無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる   作:スカイハーツ・D・キングダム

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ちなみにめぐみんとダクネスは3組です。


第3話 クラス代表者決定戦

《一夏視点》

 

一夏「っと…おーい!カズマ!アクア!めぐみん!ダクネス!」

 

カズマ「一夏!」

 

翌日、朝食を取る為に箒と一緒に一年生寮の食堂に来ている。

 

箒と一緒に選んだ朝食メニューを取って席を探しているとカズマ達が見えた

 

カズマ「こっち席空いてるから!篠ノ之とこっちで食えよ!」

 

一夏「あいよ、行くぞ箒」

 

箒「あ、待て」

 

俺はそう言ってカズマ達がいる席に向かい、座わる

 

箒「い、一夏…その、彼らは…」

 

カズマ「ん?ああ…悪い…思えば話した事なかったな、んじゃあ改めて、俺は佐藤和真…一夏とは中学からの友人だ。んで隣にいる青髪は」

 

アクア「水神アクアよ…同じく一夏の友達…それと」

 

めぐみん「フッフフ…わが名はめぐみん!紅魔族随一の天才にして、この世のありとあらゆるものを探求する者!」

 

箒「………」

 

一夏「箒…あいつの本名は紅めぐみんだ……紅魔族だからああいう名前なのも納得してくれ」

 

箒「う…うむ…」

 

めぐみん「おい…私の名前になにか言いたいことがあるのなら言ってもらおうじゃないか」

 

ダクネス「掴みかかるなめぐみん…私はダクネス…一応本名はダスティネス・フォード・ララティーナだが、できればダクネスと呼んでほしい…」

 

箒「そ、そうか…私は篠ノ之箒……ISの開発者…篠ノ之束の妹といえば…多分わかるだろうな……」

 

そう言いながら俺達は朝食を食べ始めた

 

ちなみに俺と箒とカズマとアクアは白米と納豆と鮭と味噌汁の和食セット

ダクネスは3種類のサンドイッチセットでめぐみんはカツカレーセットだ……朝からカツカレーとは…相変わらず見た目に反してよく食うなおい

 

箒「その…一夏に佐藤…来週のクラス代表決定戦……大丈夫なのか?…相手は代表候補生……ISを使った時間は…一般生徒とは比べ物にならない程だと思う…」

 

一夏「ん?ああ…問題はねえよ」

 

箒「問題はないって…相手は代表候補生だぞ!生半可な実力では返り討ちに」

 

と、そこまで言いかけた所で…

 

カズマ「その問題はないな篠ノ之…」

 

カズマに止められた

 

箒「なぜそう言い切れる佐藤」

 

カズマ「カズマでいいぜ…安心しろ…俺も一夏も、勝算のない戦いはしねえよ…それに…」

 

一夏「この俺が…この学園に入る前に…何もしてこなかったと思ってんのか?なら、今日の放課後、剣道場にこい…見せてやるから…今の俺がどれほどなのか…」

 

その後、朝食を食べ終えた俺達は、教室にむかい、その日の授業を受けた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

《カズマ視点》

 

カズマ「それで…どうだ?今の一夏の強さを見た感想は?…」

 

箒「……正直……私の予想以上だ…」

 

放課後、剣道場に来た俺達は…早速…一夏とダクネスに木刀を使った打ち合いをさせた

打ち合いを始めてそろそろ20分を過ぎるが未だに勝負がつかない

 

箒「むしろ驚いているのは…あの一夏と互角に渡り合っているダクネスだが…アレはどう見ても大会に出れば優勝してもおかしくない……いや、私の中では、間違いなく五本指に入る実力を持ってる……あれだけの腕を持っていたのなら…名は通っているはずだ…なのに私は知らないぞ…」

 

カズマ「まあ、確かにダクネスは、剣道の腕はおそらく全国クラス…あるいはそれ以上あるかもしれないがな…あいつ……公式の大会に出たことがないから……中学の頃の剣道部の奴らと、俺達以外からは知られてないんだよなあ…」

 

箒「出たことがない?それはなぜだ…」

 

カズマ「あいつ……上がり症なんだよ…」

 

箒「はい?」

 

アクア「要するに…人に囲まれた場面では…まともにやれないの、緊張して……それでも引退後、色々と上がり症なのを去勢させる為にやった結果…どうにか今では克服できたけどね…」

 

箒「そ…そうか……時にカズマ…」

 

