南 達仁 東京公安室の私服鉄道公安職員である、と言う訳で配属して3か月。
「秋か、秋には山陰本線に乗って旅行したなぁ。」
「何、のんきなこと言ってるの。」
「えっ。」
「行くぞ。」
「はい。」
南は、この日東京駅の新幹線ホームで新幹線「ひかり」を待っていた。
「ご苦労様です。」
「はい。」
と、車掌に声を掛けた。
「じゃあ、岡山で警乗2名が乗車します。」
「お願いします。」
南と高山はこの日、東京駅から東海道新幹線「ひかり83号」に警乗し、岡山までに当たった。
「車内に乗っているかもしれないな、個室強盗07号は必ず。」
「狙う可能性が。」
「ああ。」
しばらくして、新幹線「ひかり38号」は岡山に到着した。
「どうだ、強盗07号は見つかったか。」
「このひかり83号には乗っていないですね。」
「うん。」
「どこへ、行ったんだろう。」
そこへ、1人の女性がやって来た。
「すいません、私の友人知りませんか?。」
「どうしました。」
「私の友人がいなくなったんです。」
「何ですって。」
「私が岡山駅で出雲行の特急「やくも5号」に乗って出雲に行ったの、そしたら出雲辺りで行ったらいなくなっちゃったのよ。」
「なるほど、では早速岡山公安にも協力しておきましょう。」
「うん。」
岡山鉄道公安室
「捜索願ですね、名前は中野かすみ、23歳、東京在住。」
「はい、私とメグと一緒に香澄を探しに行ったんだけど、出雲辺りで消えちゃったのよ。」
「じゃあ、3人は秋の山陰へ行くんだね。」
「はい。」
「じゃあ、わかった。」
岡山公安では、中野かすみの捜索願いを出し、南と高山は個室強盗05号を追跡を続けた。
「捜査中に、岡山で行方不明の捜索事案に会うなんて。」
「ぼやくな、高山、必ず岡山に潜伏している。」
「きっと、偽名を使って変装しているかもよ。」
「そうだな。」
「早速、上田班長に報告しておこう。」
東京公安室
「えっ、岡山で捜索願。」
「はい、名前中野かすみ 東京在住です。」
「そうか、うん、じゃあ桜井と岩泉に捜索してやる。」
「お願いします。」
桜井と岩泉は、中野かすみの捜索を担当した。
「おい、中野かすみが行方不明だ。」
「わかりました。」
「早速、当たって見ます。」
一方、高山と南はかすみの捜索と個室強盗05号の捜索を続けた。
「05号め、どこへ行きやがった。」
「どこかに、逃げ隠れしてるって事もあるんじゃないか。」
「それもあるな、これ以上被害を防ぐためにも」
「うん。」
そして、個室強盗を追跡中に事件が起きることは予想もしなかった。
そして、特急「やくも」で事件が起きる