無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる 作:スカイハーツ・D・キングダム
気分が乗ったのでもう一話投稿しちゃいました!
日頃からこんなスピード投稿ができていれば…
そしてこの平行世界編は原作世界へ来たという設定でやっております。
《一夏視点》
平行千冬「お、お前が平行世界から来た一夏だと!?貴様!そんな嘘が通用するとでも思っているのか!!」
一夏「やれやれ…平行世界とはいえ、実の弟が分かんねえのかよ………少しは察しろよな千冬姉」
平行千冬「お前が一夏だと言う前提で私を千冬姉と呼ぶな!」
平行一夏「大体!お前が本当に平行世界から来た俺だって言う証拠はあるのか!!」
一夏「証拠ねぇ……証拠つうか…俺がここへ来た理由もとい、平行世界移動装置を作った人の名前を言ったら、納得するだろうな」
平行千冬「ほう?私達が納得する人物だと?言ってみろ。何を言ったところで私は納得などせ」
一夏「製作者の名は篠ノ之束だ」
平行千冬「……は?」
一夏「だから篠ノ之束って言ったんだよ。なんだ?耳が遠いのか?」
平行箒「ち、ちょっと待て!今、姉さんの名前を言ったのか!?」
一夏「ああ…と言ってもこの世界の、ではなく俺の世界の方のだけどな……」
平行一夏「つ、つまりお前がここにいる理由は」
一夏「ああ…これも全てクソ兎のせいだ」
平行一夏「ク、クソ兎?」
ああやばい
思い出したら腹が立ってきた
一夏「あのクソ兎!人がまた問題を起こさないか見張ろうと思ってアジトに来てやったって言うのに早速問題起こしやがって!しかもなにが『天才の束さんだよ?事故なんて起こさない』だ!ばっちり事故起こしてんじゃねえか!!」
平行鈴「す、凄い苛立ってるわね…」
平行セシリア「え、ええ…見た目は一夏さんそっくりですのに、喋り方と雰囲気が全然違ってますわ…」
一夏「苛立つに決まってんだろ!俺のいた世界でもあのクソ兎散々面倒なことばっかして、やっととっちめてこれでもう終わったと思ったらまた!しかも俺と箒を巻き込みやがった!あのクソ兎ぜってぇ許さん」
平行一夏「!お、おい!今箒って言ったか!?」
一夏「ああ…この世界に来たのは俺だけじゃねえ。箒も多分、この世界のどこかに流されているはずだ……ただ…俺の場合は偶然IS学園の方に流されたが…アイツの方はどこかに……もしかしたら他の国かもしれない…それかアイツは別の世界に流れ着いたかも知れない……どちらにせよ。今優先すべきは箒を探し出すことだ……と、それはそうと。どうだ?これで俺が別世界から来た織斑一夏であると信じる気になったか?なんだったら血液検査でもするか?」
平行一夏「え?」
一夏「もし俺が本当に織斑一夏なら、そこにいるこの世界の俺とDNAは一致する筈だ……どうする?」
平行千冬「……はあ……取り敢えずは……お前を信じよう……だが…妙な真似をしてみろ……その時は貴様を排除してやろう」
一夏「ははは…どの世界の千冬姉も怖い顔するなあ……まあ一応言っておくが……
俺を簡単にやれると思うなよ千冬姉?」
平行世界の住人達「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」
軽い殺気をこの世界の千冬姉達に当てたら、全員の表情が変わった
この程度のでビビっちまうのか?
