次回は2021年3月19日12時00分に投稿予定です。
今まで多くの怪獣達が出て来た。恐竜の怪獣、虫の怪獣、魚の怪獣、動物の怪獣、植物の怪獣と様々な種類が存在する。
だがこれらに当てはまらない怪獣の分類が存在する。それは何だろうか。
それは「機械」、即ちロボットである。
機械と言うのは、人類の歴史において大きな発明と言えるだろう。機械の発明により時計や乗り物やコンピュータが作られた。それにより人間の暮らしが著しく向上した。目覚まし時計で起床し、コンロやトースターで料理をし、車やバスや電車に乗って移動し、自動ドアが開いて建物の中に入り、パソコンで機器を操作し、テレビを見て情報を知り、就寝時に電気を消す。人間達の生活は機械により支えられていると言っても過言ではありません。機械はそれ程大切な存在なのです。
大部分の怪獣は野生の中で生きているため、機械とは無縁のように思えるだろう。しかし、機械と大きく関わる怪獣がいます。
――それはロボット怪獣です――
機械の怪獣として誕生した彼らは今までの怪獣には持たない技や能力を持っています。ロボット怪獣の金属の輝きを放つ体に憧れる者がいます。ロボット怪獣のミサイルやジェット噴射にかっこよさを感じる者がいます。
そんな人気を得やすいロボット怪獣が怪獣墓場でどのような日常を送っているのか。
少し覗いてみましょう。
荒れ果てた大地が広がる怪獣墓場。その中に一際目立つものがある。それはレストラン「怪獣」だ。岩という無機物が広がる大地の上に建たれているそんな中、ある怪獣が大地の上を歩いていた。
「あ~、今日も暇だなぁ~ ちょうどお金が貯まったしレストランに行くか~」
そう発言したのは大きな瞳を持ち、何処か恐竜を彷彿とさせる姿であるマリンコングである。外見は恐竜のように見えるが実際にはロボットであり、かつて日本を征服しようとするZ団が作り出したロボット怪獣なのだ。
「今日のランチメニューは何かな? 僕は機械だから物を食べることが出来ないけれど、食べ物を消化できる機械を取り入れてからは食事を楽しむ事が出来るようになったんだよな~」
基本的にロボット怪獣は機械故に食事をしない。しかし、怪獣墓場に来てからは「食べ物を味を楽しんだり消化したり完全に分解する機械」を取り入れてからは食事をする楽しみが増えたのだ。それによりロボット怪獣達の生活が豊かになったのだ。
「今日は誰か来てるのかな? 知り合いは来てるかな~?」
マリンコングが美しい木造の建物、レストラン「怪獣」に辿り着いた。店の灯りは点いている。現在営業中ということだ。
「いらっしゃいませー! おや、貴方は……」
「あ、ハックさん。今日は出勤日なんですね?」
「ハイ、昨日は休みだったのでエネルギーをあまり使っていません。則ち元気に働けるという事デス!」
「つまり家でじっと引きこもってたんですね?」
「言い方があれですけど、マァそういうことです」
レストランに入って出会ったのは、円柱状の形態をしており両手がマジックハンドのような形をしているロボット、ハックだった。かつてキャプテンウルトラ達と共にシュピーゲル号に乗って宇宙の平和の為に戦ったロボットだ。現在怪獣墓場におり、レストラン「怪獣」の従業員として働いている。
「一名様ですね。カウンター席へドウゾ!」
「はい、おや……?」
ハックの案内通りにマリンコングはカウンター席に向かおうとして席に目を向けた。すると、そこに誰かがいることが分かった。
その相手は金属の如き銀色の体色・両肩にある複数の赤い球体・黄色い窓とシャッターの建物を彷彿とさせる頭部。彼が何者なのかを知っていた。
「あ、バランダーVさん!」
「ん? その声は…… マリンコングか。久しいな。何時以来だ?」
カウンター席に既に座っていた先客、それはかつてバランダ星人により建造され、ファイヤーマンと戦ったロボット怪獣、バランダーVである。
