、すまないが、アイツを一人で抑えて欲しい」

 

シャルル「……つまり僕は囮ってこと?」

 

一夏「悪く言うとそうなるな…頼めるか?」

 

シャルル「うん、いいよ。任せて……あ、所で一夏、一つ確認していいかな?」

 

一夏「うん?なんだ?」

 

シャルル「抑えておくのはいいけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別に、僕が倒しても構わないでしょ?

 

一夏「シャルル……お前それ強がりで言ってるつもりだけど、今のセリフで完全に負けフラグ立ったからな」

 

シャルル「ええ!?」

 

《シャルル視点》

 

シャルル「はあ!」

 

ラウラ「無駄だ!」

 

僕が飛ばした銃弾は全てボーデヴィッヒさんには通じなかった

 

やっぱりあの停止結界(AICのこと)は厄介だね

全く…厄介な役を僕に押し付けてくれたね一夏は

 

……まあ…こういうことでしか恩を返せないしね…やるしかないか

 

…それはそうと流石だね

 

篠ノ之さんと戦っていながら、こっちの戦いにも目を向けていてなおかつボーデヴィッヒさんがいつ来てもすぐに対応できるようにしているし…完全に戦い慣れてるね

 

ラウラ「どこを見ている!」

 

ボーデヴィッヒさんはワイヤーブレードで斬りかかるけどそれを僕は躱す

 

正直、まともにボーデヴィッヒさんとやり合って勝てるとは思えない……けどね

 

シャルル「僕だって曲がりなりにもフランスの代表候補生!負けるつもりじゃなくて、勝つつもりで戦うよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《箒視点》

 

箒「はあ…はあ…」

 

一夏「どうした箒…これで終わりか?それがお前の全力か?」

 

強い…分かってはいたが…やはり一夏は強い

共にウチの道場で剣道をやっていたあの頃よりもずっと

 

いつの間にこれだけ差ができてしまったのか

 

正直に言って、私の自信とか…色んなものが崩れさりそうだ

 

一夏「……」

 

駄目だ!

 

こんなんじゃ駄目だ!

 

私は…絶対に一夏に認めさせる!

こんな無様な姿をこれ以上晒してたまるか!

 

一夏「箒!」

 

箒「!」ビクッ

 

突然一夏に呼びかけられて思わずビクついた

 

一夏「気づいてないかもしれないが、今お前は…考え事が多くて…実力を発揮しきれてないからな」

 

箒「え?」

 

一夏「戦いってのは、考え過ぎれば過ぎるだけ、身体の力の入りに影響を及ぼす」

 

箒「……」

 

一夏「お前……せっかく社長(・・)に鍛えて貰ったのに、引き出せてないぞ!」

 

箒「!」

 

そう…実は一夏に全力をぶつけると言われたあの日、すぐカズマに頼んだ

 

私を強くしてほしいと…

 

カズマは快く引き受けたが……余りにも厳しかった

よくよく考えたら、カズマは飛電インテリジェンスのあの教官に何年も鍛えられたのだから、それはそうなるだろうな

 

一夏「しっかりしろ……少し冷静になれ……そして……目の前の事だけを考えてろ」

 

そう言うと一夏は雪片を構えた

 

箒「……すー…はあー…」

 

私は深呼吸をして落ち着かせた

 

何をやっているんだ私は

戦っている最中に…目の前の事以外を考えてるなんて…

 

箒「……」

 

私は、目の前の一夏に目を向け、葵を構えた

 

一夏「フッ…目つきが変わったな」

 

箒「(一夏に攻撃を当てるのは至難だ…だが、決して不可能ではない!)」

 

箒「はああああああああああああああ!!」

 

一夏に向かって剣を振り、一夏も剣で受け止め、そこからお互いに剣の衝突が続いた

 

箒「(一夏…私に合わせてるな。本当はもっと早く振れるはずなのに…だが…これはチャンスだ)」

 