俺の世界のあいつらなら、この程度の殺気じゃビクつきやしねえっていうのに
一夏「さてと……早速で悪いがこの学園のコンピューターを貸してくれ」
平行簪「え?」
一夏「この世界に、もし箒がいるなら、なにか痕跡を残している筈。今から調べ上げる」
平行一夏「え?ちょっと待て!今からか!?それで見つかるのか!?お前はさっき箒はこの世界にいないかも知れないって言ってたじゃねえか!大体いたとしてもこの世界のどこにいるのかわからないのにコンピューターで調べられるのかよ!」
一夏「お前さてはコンピューターにあまり触れてないな?俺のいた世界、インターネット一つで欲しい情報はあらかた見つかる。この世界は、AIテクノロジーは俺の世界ほど発展してはいないみたいだが、ISが存在しているってことは、ネットワークは恐らく俺の世界と同じくらい発展している筈だ」
平行刀奈「コンピューターなら、第1校舎のコンピューター室で使えるわ!」
一夏「悪い!借りるぞ!!」
俺はそう言うと倉庫室の窓を開けて外へ飛び出した
平行シャルロット「ええ!?」
平行簪「ここ二階だけど…」
平行鈴「!嘘!!」
平行一夏「ど、どうした鈴?」
平行鈴「あ、あの違う世界の一夏……窓から飛び出した後、校舎の壁を登って蹴り上がって行ったわ。しかも、すごい速さで………なにあの身体能力……こっちの一夏とは比べ物にならないわ」
平行一夏「グフッ!」
平行セシリア「と、とにかく…あの人を追い掛けましょう……」
平行ラウラ「そ…そうだな…あの嫁と同じ顔した男の事も気になる……まだ、敵でないとも限らないからな……そうでしょう…教官」
平行千冬「織斑先生だ……(あの男…本当に一夏なのか?……私の知っている一夏とは……雰囲気も態度も違う……それにあの殺気……一体なにをすればあれだけの殺気を放てるのだ……もとの世界では…何をしていた……お前は…)」
△△△△
《元の世界の鈴視点》
鈴「じゃあふたりは今別の世界に飛ばされたわけ?」
クロエ「はい…束様の話しによりますと…一夏様と箒様は、機械の誤作動により生じたワームホールに吸い込まれて、そのまま行方不明に…」
アクア「うぇ……災難だったわね…あのふたりは…」
一夏と箒が消息を絶った翌日
あたし含めた専用機メンバー(鈴、セシリア、シャルロット、ラウラ、簪、刀奈)とカズマ達会社組(カズマ、アクア、めぐみん、ダクネス)…そして千冬さんは篠ノ之博士に呼ばれ、アジトを訪れた
到着して開口一番に篠ノ之博士はあたし達に土下座してきたので詳しい話を聞くと
鈴「それにしても…平行世界移動装置ねぇ……アンタの親はまた……とんでもないものを作ったわね…」
クロエ「束様曰く…全自動卵かけご飯機を作ろうとした過程で出来た偶然の産物と言っていました」
セシリア「なんで関連性のない物からこのような機械が誕生したのか逆に聞きたいですわ!!」
そんなあたし達に、篠ノ之博士の義娘であり、ラウラの実の姉であるクロエが話し相手になってくれている
シャルロット「そ、それはそうと……ラウラ」
ラウラ「……ああ……」
そうシャルとラウラがアジトの端っこを見たのであたしもそこへ目を向けた
そこでは
カズマ/千冬「「で、なにか言うことはあるか?」」
束「ご、ごめんなさーーい!!!」
篠ノ之博士がカズマと千冬さんによるお説教タイムを味わされていた
ふたりともすごい剣幕で篠ノ之博士を威圧していて、博士が物凄く怯えているわ
そしてよく見ると千冬さんの背後からは鎧と槍を持った女騎士が(恐らくブリュンヒルデ)カズマの背後にはなぜか白と黒の龍2頭の幻覚が控えていて、それぞれが博士を睨みつけている
やがてラウラとシャルはその光景に目を背けたのであたしも背けることにした
めぐみん「一夏……はともかく箒が心配ですね」
ダクネス「ああ、箒がとても心配だ」
ラウラ「箒……今頃どの世界にいるのだ……無事だといいのだが…」
鈴「そうね…出来ればこの世界よりも平和な世界に流れ着いて欲しいわね…」
セシリア「いやちょっと待ってくださいまし!なんで皆さん一夏さんの心配をなさらないのですか!?」
シャルロット「そ、そうだよ。一夏だって違う世界に流れ着いたんだから一夏の心配だってするべきだよ」
鈴「逆に聞くけど、一夏と箒…ふたりはどっちのほうが心配なの?」
セシリア「そ…それは…」
シャルロット「……どちらかといえば……箒…だね…」
めぐみん「それではセシリア、あなたはどうですか?」
セシリア「……箒さんですね…」
鈴「でしょー?」
簪「ちょっと機械見てきたんだけど…」
そこへ、平行世界移動装置を見てきた簪と刀奈さんが来た
簪「かなり複雑な構造になっていて装置のプログラミングの数が尋常じゃないくらい多かった…機械には強い私だけど……アレは完全に手に負えない…」
刀奈「ところで、鈴ちゃん達は何を話していたの?」
と聞かれたので、あたしはさっきまで話していた内容を言うと
刀奈「うんうん…確かに箒ちゃんが無事か心配ね」
簪「まさかの全員から心配されない一夏………私も箒のことが心配だけど」