「最近会ってませんでしたからね。最後に会ったのは…… 1か月くらい前ですかね?」
「確か…… ダンプコングの家に集まった時以来か。あの時はゲームをしたからなぁ」
久々の会合ということもあり二体の会話は弾んだ。彼ら二体は怪獣墓場に来てからよく会話する友達だからだ。だが実際のところ会話する友達は他にもいるのだが、特に仲が良いのがバランダーVなのだ。
「いやー、またあのゲームをやってみたいな。今度は必ず勝…… ん?」
「誰か来たのでしょうか? あ!」
二体が会話をしていると扉のベルの音が響いた。誰が来たのかと思い振り返ると、そこには2体がよく知るロボット怪獣がいた。
「あれ、サタンラブモスだ!」
「おお、久しぶり! マリンコングにバランダーV!」
「お、お前も来たのか」
この場に現れたのは、かつて探査ロボ・ラブモスが兵器やメカと合体された事で誕生したロボット怪獣、サタンラブモスだ。彼もマリンコングたちの良き友達である。
「いやぁ、本当はもうちょっと早く来る予定だったんだがな、メンテナンスに行ってたので時間がかかったんだよ」
「体の機械のメンテナンス? あ、そうか。サタンラブモスさんのメンテナンスの日時は今の時期でしたよね」
「ああ、おかげで少し時間がかかったよ。ジャンキラー先生のメンテナンスは時間がかかるけど凄い的確にメンテナンスしてくれるんだよ」
「凄いなぁ…… 先生」
サタンラブモスが店に来る前に機械のメンテナンスに寄ったのだが、そのメンテナンスをしてくれたのはジャンキラーだ。かつてジャンボーグAを倒すためにマッドゴーネが作り出したロボット怪獣だ。怪獣墓場に来てからはロボット怪獣のメンテナンスをしている。ついでに、彼の助手としてジャンキラーの後継機として作られたジャンキラーJr.がいる。
「いやぁ、僕達はロボット怪獣だからどうしてもメンテナンスが必要なんだよね。そのせいでやりたいことが後回しになっちゃうんだし……」
「まぁ、仕方ないよ。体が機械だからどうしても部品が古くなったりして上手く動かなくなるんだもん」
「人間達も似たような事をやってるらしいぜ? 確か…… 健康診断…… だったか? ベロンがそう言ってた気がする」
マリンコング達が話している内容、それは機械であれば免れる事が出来ない事。それは機械の劣化だ。機械は長期間使い続けていくといずれは壊れる。それはロボット怪獣とて同じ。ロボット怪獣の部品である機械も使い続ければいずれは壊れてしまう。そうなれば動作不良を起こしてしまう。
「まぁ怪獣墓場にいる俺達は魂だけみたいな状態だからね。本当なら必要無いんだけれども、やっぱり、ほら、一応やっておいた方がいいじゃん?」
「「だよねー」」
バランダーVの発言に二体は同意する。怪獣墓場の怪獣達は魂だけの存在である。本来ならメンテナンスをする必要が無いのだが、念のためメンテナンスをやっているのだ。つまり、用心に越したことが無いというわけである。
「そういえばさ、メンテナンスの時に機械を交換する時があるでしょ? その時に更に性能の良い部品を取り付けることが出来るんだよね。そういうことってやったことある?」
「いや、ないな。それって値段が高いからな。俺の小遣いでは難しいぞ」
「けっこうな値段だよね…… ギャラクトロンは何回かやってるみたいだけど。いいなぁ、強化パーツを付けてみたいなぁ……」
「ギャラクトロンは確かキャノン砲とか超音波砲を新たに取り付けたんだっけ? 凄いよなぁ…… アンジェラスXYの奴はミサイル砲を取り付けたとも言ってたし。私もいずれやってみたいなぁ……」
ロボット故にやろうと思えば改造が可能であるため、強化パーツを新たに取り付けるロボット怪獣も珍しくはない。怪獣墓場ではロボット怪獣が強化パーツを取り付けることがファッションのように流行している。尤も見せつけたりするのが目的なので、別に戦う時に使う事は無いのだが。
