レストラン「怪獣」へようこそ   作:青色好き

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 水中に住む怪獣達です。

 次回は2020年2月19日12時00分に投稿予定です。


レストラン「怪獣」へようこそ 7 魚・水中

 水

 

 

 

 人類にとって最も身近な液体であり、多くの生物が生命の維持に必要な物質の一つである。古代から万物を構成する要素の一つとして挙げられる程、水は我々人類にとって重要な物質と見なしてきた。飲み物として、農業用水として、工業用水として、あらゆる面で水は人類から切り離せない存在なのである。

 

 その水の中に、生物が住む事も珍しくはない。魚から始まり、プランクトン・イソギンチャク・タコ・イカ・カニ・海草・クジラやイルカなどの哺乳類…… 数え切れないほどの生物が水中で暮らしている。

 

 それは“怪獣”でも同じである。

 

 怪獣の多くが生物故に、水中に住む怪獣がいてもおかしい事はない。

 

 その水中に住む怪獣達が、ある場所に1箇所に集まろうとしていた。

 

 

 

 

 

 その場所は、レストラン「怪獣」である。

 

 

 

 

 

 何時見ても美しい外見を成すレストランのある一室、そこはある個室となっている。

 

 壁は水色で、海の波を彷彿とさせる模様が描かれており、部屋のインテリアは貝や海底の岩を思い起こさせるデザインをしている。此処はさながら海の中と錯覚するような部屋である。

 

 その部屋の中に、怪獣達がいた。

 

「まるで海の中にいるみたいだなぁ……」

 

 そう呟いたのは、鮫のような体つきをしている怪獣だ。それもそのはず。彼はシャークロンと言い、鮫の怪獣なのだ。テーブルに置かれた茶を一服し、この呟きを発したのだ。茶からは煙がモクモクと出ており、まだ温かいことが窺える。

 

「この部屋をデザインした怪獣は間違いなく一流だね。なんせ海中にいるかのように感じるんだから」

 

 シャークロンの呟きに答えるように言ったのは同じく海の中に住む怪獣であるレイゴーである。地球に居た頃はトラック諸島に住んでおり、地元から「龍」と呼ばれ、戦艦として名高い大和と交戦した肉食性の怪獣だ。あの時は共生関係であるボーンフィッシュと共に戦ったが負けてしまった過去を持つ。

 怪獣墓場に来た現在では度々他の怪獣達と交流するのが日課となっている。本来レイゴーは足を持っていないため陸上で活動する事が出来ないのだが、水が入っている水槽に入り、その水槽に車輪を付ける事で移動している。

 

「誰がデザインしたんだろうね? 思い当たる怪獣はいる?」

 

「うぅむ…… シュガロン…… とかじゃないかな?」

 

「…… 有り得そうだなぁ」

 

 シュガロン。マシュマロのような皮膚を持つ怪獣で、彼は芸術への理解が深いと有名な怪獣だ。以前も怪獣墓場に転がっている岩に「新しい画法を生み出すぞ」と言って絵を描いていた事がある。彼程の実力者ならこの部屋のデザインを書く事は十分に可能だろうと考えていた。

 

「まぁ、どうあれこんなに素晴らしいデザインを描ける怪獣は凄いと思うよ」

 

「あぁ、そうだな。綺麗な絵だし、地球の海を思い出すよ」

 

「地球の海かぁ。いやぁ、懐かしいなぁ。美しく綺麗だったし」

 

 地球の表面の約7割は海で覆われている。それ故に地球は海の惑星とも言える環境なのだ。二体は海に縁のある怪獣なので地球の海を懐かしがっていた。

 

「地球の海と一言に言ってもよ、色んな海があるだろ? 太平洋とか大西洋とかインド洋とかよ?」

 

 そう言ったのは、シャークロンとレイゴーと共にこの食事に参加した怪獣であるムルチだ。彼も魚の怪獣で、元々は環境汚染による突然変異で生まれた怪獣である。彼も地球に住んでいた怪獣なので海に関する事はある程度知っている。

 

「確かにそれもあるけど、そんなに広い海じゃなくてもう少し狭い海もあるだろ?」

 

「えぇと、日本海とか?」

 

「地中海辺りとか?」

 

「そうそう、その辺り。そういう海を数えると結構数は多いぜ? それにな、綺麗な海だって沢山あるんだ」

 

「あ~、確かに……」

 

 二体共地球に居た頃は海に住んでいたが、自分の住む海から離れた事は少なかった。他の海の存在自体は海を泳ぐ魚達に聞いた事があるため知ってはいるものの、行った事自体は無いのだ。

 

「色んな海があるけどさ、どんな海に行きたいと思う?」

 

「う~ん、僕は……」

 

 行きたい海と聞かれ、シャークロンは一先ず考える事にした。シャークロン自身は以前他の魚から聞いたある海を答える事にした。

 

「ハワイの海…… かなぁ?」

 

「ハワイか。確かにあそこは良い海だ」

 

 シャークロンが挙げたハワイは太平洋の真ん中に位置する島で、多くの観光客が賑わう世界屈指のリゾート地である。そのハワイは青く綺麗な海が多く存在している。当然、その海には数々の魚を始めとする水生生物が存在するため、海棲の怪獣達にとっても多くの水生生物と交流できる海なのだ。そんなこともありシャークロンは一度行ってみたい海として挙げた。

 

「あ、そういえば以前フレニックスの奴がハワイに行ったことあるって言ってた」

 

「あ、そういえばそうだな。本人曰く日焼けしてアロハシャツを着てゴアに買ったお土産を渡したことがあるそうだ」

 

「物凄く楽しんでたんだ……」

 

