レストラン「怪獣」へようこそ   作:青色好き

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地面に潜む地底怪獣のお話です。

次回は2021年2月12日12時00分に投稿予定です。


レストラン「怪獣」へようこそ 6 地底

 レストラン「怪獣」のある一室。テーブルがあって座布団がある、テーブルの端にはおしながきと醤油や塩などの調味料が置いてある。何の変りもないテーブル席。しかし、他の部屋と比べて明らかな違いがあった。それは他の部屋と比べて薄暗い(・・・)という点だ。

 例えるなら電球が2個ある部屋で、電球を1個のみにし、それを更に薄暗くしたような暗さなのだ。人間であれば1メートルほど離れた場所に書かれている文字をかろうじて読めるくらいの暗さなのだ。普通に動作をしようとすると慎重に動かなければならないだろう。なぜここまで暗いのか?

 

 

 

 

 それは、この部屋にいる怪獣達の居住環境を似せた暗さにしているからだ。

 

 

 

 その怪獣達とは……

 

 

 

「これくらいの暗さは地下の穴みたいで心が落ち着くよな~」

 

「そうそう、住み慣れた地下の洞穴を思い出す暗さだもんな!」

 

 

 

 地下の穴、そして洞穴…… 分かっただろうか?

 

 彼らは地底怪獣、つまり地下で暮らす怪獣なのだ。

 

 

 

「ここのマスターも気が利いてるよね、僕達の為にここまで用意してくれるなんて……」

 

 そう言ったのは、三日月のような形の耳を持ち、一本角を持つ茶色い体色をしている怪獣、バラゴンだ。彼は初めて「地底怪獣」の別名が付けられた怪獣と言われている。

 そう言って彼は近くの皿に盛りつけてあるサラダを食べる。肉ばかり食べるので、健康を気にしているからである。

 

「ここのマスターは皆の為の事を考えているからな…… 正しく怪獣の中の怪獣だ……」

 

 次ぎに発言をしたのは、薄い茶色の体色をしていて細長い口を持つ怪獣、テレスドンだ。彼はバラゴンに誘われてこのテーブルに来たのだ。もっとも、地底怪獣同士ということもあり二体は仲が良いので、どっちみちバラゴンと共に食事をするだろうが。

 

「僕らは地底怪獣だから基本地下にいるから、この薄暗いと何となく安心感が出てくるんだよ。実家のような感じがしてさ……」

 

「ああ、分かる分かる。マスターはその辺りの事も分かっているんだろうなぁ……」

 

 ここまで自分達の事を考えてくれるマスター、エビゾールの深いおもてなしに感激している二体。しかし、ここである怪獣が声をかけて来た。

 

「地底の薄暗さかぁ…… 地面に穴を掘っている時も薄暗いけどさ、度々面白い物を見つける時があるのよねぇ……」

 

 その声の発言者は、地球のコンゴに住むと言われている地底怪獣、アルフォンだ。

 

「……と言うと、例えば?」

 

「キラキラ光る石とか……」

 

「おお! それってもしかしてダイアモンドとかの宝石!?」

 

 アルフォンのダイアモンドの発言にバラゴンは驚いて目をダイアのようにキラキラさせて彼女に問いかけた。もしもダイアモンドだとすれば高値で売れるし、観賞用としても飽きさせない。本当にダイアモンドなのか真偽を聞いてみると、

 

「ただの石だったわ」

 

「あ、…… ただの石だったのか……」

 

「石で詳しいグラスターに聞いたから間違いないわ。まぁ、それでも綺麗だから大事に取っておいてるけどね。見ていて心が癒されるわ」

 

「あ~、確かにそうだな…… ぶっちゃけ本物の宝石でなくとも良いよな」

 

 本物のダイアモンドではなかったものの、その美しさから取っておいてあることに近くで聞いていたテレスドンは彼女に同感していた。テレスドン自身も穴を掘っていると色んな石を見つける事が多い故である。

 

「宝石もあるだろうけどさぁ、他にも掘り出し物があるよね。以前、オイラが地球に居た頃は人間達が使っている瓶のキャップとか、牛乳瓶の蓋とかさ……」

 