「あ、今まで思っていた事だけどさ」
「ん、何だ?」
「僕達ロボット怪獣を構成してる物質って金属でしょ?」
「うん、そうだがそれがどうかしたか?」
「皆はどんな金属が良いと思う?」
「「へ?」」
マリンコングの意外な質問にバランダーVとサタンラブモスは一瞬呆気を取られた。
「ロボット怪獣の中には特殊な金属で構成されている怪獣もいるでしょ? その金属って特性とかあるでしょ? だからさ、どんな金属が良いかなぁって思ってさ」
「あ~……、そういうことね」
マリンコングの言いたいこと、それはつまり、自分の体を構成するならどんな金属がいいのか? ということである。それを理解したバランダーVとサタンラブモスは一先ず考えてみることにした。
「ぱっと思いつくのがナノメタルかな。あのメカゴジラを構成している金属」
「あ、あのメカゴジラの……」
「色々な形や機能を構成できるよね」
まず挙げられたのがメカゴジラの「ナノメタル」だ。メカゴジラは怪獣墓場では複数個体いるものの、ここではかつて宇宙人ビルサルドが作り出したメカゴジラを指している。ナノメタルは「自律思考金属体」とも呼ばれており、金属とコンピューターがナノレベルで一体化しており、自在に形を変えたり技術を再現することが出来る驚異の金属だ。更に自己修復の為に周囲の物質と原子レベルで同化する事まで出来るのだ。
「今やメカゴジラの家はナノメタル製だからなぁ。良いよなぁ。自在に変形できる家って」
「やろうと思えば要塞みたいな形に変形できる…… かっこいいよね!」
「でも下手すれば自分がナノメタルに侵食されそうだから少し怖いな…… といっても今は魂の状態だから殆ど関係無いんだけどな」
「でもメカゴジラが言うには『誰も侵食しないようにナノメタルに言い聞かせてるから大丈夫!』って言ってたよ。僕は正直言うと慣れちゃった」
だがメカゴジラはナノメタルに侵食しないよう命令しているため襲われる心配はない。そのため怪獣墓場の大地も怪獣達も侵食されていない。尤も、怪獣墓場の怪獣達は魂の状態であるため侵食されることは無いのだが。
「バロンニウムも良いよね。高熱にも耐えられるんだもん。僕もバロンニウムが欲しい!」
「あー、レッドバロンの金属か。マウマウが言ってたよ。俺もバロンニウムだったらレッドバロンに勝てたのに~! って。俺はよく覚えてるよ」
バロンニウム。レッドバロンの体を構成する特殊金属の名前だ。10万度の高熱に耐えることが出来る。更に強化版であるニューバロニウムが後に作られた。多くのロボット怪獣、特にレッドバロンと戦ったロボット怪獣にとっては憧れの金属なのだ。
「ナノメタルならバロンニウムを再現出来るかな?」
「さぁ、どうだろうな?」
「どうですカネ~? あ、ご注文はお決まりですか? 皆さんが会話していたからナカナカ注文を聞くタイミングが掴めませんでした」
「あ、僕はレモンティーをください!」
「俺はカフェラテ」
「緑黄色野菜のサラダをください」
「ハイ、分かりました。少々お待ちください」
注文を終えたハックは明るい灯りが付いている店の奥に入っていった。時間が経てばハックが料理を持ってくるだろう。ここの料理は怪獣墓場で一番の美味さだ。何分でも待っていられる。その間は言うまでも無く雑談である。
「あ、そういえばさ、僕達ロボットって体を動かすのにエネルギーが必要ですよね?」
「あぁ、そうだが」
「そのエネルギー源ってなんだろう?」
「「…………あ~…………」」
その発言に二体は何となく疑問が湧いてきた。体を動かすには少なくともエネルギーが必要となる。生物は栄養を摂取したりすることでエネルギーを作るが、ロボットは基本的に電気などで動く。ではどうやって電気を作るのか?