 ムルチとレイゴーの言うフレニックスは首長竜のような姿をしている怪獣だ。ゴアが南太平洋に送り込み、地球上の音波や電波を吸収することで人間同士のコミュニケーションを不可能にさせた怪獣だ。ハワイから大分離れた南太平洋で暴れた怪獣がハワイに行ってた事にシャークロンは少し驚いた。

 

「ウチはカリブ海かなぁ。怪獣墓場に来てから知った海だけどなかなか綺麗な海らしいよ。あと、海賊で有名らしい」

 

「海賊? アイアンロックスやバラックシップみたいな船に乗ってる人達のこと?」

 

「どちらかと言うと炎の海賊の人達みたいな感じだな」

 

「う~ん、分からない……」

 

「じゃあ三将軍と言えば分かるか?」

 

「あ~…… 分かる……」

 

 海賊と聞いてもシャークロンはイメージが掴めなかった。彼は「海賊」という言葉を聞いたことがある(勿論魚達から聞いた)程度なので、どんな人物か分からなかった。そこで、レイゴーが例えとして炎の海賊と三将軍を挙げた事で少しはイメージを掴むことが出来た。と言っても三将軍を挙げたおかげと言った方が正しいが。

 シャークロンは以前三将軍、ブレアード・サイクリード・アクアルに会ったことがあり、彼らとレストラン「怪獣」で楽しく食事した事があるのだ。なんせブレアードが熱い性格ということもあり、かなり印象に残ってるのだ。彼が熱くなる度にアクアルとサイクリードが彼を冷静にさせるという、何処か漫才のような会話が展開されたのだ。そんなこともあり、シャークロンは海賊のイメージを掴むことが出来た。ブレアード達の様子が海賊のイメージとして正しいのかは分からないが。

 

「でもあの辺りって船や飛行機が突然消える変な海域があるんだっけ? 名前はバ…… 何だっけ?」

 

「バミューダトライアングル」

 

「そう! それ! もしかしたら怪獣達も消えちゃうんじゃあ……」

 

「あぁ、言われてみれば…… じゃあバミューダトライアングルには行かない方が良いかもな」

 

 シャークロンが挙げたバミューダトライアングルはアメリカのフロリダ半島・プエルトリコ・バミューダ海域を結んだ三角形の海域の事で、今まで多くの船や飛行機が消失したと言われている海域である。しかし、実際のところは事実ではない事例や怪事件のように紹介されるなどもあって作り話ではないかという話もある。

 しかしシャークロン達は割とその話を信じていたこともあり、先程の会話を繰り広げた。

 

「俺は沖縄の海に行くな。あそこの海は綺麗だ」

 

 ムルチが挙げたのは沖縄だ。日本にある地域で、日本人なら行ってみたいと思う地と海である。美しい海が広がるため、夏の時期は海水浴客で賑わう。

 

「あそこは綺麗なサンゴとかもあるし、行って損は無さそうだ。 それに……」

 

「「それに?」」

 

 ムルチが一旦言葉を区切った。シャークロンとレイゴーは何を言いたいのか気になり耳を澄ませる。魚達と楽しく会話できるから? それとも水が澄んでいるから? ムルチが何を言おうとしているのか? そして彼は口を開いた。

 

「あそこの食材は美味だからな」

 

「「……」」

 

 彼の一言に二体は思索した。食材。沖縄の食材で有名なもの。そして今『海』の事で話してる時に食材という単語。もしかして……

 

「ゴーヤチャンプルーだ! あの苦さは癖になるんだよ!」

 

「「あ~…… 成程……」」

 

 魚かと思ったが、実際は沖縄で食べられるゴーヤチャンプルーの事だった。正式には「チャンプルー」と呼ばれるそれは沖縄の家庭料理だが、ここ怪獣「レストラン」でもメニューとして提供されているためシャークロンもレイゴーもこの料理の事を知っていた。沖縄に住むキングシーサーとグクルシーサーもよくこの料理を薦めていたこともあった。

 

「ん? どうした? 意外だったか?」

 

「あ、いや、そういえば苦い物好きだったなぁって思って……」

 

「そう?」

 

 二体は気を取り直すように会話を続けた。ムルチは特に気にしていないようだった。するとそこに他の怪獣がやって来たのだ。

 

「あら? あなた達。結構賑わってるじゃない」

 

「あ、ジェルガさん。それに……」

 

「うむ、おぬし達か」

 

「鯨神さん!」

 

 部屋に入ってきたのは、貝の怪獣であるジェルガと鯨の怪獣である鯨神である。この二体も海に棲んでいる怪獣で、シャークロン達とも面識があった。今日、シャークロン達が食事をするということもあり立ち寄ったのだ。

 

「さっきあなた達は何か話してたけど?」

 

「あ、それは海の事について話してたんだよ。どんな海に行きたいとか……」

 

「海ねぇ……」

 

 ジェルガは何か考えているような素振りをしている。シャークロン達は「行ってみたい海を考えているのだろう」と考えていたが、彼女の口から意外な一言が出された。

 

「私は色んな深海に行ってみたいわ」

 

「「「へ?」」」

 

 彼女の答えは3体からすれば意外なものだった。貝が多い海だろうかと思っていただけに3体は頭の上に「?」を上げた。

 

 深海、明確な定義はないものの、深さ200m以上の海域を指す。光が殆ど届かないために宇宙の漆黒の如くの闇が存在する。それが深海の世界だ。

 

「私は貝だから魚みたいに泳げないわ。だから地面を潜ったり海底を移動するのだけれど、暗闇の中を光る魚が移動するから宇宙みたいに見えるのよ」

 

