無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる 作:スカイハーツ・D・キングダム
《カズマ視点》
翌朝
朝食を終えた俺達は浜辺に集められた
合宿2日目はISの各種装備試験運用とデータ取りに追われる予定で特に専用機持ちは大量の装備を持っているのだから大変だな
まあ一夏の装備は一つだけだがな…
千冬「ああ、篠ノ之。お前はちょっとこっちに来い」
箒「え?あ、はい」
突然織斑先生に呼ばれて疑問に思ったようだが箒は織斑先生の元へ向かう
千冬「篠ノ之、お前には今日から専用━━」
???「ちーちゃ〜〜〜〜ん!!」
すると、砂嵐を上げながら人影が走ってくる
すごく速いが多分なにか付けてるな、
だがその人影の正体に気づいた俺は一夏に『任せる』とジェスチャーをした
そして一夏はその人影に
一夏「おのれ不審者め!!」
???「あああああああああああー!!」
容赦なくショットライザーをぶっ放した
△△△△
《一夏視点》
???「ひ、酷いよいっくん!!いきなりぶっ放してくるなんてさあ!!」
一夏「いやあ〜不審者が迫って来たからついぶっ放してしまったよ。なんだアンタか…チッ…仕留めそこねたか」
???「ねえ今舌打ちしなかった!?最後に会ってからこの数年間で何があったの!?」
千冬「うるさいぞ
シャルロット「え、えっとカズマ…今一夏がショットライザーを生身の人間にぶっ放した事に対して何か言う事って…」
カズマ「ああ悪い、足元にいたヤドカリを取ってたから見てなかったな」
アクア「あ、そっちにいたわカズマ!」
シャルロット「!?」
一夏「てか何しに来たんだこの『歩く災厄』は…厄介事を持ってくるつもりならさっさと消えてくれないか?」
???「ちょっといっくん!!厳しくなってない!?だんだんちーちゃんに似てきてない!?」
一夏「だったらそれこそ最悪だな…」
セシリア「あ、あの…カズマさん…あの人は……」
カズマ「……生みの親だよ……『IS』のな…」
シャルロット「え…生みの親ってことは」
千冬「それより自己紹介くらいしろ…うちの生徒たちが困っている」
???「えー…めんどくさいなぁ。私が天才の束さんだよ。はろー。終わり」
そう言ってくるりんと回って見せる
鈴「……え?じゃあこの人が…」
箒「……そうだ……ISの生みの親にして……今の時代に変革をもたらした張本人……
そう…この不思議の国のアリスかなんかに出てきそうなワンピースを着てウサミミを付けているこの不審者がISの生みの親であり、千冬姉の親友…そして箒の姉だ
……こう言っちゃあなんだがうちの姉はなぜこんな奇人と交友関係持ってるんだか…
束「やあ!箒ちゃん!!久しぶりだね。こうして会うのは何年ぶりかな。大っきくなったね特におっぱいが」
箒「殴っていいですか?」
一夏「いいんじゃないか?どうせならこいつで殴れ」
束「ねえ!それブレード!殴るじゃなくて斬るの間違えじゃないの!?」
一夏「大丈夫だろ…アンタゴキブリよりしぶといから…」
箒「はあ……あの、姉さんお久しぶりです……それで…どうして急に……」
束「ああ!!そうだった、今日は箒ちゃんに渡すものがあって来たんだ!さあ、大空をご覧あれ!」
すると上空から何かが砂浜に落ちてきた
束「じゃじゃーん!これぞ箒ちゃん専用機こと
浜辺に落ちてきたソレ…紅椿は全身を赤い装甲で纏っており、太陽の光を反射するその様を見るだけで、それが新品であることかがよくわかる
「あの専用機って…篠ノ之さんだからもらえるの?……身内ってだけで」
「だよねえ…なんかずるいよねえ…」
と、紅椿を見ていた生徒達の中からそんな声が聞こえた
まあ確かにそうだな…言いたい事はよくわかる…だが…
一夏「人間の歴史が始まって以来…世界が平等だったことなんて一度も無いんだよ…」
俺がそう言うと気まずそうに口を閉じる生徒の姿があった
束「そうそういっくんもよくわかってるねえ…そこらの凡人たちとは違うねえ」
一夏「だがISによる不平等を生んだのは他でもなくアンタ自身だけどな」
俺が睨む様にそう言うと束さんは頭を抱えるような仕草をしながら
束「ああ〜いっくんも厳しい事を言うようになったねえ〜、これはちーちゃんと並んだかなあ?」
はあ…俺やっぱこの人苦手だな…ガキの頃からこの人は他の人とは違ってた……