「そういえばどうやって俺達は体を動かすエネルギーを作ってるんだ?」
「今は魂みたいな状態だからエネルギー云々は関係無いだろうけど、どうやって動かしてるんだ?」
「分かった! ガソリンですよ!」
「……それは人間が作った乗り物の燃料だろ……」
「あ、そうか。じゃあハイオク!」
「「……(分かって言ってるのか?)」」
マリンコングの発言にバランダーVとサタンラブモスは半ば呆れていた。車の燃料などに使われるガソリンやハイオクでロボット怪獣が動くとは考えにくい。石油や灯油も同様である。大砲ロボット…… でもきついだろう。
「じゃあ…… ディーゼルとか?」
「それも…… あ、ユウヒがそれか」
「あ、そうか。そういえばそうだな。でもあれは特別な感じだし……」
マリンコングの発言でディーゼルで動くロボット怪獣、というより地球人の防衛用のロボットである「ユウヒ」を思い出した。クローンアケロン大星獣やトロイアスの話で聞いた事がある。
「ディーゼルで動くのは珍しいな。他のロボット怪獣はどうやって動いてるんだ? オイラ自身でも分からん」
「永久機関でもあるのかな?」
「それは…… 無いんじゃないか? 多分。さすがにそれは絶対無理と言われてるし」
「怪獣達の能力を使えば何とか可能かもしれないけど、それを機械で実現するのは難しそうだと思う」
実際永久機関は不可能だと言われている。怪獣達の特殊な能力を利用すれば可能かもしれないが機械で実現するのは難しいだろう。自身の体を動かすエネルギーが何なのか自身でも分からないのは、何処か恥ずかしく思い始めた。
「メンテナンスの時に分からないのか?」
「あ、それなら聞いたコトがあります」
質問に答えたのはハックだ。料理が出来上がったので持ってきたところなのだ。彼の手には彼らが注文した料理を乗せたお盆を持っている。
「ジャンキラーはエネルギーを作ってる機械があることは分かってイマス。中の機械はアマリ手を出さないそうなんデス。ナゼならエネルギーを作る機械ですので、ホイホイ手を出したら健康に支障をきたしかねナイんです」
「あー…… なんだか納得するような……」
「あ、僕達は魂のような状態だからエネルギーを作る機械が不調でも大丈夫だけどね……」
前述の通り怪獣墓場にいる怪獣達は魂の状態だ。物理的に存在していない以上機械の損傷は関係ないのだ。そのためメンテナンス自体は必要ない。
「結局エネルギー源は不明のママですね。永遠の謎にナリソウです」
「なんてこったい」
結局自分達ロボット怪獣のエネルギー源は不明のある。自分達の体を動かすエネルギー源が何なのか気になり、3体はどんなエネルギーなのか妄想にふけっていた。すると、扉の開閉音と扉についているベルの音が鳴った。誰が来たのかと思い、振り向いてみると。
「お、皆さんお揃いで何事なんだ?」
そこにいたのは青い装甲を持ち、仮面のような顔をしているロボット怪獣、ボロロがいた。
「あ、ボロロさんじゃないですか」
「おう。久々に来たな。この店」
店に入ったばかりのボロロは店の中に入ると辺りを見渡した。久々なのか店内の内装が変わっていないか確認しているようだ。
「いや~、全然変わってない! 昔のままだ!」
「まぁ、基本変わってないですからね」
「あ、お客様。一名様デスね。カウンター席でヨロシイでしょうか?」
「あぁ、構わないよ」
「分かりました。コチラです!」
ハックはハキハキとした様子でボロロが座るカウンター席に案内した。ちょうどマリンコング達の隣の席だ。ボロロは指定された席に座るとメニューの注文をした。ハックは注文を聞いて厨房の方に向かった。
「何だか3体共話をしていたみたいなんだが、何を話していたんだ?」
「あ、実はですね……」
マリンコングは事のあらましをボロロに話した。ロボット怪獣のエネルギーは一体何なのかと。それを聞いたボロロは少し考えたような表情をして、再び彼らの方向を向いた。
「エネルギーか…… 深く考えたことが無いな」
「メンテナンスでよく聞くけど、結局何なのか……」
「う~ん、自分が思うには…… 『不思議なエネルギー』で動いている、と考えているんだ」
「お、大雑把ですね……」
「まぁな、実際に分からんし」
ボロロははっきりと言い放ち、そのはっきりさにマリンコング達は少しばかり驚いた。そしてボロロはお冷を飲むと一息ついた。料理を食べたい故に水で一先ず我慢しているようにも見える。