「魚には光る魚がおるからのう……」

 

「あ、その事を聞いたことある!」

 

 他の魚から聞いた事であるが、魚には体を光らせることが出来る魚が存在する。そもそも魚に限らずホタルやバクテリアなどの生物でも発光が見られる。ホタルの場合は「ルシフェリン」と「ルシフェラーゼ」という物質の化学反応によって発光し、オワンクラゲは「イクオリン」と「緑色蛍光たんぱく質」の化学反応によって発光する。深海に生息している生物は何らかの方法で発光している種が多い。そのような生物が暗闇である深海で光ればどのような光景になるのか想像してみると、まるで宇宙を見ているような気分になるだろう。

 

「怪獣墓場に来た時もまるで深海の発光生物みたいに星が光ってたから、まるで故郷の深海にいるような気分だったわ」

 

「そうか、ジェルガさんからすれば宇宙も深海に見えるんだね」

 

「そうよ。まぁ、魚の代わりに色んな怪獣がいるのも面白いんだけどね……」

 

 此処怪獣墓場も彼女にとって故郷も同然なのだろう。彼女の顔に笑みがこぼれている。そう感じているのはレイゴーもムルチも同様だ。それにシャークロン達も友達が多い怪獣墓場は故郷も同然の場所なのだ。

 

「深海は暗いけど素敵な場所なのよ。人間達は深海へ行った事は少ないのよ」

 

「ふむ…… 知能が高い人類でもなかなか行けん場所だからのう……」

 

「へぇ~…… そうなのか?」

 

 深海と言うのは非常に高い水圧が作用している。普通の物体なら簡単に潰れるほどの水圧だ。このような環境下で稼働できる潜水艦や潜水艇は少ない。それ故に人類にとって深海というのは未知の世界なのだ。

 

「人間達は宇宙に行こうと躍起になってるけど、自分の星にある海に関してはまだ謎を解きつくしていないわ。宇宙に行くなら自分達の星を調べつくしてから行くのも遅くないと思うのよねぇ」

 

「灯台下暗し…… と言ったところかのう。自分達の下(深い海)のことは完全に見えていないのう……」

 

(灯台下暗しってそういう意味だっけ?)

 

(大体合ってると思うぜ。多分)

 

(多分かよ……)

 

 シャークロン達3体はこそこそと話している。二体は特に気にしていないようだ。合ってるかどうか分からない3体は一先ず会話を戻すことにした。

 

「人類が深海に到達したら色々と賑やかになりそうですよね」

 

「イルミネーションでもやるかもしれねぇな。ピカピカ光らせるクリスマスツリーみたいに」

 

「ハングラーみたいにピカピカ光らせると…… あるいはクルマ二クラスみたいな感じかねぇ……」

 

 暗い所でイルミネーションを光らせるのが通例だが、深海で行うイルミネーションもまた楽しそうだなぁと3体は考えた。光るならゼットンやシグナリオンでも良さそうだなぁと思っていると、鯨神が「お、そうじゃ」と言った。何か言いたいことがあるのだろうかと思い、3体は鯨神に顔を向けた。

 

「さっき思ったんじゃが、人類が深海に行ったら怪獣を見つけるかもしれんぞ。あまり行っていないというのなら深海の生態系の事もまだ分からないことが多いとも言えるからのう」

 

「あ、そういえばメグさんも、あの時餌を探していたら近くの場所で堅い金属の塊が落っこちて来たから驚いたな~、って言ってた!」

 

「それって潜水艦のことだっけ?」

 

 メグ…… メガロドンのことであるが、海底で暮らしていたところ人類の潜水艦が到達。後を追うかの如くさらに上昇して現代の海に現れたのだ。

 

「メグさんは僕と同じ鮫の怪獣だから、しょっちゅう会ってるよ!」

 

「だから詳しく知っているのね。鮫の怪獣なら確か他にもいるわよね?」

 

「勿論! メガシャークさんやゲオザークさんも知っています!」

 

「友達が多いのは良い事じゃのう。そのメグのように人類がいずれ深海に本格的に進出したら、深海の怪獣を発見する時がくるかもしれん」

 

 深海にすむ怪獣…… シャークロンが思うに、マンダやジグラのような怪獣なのだろうと思っている。魚のような怪獣にとどまらずジェルガやゴーガ、イカゲラスやキングタコラスと言った貝や軟体動物の怪獣が生息しても不思議ではないだろう。

 

「人間が海に進出ねぇ…… そういえばそれを嫌ってた奴がいたっけ?」

 

「確かノンマルトじゃなかったっけ?」

 

「そう、そのノンマルトだ」

 

 ノンマルト…… M78星雲で「地球人」を意味する言葉である。彼らノンマルトは「地球は本来我々ノンマルトのもので、人間は侵略者だ」と主張していた。シャークロンもその事をガイロスやザバンギから聞いた事があるのだ。彼らはノンマルトと仲が良いので、レストラン「怪獣」で話となるとノンマルトの話題がちょくちょく出てくる。

 

「進出以前に人間の事を好きじゃない怪獣って確かいたわよね。なんせゴミを捨ててるせいで海が汚された~ て」

 

「あ~、そういえば、オイラが地球に居た頃も海を漂うゴミを見た事があるな」

 

 海に漂うゴミは相当な量と言われており、海に棲み生物に大きな打撃と与えていると言われている。特に腐敗しないゴミ、プラスチックなどは大きな問題となっている。微小なプラスチック粒子であるマイクロプラスチックが海洋生物の体内に入ってしまうという問題がある。海を漂うだけでなく、海岸に漂着したゴミも問題となっている。勿論海だけでなく川や湖と言った場所でも同様だ。

