無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる   作:スカイハーツ・D・キングダム

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ifルート④ それぞれの相違点①

 

《一夏&箒視点》

 

一夏「この学園には…うちの社長はいないみたいだな……まあ飛電インテリジェンスがないってだけで、もしかしたら社長じゃないあいつがいるかもしれないが…」

 

平行鈴「え?社長?」

 

一夏「…そういえば言わなかったな……俺はある男にA.I.M.S.にスカウトされてから入ったんだ……そいつの名は飛電…いや、佐藤和真って言うんだが、俺達の同級生であり、飛電インテリジェンスっていうAIテクノロジー企業の社長をしている男だ」

 

平行シャルロット「ええ!?ど、同級生…ってことは…同い年で企業の社長をしてるの!?」

 

平行一夏「ち、ちょっと待てよ!?そいつってお前と一緒で男性IS操縦者なのか!?」

 

一夏「いや?あいつはバリバリの非男性IS操縦者だ…」

 

平行鈴「な、なんでそんなやつがIS学園にいるのよ…」

 

一夏「んー、俺達A.I.M.S.はIS犯罪の対処に当たるって言ったよな?それはISを悪用する組織とも戦うことを意味してる。例えば亡国企業…、あいつらはまさしく俺達A.I.M.S.の倒さなければならない敵だ。しかも最新技術も奪おうとする…そいつらに対抗するために飛電インテリジェンスと、ZAIAエンタープライズっていう企業が共同で設立したのがA.I.M.S.だ。飛電インテリジェンスが誇るAIテクノロジーは連中も喉から手が出るほど欲しがってるし何より、悪用しようとするから、それを阻止する為に戦うわけだ。亡国企業はISを奪うことを最優先にしてるから、IS学園に襲撃する可能性が特に高い…だから奴らを迎え撃つ為にカズマは学園に入学した」

 

平行箒「し、しかし…ISも使えない奴に、亡国企業の工作員達と戦えるわけが…」

 

箒「いや、カズマは強いぞ……生身でも強い男だが、何より………」

 

一夏「んー箒。そこは後で話そう…とまあ、うちの社長はとにかく強いぞ……それこそ国家代表が相手にならない位にな」

 

平行千冬「!」

 

平行刀奈「!は、ははははは…大げさね…ISも使えない相手に…お姉さんが遅れをとるわけが…」

 

一夏「……それとあいつは、社長って立場に就いているっていうのに…安全な場所から指示なんてせず、俺達と同じ最前列で戦って…周りの部下を守ろうとするくらい……部下思いの社長だ……弱年13歳で社長になってからあいつは…常に自分の安全よりも、部下や他人の安全を最優先にするくらいの自己犠牲の塊だ……俺達は、その社長に命を救われたことだってある……」

 

平行簪「……凄い人なんだ…その人は…」

 

箒「ああ……同年代で大企業の社長をしていることにも驚くがなにより……どれほどボロボロになろうと、どれほど命の危機に瀕したとしても…決して砕くことのない強い精神を持った男だ……それ故あいつは周りの部下や社員…多くの人に慕われるほど人望が厚い男だ…」

 

事実だ

俺でさえ、あいつには敬意と尊敬の念を抱いている

 

平行セシリア「そ、その…お話を戻しますが……そちらの世界のわたくし達はどのような感じなのですか?」

 

一夏「ん…じゃあ一人一人話していくな。まずセシリアだが、俺と初めて会った日に突っかかってきたな。正直、あのときセシリアのことをよくこんなんで代表候補生になれたなって思った」

 

平行セシリア「なっ!?」

 

一夏「んー?その反応だとそっちでも突っかかって喧嘩に発展したな?」

 

平行一夏「ま、待てよ!お前なんでセシリアにそんなきついこと言う!」

 

一夏「はあ?お前なんで俺がこんなこと言うかわからないか?俺の世界のセシリアと同じ様な事したってことは、大方こいつも日本や日本人を馬鹿にして侮辱するような発言してたな……なあセシリア…一つ聞くが、ISを作った製作者の人種は?モンド・グロッソで優勝した初代ブリュンヒルデはどこの誰で何人だ?」