カズマ「うん?どうかしたか篠ノ之?」

 

箒「私の事は箒でいい…その…中学での一夏って…どうだったんだ?…」

 

突然箒がそんな事を言ってきた

 

カズマ「……気になるか?」

 

箒「そ…そう…だな…」

 

カズマ「と言っても…俺達が一夏と関わるようになったのは、中学2年生の時に同じクラスになってからだからな…2年の付き合いはあるが…あまり多くは語れないな………それで、どんなのを聞きたいか?」

 

 

箒「その…お、おもに…男女仲とか…」

 

アクア「……」

 

めぐみん「……」

 

カズマ「……そうだな…一夏は…かなりモテたな」

 

箒「!」

 

アクア「確かにね…告白こそされなかったけど…うちの中学……『織斑一夏ファンクラブ』なんてものが出来てたくらいだしね…」

 

めぐみん「まあ、姉がブリュンヒルデだというのも理由の1つだとは思いますけど…」

 

箒「そ、そうか…それでその…お前達は…」

 

アクア「うん?私達…そりゃあ当然ファンクラブに所属」

 

箒「なッ!?」

 

アクア「してる人に向けて色々と売りさばいてたわよ」

 

箒「はい!?」

 

めぐみん「一夏のブロマインドに一夏のセリフ付きの抱き枕とか…」

 

カズマ「アレはすげえ儲かったよな…あ、ちなみに一夏もそれに気づいていたけど黙認してたな」

 

箒「も、黙認していたのか!?」

 

カズマ「まあアイツにも売上の何割か渡していたし…お互い…ウィンウィンの関係を築けたな」

 

箒「……(こいつらは本当になんなんだ…)」

 

カズマ「それはそうと…箒…はっきり言うぞ……お前…一夏の事が好きだろ?」

 

俺の言葉に、箒が取り乱す

 

箒「なッ!?な、なぜ突然そんな事を…」

 

めぐみん「いえ…あなたの反応を見れば大体の人は分かりますよ…」

 

アクア「というか…男女仲の話を聞こうとしていた時点で…ボロ出てたわよ」

 

カズマ「隠すならもっと上手く隠せよな…」

 

箒「うっ……」

 

カズマ「まあさっきも言ったように…一夏はモテるが告白はされた事なかったな……」

 

箒「そ…そうか…その……アクア達は…どう…思っているのか?…一夏の事」

 

アクア「うん?そうね……友達っていう感情はあったけど…それ以上といったものは無かったわね」

 

めぐみん「同じく…ちなみにダクネスもそうでしたね…」

 

カズマ「そんなわけだ…良かったな……余計なライバル増えなくて…っと…そろそろ終わりにさせるかな…アクア」

 

俺がそう言うとアクアは…俺の持ってきたボストンバッグから木刀を2本取り出して俺に投げた

 

俺はそれを受け取ると

 

カズマ「はいそこまで」

 

丁度やり合っているふたりの間に入り、2本の木刀で瞬時に受け止めた

 

一夏「なんだよカズマ…せっかく面白くなってきたところだったのによ」

 

カズマ「悪い悪い…まあそんなにトレーニングしたければ…俺が直々にしてやろうか?」

 

一夏「…い、いや…遠慮する…」ビクッ

 

カズマ「そうか?まあいいや、とにかく…一夏、お前はこれからは、学園にあるISの訓練機を使った練習をしておけよ…」

 

一夏「カズマは?」

 

カズマ「俺は俺でやっておく…」

 

箒「(……あのふたりの攻撃を一人で同時に受け止めた……こいつも只者ではないな……そして一夏の最後のアレは一体何だったのだろうか?)所で……2人はISをどれくらい操縦したのか?」

 

一夏「俺は入学前に散々やってきた……時間は覚えてないが…少なくとも一般生徒以上に操縦してきたな」

 

カズマ「俺は使ったこと無いな」

 

箒「へ?ま、まて!そ、それではカズマは、ISを使えないのか!?ならなぜこの学園に入れた!?」

 

カズマ「まあ俺はちょっと特殊な事情でな…何…別に

……ISは使えないが、それ以外(・・・・)で戦えばいいだけの話だ」

 

箒「それ以外で?……ISに変わる…切り札でもあるのか……それは一体…」

 

カズマ「おっと、それ以上は…当日までのお楽しみって事で……ああそうそう一夏…お前の専用機…当日までにはギリギリで完成しそうみたいだが…場合によっては当日に届けられるかも知れないから、その場合のことも考えておけよな」