《過去回想》

 

カズマ「一夏の弱点?」

 

箒「ああ…一夏に勝てると思うほど、私は思い上がってない……が、なんとかアイツに一撃…与えることはできるのではないと、私は思っている」

 

カズマ「そうだな……アイツは近距離戦が最も得意だが、かと言って遠距離戦が苦手ってわけではないな……あくまで近距離戦よりも弱いってだけだ…ならアイツが得意ではない戦法で戦うべきだが、あいにくお前は典型的な近距離型だしなあ……遠距離で戦うのはオススメしない」

 

箒「うっ…」

 

カズマ「慣れない戦い方するくらいなら、自分が得意な戦い方をすべきだ。後はそうだな……アイツは一つ、悪い癖があるんだな」

 

箒「癖?」

 

一夏「ああ、不測の事態には強い癖に、本当に倒したかどうかの確認をせず、油断する所だな」

 

箒「油断する…」

 

一夏「自分との実力に差がある相手に対しては特にな。お前がアイツに一撃を入れられるとしたら、そこを突くことだな」

 

《現在》

 

箒「(……奴のスキをつくには…)」

 

私は後方に飛び距離を取った

 

箒「一夏!」

 

私は葵を一夏に向けて斬ろうとした

 

そして一夏も雪片で斬ろうとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

が、次の瞬間、私は葵を手放した

 

一夏「!」

 

意表を突かれ、ほんの一瞬一夏の動きに影響が出た

 

箒「はああああああ!!」

 

私は一夏に殴り掛かるがすぐに防がれた

 

一夏「俺の意表を突く為に武器を捨てたか。だが、ここまでだ」

 

そうして一夏は私を掴み、自身の後ろに投げ

 

一夏「終わりだ」

 

投げざまに零落白夜を発動させ斬り伏せた

 

箒「グフッ!」

 

……ああ…ここまでは予想通りだ

 

エネルギーはもう残りわずかだな……なら、最後に一矢報いる!

 

箒「はあああああああああああ!!」

 

一夏「何!?」

 

こうして…私は、残りすべてのエネルギーを使ってイグニッション・ブーストを発動させた

 

これはまだ、カズマの訓練を受けても10回に4回程度でしか成功しなかったが、最期の最後に上手く行った

 

一夏は完全に油断していた

 

今なら一撃与えられる!

 

武器を持たない私がする攻撃はもはや、拳で殴るのみ

 

これで

 

箒「逃がすかあああああああああ!!!」

 

決める!!

 

勢いの乗った私の拳は一夏の機体に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぶつける前に止まった

 

 

箒「え?」

 

一夏「……ISのエネルギー切れか」

 

箒「そ…そんな……」

 

こうして…私の戦いは……こんな無様な形で終わった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《一夏視点》

 

一夏「シャルル…」

 

シャルル「い、一夏……ご、ごめんね…負けちゃった……」

 

一夏「昨日の負けフラグが効いたな」

 

箒との戦いを終え、ラウラと戦っているシャルルに加勢しに来たが、シャルルは既にラウラに敗れてエネルギー切れになっていた

 

シャルル「あ、あははは…一応代表候補生としての意地があって…引くに引けなくて…」

 

一夏「いや、お前は良くやった、後は任せろ」

 

シャルルにそう言うと、ラウラに目を向けた

 

ラウラ「ようやく貴様が相手か」

 

一夏「お前もしつこいな。そこまで千冬姉にご執心なのか、正直引くぞ」

 

ラウラ「フン、多少そこのフランスに無駄なエネルギーを使ったが、貴様を潰すには充分だな」

 

一夏「随分な余裕だな。よほど、AICに自信ありって所だな。社長に見事に破られた癖に」

 

ラウラ「あんなのはまぐれだ。貴様にはまぐれは起きない」

 

一夏「いーや、残念ながら、それの対処法はもう見つけたからな」

 

ラウラ「何!?」

 