「あ~、あるある! 僕もあるよ!」

 

 次に発言をしたのは、かつてマグマ大使と戦った事がある地底怪獣のモグネスだった。かつてゴアの命令で地球に来た際、実は少しだけ瓶のキャップや蓋を集めていたのだ。それらを箱の中に取っておいていたのだ。実際にモグネスはその箱をこの場に持ってきている。

 

「これがオイラのコレクションだよ。凄いでしょ?」

 

「おお、凄い! 見た事のない物ばかりだ!」

 

「おぉ、こりゃ驚いたな。珍しそうな物ばかりだ」

 

「あら、よく集めたわね。こんなに」

 

 モグネスが箱に詰まったコレクションを見せると、皆はその多さに驚く。瓶のキャップや蓋だけではなく、奇妙な形の石・人間が使うおもちゃや本などの人工物が多く入っているのだ。これだけよく集めた事に一同は驚かざる負えない。

 

「これを他の怪獣達にも見せたことがあるんだよ。そしたらやっぱり驚いてたよ。ユメノカタマリやファルマガンは凄いと言ってた」

 

「あぁ~、あの怪獣ならそう言うだろうなぁ……」

 

 ユメノカタマリとファルマガン。あの二体はゴミを集めるのが趣味で、そのゴミで芸術品を作った事がある。ダストマンはそれを「おお、こんなに綺麗な物を作るなんて凄いぞ!」と評していた。バラゴンやテレスドンもその芸術品を見た事がある。確かにあれは凄いとしか思えない程の物だった。

 

「あとさ、それに穴を掘っていると色んな物が掘り出すようにさ、モグラやミミズに出会うんだよ。その子達と会話したりするからさ、穴掘りって飽きないんだよね。怪獣墓場に来てからはモングラーやモグランダに会う事が多いかな」

 

「あ、あるある! 僕は地球に居た頃はセミの幼虫に会った事がある!」

 

 地中に住む生物、モグラやミミズなどが存在する。モグネスやバラゴンのような地底怪獣からすれば同じ地中に住む仲間のような存在で、仲間意識も強い。それ故に地底怪獣からすれば地中の生物は仲間でもあり友達でもあるのだ。

 

「ミミズって、あの線虫みたいな生き物ね?」

 

「あぁ、そうだな。まぁ、線虫に似てなくもないな……」

 

「あ、僕も線虫に会ったことある! 初めて会った時はミミズだと思ったよ!」

 

「オイラはワラジムシやダンゴムシとかに会った事があるぞ」

 

 会話が続くと、様々な土壌生物の名前が出てくる。土の中には様々な生物が暮らしている事を実感させてくれる雰囲気がこの場を漂っている。勿論、地底怪獣もその中に入るだろう。

 

「あ、そういえばさ、最近人間達が地下に進出してるって聞いた事があるけどさ、今はどれくらい進んでいるのかな?」

 

「私が地球に居た頃より進んでるでしょうねぇ…… 人間達はどんどん技術を進めるのが得意だからねぇ……」

 

 近代になり、人間達が地下へと進出しているのは間違いない。地下に店や駐車場を作るのは現代では珍しくない時代である。

 

「あ、そういえばモグネチュードンが言ってたな。穴を掘っていたら地下鉄のトンネルに何度も頭をぶつけたって……」

 

「うわ、何か似たような経験がある……」

 

 今や大規模な都市では当たり前のように走っている地下鉄。網の目のように走っているため、怪獣からすればあちらこちらに硬い棒があるようなもので、なかなか移動しづらい。人間を使って例えると、硬い棒が沢山ある中を潜り抜けたり泳いだりするようなものである。

 そのような経験が他の怪獣にもあるらしく、バラゴンは苦笑いをしそうな表情をしている。よく見るとテレスドンとアルフォンもバラゴンと似たような表情をしている。彼らにも同様の経験があるのだろう。

 

「はぁ…… 全く、人間達は僕らの自由を制限しているように見えてくるよ……」

 