 

「ザバミが言っていたんだけど、昔湖に長く住んでたんだけど人間がゴミを捨ててるせいで故郷の水が汚れているか心配だ~! て言ってた」

 

「マジかよ…… てことは俺達水の中に住む怪獣達は住めなくなっちまうよ……」

 

「困ったわねぇ…… まぁ、今は怪獣墓場にいるから関係無いでしょうけど……」

 

「故郷の水が汚れかねんのぉ……」

 

 その場にいる怪獣達もやや不満そうな顔をしている。無理も無い。故郷の環境が悪化するとなるとなると当然と言えば当然の反応だろう。

 以前シャークロンは地球に居た頃川に住んでいたガンダとハンザギランと話しをしたことがある。二体は山椒魚の怪獣で川に棲んでいるのだが、ある日こんな話があったのだ。レストラン「怪獣」でたまたま出会い、意気投合して一緒に話をした時の事だ。

 

『昔は川に住んでいたんだけど、川の周辺に住む人間達が川にゴミを捨てたせいで水が汚くなったんだよ~』

 

『川にゴミ?』

 

『そう、それで川に住みにくくなってさ…… やんなっちゃうよ……』

 

 レストラン内のカウンターでシャークロンはハンザギランと話していた。ハンザギランはかつて川に住んでいた山椒魚の怪獣、ではなく超獣だ。川の水がゴミで汚れた事に愚痴を言っていた。

 

『ザリガンの奴も言ってたけど、いくらザリガニの俺でもあの環境はキツイぞ と言ってたんだ。ハァ……』

 

『あのザリガンでもきついの?』

 

『そうなんだよ。それだけ汚れているんだよ……』

 

 ザリガンはザリガニの怪獣だ。ザリガニは汚い水でも生きていける生物なのでザリガンも汚い水にも生きていられるのだが、そのザリガンでもキツイ程水が汚れているのだ。

 

『ああ、ゴミを捨て過ぎだよ…… 僕が住んでた頃は汚れてなかったけど現代は汚れすぎだよ……』

 

 ハンザギランの隣に座るガンダも愚痴を言っている。ハンザギランと同じ山椒魚の怪獣(正確には超獣だが)なので親交があり、度々話をしている。

 

『ガンダも今の状況を知っているの?』

 

『ハンザギランから教えてもらったんだ。僕が地球に居た頃は室町時代辺りだったから現代の状況を知らなかったんだけど、ハンザギランから今の状況を教えてもらったんだ』

 

『へー……』

 

『メガヌロンも水が汚れたせいで違う水地に移動する機会が何度もあったんだってさ。湖に住んでたマガジャッパも同じ事があったんだとさ。水が汚れるって嫌だなー……』

 

 そんな会話をあの時にしたのだが、海だけでなく川や湖までも水が汚れているのだ。自分達水の中に住んでる怪獣にとっては生活に大きくかかわる。今は怪獣墓場に住んでいるため関係無いが、やはり気になる。

 

「うぅむ、人間達は水の中にゴミを捨て過ぎじゃ。まったく、今の地球に棲んでいる怪獣が心配じゃ」

 

「今はどれくらい汚れてるのか気になるわね……」

 

 鯨神とジェルガの二体はシャークロンが先程考えていた事を話した。やはりあの2体も気にしている。シャークロンはレイゴーとムルチの方を見たが、やはり同様だった。

 

「やっぱり今はもっと汚れているんじゃあ……」

 

 レイゴーが故郷である地球の心配をしている。この部屋に不安の雰囲気があふれ始めて来た。どうしよう、とシャークロンが困り始める。自分はこの状況をどうにか出来るのか、地震も不安になってきた。

 

 

 

 すると、

 

 

 

「ん、何やっているんだ?そんな顔をして」

 

 

 

 ある怪獣が通りかかった。

 

「あ、ガメラさん……」

 

 近くを通りかかったのは怪獣界屈指の有名怪獣であるガメラだった。かつて地球に居た頃は人類の味方として数々の怪獣と戦って来た怪獣である。

 

「あ、ガメラさん実は……」

 

「?」

 

 シャークロンはこの状況になった経緯を説明した。人間達によって地球の水が汚れていること、今はどうなっているのか心配になっていること。

 

「成程、そんな話があったんだな」

 

「そうなのよ。今はもっと水が汚れてるんじゃないかと……」

 

「うぅむ、この年になると不安が大きくなるものじゃ」

 

 ガメラは一回皆の様子を見る。先程話していたジェルガと鯨神、レイゴーにしてもムルチにしてもやはり不安そうな表情をしていた。勿論シャークロンは言わずもがな。

 

「俺の考えなんだが……」

 

 ガメラは口を開いた。そこで……

 

 

 

 

 

「綺麗になってるんじゃないかと思ってる」

 

 

 

 

 

「「「「「え?」」」」」

 

 その場にいた怪獣達は一瞬だけ頭の上に「?」を浮かべた。

 

「俺が地球にいた時代は確かに海とかの水地が汚れていた…… だが、人間達は事の重大さに気付いてゴミを捨てないようにする意識が芽生え始めていたんだ。ゴミを回収する人達も多かった」

 

 ガメラが言っていることに皆は驚いたような表情をしていた。自分達が住んでいた頃、人間は地球の水地にゴミを多く捨てているため人間に対し好意的な印象を持つことはなかった。そんな人間達がゴミを捨てないようにしようと心掛けていることに驚いたのだ。

 

「自分達の過ちに気付いた人が多いんだ。そのうちゴミを捨てる人はいなくなるかもしれん。勿論、人間全てがそうではないだろうが、過去よりは増えている。以前よりも改善されているはずだ」