一夏「今のお前なら、1分あれば倒せるぜ」 

 

ラウラ「ほざけ!」

 

ラウラは激怒すると俺に銃撃してきたが俺はそれを避けるか雪片で斬るかのどちらかで防いだ

 

ラウラ「はあああああ!!」

 

更にワイヤーブレードで斬りかかろうとしたがそれも防ぎ

 

一夏「フン!」

 

ラウラにタックルをして後ろに大きく仰け反らせた

 

ラウラ「小癪な真似を!?」

 

が、次の瞬間、ラウラの目の前に回転しながら自身に向かって飛んでくる雪片があった

 

ラウラ「ッ!」

 

ラウラはそれをギリギリで避けた

 

一夏「まだまだ!」

 

更にそこへ、イグニッション・ブーストで突進しながら拳を向けた俺が向かって来た

 

ラウラ「かかったな!」

 

が、ラウラは停止結界を発動し、俺を拘束した

 

一夏「……へえー…なるほどな…これがAICか…」

 

ラウラ「そうだ…これが私のIS、シュヴァルツェア・レーゲンの力だ」

 

完全に勝ち誇ってるなおい…

 

まあ、普通…この状態になったら、もうどうする事もできないか…普通(・・)はな

 

ラウラ「さて…これで貴様は完全に敗北した……」

 

一夏「まだトドメも刺していないのにもう勝ち確定してんのか?」

 

ラウラ「今更貴様が何を言おうが、私の勝利は揺るがな!?」

 

続く言葉が詰まるラウラ

 

そりゃあそうだ…なんてったって今ラウラの背には

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっき俺が投げた雪片(・・)が刺さっているのだから

 

そう、俺はさっき投げた雪片をただ投げた訳ではない

 

ブーメランの要領で投げたんだ

 

そして、これがラウラの命運を別けた

 

ラウラ「グハッ!?」

 

ラウラは驚いていた

 

そりゃあそうだ…なぜなら動きを封じていたはずの俺の拳が見事にクリーンヒットしたからな

 

一夏「油断大敵」

 

AICの弱点…それは、意識の集中力の乱れ

 

ブルー・ティアーズのビット兵器

甲竜の衝撃砲

そしてシュヴァルツェア・レーゲンのAICはそれぞれ、発動するのに意識の集中が必要だ

 

だから、意識が乱れると能力が阻害される

 

社長があの時、そして俺が今動けたのは、ラウラの集中力の乱れが原因だ

 

社長の時もそうだったが、こいつは不測の事態に弱いみたいだな

 

俺は、ラウラの機体に拳をめり込めながら、もう片方の手で背中に刺さっている雪片を抜いた

 

抜くついでにエネルギー多めでラウラの機体を一部破壊して飛べないようにした

 

エネルギーはこれで3分の1以下だが充分だ

 

一夏「そういえばお前のAIC、エネルギー系は止められないんだろ?」

 

そう、このAIC…一見すると無敵の結界のように思えるが、それならなぜあの時、社長がアタッシュカリバーから放ったエネルギーの斬撃を交わし、防げずダメージを受けたのか

 

その答えは余りにも単純なものだった

 

一夏「さて…これで形勢逆転だな。お前…仕留めてないのに、勝利を確信するのはどうかと思うぜ……ってかく言う俺もあまり言えねえな……それじゃあ…これでおしまいだ」

 

そう言って雪片をラウラに向けトドメを刺そうとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが次の瞬間、ラウラの機体に異変が起こった

 

△△△△

 

《ラウラ視点》

 

負けるのか……こんな所で…

 

よりによってこの男に…

 

嫌だ!負けたくない

 

絶対に負けなくない!!

 

この戦いだけは、なんとしても勝たなければならない!!

 

勝ちたい!!

 

その為なら!!