 地下に多くの人工物を作る事で、自由に移動がしにくくなった不満を口にしているバラゴンは近くにあった飲み物を少量飲む。冷たい感覚が喉に広まり、喉を潤してくれる。飲み終えると今度はため息を口から出し、飲み物が注がれてあるコップを置いた。顔の表情を見る限り、人間に不満を抱いてる事が分かる。

 

「でもさぁ、私、思うんだけど……」

 

「「「?」」」

 

 不意に、アルフォンが口を開いた。何かを言いたいような表情をしている。一体何を言おうとしているのだろうか? 三体は彼女の発言を待ち、そして聞いた。

 

「地下にあれだけの電車や街を造るって、普通に凄いと思うのよ」

 

「「「………… あ~…………」」」

 

 彼女の発言を聞いて、何となく三体は同感した。地下に地上と変わらない建物の施設や設備を敷くというのは簡単な事ではない。それを実現しているために、地下に電車や街を造る人間に驚きをかんじているのだ。

 

「確かに、言われてみればそうだね。いくら怪獣でも地下にあんなに凄い建物を造る事はないよな。少なくともオイラはあんなものを造れる怪獣は知らないな」

 

「あったら行ってみたいなぁ。何時間いても飽きなさそうだよ」

 

「何時間もいたら店に迷惑じゃないのか? 俺はそう思うが……」

 

「あ、そうだね…… でも僕なら絶対行くね!」

 

 地底怪獣が地下に穴を空けるのは珍しくもないが、棲み処のために部屋を造るのはよくあることだろう。しかし、人間達が造る建物と比べると比較的質素、というよりは単純な構造である事が多い。人間が造る建物や施設のように豪華かつ美しいような構造とは大きくかけ離れている。

 床・灯り・柱・就寝道具の至るものまでもが豪華かつしっかりした物で出来ている。地底怪獣から見れば「どうやって造るんだ?」と首を傾げたくなる。

 

「マスターがこの店を造ったように、やろうと思えば地下室も造れるんじゃないかな?」

 

「それは面白そうねぇ。お金とかかかりそうだけど」

 

 地下室を造るのはどうかという考えにアルフォンは興味を示す。地下なら冷んやりしそうであるという考え故なのだが、面白そうだとは思っていた。

 

「どんな雰囲気なんだろうねぇ。オイラは郷愁(ノスタルジック)な感じが良いなぁ……」

 

「それは良いな。マグラーの奴らはそういうのが好きだったな」

 

「あ~、そうだね。確かにあの二体はそういうのが好みなんだっけ?」

 

 マグラーの奴ら、それは「マグラー」の名前を持つ二体の怪獣の事だ。あの二体は同じ名前ということから友達のように仲が良い。二体が一緒に行動する事も珍しくはない。あの二体のマグラーは「地球に居た頃を思い出す」という理由で郷愁的な自然風景を好んでいる。怪獣の多くは何らかの自然に住んでいる者が多いので、自然を思い起こさせる飾りでも付けるのが良いんじゃないかと考えていた。

 

 すると、薄暗い部屋の引き戸から足音が聞こえて来た。聞いたところ、この部屋に向かってきている。従業員が来たのかと皆は考えたが、それは間違いだったことを直ぐに知ることになった。

 

「おう、地下みたいに暗い部屋にいるのは誰だい?」

 

「あ、ジムシじゃん。それにテラガイヤーも」

 

 現れたのはバラゴンやテレスドン達と同じく地底怪獣のジムシとテラガイヤーだった。二体はよく穴を掘って珍しい物を探すのが趣味の怪獣で、たまに掘り出した物を怪獣達に見せたりすることが多い。後ろに何かいるみたいだが、あれはいったい……

 

「あら、どうしたのよ。レストランに来るとは珍しいわね」

 

「ふふふ、実は凄い物を掘り出したのさ……」

 

「「「「?」」」」

 

「化石さ! 怪獣墓場にも化石があったんだぜ!」

 

 化石、大昔の生物の死骸が何らかの形で地層から発掘された物の事を言い、これにより過去にどのような生物が存在し、昔の環境などが分かる。その化石が怪獣墓場にも見つかったというのだ。そんな大発見をしたからということもあり、テラガイヤーは手に入れたい物を手に入れた子供のように少しはしゃいでいる。

 

「ええ!? それは本当なのかい!?」

 