「どんなエネルギーで動いているか気になっているロボット怪獣は少なからずどもいる。だから自分達で解明しようとする奴らがいるんだ」
「え? そうなのか?」
「あぁ、ディロスとかシルバーロボとか」
「あ~、あの二体か。俺、会ったことあるよ」
ディロスとシルバーロボは好奇心旺盛な性格であり、二体は一緒に行動する事が多い。だがあの二体は謎を解明しようとする程頭がいいわけではない。どうやって解明するつもりなのか気になるのだ。それを察しているのか、ボロロはこう発言した。
「あ、他のメンバーは比較的頭の良い奴ららしいぞ。ブレインとかギラスQもいる。ビートスターもな」
「え、すごい! そんなに頭良い人が沢山集まるんだ!」
ボロロの口から出たロボット怪獣達は皆怪獣墓場のロボット怪獣の中でも比較的成績優秀な面々だ。驚かないわけがない。自分達にとって高嶺の花とも言える方々が集まっているわけなのだから。
「何だか学会みたいな感じになりそうだよ。確か人間達がやってるよな、そういう事」
「俺も聞いた事があるな。研究成果を発表する場だっけ。怪獣墓場だとそういう所が無いんだよな。俺を作り主が住むバランダ星でもあったのかなぁ……」
「さぁ? とにかく、謎が解明される日は近いかもな。ついでに資金はデジタルカネゴンからの融資だし、そこそこ金はあるだろうな」
「え!? そんな大きい規模の所から融資を!? すごいなぁ!」
デジタルカネゴンからの融資を受けていることを聞いて驚愕の表情を晒した。デジタルカネゴンは怪獣墓場で屈指の規模を誇る銀行を経営しているのだ。そこからの融資となるとかなり手厚いだろう。
「それだけ期待が寄せられてるんだよ。今回の動きは」
「す、すげぇな…… そりゃ」
「オイラも興味がてら見に行ってみたいな、その様子を。ん?」
サタンラブモスが会話していると扉が開く音が鳴り響いた。そこにはメガトンゲー・ネッシーロボ・ブラックナイトの3体だった。この3体は度々集まって遊んだりしているロボット怪獣だ。
「いや~、今日は疲れた~……」
「あれ? メガトンゲーさん。疲れてるみたいですけど、どうかしたんですか?」
「あぁ、実は今日今後のスケジュールを構想してたんだ。それで時間がかかったんでさぁ……」
「構想?」
「今後の研究のスケジュール構想みたいなものさ」
「おぉ! 本格的だな!」
「そりゃ学会だしねぇ~」
バランダーVの感嘆にブラックナイトは緩い感じの口調で答えた。近々本格的に動き出すであろう動きにマリンコング達は意気揚々とした様子となった。ボロロはそんな様子を見てにこやかそうに笑った。
「よし! じゃあ皆で前祝しましょう! 皆でパーティーです!」
「おー、良いね! やろう!」
皆がパーティーをすることに決め、お品書きを読み始める。どうやら注文しようとする料理を探しているようだ。少し時間が経てば注文が来て店内が賑やかになるのは想像できるだろう。
「コレは忙しくなりそうデスね……」
それを少し離れた場所でハックはそう呟いた。自分の仕事が忙しくなりそうであるが、皆が楽しく食事をする場面を見るのが好きであるため嫌だと思ったことは無い。皆を笑顔にするため、ハックは今日も頑張るのである。
閑静な怪獣墓場で、今日もレストランは賑やかとなる。
〇怪獣図鑑
・マリンコング
ドラマ「怪獣マリンコング」に登場した怪獣。日本を征服しようとするZ団が作ったロボット怪獣(しかし見た目は恐竜型怪獣)。口から炎を吐き、煙幕を使って姿をくらます。後に眼光や牙が鋭くなった2号機が造られた。
大きくて円らな瞳で可愛いですが、当時の子供達は怖がったらしいです。なんせ暗闇の中から大きな目玉が光ってるんだから……
・怪力ロボット ハック
ドラマ「キャプテンウルトラ」に登場したロボット。キャプテンウルトラ・キケロ星人ジョーと共に旅するロボット。500万馬力の怪力を持ち、腕をロケット砲に換装することが出来る。
帽子を被ったようなデザインが好きです。このようなロボットと友達になりたいです。
・破壊者宇宙人 バランダ星人
ドラマ「ファイヤーマン」に登場した宇宙人。研究所を占拠して内部でバランダーVを建造した。槍のような武器を持ち、テレポーテーションを使う。
「破壊者」という肩書きを持ってるならもうちょっと派手な技や能力を持ってた方が良かったかな? と思います。
・ロボット怪獣 バランダーV
