無限の成層圏へのジャンプはライダーキックへと変わる 作:スカイハーツ・D・キングダム
大学の課題ラッシュやら他にもやらないといけないことが増えたので普段以上に不定期更新になると思います。
サウザー「ふぅ…参りましたね……まさか、サウザーを使っている私が背後を盗られるなんて……」
一夏「フッ…正直俺も今アンタの背中に刃を向けられたのが奇跡のように感じる……いや、奇跡なんてものじゃねえな……覚醒した箒と俺のコンビが、アンタの予測を上回っただけだ……」
そう一夏は言うとサウザーに変身していた天津は微笑した様な笑いを浮かべ、持っていた武器を落とし
サウザー「……降参します……私の負けだ…」
両腕を上げてそう宣言するのだった
《箒視点》
鈴「箒ー!!」
変身解除した天津さんとISを解除した一夏と私に鈴達が駆け寄ってきた
鈴「凄いわ!やったじゃない箒!!」
セシリア「ええ、これまでとは見違える動きでしたわ!!」
ラウラ「今回の戦いのMVPは箒だな!」
シャルロット「正直今の箒と戦ったら勝てるかどうか分からないよ!!」
そう鈴達は口々に私を褒めてきた
……
箒「…もしかしてだが……みんなも気づいていたのか……私に足りないものを…」
鈴達「「「「!!」」」」
私がそう言うと皆が驚いた様子を浮かべた
箒「……そうか…気づいていたのだな……」
シャルロット「!…ごめんね……本当は僕達も気づいていたし、教えてあげたかった……でもね」
一夏「『答えを教えてあげることだけが友達じゃない……』そう俺が言ってこいつらにストップ掛けたんだ……まあ、お前は全く気付かなかったから少しヒントをあげたけどな」
箒「…そう…か……いや、確かにそのとおりだな……」
鈴「でもさ、最後は箒……アンタ自身が自分に足りないものを自覚したじゃないの!……そしてこの戦いは……間違いなく、アンタのお陰で勝てたわ!アンタの力で勝ち取った勝利よ!!そうでしょ一夏?」
一夏「……フッ……ああ、そうだな……あの時のお前は、何もかも吹っ切れたってツラしてたな……軽くなったんじゃねえか…ここが」
一夏が自分の胸に指差して言う
箒「ああ……今はとても軽く感じる……今まで抱いていた重荷が取れた気分だ」
私は自分の胸に手を当てて言った
一夏「今日ありがとうございます。天津さん…お陰でこっちは新しい戦闘経験を積む以上の成果を得られました」
天津「ふふっ、いやいやお礼を言いたいのはこちらのほうですよ。お陰でこのサウザーの改善点を見つけられましたしね。それにしても篠ノ之さん」
箒「な、なんですか?」
天津「あなた、いい人達に恵まれてますね」
箒「!は、はい!!」
天津「こういう人達との付き合いは大切にしなさい……彼らはきっと、いつだってあなたの力になりますよ」
箒「!!はい!今日はありがとうございました!」
こうしてこの日
私達は改めて今の自身の強さを、そして私は自身の足りなかったもの自覚するのだった
天津「おや、ところでカズマ君達は」
シャルロット「あ、カズマとアクアはこれから会社の株主総会に出席するって言って帰って行って、めぐみんとダクネスは今回の戦闘データを元にさらなる改良の為にって会社に戻りました」
天津「……やれやれ…置いて行きぼりとは……一応私は副社長なのですがね」
セシリア「それではわたくしは買い物をした後に帰りますので」
シャルロット「じゃあ僕とラウラもちょっと行きたいところがあるから」
ラウラ「またな兄さん、箒」
演習場の帰り道
唐突にセシリア達が別行動をし始め、私と一夏…それと鈴が残った
鈴「ん〜、せっかく学園外に出たんだし、あたし弾に会いに行ってくるわ…また後でね」
が、鈴はそう言うと手をヒラヒラとこっちに振り去っていった
一夏「……はぁ…全く……変に気を利かせやがってアイツラは」