 

一夏「マジかよ…間に合うのかおい…」  

 

箒「い、一夏!お前…専用機を持つ事になるのか!?」

 

俺の言葉を聞き、箒が驚き出す…まあ、ISを動かすためのコア(ISの心臓のような物)は世界で500個以下しかなく…本来専用機は国家、あるいは企業に所属している                

人間にしか与えられない…まあ一夏は後者(・・)なのと、世界初の男性IS操縦者である為…そのデータ収集目的で、日本のIS企業・倉持技研そして

ウチの会社(・・・・・)が協力して今、開発中だ……

 

一夏「ああそうだ……当日が楽しみだなあ……頼むから間に合ってくれ〜」

 

そう一夏の悲痛の声が、剣道場に響くのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

カズマ「ようやく届いたのは良いが……よりにもよって試合直前かよおい…」

 

一夏「はあー…どうしたものか」

 

翌週…クラス代表者決定戦当日…俺と一夏とアクアと箒は第三アリーナの・Aピットに来ている(めぐみんとダクネスはアリーナの観客席にいる)

俺達は…結局やれるだけの事をやって過ごしていたが…一夏の専用機がようやく来た……来たのだが…

 

山田「これが織斑君の専用IS『白式』《びゃくしき》です!」

 

白式

一夏の専用機は、とにかく白だった…眩しいほど純白で、その装甲を開放し操縦者を、待っていた

とりあえず専用機は届いた……だが…

 

一夏「…参ったな……初期化《フィッティング》と最適化《パーソナライズ》と第一移行《ファーストシフト》がまだだ…これじゃあ専用機の力を存分に使えないな…」

 

調整に時間が掛かる………仕方ねえ

 

カズマ「……俺が先に行く…その間にどうにか調整を終わらせておけよ…」         

そう言って俺は……アタッシュケース(・・・・・・・・)を持ち出し、ビット・ゲートに向かって歩き出した

 

アクア「カズマ!」

 

が、アクアに呼び止められ、振り返った

 

カズマ「なんだ?アクア…」

 

アクア「うーん…こういうときなにか気の聞いた言葉を送るのが良いと思うんだけど……まあとにかく、気をつけなさいよ」

 

カズマ「おいおい…まさかとは思うが、俺が負けると思ってんのか?」

 

アクア「思ってないわよ…けど、負けたら笑うからね」

 

カズマ「ハアッ!誰が負けるか!とにかく行ってくるよ…」

 

そう言って今度こそゲートに向かって歩き出した

 

アクア「カズマ!」

 

また呼び止められて振り返った

 

カズマ「なに?」

 

アクア「『行ってらっしゃい』!」

 

………それは…俺が水神家の養子になってからよく聞く、アクアの『行ってらっしゃい』

 

なら…

 

カズマ「……『行ってきます』…アクア」

 

俺もいつもの言葉で返す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

セシリア「来ましたわね」

 

先に来ていたセシリアはISを装着していた

 

アイツの専用機の名は『ブルー・ティアーズ』

 

その外見は、王国騎士のような気高さを感じさせている

 

ISは元々宇宙空間での活動を前提に作られているので、常に空中に浮いている

 

武器は自分の背丈よりも大きなライフル…《スターライトmkⅢ》

 

セシリア「チャンスをあげますわ。わたくしとあなたが戦えばあなたの負けは自然の理。ですから、ボロボロの惨めな姿を晒したくなければ、ここで降伏するのでしたら、許してあげないこともなくってよ」

 

カズマ「……はぁー…」

 

セシリアの物言いを聞き、俺は思わずため息を吐く

 

セシリア「な、なんですの!」

 

カズマ「お前…つまらないこと言ってくるな」

 

セシリア「つ、つまらない…?」

 

カズマ「仮にもこれから戦う相手に向けて降伏しろだの…許してあげるだの……それでも代表候補生なのか?疑わしくなってきたな」

 

セシリア「なッ!言ってくれますわね!早くあなたもISを装着なさい!わたくしがあなたを負かしてあげます!」

 

カズマ「ああ?俺はIS使えないぞ?」

 

セシリア「なッ!まさかあなた…IS相手に生身で戦うつもりでいますの!?ISを相手に生身で戦える者など…この世にいませんことよ!」

 

