無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる   作:大トロ

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注意

カズマ達『このふた』組は基本名前をカタカナ表記、IS組はカタカナと漢字を使います。

それと遅くなってすみませんでした。



第1話 自己紹介と再会

 

《一夏視点》

 

カズマ「よっ!一夏」

 

アクア「おはよう一夏」

 

一夏「よう!カズマにアクア」

 

IS学園に着いた俺に最初に話しかけてきたのは、中学からの友人のカズマとアクアだ

 

一夏「それにしても、分かっていたが女ばかりだなこの学園は…」

 

アクア「まあ一応ここは女子校だもんね」

 

カズマ「ああ、それも世界中の女子が来る学園な」

 

そう俺達は雑談しながら廊下を歩いて行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「……一夏…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《カズマ視点》

 

小柄な女子先生「全員揃ってますね!それではショートホームルームを始めます!」

 

俺達は教室に着き、しばらく経つと、一人の女性教師が入って来た

 

女性教師はこのクラスの副担任であり、名は山田真耶《ヤマダ マヤ》と言うらしい

 

なんか見た目は生徒とほとんど変わらない程背が低く、服のサイズもあってないのかダボっとしていて更に小さく見えてしまう。かけている黒縁眼鏡もやや大きめなのかズレている

……なんか…子供が無理に大人の服を着ているようにしか見えない……(ただし胸のサイズはどう見ても子供ではなかった)

 

山田「それでは皆さん…一年間よろしくお願いします」

 

…だが緊張しているのか誰も反応がなかった

 

……可愛そうだな

 

そう思っていると……

 

パチパチパチパチパチパチパチパチ!

 

どこからか拍手音が教室に響き渡る

 

それに山田先生は反応し表情がゆるんだが…

 

パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ(一夏のスマホから流れたオペラの演奏終了後並みの拍手音が流れた)

 

山田「いやちょっと待ってください!何やってるのですか!?」

 

一夏「……いや、あまりにも誰も反応してなくて少し可愛そうに思ったからせめて演出だけでもと…」

 

山田「やめてください!その微妙な気遣いだけでも胸にきますからやめてください!」

 

アイツ………初日にあんな事するなんて……なんて紳士的対応だな←(違います)

 

アクア「カズマ…それは無いでしょ…」←長い付き合いだから何考えてるのか大体わかる人

 

カズマ「ってのは冗談だ…けどな…」

 

俺は周りから集まるクラスメイト(女子)の視線を物凄く感じる

 

よく見ると一夏も同じ様になっている

 

アクア「まるで動物園のパンダね」

 

カズマ「パンダはやめてほしい…せめてワニ辺りに」

 

アクア「それはカズマの好きな動物でしょ」

 

山田「織斑一夏君」

 

一夏「はい…」

 

っと、そうこうしていたら自己紹介…一夏の番が回ってきたな

 

一夏「あー…織斑一夏です。特技は家庭関連を全般で、趣味はスポーツ…好きな事は格闘で嫌いなモノは女尊男卑の考えを持つ奴だ。一年間よろしく頼む…」

 

一夏が自己紹介を終えると…

 

クラスメイトの女子1「きゃあああー!イケメンよ!!」

 

クラスメイトの女子2「しかも中々家庭的なイケメンよ!!」

 

クラス中から女子の金切りが響き渡る

 

カズマ「ッ…!」

 

アクア「あっ…」

 

 

しばらくして今度は俺の番が回ってきた

 

△△△△

 

《一夏視点》

 

さて…こんなにもうるさいのかIS学園…

 

黒スーツの女性教師「フム……まともな挨拶は出来ているようだな…織斑…」

 

っと…後ろから声をかけられた

 

一夏「……やれやれ……よりにもよってこのクラスの担任はアンタか……それにしても…初日なのに担任のアンタが今頃来るとは……どういう了見で?……千冬姉」

 

そう…この黒スーツを着た女性こそが…初代ブリュンヒルデであり…俺の実姉、織斑千冬だ

 

千冬「織斑先生と呼べ…朝の会議で少し遅くなっただけだ…」

 

へいへいそうですか…

 

次はカズマの番か……さあ…この自己紹介で第一印象は決まると言ってもいいぞ←自己紹介の前にスマホで拍手してイケメンと面白い人と印象付けらた人

 