 

何もかも壊してやる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《一夏視点》

 

一夏「何!?」

 

突然ラウラのISが変形を起こし、ラウラを飲み込んだ

 

ラウラ「うわああああああああああああ!!」

 

そして全身が黒く、深く濁った闇がラウラを飲み込んでいった

 

それは…シュヴァルツェア・レーゲンだったものは…全く別のものに変わって行った

 

だが…奴の手にある武器は…見たことのあるものだった

 

 

あれは…

 

一夏「雪…片…」

 

姉がかつて振るっていた刀…それに酷似していた

 

《同時刻》

 

《カズマ視点》

 

カズマ「はあ!?どうなってんだおい!」

 

デュノア社長との密談を終え、俺の愛車『ライズホッパー』に乗ってIS学園に向かっていた

 

後ろにアクアを乗せ、向かっている最中に携帯が鳴り、アクアに出てもらった

 

電話の相手はめぐみんで、アクアに俺の耳元に持たせた

 

カズマ「ボーデヴィッヒのISが変化!?」

 

めぐみん「そのようです。今ダクネスや教師達が避難誘導してますが…」

 

カズマ「一夏はどうだ?」

 

めぐみん「それが……」

 

カズマ「おい!どうしたんだよ!」

 

めぐみん「……そばにいたシャルルと箒を庇って、エネルギー切れで…」

 

カズマ「……これは急いだほうがいいな」

 

そう言うと俺はルートを変更し、地下駐車場に向かった

 

アクア「ええ!?どうしたのよカズマ!IS学園に向かってたんじゃないの!?」

 

カズマ「向かってるさ、だがな…さっきまでのルートだと速くても後15分は掛かる……だから近道するんだよ」

 

そう言って俺は地下駐車場をまっすぐ進んだ

 

すると目の前に大きなゲートがあった

 

そのゲートは硬く閉ざされていたが、ライズホッパーに乗っている俺が近づくとゲートは開いた

 

アクア「開いた!?」

 

カズマ「あれは学園に続くゲートの一つだ。登録した者が近づけば開くようになっている。ここからならIS学園まで5分で着くぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《一夏視点》

 

一夏「はあ…はあ…」

 

シャルル「一夏!もうやめて!」

 

箒「一夏!逃げろ!」

 

参ったな……白式はエネルギー切れで使えねえし…こいつ思ったより危険だし…こいつを放って置くと逃げ遅れた後ろのふたりに観客席の生徒達に行きそうだしな…

 

どうにかさっきから落ちていた武器で抑えてるけど…そろそろ限界か…

 

それに……早くしなきゃ…ラウラが…

 

カズマ「一夏!!」

 

すると……観客席から、バイクに乗ったカズマとアクアが飛び出して来た

 

って!なんて場所から来てんだあのふたりは!?

 

アクア「いやああああああああああ!!!」

 

カズマ「ここに繋がってたって知らなかった!!」

 

うわ…結構な距離を飛行……いや…あれは落ちてんな

 

ジャンプ!オーソライズ!

 

地面に墜落する前にカズマはゼロワンドライバーでバッタのライダーモデルを呼び出して受け止めさせた

 

カズマ「ふうー…あっぶねえ…」

 

アクア「し…死ぬかと思った…」

 

……何しに来たんだあのふたりは?

 

カズマ「一夏!無事か?」

 

一夏「なんとかな…」

 

カズマ「そうか…お前はもう下がってろ……後は俺がやる」

 

そう言ってカズマはデバイスをドライバーに差し込もうとした

 

一夏「ちょっと待て!」

 

が、俺が待ったをかけた

 

カズマ「何?」

 

一夏「アイツは俺にやらせてくれ」

 

カズマ「はあ!?何言っている!お前ISはもう」

 

一夏「ショットライザー(・・・・・・・・)、用意のいいアンタなら今持ってんだろ?」

 

カズマ「……お前……」

 

一夏「こいつだけは…俺が倒さなければならない……何より……俺はラウラを助けたい……」

 