 

 ガメラの顔には何処か人間を信頼しようとしているような、安らかな表情をしている。今まで人間を守る様に敵怪獣と戦い、時に人間に助けられたこともあった。そのため、ガメラは人間を信頼しているのだ。自分達の間違いを償おうとすることを。

 

「「「「…………」」」」

 

 その場にいる皆は一旦考えるように黙った。ガメラが言っている事は少々信じ難い所がこそある。しかし、それでも“信じてみたい”という気持ちがあるのか皆は人間を信じてみるべきかと思考する。

 

 

 

 

 

 そして、結論が下った。

 

 

 

 

 

「そうだな、少しずつゴミを捨てない意識が芽生えているなら、海や川は綺麗になっているかもな……」

 

「ああ、ゴミが無くなる…… とはいかないが少なくなってるかも……」

 

「少しは信じましょう。人間を……」

 

「うむ、儂らが暮らせるような青い海がまだ広がってる事を」

 

 皆は人間達を信じる事にしたのだ。地球に居た頃、彼らとは敵対関係だった者がいるものの、それでも信じようとしているのだ。

 

「うん、そうだね! 信じてみよう! 地球に暮らす人達を!」

 

 シャークロンも不安が無いような、元気で溌溂とした様子で答えた。人間を信じる事を。

 

「あ、ここにいたのか、ガメラさん」

 

 近くから声がした。振り返ると、そこにはサメラがいた。更にサメラの後ろにはガガラ・カメーバ・ジメラ・ザリガニンド・スピンコブラー・ウミキングがいた。かなりの数の怪獣がこの場に来た。

 

「あの、ガメラさん? 宴会でもやるんですか?」

 

「ああ、元々その為に呼んだんだ。俺が先に来たらお前達が何か話してたんで……」

 

「あ、そうなんですか。それじゃあ、一緒に宴会をしませんか? 皆と一緒の方が楽しいですし……」

 

「そうだな、じゃあ、パーっと楽しむか!」

 

 そして宴会は開かれた。皆が料理を口に運び、肴として様々な話題が挙がる。水中生活をしていた頃の話、陸上に出て楽しかった思い出、そして最近の些細な話……

 

 今夜も楽しい宴会になりそうだ。

 

 

 

 

 

「今夜も長くなりそうだなぁ…… 何時頃終わるのかねぇ?」

 

 勿論宴会で料理が提供されるとなれば、その料理を運ぶ怪獣もいる。この店の店員であるナツノメリュウは何時頃仕事が終わるか考えながら仕事をしていた。

 

 怪獣図鑑

 

・さめ怪獣 シャークロン

 ドラマ「メガロマン」に登場した怪獣。名前の通り鮫のような姿をしている怪獣。ダガーが地球の街を壊すために送り込まれた怪獣で、口からガスを吐く。

 B級映画で色んな鮫が出てきますが、こちらのシャークロンはデカいし歩ける鮫です。貴重な鮫の怪獣です。

 

・深海獣 レイゴー

 映画「深海獣レイゴー」に登場した怪獣。トラック諸島の伝説に出てくる龍の正体である怪獣。夜行性の肉食獣で、体に電気が流れているため出現時には青い稲妻が発生する。尻尾を使って爆雷を受け流すなどの芸当も出来る。映画「深海獣雷牙」ではレイゴーが進化して怪獣雷牙となる。

 顔がゴジラっぽい怪獣です。というのも、デザインコンセプトが「ゴジラの進化前の生物が水爆を浴びないでそのまま成長したら?」をコンセプトにしてるからです。

 

・深海魚 ボーンフィッシュ

 映画「深海獣レイゴー」に登場した怪獣。レイゴーと共生関係にある怪獣。髑髏のような顔を持つ深海魚で、肉食性かつ好戦的。レイゴーの放電で感電した魚を食べる。映画「深海獣雷牙」では進化してデビルボーンフィッシュとなる。

 ボーンフィッシュが大和の人を襲う場面は中々怖いです。フラッシュの暗転が恐怖感を出しています。

 

・音波怪獣 シュガロン

 ドラマ「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣。全身がマシュマロのような白い物体で覆われている怪獣で、弾力性があり、それを利用したパンチを放てる。甘いものが好物で、騒音と硫黄が苦手。芸術が理解できると言われている。

 音波怪獣という肩書きなので音の攻撃をしてくる…… のではなく騒音が苦手…… ややこしい気がする……

 

・巨大魚怪獣 ムルチ

 ドラマ「帰ってきたウルトラマン」に登場した怪獣。環境汚染によって魚が変異したことで誕生した怪獣。口から光線を吐く。気象観測の為に地球を訪れていたメイツ星人によって封印されていた。ドラマ「ウルトラマンA」でも再登場したがドラゴリーによって倒された。ドラマ「ウルトラマンA」では強化態のゾアムルチが登場した。漫画「ウルトラマンSTORY 0」では巨大な魚として登場した。

 トラウマ怪獣として有名です。Aの時はすぐ倒されましたが、メトロン星人Jr.・ドラゴリー・ムルチ対ウルトラマンAの対決が見れたのに……

 

・音波怪獣 フレニックス

 ドラマ「マグマ大使」に登場した怪獣。ゴアが南太平洋に送り込んだ首長竜のような姿の怪獣。音波・電波を吸収してそれをエネルギーとし、それを高サイクル音波として敵に発射する。音波を吸収する事で人間同士のコミュニケーションを不可能にしたことで人々は疑心暗鬼となり戦争・紛争を起こさせた。