ドラマ「ファイヤーマン」に登場したロボット怪獣。バランダ星人が研究所内で組み立ててたロボット怪獣。足のブースターで空を飛び、胸にある6連の砲塔やバリア・電流・装甲を飛ばすなど多彩な技を持つ。
ファイヤーマンで数少ないロボット怪獣。アニメ「SSSS.GRIDMAN」の9話ではソフビが登場した。
・ダンプ怪獣 ダンプコング
ドラマ「ジャンボーグA」に登場したロボット怪獣。「ゴンベエ」というダンプカーに3人のグロース星人が憑りつく事で誕生したダンプの怪獣。左手からは排気ガスとミサイル、右手の鎌が武器。鎌は鎖付きで飛ばせる。
ダンプ、と言うより自動車モチーフの怪獣は珍しいと思います。貴重です。
・モンスターマシン サタンラブモス
ドラマ「ウルトラマンダイナ」に登場したロボット怪獣。土星の衛星であるソルビーノを探査していたロボット「ラブモス」が遺跡の彫像が出す歌に操られて兵器類と合体する事で誕生した。融合した兵器類の武器を使用できる。
可愛いラブモスがあの怖い姿になるとは…… 融合した物の武器を使えるのは厄介です。
・強敵ロボット ジャンキラー
ドラマ「ジャンボーグA」に登場したロボット怪獣。マッドゴーネがジャンボーグAを倒すために造った。ジャンボーグAに似た姿をしており、誘導ミサイルや光線を放つ。後に後継機としてジャンキラーJr.が造られた。
初見時は「ジャンボーグAの後継機かな?」と思いました。でも登場回にジャンボーグAの2号機であるジャンボーグ9が出ますが。
・酔っぱらい怪獣 ベロン
第10話を参照。
・シビルジャッジメンター ギャラクトロン
ドラマ「ウルトラマンオーブ」に登場したロボット怪獣。ロボット怪獣ギルバリスが知的生命体を滅ぼすために造られたロボット怪獣。白い龍人のような姿が特徴。武器は後頭部のギャラクトロンシャフト、左手の剣、右手の砲塔、光線。光線の爆発時は魔法陣が展開される。
結構かっこいいロボット怪獣です。フィギュアの売れ行きも良かったそうです。
・アンジェラスXY
第9話を参照。
・メカゴジラ
映画「ゴジラ対メカゴジラ」等に登場するロボット怪獣。ブラックホール第3惑星人が地球侵略の為に造ったロボット怪獣。最初はゴジラに変装して暴れていたが後に正体を現した。沖縄でキングシーサーとゴジラと戦った。映画「メカゴジラの逆襲」では修復されて復活した。後の映画でも度々登場する。
かっこいいロボット怪獣です。アニメ映画「GODZILLA 決戦機動増殖都市」のメカゴジラ、動く姿で見たかったなぁ……
・ビルサルド
映画「GODZILLA 怪獣惑星」などに登場した宇宙人。2036年にロンドンを訪れた宇宙人。ビルサルディア出身で、ブラックホールに星が飲み込まれたため地球に移住しに来訪し、対価としてゴジラ駆逐に協力した。科学至上主義で、合理性を重視する種族。
劇中の合理性を重視してましたけど、地球人に反感を抱かせない行動すれば良かったと思っています。
・マウマウ
ドラマ「スーパーロボット レッドバロン」に登場したロボット怪獣。南アフリカのロボットを鉄面党が改造した。両手からミサイルを放ち、体を回転させて空を飛ぶことが出来る。
正面から見ると兜を被ってるように見えます。ちょっと変わった名前に見えます。
・大砲ロボット
ドラマ「大鉄人17」に登場したロボット怪獣。「グスタフ」というドイツの大砲を装備している戦車型のロボット。7tの砲弾を放ち、射程距離は34000mに達する。機体の前部に付いているドリルで地中に潜る。
でっかい戦車みたいなロボット怪獣です。対怪獣用の戦車はこれくらい大きい方が良さそうです。
・五式支援機士 ユウヒ
ドラマ「超星神グランセイザー」に登場したロボット怪獣。インパクター・ロギアが操るロボット怪獣「ダイロギアン」を元にして製造された。ディーゼルエンジンで動き、ヘッドセットとパワーグローブを付けたパイロットが操縦する。安全性を考慮した結果、コックピットは付いていない。映画「劇場版セイザーX」でも登場する。
ディーゼルエンジンで動くって何気に凄いなぁ…… あと、「ユウヒ」て名前が良い……
・クローンアケロン大星獣
ドラマ「超星神グランセイザー」に登場した怪獣。クローンアケロン人が水晶体によって変身した姿。アケロン大星獣と違って白と青を基調とする体色となっている。肩と額から出す光線が武器。肩の水晶体を壊さない限り不死身。
アケロン大星獣の2Pカラー…… みたいなものかな?