カズマ「……一つ聞かせろ……それは…私情か?それともA.I.M.Sとしてか?」

 

……そんなの決まってる

 

一夏「両方だな…アイツとは一度腹を割って話したい……そして、A.I.M.Sとして…ISによって被害を受けた被害者であるアイツを救う……………俺がやらなきゃいけないんじゃねえ……俺がやりたいからやる……自分の心や信条に反したら……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は織斑一夏じゃねえんだよ!!」

 

カズマ「……フッ」

 

カズマは俺の言葉を聞き、笑みを浮かべ…やがて

 

カズマ「はははははははははははは!!」

 

大きな声で笑った

 

カズマ「そうか……それがお前の答えか……一夏……やっぱお前をA.I.M.Sにスカウトして正解だったな……アクア!」

 

カズマがアクアを呼ぶと、アタッシュケースを持ったアクアが来て、カズマに渡しそして

 

カズマ「一夏!」

 

俺に投げてきた

 

俺はアタッシュケースをキャッチして開けた

 

中にはホルスターのようなバックルと、拳銃の形状をした武器が入っていた

 

無論これはただの武器では無い…

 

社長が使うゼロワンドライバーの様に、これも変身する為のツールだ

 

カズマ「使い方は……わかるよな?」

 

一夏「ああ…散々見てきたからな(・・・・・・・)

 

ベルトを腰につけ、更に拳銃をベルトに取り付けた

 

ショットライザー

 

拳銃……ショットライザーから音声が流れた

 

俺は懐から…あの青い狼のデバイスを取り出した

 

箒「一夏?」

 

一夏「そこで見ていろ箒……俺の変身を……見せてやるよ」

 

バレット!

 

デバイスを押して

 

一夏「フン!」

 

片手で開き、デバイスを展開させ、ショットライザーに装填させた

 

オーソライズ

 

ショットライザーから待機音が流れた

 

Kamen Rider...Kamen Rider...Kamen Rider...Kamen Rider...

 

ショットライザーを抜き、ラウラを飲み込んだISに向けそして

 

一夏「変身!」

 

ショットライザーの引き金を引いた

 

ショットライズ!

 

ショットライザーから青い弾丸が飛び出し、まるで意志があるかのように目の前のISに何度もぶつかりやがて俺の方に飛んできた

 

俺は、ショットライザーを持ってないもう片方の手に握るブレードで

 

一夏「はあ!」

 

飛んできた弾丸を斬ると、アーマーが展開され、それが俺の身体に装着される

 

シューティングウルフ! 

 

The elevation increases as the bullet is fired.

 

今、IS学園に青い戦士が降り立った

 

一夏「俺は『バルカン』…『仮面ライダーバルカン』だ!」

 

箒「い…一夏…なのか?」

 

シャルル「嘘…」

 

周りは戸惑っているな

 

カズマ「『祝え!』」

 

アクア以外のその場の全員「「「!?」」」

 

カズマ「『ISひしめくこの世を変えるべく、あらゆるものに立ち向かう新時代の戦士!その名も仮面ライダーバルカン!……今まさに…IS学園での初舞台に立ち会った瞬間である!』」

 

箒「それ一夏にも言うのか!?」

 

シャルル「『も』ってなに!?他に居たの!?」

 

アクア「あああいいから一夏!やっちゃって!!」

 

カズマ「一夏バルカンのデビュー戦だ!存分に暴れろ!」

 

一夏「ああ!いくぞ!」

 

こうして俺は片手に近接用ブレードを、もう片方にショットライザーを持ち、ラウラを飲み込んだISに向かって撃ちながら突っ込んでいった

 

 




最近劇場版仮面ライダーゼロワンREAL×TIMEのDVDを借りて視聴しました

感動はしましたが、映画館で見るのとではやっぱり感じ方が変わってきますね。

とはいえ滅は相変わらずカッコよかったのと或人とイズの絆は見てて変わらず感動しました
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