得体のしれない空気を出してたな……
束「さーて、これで設定は終わったね、さあ箒ちゃん、さっそく試運転もかねて飛んでみてよ」
俺達と話しながら箒が使えるよう紅椿の設定をしていた束さんがそう言うと箒に乗るよう言い出したが
箒「……けとれません」
束「うん?」
箒「受け取れません…私には…」
なんと箒が受け取りを拒否した
束「な、なんでなの箒ちゃん、何が不満なの?不満があるなら言って、お姉ちゃんがなんでもやるから」
受取拒否をした箒に束さんは慌てたように言ってきた
箒「……専用機を持つ者は皆…それ相応の実力と厳しい訓練を受けて……専用機を使うに値する力を身に着けて使っています……代表候補生でも企業のテストパイロットでもない私が……これを使えません……もし、使ってしまえば……それは……途方も無い努力をして専用機を得た者達に……とても失礼極まりないです……」
箒はそうきっぱりと言った
カズマ「よく言ったな箒。そうだ、お前の言うとおりだ。力を得るにはそれ相応の事をしなければならない……そして…力を得てしまった者は……それ相応の覚悟を持たなければならない……」
そんな箒にカズマが横から入ってきた
束「おいお前、箒ちゃんに余計な事言うなよ」
カズマ「あーストップ、今話してんのは俺、アンタこそ黙ってろ」
そう束さんを睨みつけて言った
カズマ「正直言って……今のお前自身の実力は、一般生徒と代表候補生の間って所だ……厳しい訓練って所に関しては、飛電インテリジェンスで受けていただろ?……後はそこの専用機を使うに値する実力をつける事……まあ要するに、あの訓練を受け続けることだ………できるか?」
箒「!」
箒の表情が変わった……
つまり紅椿を使う為の実力をこれから箒に身に着けさせる……そう言っている
しかし……飛電インテリジェンスのあの訓練はなあ……今でもトラウマの俺にはなあ……俺だったらあの訓練受けるくらいならナイアガラの滝登りするほうがマシだ
箒「ああ…やれる!……昔から同じ事を毎日やるのは慣れっ子だ!!」
カズマ「フッ…そう言うと思ったよ」
その返答にカズマは嬉しそうだった……
てかマジであの訓練を毎日受けるのかよ……
カズマ「じゃあ夏休みに入ったら毎日受けてもらうぞ。ちなみに難易度は以前受けたものより上だけどな」
箒「え?」
山田「た、大変です!!」
いきなり山田先生が俺たちの元に大慌てで来た
これは何か嫌な予感がする
△△△△
《カズマ視点》
千冬「では、現状を説明する」
旅館の一番奥では専用機持ち達と俺とアクアが集められた
先に来ていた教員達は織斑先生の補助の為の機材を揃えると皆座った
織斑先生の説明をまとめるとこうだ
約2時間前にハワイ沖で試験稼働していたアメリカ・イスラエル共同開発の第3世代型軍用IS
このままでは日本にそのISが上陸し被害をもたらすかも知れない……
本来なら教員達が止めなければならないが…空域や海域封鎖を行わなければならない為…俺達に止めるよう言ってきた
しかも向こうの機体スペックを見てみると現行の第3世代機をも上回っている
しかも超音速で飛行をしている
アプローチも一度が限界らしい…
一夏「……なら一撃で仕留める必要があるな……」
アクア「一撃で仕留めるなら一夏のバルカンか零落白夜、あるいはカズマのゼロワンのどちらかね」
カズマ「言っておくが、ゼロワンもバルカンも攻撃面や威力に関してはISを上回っているが……機動力はISに劣る……一応空を飛べるプログライズキーは存在しているが…」
セシリア「でしたら一夏さんがやるしかありませんですわ」
千冬「だそうだが……やるか一夏?……これは訓練ではなく実戦だ……無理強いはしない……」
織斑先生は一夏に向かってそう言うが……こいつの性格をわかってて言っているなあれ
一夏「なめてねえか千冬姉?……A.I.M.Sに入った時からこういう危険な事をやる覚悟はとっくにできているし何より…………俺はこういう危険な事が大好きなんだよ………」
この時のふたりは教師と生徒ではなく、姉と弟の会話になっていたのだが…周りはそれを黙って見ていた
千冬「……そうか……ならさっそく作戦会議を始める。まずは」
束「ちょっと待ったー!!」
すると突然さっきのウサミミ不審者こと篠ノ之束博士が入ってきた
一夏「出たな不審者!」
一夏はそう言うとショットライザーを向けた