 

平行セシリア「!」

 

一夏「……その反応を見るに…今頃になって気づいたか…しかもお前は……候補生とはいえイギリス国家に所属している立場だよな?……そんなお前が他国を侮辱するような発言…これが日本やイギリス政府の耳に入ったら………お前……どうなると思うか?」

 

平行セシリア「へ…?」 

 

一夏「日本は自国を侮辱したお前の事をイギリス政府に訴えるだろうな……わかる?……これは国際問題にも発展しかねないことだ?するとイギリス政府は日本に謝罪し、この問題を起こした張本人であるお前を国へ出頭させ、その地位と専用機の資格剥奪だってあり得るわけだ…」

 

平行セシリア「!あ…ああっ…」

 

一夏「やっと理解してきたようだな?……大方頭に血が上って自分が言っていることが、一歩間違えたら国際問題になりかねないことになるって気づかなかったみたいだな……まあ俺の世界のセシリアは最後にクラス全員に謝罪したから、水にながしてやったが……お前は謝ったか?」

 

平行セシリア「!」

 

一夏「……はぁ…謝ってないか……俺の世界のセシリアとお前との違いは……自分の非を素直に謝れるところだな……ほんと、お前よく今もこの学園にいられたな……」

 

平行セシリア「なっ!?」

 

一夏「ちなみに俺の世界のセシリアのときは……あいつがはいた暴言を手持ちのボイスレコーダーで録音してたんだが…もしあいつが自分の非を詫びなかったら、そのボイスレコーダーを、イギリス政府に送ってたな…そうなったら最悪、代表候補生の資格剥奪に専用機没収になってただろうな……」

 

平行の住人たち「「「「「「「「!!」」」」」」」」

 

平行一夏「お…お前、そんな告げ口みたいなことしようとしてたのかよ!!そんな男らしくないことを!」

 

一夏「できるよ?というかそもそも男らしいってなんだ?相手が明らかにこちらを侮辱して来たことに対して、何もせず、ただ受けることが男らしいって言うのか?間違っていることを間違っているって言えないことの方が男らしくないんじゃねえのか?」

 

平行一夏「!」

 

箒「その後は普通に私達とよくいるようになった……それと…私の次に一夏からいじられている……」

 

一夏「今では最初の頃の英国淑女キャラのメッキが剥がれたな」

 

平行セシリア「ぐっ!」

 

一夏「まあでも…あいつはかなりの努力家だな……自分の弱点を克服しようとする為に、自分を追い込もうとする姿勢や……ダチの為なら国の命令を無視してでも助けようとするところには、俺も尊敬している」

 

平行セシリア「!…そ、そうなのですね」

 

俺の言葉にセシリアは少し笑みを浮かべていた…違う世界とはいえ、自分が評価されていることに嬉しさを感じたようだ

 

一夏「あとはそうだな……時にセシリア…お前って料理する時に重要なことは?」

 

平行セシリア「写真と同じ様な見た目にすることではないでしょうか?」

 

一夏「……はぁ……お前もか……セシリア…ちょっとこっち来てくれないか?」

 

平行セシリア「え?な、なんですの!?なぜそんな怖い顔でわたくしに近づいてくるのですの!?」

 

一夏「箒、俺はここのセシリアとちょっとオハナシしてくるから…変わりに話ししておいてくれ…」

 

箒「あ、ああ…わかった」

 

そう言うと一夏はこの世界のセシリアを連れて連行どこかへ行った

 

平行一夏「な、なあ…セシリア連れて、どこへ行ったんだ?」

 

箒「……恐らく体育館裏にでも連れて行ってるだろうな……」

 

平行シャルロット「ええ///!?」

 

平行簪「た、体育館裏って///…も、もしかして///」

 

箒「一応言っておくが…おまえ達が想像しているようなことはしていないな……説教だろうな…」

 

