無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる 作:スカイハーツ・D・キングダム
今月からまた更新頻度が低下すると思います。
申し訳ございません。
《めぐみん視点》
めぐみん「そうですか……奴らはそこまで迫ってきましたか」
亡「はい。これまでは本拠地へ襲撃をすることはありましたが、戦力を分散させて手薄になったところを狙われたのは、今回が初めてです」
刃「ああ……一夏も言っていたが、早急に戦力の増強をするべきだ」
ダクネス「だが……A.I.M.S.の隊員を増やすだけでは、この先の亡国企業との戦いを乗り切るのは難しいと思う…」
ZAIAエンタープライスジャパンの社長室
ここに集められているのは社長である私と秘書兼テストパイロットのダクネス、A.I.M.S.総指揮官兼A.I.M.S.特殊技術研究所の最高責任者の刃さんにその刃さんの補佐役兼特殊技術研究所の技術顧問の亡
ダクネス「めぐみん、今天津さんと作っているアレの開発の方は?」
めぐみん「一応完成の目処は立っています。最近は私も開発の方にまわってますので…それはそうと亡のあれはどうなのですか?」
亡「まもなく完成します。それと実は今回の事を受けて滅と一夏のふたりから提案が…」
△△△△
《カズマ視点》
鈴「最近、よくここへ来てる気がするわ…」
一夏「ここは他よりも広くて部外者に見られないから密会とかに向いてんだよ」
箒「だが…今回も密会ではなく、戦うのだな?」
一夏「そうだ」
翌日
俺達はまたこの場所へ来た
最近よく来る様になったが、それだけここは実戦訓練に向いている場所であるため重宝される
集められたのは一夏を含むいつもの専用機メンバーと俺、刃さんそして
滅「全員集まったか」
亡「これで始められますね」
迅「これからの戦いを考えたら」
雷「戦力強化の為の実戦訓練をより厳しくする必要があるな」
滅亡迅雷.netの全メンバーが集合していた
先日の襲撃事件を期に、俺達はより実戦を勝ち取るためのさらなる訓練と実力アップの為の実戦に近い戦いをすることにした
対戦相手は俺、専用機グループ対亡を除いた滅亡迅雷.netに刃さんの7対4だ
セシリア「あ、あの、亡さんは戦わないのですか?」
亡「いえ、私は戦闘よりも開発、情報収集がメインですので、今回は参加しません」
シャルロット「あれ?雷電さんも今回戦うんですね?」
一夏「そういえば何気に兄貴が戦うなんて久しぶりに見るな」
雷電「俺も裏で鍛えてるんでな。お前らに遅れを取らねえし、むしろ容赦なくやるつもりだ。覚悟しておけ」
そう言うと滅亡迅雷.netメンバーは全員フォースライザーを付けそして
『ドードー!』
箒「!それは!!」
鈴「別のやつなの!?」
雷「変身」
そう言うと雷はキーを持つ手をまるで稲妻を描く様に左右に揺らし、ドードーゼツメライズキーをフォースライザーに差し込み、キーを展開させた
『フォースライズ!』
すると雷のまわりに赤い稲妻のエフェクトが走り出し、雷の身体にそれが纏わりつき、やがてそこには赤いと黒の装甲を纏った仮面ライダーが立っていた
『Break down』
仮面ライダー雷
3人目の滅亡迅雷.netの仮面ライダーが舞い降りた
カズマ「さてと、お前らも…用意はできてるか?」
そう言いながら俺はキーを取り出した
周りを見ると箒達もISを装着しており、一夏と刃さん、そして滅と迅もキーを取り出しており、いつでも変身ができるようにしていた
カズマ「なら、始めるか」
カズマ/一夏/刃/滅/迅「「「「「変身!!」」」」」
《一夏》
さて、滅さんと一緒に提案し、こうして戦っている俺だが
一夏「おいおい、手加減なしかよ」
兄貴め、この人初めから本気で相手してんな
開始10分後には俺を除いた専用機持ちは全滅しており、俺は途中から白式に変更して戦った
雷「どうした?これでおしまいってわけじゃねえだろ?」
兄貴はドードーマギアが使っていた二本の剣、ヴァルクサーベルから赤い電撃を飛ばしてきて、それを箒達が受け、一気にエネルギーを消耗した
防御無視攻撃のあれは食らったらただじゃすまねえ
俺は兄貴の攻撃を避けながら、横で戦っているカズマを見た
カズマ相手に滅さんと迅、刃さんの3対1だ
これには流石の社長も分が悪いな
一応次々とフォームチェンジはしているものの、押され気味だ
特に滅さん
あの人はもはや難攻不落
他は崩れるのにあの人だけカズマの行動の先を行っている
雷「よそ見とは随分と余裕だな!」
兄貴が大声で言ってきて俺はそっちへ目を向けると
『ゼツメツディストピア!』
ヴァルクサーベルに赤い電撃を纏わせて俺に飛ばしてきた
一夏「うわ!!」
俺は瞬時に雪片でガードしたが、電撃が機体にまで流れ込み、ダメージを抑えきれなかった