束「ま、待っていっくん!ここは断・然紅椿の出番なんだよ!」
そう言うと篠ノ之博士は投影ディスプレイに様々なデータや資料を見せてきた
なんと紅椿は第3世代機を超えた第4世代機らしい…
しかも展開装甲という第4世代機用の装備もついているらしい…
さらに驚く事に、なんと一夏の白式は元々博士が欠陥機として捨てられていたのを拾っていじって使える様にしたという………白式は元々飛電インテリジェンスと共に白式を作る為に倉持技研と共同開発したんだったはずだが……もしかしていじり終えたのを倉持技研に置いてそれを白式開発に使わせたのか?……
千冬「……篠ノ之……今日始めて専用機を使う事になるかも知れないが……やれるか?」
データを一通り見た織斑先生は、箒に問いかけた
箒「わ…私は…」
考えて悩んでいる様子の箒
一夏「……」
その様子の箒を一夏が黙って見ている
箒「やります!……正直不安ですが……他のみんながサポートしてくれるなら……絶対に役に立ってみせます!!」
千冬「そうか……ならば、各自準備を!織斑と篠ノ之の両名による目標の追跡及び撃墜を目標とする。それ以外の専用機持ちはふたりのサポートを!佐藤と水神は念の為待機!では作戦開始は30分後!解散!」
こうして作戦会議を終えた俺達はそれぞれ準備を始めた
△△△△
《一夏視点》
作戦開始まで後数分を前に…俺は浜辺に立って海の向こうを見ていた
……俺の見ている方向にいるのか……銀の福音
そう思っていると、後ろから気配がした……この気配は…
一夏「……準備は終えたのか…箒?」
そう…俺と同じく今回やる作戦の要である箒が立っていた
箒「……何も言わないのか……」
一夏「何が?」
箒「私が……専用機を持つことに対して…」
箒の奴……さっきの事を気にしてるのか……
一夏「……そうだな…専用機を持つにはまだまだ力不足のお前が専用機を持つことに対して……思う所が無いわけではない……が、お前は自覚してるから問題はないな」
箒「へ?」
一夏「さっきカズマも言ってただろ?……力を得てしまった者はそれ相応の覚悟を持たなければならないって……あれはな…強い力を持ったことで力に溺れたり…浮ついたりなんてせず………間違った使い方をしない………そう言ってんだよ………お前は紅椿という大きな力を得たが浮つかず、調子に乗らず…それの力を正しく使えるか不安になっていた……なら精神面は問題ないな……まあ、後はそれを使いこなす実力だが……それは後でたっぷりと飛電インテリジェンスでしごかれて身に付ければいいよ」
箒「一夏…」
一夏「んじゃあ…そろそろ行くか……」
こう見えてな箒……俺さあ…さっき束さんに言った言葉で結構俺の中でのお前への評価が上がってんだよ
自分の今の実力をちゃんと自覚していてあんな発言した事にもな…
一夏「箒」
箒「な、なんだ…?」
一夏「心配するな…
お前はちゃんと強くなれる……」
箒「!」
一夏「行くぞ」
箒「あ、待て!」
さーて…ひとまずは目の前の問題を片付けようか…
その後は……こいつに渡す物を渡すか…
△△△△
《???視点》
華美「あああああ!」
???「フフフッ…アーク様復活の為に…役立ちなさい」
華美「あ…ああ…あああ…
バイオハザードヴィレッジを見た影響でバイオハザード7〜8の小説も執筆したくなりました………どうすればよいでしょうか?
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バイオハザードの小説執筆してもいいよ
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好きなようにやれや!!
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てめぇこれ以上投稿作品増やすな!!
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それより『このふた』の続きを
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他にも失踪作品の投稿を
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この小説の平行世界編見てみたい