平行鈴「せ、説教…?」

 

箒「単刀直入にいうが……ここのセシリア……メシマズ料理を作っているな?」

 

平行世界の住人達「「「「「「………」」」」」」

 

箒「作っているのだな…?……はぁ…私の世界のセシリアも作っていてな…その時は一夏とカズマのふたりに連行されて…ちょっとオハナシを受けていた……戻ってきた時には青ざめていて……それ以来、料理には人一倍気をつけてやるようになって…今ではちゃんとうまい料理が作れるようになっている」

 

平行ラウラ「なっ!?あ、あのセシリアが…料理ができるだ…と!?」

 

平行箒「あの…見た目は完璧で、味は絶望的な料理を作るセシリアが!?」

 

平行一夏「しょっちゅう食べさせられては死にかけさせられたあのセシリアの料理が…まとも…だと!?」

 

箒「……私が言い出しておいて何だが…言いたい放題だな………まあ…セシリアの料理の話は置いておいて……一夏がいなくなったから……あいつの事を話そうか……おまえ達から見て…あいつはどうだ?こちらの世界の一夏とは…随分と違うのではないか?」

 

平行シャルロット「う、うん…なんというか…箒の世界の一夏って……かなり我が強くて…考え方とか…とにかく違うところが多いし…もしかして……こっちの一夏よりも…強かったりする?」

 

箒「強いどころではない……あいつは人外だ…もはや人間の範疇を軽く超えているレベルで超人だ……私はおろか…あいつに勝てる人間は…ほぼ存在しない…」

 

平行ラウラ「なっ!?そ、そんなに強いのか!?」

 

箒「ついでに言うと…あいつが学園に入学してから公式でも非公式でも、ISを使った勝負や試合で、一度たりとも敗北したことがない……」

 

平行刀奈「え?……い、一応聞くけど…そっちの世界の私と一夏君は…戦ったことは…」

 

箒「ありますね…そしてそれに一夏は勝ちました……ついでに言いますと…一年生の時のことでした……刀奈さんも本気で戦ってましたし…刀奈さんも強かったです……ただ…一夏がそれをも超える人外だったので…」

 

平行一夏「し…信じられないな…そっちの俺がそんなに強かったなんて…」

 

箒「あいつはとにかく規格外でした…男でありながらISを使えるのは……あいつの規格外過ぎることの一端に過ぎなかった……あいつの実力云々は…この先実際に見たほうが早いので、この話は切ります。一夏はよく人をいじったりからかったりするのが好きな男ですね……私なんて……幼少期に出会った時から今日までずっといじられてからかわれてます……本人曰く…私はいじったりからかったりしたときの反応が美味しいからやめられないみたいです…」

 

平行一夏「そ、それっていじめじゃねえのか!?箒が嫌がってるのにやるのは…」

 

箒「い、いやアレはいじめてはない……言っておくが 一夏は確かに人をいじったりからかったりするのが好きな性格だが、弱い者いじめや陰湿ないじめは絶対に許さない性格だ……私は幼少期の頃……女子なのに剣道やっているという理由でいじめられていた時期があった……だがあいつは…私がいじめられているのを見ると、普段私をいじったりからかったりする態度とは一転して…相手を言葉だけで撃退し、私を庇った……それにあいつは…私の事をよく見てくれていた……私が剣道にどれだけ努力していて、真剣に取り組んでいることも……それまでの私はあいつのことを、人にしつこく絡んでくるうっとうしいやつだと思っていたが……それから…私達は友達になった…」

 

平行一夏「す、すげぇ…俺と同じように箒助けたのか……しかも俺と違って、暴力じゃなくて言葉だけで…」

 

箒「普段子供っぽいあいつだが…実は同年代の中では精神年齢が高い部分があったな…普段の行いのせいで子供っぽいが……あいつの事を簡単に言うなら、誰も制御できない男だ……幼少期の頃から自分の思惑や考えを優先し、なおかつ誰に対しても物怖じしない性格だ……千冬さん相手でさえ……あいつは引こうとすらしなかったくらいだ…」

