此処からアニメ本編での第二話目になります
先が長いくなりますが・・・
新キャラが登場します
正直に言うと部員不足で断られるのは予測済みだった・・・だが
生徒会長がまさか、例え人数揃おうとも部の承認を認めないと来るとは想定外だった
理由が分らない・・・本来部活動はその活躍で人を呼ぶメリットがある筈だ・・・現に全国大会常連校は常に人の募集が多くブランド名や実績で人も集まる、今回のスクールアイドルの件も上手く行けばの話だが、話題性としては人を集めやすい代物だ・・・
外で見ていたが、きっと生徒会長はスクールアイドル、否アマチュア的なアイドルに何か思う物が有るのかも知れない・・・だけど今はそれよりも
「で?性懲りもなくまた行くと・・・?」
「違うよ今度は講堂を借りる許可を貰いに行くんだ」
「講堂の使用許可?・・・またなんでだ?」
「講堂使用許可を先んじて借りれば行動がしたし易いと思い」
成程、海未は考えたな
後々から借りようとしても他の部活が抑えたり、絢瀬生徒会長が許可を出さないかもしれない
それに、講堂の使用許可は誰でも借りれる、部活動でもない物の活動内容をとやかく聞くのは権利は無いからな。流石にそこまでは越権行為も過ぎるだろうしな
「まぁやれるだけやってみたらどうだ?あまりにも酷かったら賢人も多分助け船位は出すだろ?maybe」
「多分なんだね・・・」
「よし!行ってくるよ!!龍也君は大船に乗った積りで待っていて!!」
「穂乃果、気合入れるのはいいがミスるなよ・・・」
「大丈夫大丈夫!!私を信じて~!!行くよ海未ちゃん!ことりちゃん!」
不安だ、物凄く不安だ・・・気合入れる穂乃果は大体空回りする、このままじゃ泥船に乗って沈没するのがオチだ。流石の俺もそれは困る、それで俺は・・・
「海未・・・」
「はい」
「手綱を握れよ?」
「分ってます」
「あれ~?」
「あはは・・・」
このメンバーの中で誰よりも信頼出来る海未に全てを託す事にした・・・
頼むぞ海未、お前が全てだ・・・!!
・・・
side絵里
はぁ、性懲りもなく。また、やって来たわね高坂穂乃果さん達・・・
アイドル活動は認めないし、そもそも人数不足と言う問題点すら解決してないじゃない、そしてアイドル活動は絶対に認めないけど!!
また、部活申請書を出しに・・・
「コレは何?」
「講堂の使用許可を貰いに来ました!!」
それ位見れば分るわよ、私が聞きたいのは何故
簡単なQ&Aじゃないの、全く
「部活動関係なく生徒は自由に講堂の使用は許可されていると生徒手帳に記載されてます」
成程、先んじて内容は伝えず使用の許可を得る・・・考えたわね
新入生歓迎会は一か月後、その間時間を掛ければ他の部活に穴を埋められる可能性もあるし、私が先に他の部活を入れて使用出来ない様にするかもしれない
でも目的は分ってるけど使用理由もなく許可は出せないわね
「新入生歓迎会の日の放課後やな?」
「部活動紹介などと重なりますね・・・」
「何をするつもり?」
「それは・・・」
流石に園田さんは口は割らないけど、その様子だと既に割れてるわよ・・・それに
「ライブです!三人でスクールアイドルを結成したのでその初ライブを講堂で披露したいからです!」
やっぱり、アイドル活動ね・・・五十嵐君の言う通りね
ある程度カマを掛ければ口を割ると言うのは本当ね
「穂乃果ちゃん、まだやるとは決まってなよ?」
「それにステージに立つとはまだ決めてません!!」
「えぇ~やるよ!」
如何やら園田さんと南さんは目的を話さずと言う方向だったみたいね
と言うより高坂さんが勝手にライブをするって言ってるように見えるわね・・・
五十嵐君も呆れてるわね、あ、違うわね・・・嘆いてる顔だわこの顔
「出来るの?そんな調子で?」
「大丈夫です!!」
「新入生歓迎会は遊びではないのよ?そんな事で・・・」
「三人は講堂の使用許可を取りに来たやよ?」
えっ?ちょっと希!?急に何を・・・!?