「マジだぜ!」

 

「お前達も見たら驚くはずだ」

 

「本当!? オイラ、見てみたい!」

 

「確かに気になるな…… 怪獣墓場に化石があるとは……」

 

「ふふ…… 実は今持ってきているんだよ。此処にね……」

 

「「ええ!?」」

 

 何と、二体が発掘した化石をこの場に持ってきているという。これにはバラゴンとモグネスは驚きを隠せなかった。見たいものがすぐ近くにあるので仕方がないだろう。

 

「見せて見せて! 今すぐ見たい!」

 

「オイラにも見せて!」

 

「そこまで言うなら見せてあげよう…… 俺達が発掘した化石を!」

 

 自信満々でジムシは持ってきた化石を見せようとした。バラゴンとモグネスだけでなく、アルフォンとテレスドンも気になるのか、ジムシとテラガイヤーの様子をじっくりと見ている。

 

「これが…… 俺達の化石さ!」

 

 そして、ジムシは後ろにある“化石”を一同の前に見せた。それは――

 

 

 

 

 

 

「ハーイ、どうも、皆さん」

 

「Hey! 久しぶりでーす! 皆さん!」

 

 

 

 

 

 

「「「「……………………」」」」

 

 

 

 

 

 

「これこそ、化石! しかも動いているし喋る! まさに生きた化石だ!」

 

 

 

 

 

 

 ジムシは自信満々で答え、テラガイヤーも満足げな表情をしている。しかし、バラゴン達一同は特に驚く様子も、目を光らせる様な様子もない。一時的な静寂が場を包み、テレスドンがその静寂を打ち破った。

 

「………… ステゴンとスカルクローラーじゃないか……」

 

「………… はい。そうです」

 

 テレスドンの指摘にジムシはやや冷えたような声色で喋った。

 というのも、ステゴンは「化石怪獣」という名前の通り化石そのままの姿をしている怪獣なのだ。というのも、化石になっても仮死状態のまま生き永らえていたからだ。化石のまま生きているという驚異的な生命力を持つ怪獣だ。

 スカルクローラーは元々髑髏島の地下に住む怪獣で、頭蓋骨のような頭をしているのが特徴の怪獣だ。

 

「実は穴を掘ってたらこの二体に出くわしてさ……」

 

「ちょっと皆を驚かそうと思ってさ……」

 

「あら、そうなの? 私は本物の化石を一瞬信じたんだけどね。まぁ、間違いではないでしょうけど……」

 

 化石を発掘したという事に間違いは無い…… だが本物の化石ではなく、肩書きに「化石」が付く怪獣と、化石に見えなくもない怪獣なのだ。

 

「ウーム、あまり驚きませんでしたか。無理も無いですが……」

 

「よく考えてみれば、私達は以前会った事がありますね。Uh…… 仕方ないでーす」

 

「まぁ、そうだよね……」

 

 ステゴン・スカルクローラー・バラゴンが話した通り、ステゴンもスカルクローラーも地下にいる怪獣だ。地底怪獣であるバラゴン達と出会ってていてもおかしくはないだろう。しかも二体は度々レストラン「怪獣」に来ているので猶更である。

 

「まぁ、一緒に食べないか? せっかく来たんだし……」

 

「あ…… じゃあいただきます」

 

「美味しそうだし、俺も食べるか!」

 

「Oh! 美味そうです!」

 

「じゃあ、食べましょう! Deliciousそうデース!」

 

 テレスドンの誘いにジムシ達は乗り、部屋に入った。地底に住んでいるということもあり、皆は心落ち着くようにくつろいでいる。早速ジムシとテラガイヤーはテーブルの料理に目を光らせている。ステゴンもスカルクローラーも同様だ。

 

「数が増えたから賑やかになったね!」

 

「まぁ、賑やかの方が良いと思うしな……」

 

「オイラも、皆と一緒にいた方が良いと思うよ。楽しいし!」

 

「そうね。あら?……」

 

 四体が話していると、そこに複数の怪獣が現れる。それは、三体共見た目がよく似ている怪獣だった。彼ら四体に見覚えがあるのか、バラゴンは彼らの名前を言った。

 