 

平行一夏「はあ!?そっちの俺千冬姉に逆らうなんて自殺行為を働いたのか!?……絶対やられただろうな…」

 

箒「そう思うか?……ところが…一夏と千冬さんはとにかく公私で姉弟ゲンカをやるくらい険悪な仲だ……私達の中で唯一千冬さんを恐れなかったのは、一夏だけだ……」

 

平行千冬「ほう……そっちの私達は姉弟ゲンカをするのか……思えば私と一夏は…姉弟ゲンカらしいことをしたことがなかったな……」

 

平行一夏「お、俺は千冬姉には育ててもらった恩がある……だから…間違っても千冬姉に逆らうなんてできねえ……あいつ…同じ俺なら千冬姉に育ててもらった癖に…なんでそんな恩を仇で返すような真似するんだあいつは!」

 

箒「……これはあいつの前では言えないが……あいつが千冬さんに反発するのは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

千冬さんがいつまで経っても、自分の幸せの為に生きようとしないからだ」

 

平行一夏「え?」

 

箒「一夏は前に言っていた……『俺を育て上げるために、千冬姉は…自分のことよりも俺を優先させるような生き方をしている……しかも…そのせいか、俺以外の他の相手にも、自分よりも他人を優先させる…自分が我慢すればいい……そんな生き方をしている……』……だからあいつは…千冬さんにわざと反抗的な態度を取るようになった……俺の事はいいから……俺は俺一人で生きていけるから……だから、もっと自分に正直に、わがままに……自分らしく、自分の幸せだけを生きてほしい……そう思ってあんなふうに反抗的でいる……ただ、やっと…千冬さんが自分の幸せを考え始めて、自分の為に生きようとするようになった…それから……ふたりが衝突することはほとんどなくなった……」

 

平行一夏「……そう…だったんだな…」

 

平行千冬「……私の幸せ…か…」

 

箒「普段は千冬さんに反抗的で…千冬さんに暴言はいて…しまいには拳の殴り合いをするくらい…険悪なふたりですが……本当は誰よりも……自身の姉の幸せを願っている……口では素直に言えない……不器用な男ですよ……一夏は」

 

平行一夏「……」

 

平行千冬「……」

 

箒「あ、この事は一夏には絶対言わないでください…聞かれたら私が危ういので…」

 

一夏「へえ〜?誰に聞かれたら危ういって?」

 

箒「それは一夏の耳にはい…た…ら…」

 

その瞬間…私の背後から、冷気と殺気の2つを感じ……身体が固まる…

 

平行世界の住人達「「「「「「!?」」」」」」

 

後ろを振り返るとそこには青筋を浮かべる一夏と、青ざめているセシリアが立っていた

 

セシリアに関して言えば、一夏とのオハナシと今発している一夏の殺気のせいで怯えている

 

一夏「よお、待たせたな…どうやら俺の話してたみたいだが…セシリアが興味あったなら…後で話してやってくれ……それはそうと箒…?」

 

平行箒/箒「「!!」」

 

一夏「ああ違う違う、そっちの箒じゃない…俺の世界の方に言ってるんだ………お前……話したら俺の怒りを買うとわかっていながら話しているだけに飽き足らず……俺が背後にいるのも気づかないくらい隙だらけだったこと含めて……どうなんだ?」

 

箒「ビクッ!」

 

一夏「……まあ…今はいいか…箒へのお仕置きは後でするとしてだ……セシリア…皆に言うことは?」

 

平行セシリア「ひ、ひゃい!!み、皆様!!こ、これまでメシマズり、料理を皆様に、て、提供して、も、申し訳ご、ございませんでした!!」

 

怯えながらもセシリアが平行の一夏達に謝罪した

 

そんなセシリアの様子に周りは戸惑っていて、そっちの世界の鈴が何があったのか聞いたら

 

セシリア「なにも…ありませんでしたわ…」

 

と答え、それ以上のことを言おうとしなかった

 

 

 

 

 

 

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