無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる   作:スカイハーツ・D・キングダム

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基本的にはカズマ視点、一夏視点でやります。




第2話 イギリス代表候補生

《一夏視点》

 

千冬「ソレではこの時間で実践する各種装備の特性について説明する…がその前に、再来週に行われるクラス対抗戦に出るクラス代表者を決めないとな、ああクラス代表者とはそのままの意味だ。対抗戦だけでなく、生徒会の開く会議や委員会への出席……まあ簡単に言えば委員長だな。クラス対抗戦は入学時点での各クラスの実力推移を図るものだ。それと一度決まれば一年間変更はないからそのつもりで」

 

クラス代表者を決めるねえ……まあ…どうなるか大体予想はつくな…なんてったってこのクラス…もといこの学園にとって男とは…

 

「はい!織斑君を推薦します!」

 

「私は佐藤君を推薦します!」

 

物珍しい存在なのだから…

 

千冬「他にいないのか?なら推薦された数の多い佐藤に代表者を一任するが…」

 

カズマ「織斑先生…俺多分まともにできそうにないですよ。立場が立場だからクラス代表者の仕事が欠けてしまいそうですので、その場合は一夏に代理をさせてしまいますがそれでもいいですか?」

 

千冬「そうだな…まあ確かに佐藤は事情があるから分かるが…織斑…お前はどうだ?」

 

一夏「そうですね……まあ良いですよ俺は…」

 

千冬「ならクラス代表者は佐藤に決定…そして織斑は佐藤がいない時の代理人に決定し」

 

そう話がまとまろうとしたその時

 

???「納得行きませんわ!」

 

バンッと机を叩いて立ち上がったのは、金髪が鮮やかで白人特有の透き通った青い瞳をした外国人の女

 

たしかアイツは資料で見たな…名前は…

 

セシリア「このような選出は認められません!大体男が代表だなんて恥さらしもいいところですわ!このわたくし『セシリア・オルコット』にそのような屈辱を味わえとおっしゃるのですか!?」

 

そう…そういう名前だったな

 

そしてこいつはイギリスの『代表候補生』だ

 

代表候補生とは、国家代表IS操縦者の候補生…要するに国から選出されたエリートって事だ

 

セシリア「実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然…それを物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」

 

なんだそれ?日本を馬鹿にしてんのか?確かに俺を見捨てようとした日本政府共は馬鹿だが、それ以外にも馬鹿にしてんのか?

 

セシリア「大体、文化としても後推的な国で暮らさなくては行けないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で━━」

 

アクア「そんなに文句があるなら国に帰れば良いじゃないの」

 

と、今まで黙っていたアクアが口を開く

 

セシリア「はい?」

 

アクア「聞こえなかったかしら?文句があるなら帰りなさいって言ったのよ…というかアンタなんなの?さっきも休み時間に私やカズマに突っかかって来て自分がエリートだの選ばれた人間だの自慢ばかりしてやたらカズマを見下した態度とったり高圧的に接するとか……アンタ本当に代表候補生なの?」

 

そういえば休み時間の終了の鐘がなったから教室に戻ろうとしたらなんかふたりから離れて教室に入っていく金髪女が見えたと思ったら、アレはアイツか

 

カズマ「バトンタッチだアクア……全く…俺のセリフを半分も取りやがったな……お前さ、そんなに言うならなぜ最初の時点で自己推薦しなかったのか?大方代表候補生の自分が選ばれるのは必然と思ったから何も言わなかったんだろうがな…」

 

セシリア「グッ…」

 

一夏「更にバトンタッチ…お前自分が代表候補生なのを自慢してるらしいが…そんなに凄いのか?」

 

セシリア「な、何を言いますの!?わたくしは国に選ばれたエリー」

 

一夏「俺の姉は初代ブリュンヒルデ…幼馴染の姉はISの生みの親、そして社長の友人がいる…正直俺の身近に大物が居るからあまりすごいとは思わんな」

 

カズマ「バトンタッチ…お前仮にも代表候補生なんだよなあ?それが他国を侮辱するセリフをよくもまあ堂々と言えたな…一歩間違えば国際問題に発展してもおかしくないというのに…あ、お前分かってて言ってんのか…だとしたらすげえ度胸だな流石は代表候補生だ!」

 

セシリア「……!」

 

一夏「おやおや?もしかして何も考えずにただ喋ったのか?……そんなお前に質問……ここはなんて国だ?」

 

セシリア「に…日本ですわ…」

 

一夏「続いて、初代ブリュンヒルデとISの生みの親の名前は?」

 

セシリア「そんなの常識ですわ!織斑千冬先生と篠ノ之束博士ですわ!」

 

一夏「最後の質問、ふたりは何人《なにじん》だ?」

 

セシリア「……!」

 

俺の質問の意味を知り…セシリアの顔色が青くなっていく…

 

千冬「……オルコット…私は…この教室にいる私達日本人全員極東の猿か?」

 

セシリア「ヒッ!……ち、違いますわ!こ、これはその…こ、言葉のあやでして…」

 

