無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる 作:スカイハーツ・D・キングダム
まだ朝日が登り始める少し前
一夏と箒の部屋に近づく複数の影が
平行箒「ここか?」
平行ラウラ「うむ、昨日この部屋に入っていくあいつらを見た。ここがあのふたりの部屋だろうな」
平行鈴「ふたりがあの部屋に入ったってことはふたりともここで生活するってことだから……」
平行シャルロット「そ、それってつまり、」
並行セシリア「違う世界の一夏さんと箒さんは」
平行世界一同「「「「「(一緒に寝ている!?)」」」」」
平行世界の箒達は、違う世界から来た一夏と箒のことが気になり部屋に入ろうとしている
平行セシリア「ち、違う世界とはいえ、一夏さんと同じお部屋で一緒に眠るなんて……」
平行箒「ふ、ふん///まあ良いではないか。平行世界とはいえ、一夏が私と一緒になるのは必然だ。なぜならアイツは私と結ばれる運命にあるのだから!」
平行鈴「はっ!未だに一夏に告白するのを渋るヘタレのアンタがなにを言っちゃってるのよ!」
平行セシリア「それは鈴さんにも言えることではありませんこと?」
平行シャルロット「は、はははは…何だったらここにいるみんなそうだと思うよ…」
平行ラウラ「告白も何も、嫁は私のものだろう」
そこから全員言い合いになった
やれ一夏は自分のだ
やれ結ばれるのは自分だと、互いの気持ちがぶつかりあった
平行シャルロット「そ、それより…中に入らない?廊下で言い合いしている姿なんて誰かに見られたら、それこそ織斑先生に通報されるかもしれないから」
平行ラウラ「うっ…たしかにそうだな…」
平行鈴「ねえ!まだ開かないの?いつもアンタが一夏の部屋に侵入するみたいにさっさとキーピックで開けなさい!」
平行ラウラ「うるさい!もう少しで開けるから待て」
そうしてしばらくすると
平行ラウラ「……よし、開いたぞ」
そのラウラの言葉を聞き、箒達が次々と部屋に入っていく
平行鈴「中は……そんなにものが置いてないわね」
平行セシリア「元々ここは空き部屋だったようですので、きっとその名残なのでしょう。少しホコリっぽいですし」
平行箒「そ、それよりも…あのふたりは…」
平行シャルロット「え?あれ?…ふたりの姿がない!?」
部屋に入ったものの、ふたりの姿はどこにもなく、周りを見て回る5人だったが、結局違う世界の一夏と箒の姿はどこにもなかったのだった
平行ラウラ「な、なぜだ…なぜこの部屋にいない」
平行鈴「ア、アンタ!本当にこの部屋だったのよね!?もしかして部屋間違えたなんてオチじゃないでしょうね!?」
平行ラウラ「た、たしかに私はこの部屋に入っていくふたりを見たのだぞ!そのふたりがここにいないのは」
一夏「ほう〜?人様が毎朝の日課(走り込み10キロ)の為に留守にしている間に不法侵入とは…良い度胸だな」
平行世界の娘たち「「「「「!?」」」」」
その声に驚き箒達が振り返るとそこには、顔に汗を流している一夏と箒のふたりが立っていた
箒「お、お前達…なぜ私達の部屋に無断で入ってきている…」
一夏「んー、まあそんなの本人たちから聞けば住む話だな。あ、箒先にシャワー浴びてて良いぞ。俺はちょっとこいつらとかるーくオハナシするだけだから、ほんの4、50分ほどオハナシするだけだから」
箒「あ…ああ……その、一応お手柔らかにな…」
一夏「それはこいつら次第だな」
そう一夏が言うと箒はシャワールームへ逃げるように行った
一夏「さてとお前ら……鍵を無理矢理開けたことや、不法侵入したこと……詳しく聞こうじゃねえか……ああ念の為言っておくが………
俺に嘘が通じると思わねえことだな?」
平行世界の娘たち「「「「「!!」」」」」
このあと、一夏は平行世界の箒達を跪かせて説教をしたのだった
その時の一夏は優しく笑顔を浮かべていたが、箒達には一夏の背後に白い獣(白虎)の姿が見え、怯えながら説教を聞くのだった
そして全員が『私達の知っている一夏じゃない!』と心の中でそう思ったのだった
《一夏視点》
一夏「─────でだ、ここまで長ったらしく話したがこれ全部を覚える必要はない。実際に覚えるべき点は、今話した部分の四分の一にも満たねぇ。あとこの問題と類似した物があるがその場合はこの方程式を使えばいい。まあこの方程式自体、さっき話した方程式と差して違いは大きくない。要はアルファベットでいう大文字と小文字程度の違いだ。ああちなみにこの部分は」
平行千冬「……おい平行世界の織斑…その…もう…結構だ」
一夏「あそう?じゃあここらで俺の授業は終わりにする。あ、さっきの授業で分からないところがあったら遠慮なく聞いてくれ」
平行世界のIS学園に来た翌日
俺と箒はこの学園の警備の為学園中を見回っていた
今こうして普通に学園にいるのだが、この学園に来た翌日