「あ、誰かと思えばアルタスクさん、リャンタスクさん、ツータスクさん!」

 

 この場に現れた四体の怪獣も地底に縁がある怪獣であった。三つ子のように姿が似ている三体の怪獣はベンゼン星に住んでいる怪獣である地底怪獣、アルタスク・リャンタスク・ツータスクだ。明確な違いは体の色で、アルタスクが茶色で、リャンタスクが黒色、ツータスクが赤色である。

 

「僕達も混ぜてー!」

 

「「混ぜて―!」」

 

「良いよ! こっちこっち!」

 

 バラゴンがアルタスク達を部屋に誘うことで、大勢がテーブルを挟む形で集まった。地底に縁のある怪獣達の宴会が始まった。今夜も楽しみが長く続くだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 そんな様子を見ていた怪獣が、レストランにいた。

 

「ふむ、地下ですか…… いっそのこと、地下室を造るのもアリかもしれませんね……」

 

 彼はエビゾール。このレストランの料理長である怪獣だ。実はバラゴン達がいる部屋から調理室まであまり離れていないことから、会話が聞こえていたのだ。彼らの会話を聞いて地下室に食事できる部屋を造る事を考えていたのだ。

 

「資金とかも考えませんとね……」

 

「マスター! 注文が入りました~」

 

 そんな中調理場に入ってきたのは、「怪獣」ならぬ「快獣」の名を持つブースカだ。このレストランで働いている快獣である。

 

「チャメゴンさんと同じく頑張っていますね。感心しますよ」

 

「褒められた~! バラサバラサ~!」

 

 ブースカが喜ぶ姿を見て自身も喜ぶエビゾールは、すぐさま調理の準備にかかった。

 

 

 

 〇怪獣図鑑

 

・地底怪獣 バラゴン

 映画「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」に登場した怪獣。中生代に死滅したと思われていた大型爬虫類。基本的に四足歩行だが、二足で立ち上がれる。顔には角が1本生えており、耳は三日月状。口から赤い熱線を吐く。秋田の油田から出現し、栃木県の日光白根山のロッジを襲った後、フランケンシュタインと戦った。その後、映画「怪獣総進撃」に登場し、映画「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」では地の神・婆羅護吽(バラゴン)として登場した。漫画「怪獣王ゴジラ」ではマッド鬼山の改造により、長い1本角と長い牙を持つ「シーバラゴン」が登場した。

 何処か可愛げがある怪獣です。日本で最初に「地底怪獣」と言う肩書きが付いた怪獣でもあります。バラナスドラゴンの末裔と言われていますが、それが公式設定かどうか怪しい模様。

 

・地底怪獣 テレスドン

 ドラマ「ウルトラマン」に登場した怪獣。武器は口から吐く火炎と怪力。体重が12万トンとかなり重く、皮膚もかなり硬い。22話で初登場し、37話ではジェロニモンによって再生された。その後着ぐるみはボロボロになり、ドラマ「ウルトラファイト」では鼻先が補修され、ドラマ「帰ってきたウルトラマン」ではテレスドンの弟分である怪獣デットンとして登場した。

 今でも度々登場していますが、正直特徴らしい特徴が無い怪獣…… というイメージがあります。

 

・巨獣 エビゾール

 第1話を参照。

 

・地底怪獣 アルフォン

 ドラマ「緊急指令10-4・10-10」に登場した怪獣。50年前にコンゴで発見された幻の怪獣。アルカリ性の土壌を好み、酸を出す。色んな物を噛み切る歯が武器。

 着ぐるみはドラマ「帰ってきたウルトラマン」に登場したステゴンの改造です。アルフォンと聞いてツイフォンを思い出しました。ウルトラマンに出て来たあの彗星です。

 

・宇宙巨獣 グラスター

 ドラマ「幻星神ジャスティライザー」に登場した怪獣。カイザーハデスが地球に送り込んだ怪獣で、岩のような見た目をしている。最初は隕石に擬態して地球に飛来し、岩山に変装していた。武器は角から出すビームで、自爆して相手に自身の破片をくっつける事で相手を拘束する。

