光が弱まり周囲を見渡せるようになるとすぐ隣にはリッカとミッションに出ていたはずの優花に雫、アリサそして優希がいた。
「優花達の方も光ったか?」
と俺は4人を見て確認する。
「ええ。・・・目の前を見て。懐かしい人がいるわね。」
目の前には俺達からしたら20年前の姿のままの元クラスメイトと担任の愛ちゃんがいた。
「そうだな。愛ちゃん先生だな。」
と俺が声を出すと愛ちゃんが
「えっと服装が違いますが珠樹君に雫さん、優花さんですか?」
と聞いてきた。
今俺たち全員が来ているのはクレイドルの制服。(全員がゲームでの男装備)
(優希はクレイドルの制服を可愛くデフォルメした物。)
「久しぶりですね。俺達からしたら20年ぶりです。」
と言うと天之河光輝・・・今後は面倒だから光輝でいくか。
光輝が
「珠樹!20年なんて嘘をつくな!お前たち3人は老けてないじゃないか!それに他の3人は誰だ!」
と光輝が怒鳴ると優希が
「パパ。あの人怖い。なんで怒ってるの?」
と聞いてきた。
それを聞いたアリサが
「いきなり怒鳴るのはこの子に対して酷、なのでは無いですか?まだ5歳ですよ。」
「俺はその娘に怒鳴った訳では無いんです。珠樹!お前はこの人達に何をした!雫と園部さんに何をした!」
と訳の分からないことを聞いてきた。
「何もしていない。・・・面倒だし自己紹介をしようか。誰からいく?」
と聞くと優花達4人が
「「「「総隊長の珠樹から。」」」」
「パパから!」
と5人から返ってきたと同時に優希が俺に「パパ抱っこ〜」
と言って抱き着いてきたので抱っこをしてから
「わかったよ。
『フェンリル極東支部兼クレイドル所属
クレイドル総隊長兼実戦訓練教導官
サテライト候補地浄化部隊隊長
兼ミナトクレイドルのオーナー
ミナトクレイドル内の孤児院のオーナー
八重樫珠樹。 』
ちなみに俺が今、抱っこしているのが俺と優花の間に産まれた娘で八重樫優希だ。ほら優希。ちゃんと抱っこしてあげるから1度降りて挨拶しでおいで。」
と言うと優希は
「わかったよ!パパ!」
と言って、降りてから歩いて何故か鈴の元へ行き
「初めまして・・・お名前は何ですか?」
と優希が聞くと鈴は
「私は谷口鈴だよ。」
と名前を聞いてから
「八重樫優希です。よろしくお願いしますえーと鈴?鈴ちゃん?」
と挨拶しながらも最後は少し疑問形で終わってしまった。
とりあえず優希が全員の前で頭を下げて挨拶すると走って俺の所に来て
「パパ!挨拶終わり!鈴に奈々、妙子は優しい!
それとパパ!抱っこ!」
と言ってきたので抱っこをすると優花が1本前に出て俺の横に立ち
「久しぶりね。
『フェンリル極東支部兼クレイドル所属
クレイドルの総隊長秘書
サテライト候補地浄化部隊副隊長
兼ミナトクレイドルの副オーナー
八重樫優花』
旧姓は園部優花よ。よろしく。」
と優花の挨拶が終わると次は雫が出てきて
「私の番ね
『フェンリル極東支部兼クレイドル所属
戦闘訓練教導官
剣術教導官
ミナトクレイドルの副オーナー
八重樫雫。』以上よ。アリサの番ね。」
と雫が声を掛けると今度はアリサが俺の横に並び
「初めまして皆さん。
『フェンリル極東支部兼クレイドル所属
サテライト建設部隊隊長
ミナトクレイドルの孤児院共同オーナー
アリサ・イリーニチ・アミエーラ』
余り関わらないと思いますが約数名以外はよろしくお願いします。
最後はリッカさんですよ。」
で最後のリッカが俺の横に並び
「よろしねー
『フェンリル極東支部兼クレイドルの神機の整備隊隊長
ミナトクレイドルの車両整備兼神機整備担当
橘リッカ』
他の皆と違って戦闘は出来ないけど裏方だよ。」
とこちらは自己紹介を終えるも元クラスメイト達の殆どは自己紹介をしなかった。
アリサ、リッカに挨拶したメンバーは愛ちゃんにハジメ、香織と奈々、妙子に改めて鈴が挨拶に来た。そして最後の最後に光輝が来てあいさつをしに来たのかと思っ俺には
「珠樹!何故彼女たちを洗脳した!!」
ときいてきた。
「何が言いたいのか俺にはわからん。俺が誰を何時、洗脳したんだ?」
全く身に覚えは無いが光輝の中では俺が皆を洗脳した事になっているようだ。
でも光輝だから仕方が無いという考えも頭をよぎる。
「珠樹が洗脳したから同じ服に同じ気色悪いアクセサリーをしているんだろ!早く雫達の洗脳を解きその気色悪いアクセサリーを取るんだ!」
「と言われたが優花・雫・アリサこの腕輪を取って欲しいか?リッカがいるから取り方はわかるはずだが。」
「私達にこの男は死ねとでも言うつもりですかね?」
「そんなつもりは無いと思うぞ。こいつがはっきりこういう時はそれが自分の中で正しい、だから皆も同じ意見を持っていてこれが正しい。そう思ってる証拠だな。」
「そうね。相変わらずキモイわね。」
「元幼なじみとして、そして元クラスメイトとして存在が恥ずかしいよ。」
それを俺は聞いてから優希に
「いいかい優希。こんな風になったらダメだぞ。しっかりと考えて行動しないとこういう変な人になるからね。」
と言い聞かせる。
「わかってるよパパ。さっき、少しブルっとしたもん。」
どうやら優希も光輝に対して嫌悪感を抱き鳥肌が経ったのであった。