カズマ「まずははじめまして…俺は」

 

クラスメイト3「キャアアアアア!!また男よ!!このクラスに男が2名も!」

 

クラスメイト4「これは……織斑君との絡み合いのある同人誌のネタができるわ!」

 

クラスメイト5「お母さん!私を産んでくれてありがとございます!!」

 

カズマ「……」ブチッ←青筋立てた

 

またクラスの女子達がキャアキャアわめき出した…

 

カチッ←装填音

 

ダンダンダン!←そこらの机に弾丸をぶっ放した

 

アクアを除く全員「「「!?」」」

 

……ハッ?

 

カズマ「……どうも…佐藤和真です…」

 

一夏「(アイツ最悪の第一印象にしやがった!!)」

 

千冬「おい佐藤……貴様何している!?」

 

カズマ「うるさかったから黙らせたんですよ。それに俺は立場が立場だからこうして護身用で持ち合わせているんで…ああ、安心してください。学園から許可は頂いていますので、それと今撃った玉は実弾ではなく、暴徒鎮圧用非殺傷ゴム弾ですので…」

 

千冬「……そうか…ならばいざというとき以外は使わないようにしろ…」

 

カズマ「はい。ですがその判断は俺が決めますので…ああ改めて俺は佐藤和真だ。特技は人間観察で、趣味はゲームとアニメ鑑賞、好きな事は読書と料理、んで嫌いなのは一夏と同じく女尊男卑の考えを持つ奴…それと人の話を遮る奴に女子の金切り声みたいな甲高い声だな」

 

クラスメイト6「え?も、もしかしてさっきまで私達が騒いでたのって…実は凄く嫌だったの?」

 

カズマ「少数でならまだ大丈夫だが、何十人かでのは結構耳にくる……黒板や窓ガラスを爪で引っ掻く時の音と同じくらい嫌いだ」

 

クラスメイト7「え、えっと…騒がしくしてすみませんでした。それと話遮ってすみませんでした!」

 

そしたらクラスメイト中から謝罪の声が上がった

 

んで次はアクアの番か

 

アクア「え、ええっと、水神アクアです……特技は泳ぐ事と手作業で、趣味はカズマと同じくゲームとアニメ鑑賞で好きな事は大勢で騒いだりするイベントに参加する事で、嫌いなのは勉強と差別する人です。……どうかよろしくお願いします」

 

そう言ってアクアは座った…

 

千冬「さてと、諸君…私が織斑千冬だ。君達新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが仕事だ。私の言う事をよく聴き、よく理解しろ。出来ない者ははできるようになるまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな」

 

相変わらずの暴力発言流石は俺の姉

 

クラスメイト8「キャ━━━!千冬様よ!本物だわ!!」

 

クラスメイト9「私ずっとファンでした!」

 

クラスメイト10「私、お姉様の為なら死ねます!!」

 

あっ…そんなに騒いだらまた

 

カチッ←装填音

 

ダンダンダン!←またそこらの机にぶっ放した

 

教室内が静かになった

 

カズマ「……失礼…また耳障りな音が響いたからつい…」

 

千冬「いやいい…はっきり言って私も鬱陶しかった…また同じ事があったら頼めるか?」

 

カズマ「いいですよ。俺も耳障りですので…」

 

千冬「ではこれでショートホームルー厶は終わりだ。基本動作は半月で身体に染み込ませろ。いいか、いいなら返事しろ。良くなくても返事しろ。私の言葉には返事しろ。以上だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

△△△△

 

《一夏視点》

 

一夏「んで?なにか言う事はあるか?」

 

カズマ「言いたい事は言った…そしてやりたい事もやった…後悔はない」

 

一夏「お前初日に何やってんだ!」

                 ・・

全く……本当にぶっ飛んでるな、俺の上司は

 

カズマ「いや、中学の時のお前の格闘と似たようなもんだろ」

 

一夏「いやお前と違って俺は素手だからセーフだ」

 

カズマ「判断基準がわからん…けどそんな事を言ってるお前もそのうち、学園内で日本刀振り回すようになるんじゃねえの?」

 

っと…一時間目の授業を終えて休み時間になった後、俺はカズマとアクアの席に集まって話をしている

 