千冬「よかろう……なら一週間後、織斑と佐藤とオルコットは放課後、第三アリーナで代表決定戦を行う…それぞれ用意しておくように…それでは授業を始める」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《カズマ視点》

 

カズマ「よっしゃあ!思わぬ所でデータ収集のチャンスが巡ってきたぞ!」

 

初日の授業が終わり…俺とアクアは学園にある寮に向かって歩いている

まさか早速データ収集できるとは思わなかったな

 

アクア「…………それで…本当のところはどうなの?」

 

………へえ…

 

カズマ「…分かる?」

 

アクア「何年一緒にいると思ってんの?本当のところは、こういう事になるの分かってて口を挟んだんでしょ?」

 

カズマ「半分って所か?もう半分はダメ元だったが…結果的には俺の思い通りになったしさ…」

 

そうこう話していると

 

???「カズマ!アクア!」

 

???「ここに居たのか!」

 

後ろから俺達を呼び止める声が聞こえた……

 

まあ声の主は分かるわな…なぜなら俺とアクアも聞き慣れている声なのだから

 

カズマ「……お前ら見当たらないから居ないと思ったぞ『めぐみん』、『ダクネス』」

 

俺はそう…黒髪紅の瞳の女と金髪碧眼の女に話しかけた

 

金髪の名前はダクネス

 

俺とアクアの友達で中学からの付き合いだ

ダクネスと言うのは呼び名で

 

本名は『ダスティネス・フォード・ララティーナ』

 

名前のララティーナと呼ばないのは、こいつが自分に似合わないかわいい名前で恥ずかしいからという

見た目は金髪で俺より背が高く、高校生だというのに大人の女性感を出してくる

更に俺の知人の女性の中ではトップクラスに胸がでかい

そして名前と髪色で分かるとおりダクネスは外国人だ

イギリス出身で日本には4年前に来た

ダクネスの実家であるダスティネス家は、古くから名のある貴族であり、ダクネスはその末裔だ

イギリスの政界にも発言力があり、イギリスでも知名度のある金持ちの家である

 

そして…黒髪紅の瞳のこいつはめぐみん

 

あだ名ではなくマジの名前だ

 

本名は紅《くれない》めぐみん

 

見た目は黒髪で、紅色の目をしている

こっちはダクネスとは反対に俺より背が低く、幼い外見をしている

それもそのはず、めぐみんは俺より1歳年下の14歳

ちなみにダクネスは俺より2歳年上の18歳

なぜ俺やアクアの年齢に合わないこのふたりが同じ学年にいるのには理由がある

ダクネスは幼い頃、母を病気で亡くし、そのショックで2年ほど学校に行かなかった為、二歳年下と一緒に授業を受けなければならない

めぐみんは日本人ではなく、日本人の亜種民族である紅魔族だ

紅魔族とは生まれつき頭が良くそれぞれがおかしな名前を持つ民族だ

なぜこの紅魔族が日本人の亜種民族と呼ばれるのは、今から数十年前に遡らなければならない

当時第二次世界大戦が起こっていた時、ある日本の科学者は日本人を世界最高レベルの戦闘兵士に改造して戦争に勝とうと考えていた

そこで数十名の日本人を集め、人体改造を行った

ところがその科学者が作りたかった戦闘兵士は、人間離れした身体能力と並外れた動体視力を持つというものだったのだが

 

人体改造の結果出来上がった戦闘兵士は

並レベルの人間と大した差がないといったものだった

その後戦争が終わり、この科学者は人体改造を行ったという非人道的な事から刑務所行きにされた

しかし、この科学者の改造により戦闘兵士となった日本人達は改造前と色々と変化を起こした

改造した日本人は皆紅色の目となり、全員改造前の何倍もの知力を得ていた(代償に感性が常人とかけ離れてしまったが)

最終的にはこの日本人達は目の色から因んで紅魔族と呼ばれるようになり、今も日本の奥地にある紅魔の里に住んでいる

ちなみに紅魔族の具体的な知力の高さを言うと

平均で海外の大学に入学できるという世界最高レベルの民族だ

中には7歳の時点で大学入学できるレベルの子供も何人かいるという 

ちなみにめぐみんは5歳の時点で日本の難解大学を一番で合格できる位に賢い

本人曰く自分は紅魔族随一の天才だとか言っている

その賢すぎるゆえ…小さい頃から苦労したらしい…

そして紅魔族は例外で、中高大を飛び級で入学をする事を許されている(日本政府からすれば貴重な日本の大きな戦力になる未来の人材の力を上げたいという理由があるだろうな)

ただし、この飛び級が許されるのもめぐみんレベルの学力を持つ紅魔族のみで、ほとんどの紅魔族の子供はめぐみんとは差があり過ぎて飛び級出来ていない

 

そんな俺達だが…なぜかウマが合い、そこから長い付き合いになっている

 

ちなみにめぐみんはとある海外の企業の……であり、ダクネスも所属している

 

ダクネス「聞いたぞ…お前たちのクラスのオルコット…アイツと決闘するらしいな、お前と一夏は」

 

めぐみん「早速データ収集できる場が巡ってきましたね…」

 