平行世界の学園長の計らいで朝の学園集会で俺と箒のことを全生徒に話すことになった
正直平行世界の存在だとか、違う世界の織斑一夏と篠ノ之箒の存在を話すのは俺としては話すべきか悩んだのだが、この学園にいる以上早めに話しておくほうがいいと考え、俺と箒は全生徒の前で自己紹介と軽く俺達の生い立ちを話した
そして最後に俺がここに来ることになった理由を納得させるために全員の前で『これも全部篠ノ之束ってやつの仕業だ』ってあのバカ兎のせいにした(まあほぼ、いや100%あいつのせいだが)
そしたらその場にいた全生徒全職員の殆どが納得した
でもあの言い方だと俺の世界の篠ノ之束ではなくこの世界の篠ノ之束の仕業だと思われそうだとあとになって気づいたが……まあ別に良いや、この世界にしろ違う世界にしろ、篠ノ之束が人様に迷惑をかけないわけがないからどっちのせいにしても(暴論)
んでついさっきのは
俺がたまたまこの世界の俺や箒、セシリアとシャルにラウラがいる教室で千冬姉の授業を受けていたのを教室の後ろで見ていたら、授業に答えられなかった生徒に向かって出席簿を投げて来ていたので俺がそれを受け止め、そのまま千冬姉に『問題答えられなかった程度で体罰なんざするな』って怒り、更には『アンタの授業は教科書の内容をそのまま話しているようでつまらないし他の生徒がついていけていない』と言い、それに頭にきたのかこの世界の千冬姉が『ならお前が授業をしてみせろ!』と言ってきたので俺が黒板の前に立ちそこから授業の解説と方程式の説明に例題を出して分かりやすく優しく教えた
すると周りの生徒は俺の授業を分かりやすいと言い、しまいには本来この授業で習わない次の授業のものまで解説したのだが周りがそれについて行けていたので俺もそのまま解説を続けようとしたが千冬姉に止められた
おそらく千冬姉自身。俺がここまで授業を簡潔に分かりやすく解説してくるとは思ってなかったのか
教師としてのプライドがズタズタになったのか、さっきまでの強気な姿勢が崩れていた
うーん…正直俺の世界の千冬姉はこっちの千冬姉より授業を分かりやすく教えていただけでなく、授業中に眠っていたり授業を聞いていないとかではない限り叩いてくることはなかったので、恐らく教師としては俺の世界の千冬姉が優っている
そんで昼食時間になると俺と箒の周りには多くの生徒が集まってくる
平行本音「うわー、違う世界のおりむーって、こっちのおりむーと似てるけどちがうねー」
平行箒「違うなんてものじゃないぞ」
平行ラウラ「ああ、もはやお前は誰だって聞いてしまうレベルだ」
一夏「そういうお前は、俺の世界と変わらず、のほほんとしているな本音」
平行本音「え?」
平行シャルロット「え?」
一夏「ん?なにか変なこと言ったか俺?」
平行本音「ううん、こっちのおりむーは私の事『のほほんさん』って呼ぶからー」
箒「のほほん?」
一夏「……あ、布仏本音だからのほほんってことか。中々上手いあだ名考えたなこっちの俺。俺は普通に名前で呼んでいるが……帰ったら向こうの本音のことそう呼ぼっかなあ…」
平行本音「ねえねえー、他のみんなとこっちのみんなって他に違いとかあったー?」
一夏「んー、そうだな…専用機持ち達は性格の違いとかが目立っていたが…他の奴は大した違いはなかったな……静寐とか清香とか麻耶先生とかもあまり俺の世界と違いがなかったぞ」
平行本音「うわー、みんなのこと下の名前で呼ぶんだ〜」
平行鈴「って、山田先生のことも名前で呼ぶのね」
一夏「まあーな、ちなみに俺以外の奴らも下の名前で呼んでいるぞ…」
平行一夏「それにしても、お前すごいなさっきの授業解説。すげぇ分かりやすかったしあの千冬姉がタジタジになったのなんて初めて見たぞ」
一夏「別に大したことねえよ。俺にとっちゃー前に習った所を普通に話しただけに過ぎねえから……それ以前に俺はA.I.M.S.だぞ?当然ISの知識は頭の中に詰め込んでるからな?」
平行シャルロット「へえ〜…あ、じゃあそっちの一夏って普通に勉強できていたりするの?」
一夏「んー…一応な」
箒「一応どころではないぞ。本人曰く小中すべての学業常にトップだったらしいぞ…」
一夏「もっというと、IS学園に入学してから勉強に困ったことなかったな……学年の成績は3位より下にはなったことないし……ちなみに言うと、こっちの箒も学年の成績を15位より下になったことはないからな」
平行一夏/平行箒「「はあ!?」」
一夏「ん?その反応……もしかしてだがそっちのお前らって……」
平行一夏/平行箒「「……」」
一夏「……はぁ…お前ら………もう少し勉強しろ」
箒「………(逆だったかもしれない)」←一夏が勉強を教えてくれなかったら今の成績はおろか学年でも下位になっていたかも知れない
突然ですが最近ネタ切れとモチベーションがキツくなっていますので少しの間リフレッシュするためとネタを考えるために投稿ストップしたいと思います。