 かっこいい見た目なんだからもっとまともな活躍をして欲しかったです……

 

・地底怪獣 モグネス

 第3話を参照。

 

・四次元怪人 ゴア

 ドラマ「マグマ大使」に登場した宇宙人。様々な星を支配し、その星の住民達を自軍に入れてきた。怒りっぽく残忍だが、滅ぼしてきた惑星の住民の子供達を自分で養う一面がある。第二形態として、恐竜みたいな姿の「ゴアゴンゴン」がある。

 アフロ髪が印象に残っている宇宙人です。ゴアゴンゴンが何処となく可愛いです。

 

・ゴミ塊物 ユメノカタマリ

 ドラマ「ウルトラマンダイナ」に登場した怪獣。無数のゴミが合体したことで生まれた怪獣。捨てられたゴミを吸収して自分の体の一部にし、有害なダイオキシンを撒き散らす。光線技が殆ど効かない。

 見た目はゴミというより岩や鉱石の怪獣のように見えます。

 

・見習い怪獣 ファルマガン

 ドラマ「ネオ・ウルトラQ」に登場した怪獣。ゴミや木の葉などで構成されている心優しい怪獣で、掌にかざした物を直す能力を持つ。ただし、その能力は自分の命をすり減らすという大きな代償がある。

 この怪獣が出てくる回を見た事がありますが、良い話でした。

 

・改造人間 ダストマン

 ドラマ「宇宙猿人ゴリ(宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン、スペクトルマン)」に登場した怪獣。ラーが人間を改造して誕生した怪獣。と言ってもラーが機械の操作を間違えた事で誕生した。ゴミを食べる事で巨大化し、再生能力も高い。人間としての意思がまだ残っている。

 ダストマンが出てくる話は衝撃的な話でした。本当に……

 

・地底怪獣 モングラー

 ドラマ「ウルトラQ」に登場した怪獣。特殊な栄養剤「ハニーぜリオン」で大きくなった地蜂を食べた事で巨大化したことで誕生したモグラの怪獣。高速で地中を掘り進むことが出来る。風速50mの鼻息が武器。太陽光線が苦手なため、曇りや夜にしか地上に現れない。

 まんまモグラの怪獣です。爪が鋭いため武器になりそう……

 

・地底恐獣 モグランダ

 ドラマ「流星人間ゾーン」に登場した怪獣。二人のシルバーガロガが合体して誕生した怪獣。背中に大きなドリルが付いており、右手が大きな鋏となっている。武器は口から吐く炎・右手の鋏・背中のドリル。

 ドリルが背中にあるというなかなか凄いデザインの怪獣です。モゲラやメガリオンみたいに普通は手に付ける構造が多い中、背中に付けるとは凄い発想です。

 

・地震怪獣 モグネチュードン

 ドラマ「宇宙猿人ゴリ(宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン、スペクトルマン)」の15話と16話に登場した怪獣。上半身がモグラで、下半身がナマズ。ゴリがモグラとナマズを合成して創り出した怪獣。マグマをエネルギーにして地震を引き起こせる。口からガスを吐き、マグマで怪我を治し、歯で何でも噛み砕く。27話では再生個体が登場する。

 個人的にスペクトルマンを代表する怪獣だと思っています。好きなデザインの怪獣です。

 

・地底怪獣 マグラー(ウルトラマン)

 ドラマ「ウルトラマン」に登場した怪獣。黒い体が特徴の地底怪獣。弱そうな相手を攻撃する。ドラマ「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」、映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」、ドラマ「ウルトラマンX」のOPにも登場した。

 正直大怪獣バトルで再登場した時、「何でこのマイナーな怪獣が!?」と思いました。

 

・地底怪獣 マグラー(スペクトルマン)

 ドラマ「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン(宇宙猿人ゴリ、スペクトルマン)」に登場した怪獣。三本角が特徴の地底怪獣。隕石の落下によって地上に現れた。本来は大人しい怪獣なのだが、子供が隕石により亡くなった悲しみで暴れ出した。武器はジャンプ力と角から出す光線。

 ウルトラのマグラーと同じ名前で、同じ肩書き。名前だけでなく肩書きまで同じ怪獣はマグラーくらいだと思います。

 