 ぱっと見ネッシーのような姿の怪獣です。さながら海のネッシーと言ったところです。音を吸収して惨事を起こしてるあたり、かなり凄い怪獣です。

 

・四次元怪人 ゴア

 第6話を参照。

 

・軍艦ロボット アイアンロックス

 ドラマ「ウルトラセブン」に登場した怪獣。地球侵略を目論むミミ―星人が海底に沈んだ軍艦や船を回収して造り上げた戦艦。出現地の国の近くで沈んだ船を材料としており、、日本で出現した際は戦艦大和を材料にしていた。四方から砲弾を発射し、完全停止してから15分経過すると自爆する。漫画「ウルトラマンSTORY 0」ではザラブ星人の宇宙戦艦として登場。内部に怪獣を収容出来る程巨大で、惑星を破壊できる程強力なゴルドニウム砲を装備し、足となるパーツと合体・変形する事で人型メカにもなれる。また、ゴルドニウムはウルトラ戦士の光線と反応するとビッグバン並みの大爆発を起こすので迂闊に攻撃出来ない。

 怪獣、と言うより戦艦です。STORY 0でのアレンジが凄い……

 

・スクラップ幽霊船 バラックシップ

 ドラマ「ウルトラマン80」に登場した怪獣。氷山に激突して沈んだコンピューター制御の貨物船「クーインズ号」が自我を持って海底の鉄資源を利用して復活した船。沈没前にプログラミングされた通りに荷物を届けるべく日本に向かう。氷山に負けないために全身に磁力を帯びて周りの船などを引き寄せたことで要塞のような姿となった。武器は大砲とケーブルやコードを使った拘束。

 沈んだ船が復活する…… いずれこのような船が出てくるのだろうか……?

 

・炎の海賊

 映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」に登場した宇宙海賊。隠れ宙域という宙域で活動している宇宙海賊。自由を愛する荒くれ者達で構成されており、根は善良。ガル・ギル・グルの3人が船長。

 炎の海賊と言われるだけあって炎みたいな服を着ています。ちょっと暑そうな雰囲気かも。

 

・火将軍 ブレアード

 ドラマ「超星艦隊セイザーX」に登場した宇宙海賊の一人。宇宙海賊デスカルの幹部の一人で、3将軍の内の一人。短気な性格で、熱血漢。よく「面倒くせぇ」とよく言う。主人公とはライバルのような関係で、似た者同士。火将軍と言われている通り火の属性を持つ。主人公達に捕獲された時は主人公の家で洗濯物を干したりポチと呼ばれたり納豆が好物になったりしてた。

 セイザーXを代表する癒されキャラかつコメディ担当。メトロン星人以上に日本家屋に馴染んでいる気がします。

 

・風将軍 サイクリード

 ドラマ「超星艦隊セイザーX」に登場した宇宙海賊の一人。宇宙海賊デスカルの幹部の一人で、3将軍の内の一人。知的な所があり、発明家としては一流だがボケ担当。三人の中では一番宇宙に帰りたがっている。風の属性を持つ。

 ブレアード程ではありませんが、彼も印象に残っています。私とは何処か気が合いそう……

 

・水将軍 アクアル

 ドラマ「超星艦隊セイザーX」に登場した宇宙海賊の一人。宇宙海賊デスカルの幹部の一人で、3将軍の内の一人。3将軍の中では唯一の女性。冷静沈着な策士で、他の2人を馬鹿にすることがあるものの内心は心配している。水の属性を持つ。

 二人を心配してる辺り、根は良い人なんでしょうなぁ……

 

・伝説怪獣 キングシーサー

 映画「ゴジラ対メカゴジラ」に登場した怪獣。シーサーの怪獣で、沖縄に危機が訪れた時に目覚めると言われる怪獣。「美童(みやらび)の祈り」という唄を聞くことで復活し、メカゴジラと戦った。身軽な動きが特徴で、右目で相手の光線を吸収して左目から威力を10倍にして打ち返す技を持つ。ドラマ「ゴジラアイランド」、映画「ゴジラ FINAL WARS」、小説「GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ」でも登場した。

 長い長い唄を聞かなきゃ復活しないところを改善してくだせぇ、シーサー様。

 

・獅子聖獣 グクルシーサー

 映画「ウルトラマンジード 繋ぐぜ!願い!!」に登場した怪獣。シーサーの怪獣で、普段は石像の姿となっている。自然の営みと命を守る事を使命としており、鋭い爪で敵と戦う。

 キングシーサー同様シーサーの怪獣です。カラフルだなぁ。

 

・深海貝獣 ジェルガ

 ドラマ「ウルトラマンコスモス」に登場した怪獣。貝の怪獣で、怪獣保護センターで保護されている。プランクトンを食べて暮らしている。性格は大人しい。カオスヘッダーに憑りつかれてカオスジェルガに変貌した。

 「怪獣」でもあり「貝獣」…… ギャグ?

 

・鯨神

 小説及び映画「鯨神」に登場した怪獣。九州沿岸に生息する巨大な鯨。今まで多くの漁師を倒してきたことから、「悪魔の鯨」と呼ばれている。

 ガメラや大魔神を作った大映にとって初めての怪獣映画。鯨の怪獣ってあまりいない気がします。

 

・円盤生物 ハングラー

 ドラマ「ウルトラマンレオ」に登場した怪獣。円盤生物の内の一体で、アンコウに似た姿をしている。触角を光らせて車を引き寄せて、車を食べる。口からは火を吐き、体を使った押し潰し・噛みつきが得意。「ウルトラマンオーブクロニクル」では1950年代に中南米に現れてウルトラマンオーブと戦った。

 車を食べるという珍しい怪獣。魚って四本足が生えているんだっけ?