俺は次々と放つ電撃のエネルギー波を避けたが、ヒューマギア特有の学習能力で、徐々に追い詰められる
これが人間と人工知能との違いだ
これでさっき箒達を同士討ちに巻き込み、まとめて必殺技で仕留めた
おまけに兄貴はこう見えて力も強く、ISの機体での剣を使った武器も片手で抑え込んじまう
パンチングコングでなら力で上回れるが、それでもおそらく通用しねえな
一夏「……」
雷「よっと、……滅とお前が提案したこの実戦訓練。はっきりいうが、お前らまだまだだな。俺程度にここまでやられるようじゃ、この先生きていけねえぞ!!今のままでは、お前ら社長や一夏達の足手まといになるぞ!!」
箒達「「「「「!!」」」」」
雷「お前もだ一夏!!お前は曲がりなりにもこいつらのまとめ役だ。リーダーのやられてる姿を、仲間が見たら統率が乱れる!!自分の弱さを他人に見せるな!!」
一夏「ッ!」
痛い所突くな
上に立つやつは下の奴に弱いところを見せてはならない
千冬姉も言っていた言葉だ
あの女は性格や振る舞いのせいで学生時代からまとめ役の様な立場になることが多い
IS学園でもそうだ
特に初代ブリュンヒルデと呼ばれている立場上
生徒や同僚の教員たちにも弱さを見せない
常に気丈に常に弱みを見せない
それが俺の姉だ
あの姉のそういうところだけは見習える
一夏「……言いたいことはそれだけか…兄貴!」
そう言った瞬間、俺は兄貴に向かってイグニッションブーストをした
雷「血迷ったか!!」
兄貴がまた電撃を飛ばしてきたが、俺は兄貴に向かう途中でISを解除し、地面に滑り込み避け
雷「!」
兄貴の胴体にアタッシュショットガンをぶつけ、放った
それに兄貴は吹き飛び、のけ反った
雷「……攻撃が当たりそうになる直前でISを解いてマトを減らして避けるとは……一歩間違えれば生身で受けることになるっていうのに…随分とイカれた真似をしやがる」
一夏「ハッ!何言っている。アンタら相手するのにイカれてなきゃ太刀打ちできねえつうの……それと…俺はまだまだ本気じゃねえよ」
俺は不敵な笑みをうかべながらショットライザーを出す……それと
一夏「……」
空いた片手には、とあるプログライズキーが握られていた
このキーはこれまで一度も使ったことのない、今日最初に亡さんから渡された物だ
だが…俺はこのキーを使ったフォームを見たことがある
『アサルトウルフプログライズキー』
これがこのキーの名だ
このキーは滅さん達が誕生した時に彼らのベルト
『滅亡迅雷フォースライザー』と一緒に作製された滅亡迅雷.net用のプログライズキー
その秘めた力は大きく、現状のキーの中ではカズマのシャイニングホッパープログライズキーをも上回る性能を持っている
だが…このキーは滅亡迅雷.netのメンバーしか使えない……あの人がこれを使えたのは……いや、それはいい
かつて一度これを使っただけであの人は……不破さんは再起不能になってもおかしくないほど負傷した
一夏「……ふー……」
このキーは、亡さんが時間をかけて、人間でも仕様が出来るよう改良し、更にプログライズキーには、『アサルトグリップ』という強化ユニットがついており、更に強い戦闘力を得られる
俺はキーを握りながらこころの中で呟く
一夏「(行きますよ……不破さん……見守って下さい)」
???「(俺まだくたばってねえんだが!?)」
どこかでツッコまれたような気をしつつ、俺はアサルトグリップのスイッチを押す
『アサルトバレット!』
そして無理やりこじ開けようとキーに力を込めた
この開け方は不破さん直伝だ
本来の開け方とは大きく違うが、あの人から受け継いだ物だ
一夏「うおおおおおお!!!」
そしてキーが展開し、ショットライザーに差し込む
『オーバーライズ』
『Kamen Rider...Kamen Rider...Kamen Rider...Kamen Rider...』
一夏「……変身!」
『ショットライズ! 』
引き金を引くと、普段飛んでくるはずの弾丸は出てこずに、代わりに狼のライダーモデルが飛び出し、それが俺に向かってきた
俺はそれを拳で殴り、アーマーを展開させ、それを身に纏う
『レディーゴー!アサルトウルフ!』
『"No chance of surviving.』
その姿はこれまでのバルカンにはなかった、厚い装甲に、胸に赤い水晶体のようなものが埋め込まれていた
仮面ライダーバルカン アサルトウルフ
一夏「アンタには悪いが…こいつの試運転に付き合ってもらうぜ、兄貴?」
はい。ここで補足しますが、今作品でのアサルトウルフプログライズキーの誕生経緯は原作とは違っており、最初期にアークが作製したということになっております。不破がアサルトウルフになれたのは原作通り、脳に亡のチップが埋め込まれていたからでしたが、なぜチップが埋め込まれたのかについては、今後わかります。