・地底巨獣 ジムシ

 ドラマ「巨獣特捜ジャスピオン」に登場した怪獣。目が無い顔と両手の鋭い爪と鋭い歯が特徴の怪獣。地中攻撃を行える。

 地面にいるせいなのか目が退化してるのが地底生物ぽさを感じます。正直言うとこの怪獣のことはあまり覚えていない……(泣)

 

・地底怪獣 テラガイヤー

 ドラマ「電光超人グリッドマン」に登場した怪獣。昆虫みたいな姿をした怪獣で、カブト虫のような角とオケラのような手が特徴。コンピューターワールドに侵入した際は水道水の供給を止めたが、後に水道から塩酸を出すようにした。武器は口から出す塩酸を含む霧、地中からの攻撃。

 地底怪獣と言うよりは昆虫怪獣と言った方が正しいかもしれません。見た目が昆虫ぽいので。

 

・化石怪獣 ステゴン

 ドラマ「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣。仮死状態で生き永らえていた恐竜の化石で、発掘現場の工事で使われたダイナマイトの衝撃で復活した。四足歩行で、強酸の溶解液を体の至る所から出して、口から毒ガスを出す。

 化石が生きてるって普通に考えたら凄い……

 

・スカルクローラー

 映画「キングコング 髑髏島の巨神(原題:Kong Skull Island)」に登場した怪獣。頭蓋骨のような頭部・白い体・一対の腕が特徴の怪獣。髑髏島に住む怪獣の中では非常に危険な肉食怪獣で、コングとは天敵のような関係。特に長生きする個体は「スカルデビル」と呼ばれている。普段は地下に住んでおり、獲物を求める時に地上に出る。

 頭の窪みが目と思われがちですが、その近くにある小さい球体が目です。

 

・地底怪獣 アルタスク

 ゲーム「ウルトラマンゼアス」に登場した怪獣。ベンゼン星に生息している怪獣。体の色は茶色。体当たりと棘から出す光線で攻撃する。色違いとしてリャンタスクとツータスクがいる。

 ゲームに出て来た怪獣です。体の棘からして、地面に潜る時は穴に引っかかりそうな気がする……

 

・地底怪獣 リャンタスク

 ゲーム「ウルトラマンゼアス」に登場した怪獣。アルタスクの色違いで、こちらは黒色。

 アルタスクの色違いです。何時見ても何となくツインテールに見えるのは気のせい?(多分背中の棘がツインテールの鞭に見えるせい。アルタスク・ツータスクにも言えますが)

 

・地底怪獣 ツータスク

 ゲーム「ウルトラマンゼアス」に登場した怪獣。アルタスク・リャンタスクの色違いで、こちらは赤色。他2体と違って光線の代わりに火を吐く。

 赤色ということもあり火を吐きます。ファイヤーアルタスク(或いはリャンタスク)とも言うべきか…… そういえばアルタスク達は設定上ではコッテンポッペの親戚と言われています。

 

・快獣 ブースカ

 ドラマ「快獣ブースカ」などに登場した怪獣、ならぬ快獣。元々イグアナだったが、特殊な栄養剤を与えられたことで突然変異して生まれた。性格は心優しく、「バラサ、バラサ」や「プリプリのキリリンコ」・「シオシオのパー」などの「ブースカ語」という独特な言葉で感情を表現する。小学5年生位の知能を持つ。

 後の様々な作品にも出てくるあたり知名度はそれなりにあると思います。ブースカみたいな怪獣(快獣)が出るドラマが増えないかなぁ……

 

・宇宙快獣 チャメゴン

 ドラマ「快獣ブースカ」などに登場した怪獣、ならぬ快獣。リスと宇宙生物を合体させることで誕生した快獣。悪戯好きで意地っ張りだが、一度めげるとなかなか立ち上がれない。作中ではブースカ達とはぐれたりとトラブルを起こしたりすることがある。

 ブースカは後の作品にちょくちょく出てきますが、チャメゴンはそんなに多くないイメージがあります…… 彼にも出番を……




シン・ウルトラマンは今後のウルトラシリーズで登場するのだろうか……
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