・大怪獣 トロイアス
ドラマ「超星神グランセイザー」に登場した怪獣。ガルバ星人ブライトンが地球に送り込んだ怪獣。武士の鎧を纏った竜のような見た目をしている。武器は口から出す火球と角からの電撃。素早い動きで攻撃を躱せる。
鎧を纏ったような姿でかっこいいです! お気に入りの怪獣の一体です!
・パーフェクト兵士 ボロロ
ドラマ「恐竜大戦争アイゼンボーグ」に登場したロボット怪獣。ゴッデスがコンピューターを元に弱点を取り除いて造りだしたロボット怪獣。アイゼンボーグの姿に変装して出撃し、D戦隊を混乱させた。変装時は目から光線を出す。
口がヨーロッパの騎士の鎧のように感じます。似てる?
・未来恐獣 ディロス
ドラマ「超星艦隊セイザーX」に登場したロボット怪獣。無数の小形円盤が合体した大型円盤が変形したロボット怪獣。肩のビーム砲と胸から出す光線「ディロレーザー」が武器。
初見時はクワガタムシを模したロボット怪獣だと思いました。頭部に鋏があるし……
・ロボット怪獣 シルバーロボ
ドラマ「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」に登場したロボット怪獣。怪獣Xとも呼ばれている。スペクトルマンを調査して造り出したロボット怪獣。手からのフラッシュなどスペクトルマンに似た技を使い、指からミサイルを放つことも出来る。
何処となく魚っぽい顔つきのロボット怪獣です。再生怪獣+モッグスと協力すればスペクトルマンに勝てた気がします。
・巨人頭脳 ブレイン
ドラマ「大鉄人17」に登場したロボット。科学者チームが造った高性能コンピューター。本体から沢山のパイプが生えており、そのパイプに球体をぶら下げている。自我を持っており、色んな物を製造できる生産能力を持つ。
色んな物を生産できる能力は純粋に凄いと思います。それを平和な事に利用すればなぁ……
・ギラスQ
ドラマ「スーパーロボット レッドバロン」に登場したロボット。宇宙鉄面党の総統であるスーパーコンピューター。本体を壊してもコンピューターが次のギラスQを造る。誰が、何時、造ったのかは不明。
壊しても次の本体が造られるって凄く面倒ですね。
・天球ガーディアン ビートスター
OV作品「ウルトラマンゼロ外伝 キラーザビートスター」に登場したロボット怪獣。人口天球「ビートスター」を司るロボット怪獣で、宇宙から有機生命体を滅ぼす事を目的としている。元々は天球の平和を脅かす障害を排除することが役割だったが、天球の住人が争いを始めた事から住人を滅ぼした。様々なロボット怪獣を操り、ビートスター本体も戦闘が出来る。
着ぐるみは「ウルトラマンダイナ」のデスフェイサーの改造です。というかほぼデスフェイサーだし……
・宇宙カード珍獣 デジタルカネゴン
映画「ウルトラマンゼアス2」に登場した怪獣。カネガネ―星出身の怪獣で、お金が無くなってエネルギーが無くなって漂っていたところ、Mydoに拾われてた。ガソリンスタンドで働いている。右手で現金とキャッシュカードを読み取り、腹に金額が表示される。
現代的な機能を持つカネゴンです。カネゴンの仲間というより宇宙怪獣と言った方が正しいですが。
・メガトンゲー
ドラマ「スーパーロボット マッハバロン」に登場したロボット怪獣。ロボット帝国のロボット怪獣で、鳥のような見た目が特徴。左手から爆弾・鎖付き鉄球・セメントのように相手を固める爆弾「スノースパイダー」を出し、右手はラケットと剣を合わせたような形状で、左手の爆弾を打ったり剣として使う。
ラケットを付けるというのが中々斬新だと思います。ラケットがあるロボット怪獣ってメガトンゲーくらい?
・ネッシーロボ
ドラマ「大鉄人17」に登場したロボット怪獣。ネッシーのような姿をしているロボット怪獣で、特殊なフルートで操られる。巨大な尾が武器で、装甲は非常に硬い。後にゴールドネッシーとして復活した。
ネッシーぽいロボット怪獣です。角が痛そう……