カズマ「さあ?探せば案外いると思うぞ…いいからさっさとかかってこいよ…なあに、安心しろ…この学園に入学する際の契約書にある『どんな怪我を庇おうが、最悪の場合死亡したとしてもすべて自己責任』にもサインしたから遠慮なく、俺を殺す気でかかって来な!」

 

俺の言葉を合図に…試合が始まった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

△△△△

 

セシリア「はあ…はあ…す、すばしっこいですわね」

 

カズマ「どうした?生身の相手に自分の最も得意な戦い方をするのはプライドが許せないのか?」

 

セシリアと戦いを始めてしばらく経つが、未だにお互いダメージを受けずにいる

 

本来なら中距離攻撃が得意のブルー・ティアーズを使っているにも関わらず、近距離でしかも地上戦をしている…

 

セシリアは自分の周りに浮いている4つの自立機動兵器…ややこしいがこれも『ブルー・ティアーズ』と呼ぶそれは、俺に向かってレーザーを飛ばしてくる

俺はそれをかわしながら、持ってるアタッシュケースで防ぐ

 

セシリア「あなたの持つそのケースは一体何でできているのですの!?ブルー・ティアーズのレーザーをくらっても傷一つ付かないなんて…」

 

カズマ「さあそいつは企業秘密だな……っと…まあこんな所だろ………一応代表候補生の実力を生身で体感した……ここからは…俺の本来の戦いに移らせてもらおうか」

 

そう言うと俺は、懐から゛ドライバー゛の様なものを取り出し、腰に装着する

 

ゼロワンドライバー!

 

ドライバーから音声が流れた

 

セシリア「な、何をするおつもりなのか分かりませんが……トドメですわ!!」

 

そう言うとセシリアは自身のライフルとブルー・ティアーズ4機のレーザーを俺に向けて一斉射撃してきた

 

俺は迫りくる攻撃を前にしても慌てず、ポケットからバッタが描かれた黄色のデバイスを取り出すと

 

ジャンプ!

 

右手親指でデバイスのスイッチを押すと音声が流れ、ベルトにかざすと

 

オーソライズ!

 

と、また流れた

 

《場面切り替え》

 

すると……地球よりも天高く……宇宙に漂う通信衛星『ゼア』から光が地球の…俺のいる場所に向かって照射する

 

《場面切り替え》

 

セシリアのライフル…ブルー・ティアーズのレーザーが俺に当たる直前、ゼアから送られた「ライダモデル」……もとい巨大な機械のバッタが降ってきて、セシリアの攻撃から俺を守った

 

セシリア「バ…バッタ!?」

 

カズマ「おいおい…変身しようとしてる時に攻撃はしないのがお約束だぞ…」

 

そしてバッタのライダーモデルが辺りを飛び跳ね周り…俺は両腕を大きく回して前方に突き出し、デバイスを顔の右に持って行きながら展開し

 

カズマ「変身!」

 

ベルトに装填する

 

プログライズ!

 

ドライバーにデバイスが挿入されることでパワードスーツ「ライズアーキテクター」の上から装甲へ分解・再構築されたライダモデル…バッタが照射・装着される。

 

飛び上がライズ!ライジングホッパー!

 

A jump to the sky turns to a riderkick.

 

今…この場に…黄色の戦士が降り立つ

 

セシリア「な…貴方は一体……」

 

俺の変身を見て驚いたセシリアを見て…

 

カズマ「俺は『ゼロワン』、『仮面ライダーゼロワン』!それが、俺の名だ!」

 

《場面切り替え》

 

箒「なッ!アレが…ISに変わる切り札なのか!?」

 

山田「あ…アレはISなのですか!?」

 

千冬「いや…アレはISではない…それとは全くの別物だ」

 

アクア「一夏……」

 

一夏「うん?…ああ………んんんっ…『祝え』!」

 

アクア以外の全員「「「!」」」

 

一夏「『ISひしめくこの世を駆け巡る、新時代の戦士!その名も仮面ライダーゼロワン!…まさに、IS学園での初舞台に立ち会った瞬間である』!ってこれでいいかアクア?」

 

アクア「オッケーよ!カズマのデビュー戦に対しての祝福の言葉は良くできたわ!」

 

山田「アレは祝福の言葉でしたの!?」

 

千冬「はあー…」

 

箒「一夏……」

 

《場面切り替え》

 

カズマ「さあ!戦いの続きといこうか!」

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