ありふれないGOD EATER達は世界最強   作:沖田玉藻

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第1話

朝5時半

 

 

コンコン

 

私が双子のお兄ちゃんの部屋の扉をノックしても反応が無い。

 

扉を開けてお兄ちゃんの顔を見ようとするが

 

「いない。」

 

部屋を出て階段の方に行くと

 

トントントン

ジュ~ジュ〜

・・・チーン

 

と朝ご飯を作っている音が聞こえる。

 

お母さんかな?

お兄ちゃんは今は走り込みかな?

 

と考えてキッチンに行くと

 

「お兄ちゃん!」

お兄ちゃんがエプロン姿で朝ご飯と昼の弁当を作ってくれていた。

 

「おはよう雫。今日の弁当は俺が作っているぞ。」

と笑顔で応えてくれた。

朝の走り込みに使うジャージを着ている事から走り込みの後から始めたこと後わかる。

 

「楽しみね。お兄ちゃんのお弁当は凄く美味しいから。メニューは何?♡」

おっと語尾から♡を抜かなくちゃ。

でも着いてしまうのは仕方が無い。

 

なんたって私の双子のお兄ちゃんなのだから。

 

身長は187cmでかなり引き締まっているのに体重は100㌔で体脂肪率が5%で腹筋が芸術の様に割れているなんて知らないんだから。

 

昔は私と同じ位の身長だったのに中学1年の時に私の成長は止まったけどお兄ちゃんは未だに止まらない。

・・・おっとお兄ちゃんへの愛が溢れちゃう所だった。

 

「今日は私が作ろうと思ったのに。昨日は遅くまでお父さんと剣術の稽古だったでしょ?」

と聞くとお兄ちゃんは料理の手を止めずに

「でもそこまで遅い時間まで稽古はしていないからな。」

「そうなんだ。」

「そんなことよりも雫。」

「何?」

「まだ寝足りないんだろ。」

「なんでそう思うの?」

「どうせ・・・やめておこう。」

と言うとお母さんの声が2階から聞こえて来た。

「珠樹!朝ご飯を作ってくれるのは嬉しいけどシャワーを浴びてからね〜。」

と言われるとお兄ちゃんはギクッとなって

「雫。続きを頼む。直ぐに上がるから。」

と行って部屋に着替えを取りに行ってからシャワーを浴びに行った。

 

お兄ちゃんの作ろうとしていたメニューは・・・

 

 

お兄ちゃんの得意料理の肉じゃがに金平ごぼう、筍の炊き込みご飯

そして・・・鶏天だ!

 

正直に言ってしまうとお兄ちゃんの作るお弁当はお母さんのよりも美味しい。

 

と考えているとお母さんがキッチンに来ていて

「雫。何を考えたのかしら?」

 

とお母さんが私に言っているタイミングで髪が若干濡れているが制服姿の愛しの双子のお兄ちゃんがキッチンにやって来た。

 

 

さあ!お兄ちゃん!私を助けて。

 

「母さん。どうしたの?朝ご飯は俺が作るって言ったよね?もう少し寝ててもいいのに。」

「今日はありがとね珠樹。でもね・・・雫がなんか変な事を考えたみたいだから。」

「なるほど。」

と言うとお兄ちゃんは私の頭を撫でてから

「母さんの所に行ってしっかりと甘えておいで」

と死刑宣告を言われた。

「今のお母さんって凄く怖いんだけど・・・」

「自業自得だ。」

と言うとお兄ちゃんは何処に隠していたのかキラキラ輝く大学芋を私の目の前に・・・(´º﹃º`)

「雫。お弁当にデザートで雫の大好きな大学芋を入れといてやるからしっかりな。」

 

大学芋と言うお兄ちゃんの愛情が私の中に入ってくるからお母さんの説教は怖くない。

お兄ちゃんに大学芋をアーンして貰ってお母さんの説教を受けてからお兄ちゃんの作った朝ご飯を食べてお兄ちゃんの作ったお弁当を持ってお兄ちゃんと2人で登校!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来なかった

 

何故かって?

 

目の前にお兄ちゃんの彼女の優花。

 

園部優花がいるからよ。

 

 

「ねぇねぇ優花。これから私とお兄ちゃんの2人っきりでのラブラブな登校の時間が始まるはずだったんだけど?なんでここに居るのかな?」

と私は少し優花を威嚇するように言う。

その言葉を聞いた優花がお兄ちゃんの右腕に抱き着き

勝ったような顔で

「まぁ珠樹と私は恋人だからね。こ・い・び・と!だからね。雫みたいなブラコンな双子の妹と違って正式な恋人だから色々と出来る間柄なの。」

それを聞いて私もお兄ちゃんの空いてる左腕・・・に

 

お兄ちゃんがカバンを左手に持っている!

これを知って優花はお兄ちゃんの右腕に抱き着いたのだ!

 

「い・・・いいもん。お兄ちゃんが今日はわ・た・し・の!お弁当を作ってくれたんだもんね。」

 

と何とか反撃するも

「それって当番制でしょ?」

バレていた。

 

まぁそんなこんなにしながらお兄ちゃんの両側で私と優花がお兄ちゃんの事で争っていると学校に着いた。

 

おっとここからは出来る女モードに

 

私は颯爽と優雅に上履きに履き替えて

 

2人と一緒に教室に向かった。

 

2人は唖然としているが関係無い。

 

と思っているとお兄ちゃんの背中に鈴と恵理が飛び込み、鈴さんはお兄ちゃんの肩に捕まり恵理さんは1歩ひいて話を始めている。

 

鈴!そこは私の居場所!

 

 

と心の中で叫んでいるがどうしようも無い。

 

ちなみに鈴はお兄ちゃんを(たまちゃん)って呼んでる。

 

その呼び方は凄く可愛い!

お兄ちゃんの凛々しさに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

まぁそんなことはどうでも良くて、皆で教室に着いて鞄を置いて後ろに集まる。

 

いつも通りの光景だ。

 

そう、今日の昼まではいつも通り

ハジメ君はギリギリの時間に登校して来て香織がハジメ君を私達の元へ引っ張って来て朝のホームルームが始まるまでの数分間を過ごす。

そして昼の時間になったらまた集まって教室で7人でご飯を食べる。

 

そして食べている最中に光輝が邪魔をしてくるいつもの光景だが・・・いつもとは違う日常が私達にやって来た。

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