カズマ「それで、座学はどうだったか?」

 

一夏「おう…入学前に散々勉強したから今の所は問題ねえな……ただなんて言うか……俺としては高校というより…専門学校に来ている気分になるな…」

 

カズマ「まあ実際ここはISの技術や知識を学ぶ場だからな…俺も同じく問題はない……まあ…」

 

そう言ってカズマは隣の机でうつ伏せになっているアクアを見た

 

カズマ「このバカは…あれだけ勉強見たのについていくのがギリギリだとよ…」

 

アクア「あ…あんなに難しいなんて思わなかったもん……」

 

一夏「相変わらず勉強嫌いだな…運動神経はすげえてのによ」

 

カズマ「全くだ…こいつがバカなのはガキの頃のままだからな」

 

俺はカズマ達と知り合う様になったのは中学2年からだったから…昔のこいつらの事はよく分からん

 

???「…少しいいか?」

 

一夏「ん?」

 

突然話しかけられた俺は声がした方に首を傾けた

 

そこに居たのは、平均的な身長をしていて少し不機嫌そうにした目…白いリボンで長い黒髪を結ってポニーテールにしているこのクラスの生徒……いや俺はこいつを知っている……なぜならこいつは俺の

 

一夏「箒《ほうき》か……」

 

幼馴染だから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

一夏「ここでいいか?」

 

箒「あ、ああ…」

 

俺と箒は廊下に出て話をしている

 

 

一夏「まずは久しぶり……」

 

箒「ああ…6年ぶりか…」

 

篠ノ之箒《しのののほうき》は…、箒が引っ越しする小学四年生まで一緒だった幼馴染だ

あの頃は近所付き合いもあって、よく遊んだな

 

実家は剣道の道場でもある篠ノ之神社でガキの頃から剣道をたしなんでいて、俺もあの頃はやってたな

 

一夏「白リボンにポニーテールか……まあガキの頃からずっとそれだったから、こっちのイメージが強いな…あ、それと…去年剣道全国大会優勝したな。相変わらずの剣道の腕だな。流石は『篠ノ之道場の朱雀』だな」

 

箒「や、やめろ!そのあだ名で呼ぶな!」

 

ガキの頃、道場で当時通っていた俺達の年代で特に強かったのが俺と箒…あの頃はよく打ち合いして、大体箒が勝っていた…

昔から剣道の才能があった事で、篠ノ之道場では俺達年代では最強の一角に数えられていたな

あまりにも強かったから…同年代の門下生からふざけ半分で呼ばれてた

 

ちなみに俺は『篠ノ之道場の白虎』って呼ばれてたな

 

箒「お、お前はその…あれから少しは…たくましくなったな……」

 

一夏「そうか?まあ…俺も色々とあったからな…」

 

っと、ここで俺の脳内で宇宙服を着た教官にしごかれている時の事を思い出して思わず顔をしかめてしまう

 

箒「い、一夏?」

 

一夏「ん…ああわりぃ…少し思い出したくない事を思い出してしまったからついな…」

 

箒「そ…そうか…」

 

一夏「そういうお前も…だいぶ大人っぽい雰囲気出すようになったな……目つきが悪いのは相変わらずだが…」

 

箒「め、目つきの悪さは今いいだろ!」

 

こうして次の授業の鐘がなるまで俺達は話した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《カズマ視点》

 

カズマ「……今のが篠ノ之箒………篠ノ之束の妹か」

 

アクア「カズマが前に見せた資料通りの見た目だったわね」

 

カズマ「アイツは剣道の全国大会で優勝する程の腕の持ち主だ……中学の時に水泳の全国大会で3連覇したお前といい勝負じゃねえか?」

 

そう…こいつはスポーツ類は大抵こなせるが特に水泳は冗談抜きで強い

 

カズマ「これは……お手並み拝見といこうかな…」

 

アクア「けどカズマ…カズマはIS使えないでしょ」

 

カズマ「そんなのいちいち言う必要あるか?当然俺が使うのはISではなく…これだよ」

 

アクア「……いよいよね…」

 

カズマ「ああ…」

 

さて……まずはデータ収集と行きたいが…

 

???「ちょっとよろしくて?」

 

カズマ/アクア「「うん?」」

 

 

 


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