 

・交通事故怪獣 クルマ二クラス

 ドラマ「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」に登場した怪獣。轢き逃げされて意識不明となった少年の精神エネルギーにより現れた怪獣で、姿は少年の父が作った人形と形が似ている。信号機のように赤・青・黄の目があり、両手はフックのような形をしている。少年を轢いたスポーツカーを憎んでおり、テレポーテーションで各地に現れてはスポーツカーを壊しまわった。

 目が信号と言う独特のデザインの怪獣です。ピカピカ光ります。

 

・宇宙恐竜 ゼットン

 第2話を参照。

 

・信号超獣 シグナリオン

 ドラマ「ウルトラマンA」に登場した怪獣。超獣の内の一体で、レボール星人が連れて来た。体中に赤・青・黄の球体が付いており、赤い目から熱線、青い目から相手を弱体化させる光線、黄色い目から相手を狂わせる光線を放ち、全ての目を光らせると強力な破壊光線となる。

 クルマ二クラス同様赤青黄の目を持つ怪獣(超獣)。やはりカラフルですなぁ。

 

・メグ

 映画「MEG ザ・モンスター(原題:MEG)」に登場した怪獣。マリアナ海溝の最深部で生き残っていた古代サメ「メガロドン」。非常に巨大な鮫で、鋭い歯であらゆる物を攻撃する。

 ここ最近のサメ映画です。「MEG」というのは「メガロドン」のことですが、一応この作品では便宜上名前として使っています。

 

・メガシャーク

 映画「メガ・シャークVSジャイアントオクトパス(原題:Mega Shark vs Giant Octopus)」に登場した怪獣。メガロドンの末裔で、かなり巨大。水面を跳ねて旅客機を破壊する程跳躍力も高い。

 とにかく巨大な鮫です。空にいても鮫の脅威から逃れられない……

 

・地中鮫 ゲオザーク

 ドラマ「ウルトラマンティガ」に登場した怪獣。鮫の形をしたロボット怪獣で、地中を高速で移動できる。体当たりや鼻から放つ光線・背鰭から出す機会を初期化させるリング上光線。

 機械ですけど、地中を移動できる鮫です。背鰭を出して街を壊す場面は凄いです。

 

・怪竜 マンダ

 映画「海底軍艦」に登場した怪獣。龍のような姿をした怪獣で、ムウ帝国の守護神。海底に進撃してきた轟天号を迎え撃った。映画「怪獣総進撃」では角と髭が無い姿で登場。映画「ゴジラ FINAL WARS」ではノルマンディー沖で轟天号と戦った。小説「GODZILLA 怪獣黙示録」と「GODZILLA プロジェクト・メカゴジラ」でも登場した。

 怪獣総進撃では角と髭が無い…… まるで蛇のような見た目で「誰!?」と思いました。あの姿でよく出したな……

 

・深海怪獣 ジグラ

 映画「ガメラ対深海怪獣ジグラ」に登場した怪獣。ジグラ星から来た魚型の知的生命体で、地球に移り住むのが目的。宇宙船を壊された際、水圧の影響で巨大化した。武器は目から放つ赤い破壊光線や物質を移動させる緑色の光線・洗脳など。

 身動きが封じられた際、背鰭で演奏された時は笑いました。

 

・貝獣 ゴーガ

 ドラマ「ウルトラQ」に登場した怪獣。6000年前のアランカ帝国を滅ぼしたと言われている怪獣で、サザエのような貝殻とカタツムリのような体をしている。貝殻を回転させて地下に潜ることが出来、目から溶解光線を放つ。元々は「ゴーガの像」に封印されていたがレントゲンの放射線の影響で復活した。

 どうやって殻を回転させているのか非常に気になります。

 

・軟体怪獣 イカゲラス

 ドラマ「ジャイアントロボ」に登場した怪獣。7話で登場したBF団が操るイカの怪獣。口から溶解液を吐き、体の両脇のヒレで強風を引き起こす。熱や火に弱い。26話ではアイスラー共々再登場した。

 強風を引き起こすイカの怪獣ってイカゲラスくらいかなぁ?

 

・キングタコラス

 ドラマ「突撃!ヒューマン!!」に登場した怪獣。キノコの様な頭を持ち、棘が生えた腕を持つ。第6話でヒューマンと戦った。ドラマ「行け!グリーンマン」でも登場し、グリーンマンと戦った。

 タコの怪獣…… と言うよりキノコの怪獣に見えます。個人的にそう思います。

 

・地球原人 ノンマルト

 ドラマ「ウルトラセブン」に登場した、地球の先住民と言われている人達。「地球の先住民は自分達であり、人間は侵略者だ」と主張し、ガイロスと言うタコの怪獣を操る。「平成ウルトラセブン」ではノンマルトの主張が真実であるという展開になった。

 平成の展開は賛否両論がありますが、個人的に平成の方が好きです。昭和の「真相を曖昧にする」展開も好きですが、曖昧なのでどうしても「う~ん……」と思うんです。

 

・大ガニ怪獣 ザバミ

 ドラマ「仮面の忍者 赤影」に登場した怪獣。カニの怪獣で、足切主水に操られている。口から出す泡で相手を包み込む。右腕の鋏が大きい。

 ザバミの出す泡ってなんか気持ちよさそうな気がするのは気のせい?

 

・山椒魚怪獣 ガンダ

 ドラマ「仮面の忍者 赤影」に登場した怪獣。谷に棲んでいる山椒魚の怪獣。普段はオオサンショウウオの姿をしているが、渦巻一貫斎の笛を聞くと巨大化し、一貫斎の命令を聞く。

 山椒魚と言うより緑色のトカゲに見えます。 ……トカゲに見えないかな?