箒「え?」
一夏「箒、
見事だった」
箒「///!?」
次の瞬間
一夏が私の頭に手を置き撫でてきた
箒「なっ///!?なにを!?///」
一夏「いやな、今日のお前が見せたあの戦いは、今までの戦いの失態を全部拭ってしまうほど見事だった……ついな………今だから言うが、俺はお前のことは誰よりも期待してるんだぜ?」
箒「え?」
一夏「覚えてるよな?…ガキの頃のお前は周りからよくいじめられていたな……」
箒「……ああ…」
一夏「あの頃の俺は……千冬姉以外の人間を心の底から認めるってことがなかったんだ……周りから何を言われようが、お前は一つのことを極めようといつも真っ直ぐだった……そんな箒のことを、心から認めちまったんだよ…………そしてIS学園に来て、俺に立ち向かったあの試合……ただでさえ認めていたお前に対して、今度は強い期待の意識を向けるようになった」
箒「一夏…」
一夏「だからかな……お前が自分に自信を無くし、燻っている姿を見てるのが我慢ならなかった……本当はお前凄いのに……もったいないって思った……箒、お前はいずれ俺や千冬姉にも迫るほどの実力を付けるかもしれない」
箒「!わ、私が!?」
一夏「ああ……これはお世辞とかじゃなく…本気で思ってる……それだけ俺はお前の事を期待してるし、信じている」
箒「……」
一夏「あ、でもさ、別に無理して強くなることなんてないからな?俺に期待されたからとかって理由で強くなられてもお前の意思無視してるみたいで嫌だし『一夏』…ん?」
箒「『一緒に居るやつ誰これ巻き込む事なんてしょっちゅうしてる……俺と付き合うっていうのは、そういうことだ』お前が前に私に言った言葉だ…正直…あのときの私は心の何処かでお前の隣に立つことに自信がなかった……だが、今は違う……だから改めて言おう、
私は一夏が好きだ!お前がどこに行こうとも、お前の隣に立ちたい!この先もずっとだ!だからこそ!!私は、お前の隣に立つために、お前に勝てるくらい!!強くなって見せる!!」
一夏「…!」
箒「はあ…はあ……あ///いや///今のはつい気持ちが昂ぶったというか///ここで言わなきゃいつ言うのかとつい口が滑ったというか///」
な、なにを言っているのだ私は///
い、いくら自分の覚悟を伝えるためとはいえここまで言うべきだったか!?///
こんなのはただただ小っ恥ずかしいだけではないか///
ああ///顔が熱いぞ///
こんなのいじりたがりの一夏からしたら絶好の獲物じゃないか///
そう心の中でいつ来るか分からない一夏からのいじりに身構えた
一夏「ははは!……お前ってやつはほんと……いっつも俺を驚かせるな!ははは!」
だが、一夏は私をいじってこなかった
いや、それどころか私に笑顔を向けて笑っていた
箒「!///」ドキッ
ああ…まただ……
この男がたまに見せる心からの笑顔は
いつも私の胸をときめかせる
一夏「はぁ……じゃあ、期待してるよ……お前がいつか…俺に勝つ事をな」
箒「!…ああ!!」
一夏「んじゃあ、これからどこか行かないか?あ、それか俺になにかしてほしいことはあるか?」
箒「え?」
一夏「ご褒美だよご褒美……今日見せたお前の活躍に対してな……なんでもいいぞ…俺にできることならなんでもやるよ。ああでもR18な事とかは駄目な、おれそこらへんはしっかりしてるから」
箒「なっ///!?き///急にそんなことを言われても///」
一夏「ん〜、なら歩きながら考えな…なんでもいいからな?」
箒「う///う〜///」
一夏にそう言われ
私は、恥ずかしさに耐えながら
これから一夏にして貰う事を考えるのだった
あ〜
まさか
お前にそこまで言われちまうなんてなあ
普段は恥ずかしがり屋の照れ屋の癖にさあ
ちょっと
惚れちまいそうだったよ 箒