俺とめぐみんは、基本的には同じ目的でこの学園に入学しに来ている…まあ俺の方は他にあるが

 

ダクネス「オルコットめ……同じイギリスの貴族生まれとして情けないな…」

 

カズマ「アイツは男を下に見てるからな……同じイギリス人でもここまで違うな…」

 

ダクネス「んっ…アイツとは…そのうちじっくり話し合うか……それはそうと…お前達の部屋はどこだ?ちなみに私とめぐみんは同じ部屋だったぞ」

 

そう…このIS学園の寮はふたりで共同で使う相部屋になっている

 

カズマ「まだ分かんないな……今から寮長…もとい織斑先生の所に行って確認取ってくるつもりだ……」

 

だが…そうなると俺は高確率で知らない女子と同じ部屋になるな

 

そういえば一夏の奴は自分の部屋見つけたのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《一夏視点》

 

一夏「……」

 

箒「……なあ…」

 

一夏「……なんだ?箒」

 

箒「その……お前が私のルームメイト…ってことなのか?……」

 

一夏「……そうらしいな……しかし…大勢いる奴の中で俺と同室になったのがまさかお前とはな……まあ、俺としては…知らない奴と同じ部屋になるよりはいいとは思うがな…」

 

《1分前》

 

俺は今…自分がこれから過ごす寮の部屋に来ている

 

鍵をドアに差し込んで部屋に入ったがそこは…まるでビジネスホテルを思わせる程の部屋の広さに羽毛百パーセントの布団付きの高いベッドが2つもある

 

分かってはいたが、この学園はあちこちに金をかけすぎているな

 

とりあえず荷物を置いて部屋を見て回ろうとした所

 

箒「……一夏?」

 

突然玄関から俺を呼ぶ声が聞こえたので振りかけると…

 

一夏「箒……」

 

竹刀などの荷物を持った箒が玄関に立っていた

 

《現在》

 

一夏「まあ…普通に考えたら…女子しか居ないとはいえ、男女が同じ部屋だって言うのも…変な話……あ、やっぱり今の無し…よくよく考えたら身近に普通にいたな、同じ部屋でもなんともない奴らが…」

 

箒「い、一夏?」

 

一夏「ん?ああいやこっちの話だ…それで…入る時間はどうするか?」

 

箒「へ?」

 

一夏「いやシャワーの使用時間の話だ。お前なんか部活やってるか?」

 

箒「わ、私は剣道部に所属しているぞ…だからできれば早いほうが…」

 

一夏「なら午後7から8時までが箒、午後8時から9時までが俺の使用時間な」

 

話はまとまったな…さて

 

一夏「んじゃあ…今日は箒、部活なかったんだよなあ?」

 

箒「あ、ああ…初日はないな…」

 

一夏「なら、今日は先に入らせてもらうぞ…」

 

そう言って俺はシャワー室に向かう……ああそうだその前に…

 

一夏「箒……覗くなよ?」

 

箒「なッ///!?何ば///馬鹿な事を言っている!?///」

 

一夏「いやいやお前も思春期の女の子なんだからそういうのにも興味がある年頃だと思ってさ………なんだったら一緒に入るか?」

 

箒「なッ///!?」

 

俺がそう言うと箒が顔を真っ赤にしてうろたえる

 

クックック…ガキの頃から相変わらずからかいがいのある奴だな…よく箒をからかったりして遊んでたからな俺…

 

箒「ば、馬鹿な事言ってないで早くいけ!」

 

そう言って箒は竹刀を飛ばしてきたが俺は片手で受け止めた

 

一夏「冗談冗談♪お前をからかうのは本当に面白かったからつい久しぶりにやりたくなったんだよ…」

 

そう言いながら俺は今度こそシャワー室の扉に手を掛けた

 

一夏「あ、そうそう箒…」

 

俺は扉に手をかけたまま箒の方を振り返る

 

箒「な、なんだ?また私をからかうのか?…」

 

おっと、警戒してるな……無理もないけど…

 

一夏「いやいや…今度はおふざけとかじゃなくてさ……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IS学園最初の一年間…よろしくな!」

 

そう言った俺を見て箒は

 

箒「う///うむ…そ///その…こちらこそ…よ…よろしく頼むぞ///」

 

オドオドでだが、返事を返してきた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏「所で箒…さっき俺が一緒に風呂はいらないか聞いた時…お前返答に間があったな……」

 

箒「!」

 

一夏「………スケベ♪」

 

箒「なッ!?ち、違う!わ、私はスケベではない!断じて違うぞ一夏!」

 

 

やっぱこいつからかうの面白いや

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《一歩そのころ、この男女は…》

 

カズマ「……」

 

アクア「……」

 

部屋の前に立つふたり

 

カズマの部屋番号→《1030》

 

アクアの部屋番号→《1030》

 

カズマ/アクア「「うん、知ってた」」←小学校の頃からずっと同じクラスというか席替えがあると必ず隣か真後ろのふたり




ここの一夏は織斑S夏で
箒は一夏にからかわれてイジられます。
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