 

・山椒魚超獣 ハンザギラン

 ドラマ「ウルトラマンA」に登場した怪獣(超獣)。オオサンショウウオが太陽光線を吸収して超獣となった姿で、笛で操られる。口から溶解液を出し、全身から催涙ガスを出す。更に不死身の肉体なので驚異的な生命力を持つ。しかし、太陽光線を遮断されると封じられる弱点がある。ドラマ「ウルトラマンタロウ」に登場する怪獣タイラントの背中のパーツになった。

 背中の棘のせいでガンダ以上に山椒魚らしくない…… あ、超獣だからか。

 

・宇宙魔獣 ザリガン

 ドラマ「幻星神ジャスティライザー」に登場した怪獣。アドロクロスがザリガニと宇宙魔獣を合成して生まれた。両腕をミサイルのように飛ばし、すぐに腕が再生する。口からは泡状の爆弾「バブルボール」を出す。

 ハサミをミサイルのように飛ばせるのがちょっとかっこいいです。しかもすぐに腕が再生するので便利です。

 

・怪虫 メガヌロン

 映画「空の大怪獣ラドン」に登場した怪獣。古代のヤゴの怪獣で、阿蘇山に眠っていたが地殻の変動により目覚めた。両手の鋏が武器。ラドンの餌でもある。映画「ゴジラXメガギラス G消滅作戦」でも登場。時空の歪みによって卵が現代に現れて孵化した。その後は増殖して成虫に羽化してメガニューラとなる。

 ピョロピョロという音と共に家に現れる場面は映画視聴当時怖かったです。

 

・水ノ魔王獣 マガジャッパ

 ドラマ「ウルトラマンオーブ」に登場した怪獣。魔王獣と呼ばれる怪獣の内の一体で、水を司る。タツノオトシゴのような見た目で、体から悪臭を放つ。また、体に浸かるだけで水を臭くすることも出来る。技は頭部から放つマガ水流や悪臭を放つマガ臭気など。

 ゾアムルチの改造らしいです。もうムルチの姿を見る事は出来ないのか…… 通常種は何時頃出るのだろう?

 

・ガメラ

 第5話を参照。

 

・吸血魔獣 サメラ

 ドラマ「サンダーマスク」に登場した怪獣。富士山麓の近くにある博物館のミイラが吸血半魚人として復活した怪獣。頭には大きなノコギリが付いている。5話で初登場した後、11話と25話でも再登場した。

 再登場しているってことは人気があるという事なのだろうか? 名前からして鮫の怪獣かもしれませんがいかんせん情報が少なすぎる……

 

・ガガラ

 ドラマ「仮面の忍者 赤影」に登場した怪獣。ヤドカリの怪獣で、口から火や油を吐き、地中に潜ることも出来る。額にある光る部分が弱点。くの一である口無水乃の笛で操られる。

 ヤドカリ…… にしては毛が多い気がする…… そういえばアイゼンボーグにもガガラって怪獣がいますよね。

 

・大ガメ怪獣 カメーバ

 第3話を参照。

 

・大怪獣 ジメラ

 ドラマ「20世紀未来ロボット防衛隊テデロス」に登場した怪獣。水陸で活動出来る四足歩行怪獣で、怪力と尾から放つ放電が武器。

 テデロスの怪獣の中で詳細が分かっている少ない怪獣です。いずれ見たいな、テデロス。なんせソフビを使った特撮だから。着ぐるみ以上にアナログだもん!

 

・ザリガニ怪獣 ザリガニンド

 ドラマ「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」に登場した怪獣。ザリガニの怪獣で、後述のスピンコブラーの子分。鋏が武器で、鋏から電流を流せる。角は何でも突き通す。尾は貝殻のような形で、そこに隠れて身を守れる。体は燃えやすく、体が燃えたら口から消火剤のようなものを吐く。

 ザリガニですけど海に現れます。海のザリガニ、ウミザリガニ…… もしやロブスターの怪獣なのか!?(ロブスターの別名の一つがウミザリガニ)

 

・海草深海獣 スピンコブラー

 ドラマ「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」に登場した怪獣。海草の怪獣で、ザリガニンドの親分。全身が昆布に覆われたような姿をしており、二つの目が触角のように飛び出している。長い触手を使った締め付けが得意。

 海草の怪獣なのですが、頭がキノコに見えます。ザリガニンドとの協力体制はなかなか面白いです。

 

・地震巨獣 ウミキング

 ドラマ「巨獣特捜ジャスピオン」に登場した怪獣。2億年前に生息していた恐竜で、浜名湖の湖底で眠っていたがサタンゴースの光線により復活した。自信を起こす能力を持っており、口から炎を吸収して相手に吹きかけることが出来る。長い尻尾も武器。

 姿がかっこいい怪獣ですが、名前がなんか…… う~ん……

 

・伝説怪龍 ナツノメリュウ

 ドラマ「ウルトラマンマックス」に登場した怪獣。村の湖に住むと言われている伝説の龍神で、過去に森と湖が汚されたことに怒って出現したが、祠を建てた事で怒りを鎮めた。しかし、祠が壊された事で湖から現れた。背中に炎の翼を出して空を飛び、口から青い炎を出す。ドラマ「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」ではゴモラ(レイオニックバースト)に倒された(尾のみ登場)。

 とてもカッコイイ怪獣です。炎の翼で飛ぶというのがカッコイイ…… だからこそ大怪獣バトルでの再登場の仕方に納得がいかない……

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