TS転生系Vtuber、時々ダークヒーロー【第一部完結】 作:ムーンフォックス
ハーメルンの機能である特殊タグを使うことで文字の色や背景色を変えるだけじゃなくLINEやXと言った様々な画面を再現できまうよ…
チラシの裏から「特殊タグ練習」って検索すれば有志の方がある程度のテンプレを作ってくれてるそれを使ってお手軽に自分の好きな画面を再現しちまえよ…
ヒッヒッヒ…
「ああー……来るな……来ないでくれぇ〜」
8月31日夏休み最後の日、真夏のホラー配信である。お恥ずかしい話ではあるが、俺はホラーが大の苦手である。
故にホラー映画は見ないしホラーゲームだってやらないのだが……
脳裏に浮かぶのはこの前やった雑談枠(同接1200人)の切り抜きである。
当時は若くあんな軽い煽りに引っかかってしまいました……。
あんな軽い気持ちで約束をしてしまった自分をぶん殴りたいです……!
まあゲームをするかしないかの決定権はつまるところこちらにあるのだ。やろうと思えば記憶からこの切り抜きの証拠を消して「何その闇道って〜? 私知らないな〜でも面白そうだな〜いつかやろっかな〜」と実質的なやらない宣言だってできる。
が、俺の軽い気持ちは他の人にとっては重大なものだったらしい。切り抜きのコメント欄をチラリと見た。
まあわざわざ楽しみにしてくれる人を失望されるわけにはいかないしね。
それにこれはチャンス。この配信が成功し数字に繋がれば『ホラゲー苦手なVtuberが〇〇を実況してみた!』シリーズで固定客を得ることもできる。
べ、別に自分の配信を待ち望んている人の為に配信するわけじゃないんだかね!
……と勇んでゲームを配信し始めたまでは良かったのだが。
「いやあああああああッッッッ!!!! やめろ! 来んなっ!! 来んじゃねぇっ!! アッ↑↑」
暗闇に息絶えた……
宝玉を1つ使って蘇生
ステージを最初からやり直す
タイトルメニューに戻る
すべてのメッセージ お936
| 素の口調出てんぞ |
| 射影機使えよ |
| コントローラーから手を話しながら言う台詞じゃなかった |
| もう寝るわ お休み |
「ちくしょー……もう一回最初から……」
と離してしまったコントローラーに手をかけた時、最後のコメントが目に入った、一応念のためと時計を見る。
……1時!? ヤバいヤバい、明日(今日ではあるが)は決して外せない予定があるのだ。
「ヤバいヤバい。私も寝ないと んじゃオヤスミ」
すべてのメッセージ お905
| おやすみ |
| 『逃げ』か? |
| 明日になって違うゲームしてたら怒るぞ |
| ブラッドソウルもクリアしてないだろお前 |
このライヴストリームは
終了しました
電気をパチリと消して床に就く。
9月1日、つまりは新学期の始まりである。
── ✿ ──
都立
都立
花の高校一年生。その二学期の初日。
席替えをして和気あいあいとする教室。
その中で自分は、
「夜花ちゃん! よろしくね!」
「アッヨロシクデス……」
「ていうか夜花ちゃん席変わってなくない? 先生に文句言ったら?」
「アッイヤ ダイジョブデス……」
絶賛陰キャ発動でした。うぅ……なんで席替えなんてなんであるんだよぉ……替えるなよ……。
「そう? でも嫌になったらすぐ私に言ってね! なんなら私が席替わったげるから!」
「アッアリガトゴザヤス……」
前の席の女の子──
「は〜い皆さん席についてくださ〜い。今日は転入生が来ま〜す」
担任が出席簿を持って教室に入ってくる。チラリと後ろの席を見た。
湧き立つクラスを手で鎮め、担任がその人物を呼ぶ。
「はいそれじゃあ入ってきて〜」
「し、失礼します!」
緊張を感じる大声と共に扉が開く、女の子が入ってきた。どこかテレビで見た気がする。有名人かな? クラス中から驚きの声があがる。そんなに有名人?
教卓の黒板に整然とした文字でその名前が書かれた。
赤羽彩月か、へー
赤羽彩月ィ!?
「えっと……詳しくは言えませんがここには国からの使命で来ました! 皆さん! よろしくお願いします!」
根っからの良い子であるという雰囲気をクラス全体が感じたらしい。拍手が周囲からあがる。
「はい。ありがとうございます。それじゃあ席あそこだから」
「はっはい!」
移動する彼女の様にクラスの視線は釘付けだ。やがてその矛先は俺──の背後の席に座る彼女で固定される。
「よろしくね! 夜花ちゃん!」
「アッハイ ヨロシヤス……」
「なんで京都弁?」
陽キャに挟まる陰キャ。さながら百合の間に挟まる男である。その心は、心情が悪いでしょう。
「はぁ〜……屋上で飯なんて久しぶりだわホント……」
昼休みが始まった。自分の席の後ろにはものすごい数の人が集まってきていた。恐らくその目的はヒーロー──赤羽彩月の姿を見たいというのが大半を占める。
つまり、邪魔な俺は屋上で一人むしゃむしゃと妹の作ってくれた弁当を食すのが最善の行動なのだ。
「俺の居場所なんて所詮ありませんよ〜っと……はぁ〜……」
二度目の溜め息を吐く。こんな時は自分の生放送のアーカイブを見るに限る。
◁ ○ □
コメント欄から面白いと言われてる部分を見てどこが面白いのかの分析をする。最近のUtubeはポ◯ノハブみたいにどこが一番盛り上がったかを示してくれるグラフが表示されるから便利だ。
コメント欄をスクロールをする。
えっ。後ろを振り向く。赤羽彩月がいた。しかも瞳をキラキラと輝かせながら。
なんでこんなところに? というよりなんでこんな木端なVtuberの名前を彼女が?
「私も見てるよ! もしかしてあなたも好きなの!?」
「エッアッイヤアノ……」
「好きな切り抜き何!? 一緒に語ろうよ!」
嘘でしょ?
面白かったという方は下のボタンからお気に入り、高評価、感想、またXでの読了ポスト等、行っていただけると幸いです。
今回使用した特殊タグであるYoutubeチャット欄は自作のものとなります。
ここから自由に使用することが可能です。他にも様々な特殊タグを作成していますので、興味があれば積極的に使っていだけると嬉しいです。
また本文中のようつべの特殊タグ及び時計の特殊タグはアネモネ様の「特殊タグ詰め合わせ」を参考にさせていただきました。
アネモネ様にこの場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。
今話にて良かった思った特殊タグをお答えください
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画面点滅(最後の文字ありverも含む)
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YouTubeコメント欄
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やはり数字…!数字は全てを解決する…!
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闇道のゲームオーバー画面
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時計
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都立鶯寧高等学校
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黒板
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「あーっ!それカモメちゃんだよね!」