全員満場一致で箒の心配が優先されている
鈴「まあ一夏ならどこの世界でも大丈夫でしょ」
ラウラ「確かに、兄さんなら例え核戦争真っ只中の世界だろうと、文明崩壊後の世界でも放射線まみれの世界でも生きているだろうな」
めぐみん「なんでしたら行き着いた先の世界でのし上がっててっぺんに立ってそうですね」
刀奈「一夏君どんだけみんなから人外扱いされてるのよ………まあ…彼なら本当にやりそうだけど…」
クロエ「……全員から人外扱いされた上に、心配されないとは……可愛そうです…一夏様…」
ダクネス「いや、それは違うぞクロエ」
クロエ「え?」
アクア「人外扱いはともかく、私達はみんな一夏の強さも生きようとする力もみんなよく分かってるから心配してないの。みんな一夏ならどんな所でも生きていけるって言う確信があるの。だから一夏よりも箒の方を心配するわけ」
クロエ「……それは…信頼…しているということですか?」
ラウラ「ああ…だがクロエ姉さん……箒も無事でいると信じている。アイツは強い女だ……あの地獄の訓練を生き抜き、これまで共に修羅場をくぐり抜けてきたあいつだ……きっと大丈夫」
クロエ「……そう……貴方達は…強い信頼関係を結んでいるのですね…」
そう言うクロエの表情は…どこか嬉しそうで、優しい表情を浮かべたのだった
鈴「あ〜あ、でも平行世界移動ねえ……あたしも行ってみたかった…」
△△△△
《平行世界に来た一夏視点》
一夏「チッ、全然見つからねえな…」
俺はコンピューターのキーボードを打ちながら世界中の情報サイトやTwitterを見ていた
かれこれ30分は情報収集を続けるが、箒の情報が見当たらない
途中テロリスト組織のサーバーに侵入することが何度もあったが、それは無視して調べ続けた
周りでは千冬姉を除いた面々がいた
平行シャルロット「も、もう30分は調べてるのに全く指のスピードが止まらないね…」
平行簪「すごい速さのタイピング!わ、私よりもずっと速い!」
平行鈴「そ、それにハッキングもするなんて…な、何したらこんな技術身に付けるのよ…」
一夏「……そういえばお前ら、どうしてあのとき俺のいる方へIS飛ばしてきたんだ?」
平行一夏「あ、それか?それはだな、ちょうど屋上でみんなと弁当食べていたときに突然校庭側の空から亀裂みたいなのが走ったかと思ったら光と一緒に消えたから何かなあって思ったから言ってみたらお前が居て」
一夏「!」バダ!
その場の全員「「「「「「「!?」」」」」」」
俺はこの世界の俺の言葉を全部聞き終える前に机に拳を叩きつけた
一夏「お前…」
平行一夏「え?俺?」
一夏「そういう大事なことは……
もっと早く言えや!!」
俺は苛立ちの形相をこの世界の俺に向けた
それにこの世界の俺はおろか、他の奴らまでビクッとなった
一夏「なんでそれもっと速く言わねえんだよ!!もっと速く言っていれば、時間を無駄にせずに済んだのによ!」
平行一夏「ええ!?」
一夏「お前らもだ!見てたならお前らだって言えただろうが!!」
平行世界の住人達「「「「「「「ええ!?」」」」」」」
一夏「もし箒がこの世界にいるなら、俺がこの世界に来たときの様な現象がこの世界のどこかで起きているはずだ!」
平行一夏「あそっか、言われてみれば…」
一夏「お前含めて全員考え足らずが!」
平行世界の住人達「「「「「「「なんで私(あたし)達まで!?」」」」」」」
そしてしばらく調べていると
一夏「……あった」
平行一夏「え?あったのか!?」
一夏「ああ…それも…かなり身近な場所で、同じ様な現象を見たって書き込みがあった」
平行一夏「そ、それで、そこは一体どこ(一夏)『俺の家』……え?」
一夏「言い方が悪かったな……元の世界で俺の家がある街だ……もしお前の家も同じ街にあるなら…恐らくお前の家の近くだな」
平行一夏「な、なら早速探しに行くぞ」
一夏「いや待て」
平行一夏「なんだよ!箒がそこにいるかも知れないならすぐに探すべきだろ!」
一夏「だからお前は考えたらずなんだよ…本当にお前俺か?……あそこには、お前のダチだって住んでるだろうが……まず確認の電話をして、見かけたかどうかを聞くんだ。あいつはあのクソ兎の妹で、IS操縦者だから顔だってわれているはずだ……もしいたらすぐに知れ渡る……だから電話しろ」
平行一夏「そ、そうか!なら弾の所に電話だ!」
そう言うとこの世界の俺は携帯を取り出してを電話し始めた
平行一夏「あ、もしもし弾?俺だ!」
平行弾「お、一夏。お前から電話なんざ珍しいなあおい」
この世界の弾は一夏って呼ぶのか……俺の世界じゃイチって呼ぶんだがなあ…
平行一夏「なあ、そっちで箒見かけなかったか?」
平行弾「は?篠ノ之さん?篠ノ之さんなら今うちでメシ食ってるぞ。いやー、実は篠ノ之さんが蘭の事助けてくれてな、そのお礼にごちそうをと」
一夏「箒!」
俺はこの世界から携帯をひったくた
平行弾「一夏?」
一夏「悪い弾。そこにいる箒に変わってくれないか?」
こうして俺と箒は電話越しではあるが、約1時間ぶりの再会を果たしたのだった