「部活動でも無いのに生徒会がとやかく言う権利は無いはずや?」
「確かにそうですね、穂乃果達は部活動ではありませんし似た様に部活動でもない生徒の講堂の使用許可は過去にも多々あります」
くっ!!確かに部活なら利用理由を聞くのは当たり前だけど・・・希は何でこの子達の肩を持つの!?
後五十嵐君はどっちの味方なの・・・!!
「私は立場上生徒会ですが?」
「えっ?どしたの賢人君?急に?」
今はその答えは要りません!!と言うより私の心の声を読まない!貴方の幼馴染達が急に何言ってるのって顔してるわよ!!
仕方ないわね・・・こう言われて駄目を出したら私自身もよろしく無いわ・・・
「分りました・・・許可します」
「やった!!」
嬉しそうな顔してるわね・・・何か負けた気分だわ、少し悔しい
「「「失礼します」」」
さてと、希に問い詰めないといけないわね・・・
何故あの子達に味方をするのかを・・・
「のぞ・・・」
「失礼するよ希にエリー・・・」ガラッ
「ふぁ!?ジーク!!?」
「ジークフリートさん、おはようございます・・・」
「おぉ~じーくんおは~やね♪」
「おはよう二人共・・・」
えっ?ちょ!?まっ!?ジーク!?アイエエエ!?ジークナンデジーク!?
大丈夫かしら!?髪型変じゃない!?服装乱れてない!?化粧大丈夫かしら!?肌荒れてないかしら!!?
「エリち~そんなに慌てんでも大丈夫やよ~」
「誰から見ても分かる位の慌て様ですね・・・」
「しょうがないなやろ?何せ大好きな彼氏・・・」
「希!!!!」
「おぉ~っと藪蛇藪蛇~・・・」
「?」
・・・
side賢人
この方はこの音ノ木坂学園が共学化した際に入った二人の男子学生の一人
ヴォルフガング・ジークフリート、オーストリア人で美しくミステリアスな雰囲気を醸し出す穏やかな青年であり作詞作曲も手掛ける優れた神才と呼ばれる若き音楽家です
これは如何やら秘密らしいが絢瀬生徒会長とは恋仲である
「きょ、きょきょ、今日はど、どど如何したのかかかしら、こっこここ、此処に来るなんてめめめ、珍しいわね・・・」アセアセ
「落ち着きやエリち♪」
まぁ見ての通り生徒会のメンバーや三年の間では承知の事実らしい・・・
普段はリンとして冷静で冷たい印象を持ち『氷の女王』と呼ばれる絢瀬生徒会長だが、ジークフリートさんの前では酷く焦ってポンコツになると言われている・・・それでも仕事が出来るので私はそうは思いません
「珍しい音が聞こえてね・・・」
「ままま、またそれななのなのね・・・!?」
この人の音楽に関する事は独創性が凄い・・・全ての物事に音が聞こえると言うのだ
楽しければ楽しい音、悲しければ悲しい音等々だそうです。そしてこの人の作詞作曲もそれを当て嵌めて作っているらしい、故に彼は人を選ぶらしく実際に曲を提供して貰った人は極少数だ
「で?今日はどんな珍しい音がしたんや?」
「原石の・・・それも輝かしい原石の音色だね・・・」
「原石ですか・・・?」
きっと穂乃果達の事を行っているのでしょうね・・・この人が言う位だ、きっとそれ相応の音色なんでしょうね
「だけど、一つ一つはとても弱い音だった・・・」
「それはどの様な意味なのですか・・・?」
「全てが集まる時、それは誰にも劣らない輝きになるという事だよ・・・その音色がこの学園に複数居る」
まさか、穂乃果達以外にも他に居るという事ですか・・・そして、一つ一つは弱い、つまりその原石達が集まる時真の輝きを放つダイヤモンドになると・・・?
「その原石達は・・・?」
「・・・大丈夫」ニコッ
「ジーク・・・?」
「きっとそう遠くない内に会えると僕は思うよ・・・」
「何や、ウチと同じやね」
そう言って東條副生徒会長が席を立ち上がり窓際まで・・・何をする気でしょうか・・・?
「何度やってもそう告げるんや・・・」
「どう言う事・・・?」
よく意味が分からない・・・一年生徒会に所属しているが東條副生徒会長はジークフリートさん以上にミステリアスでスピリチュアルな方だ・・・
良くタロットカードで占いをしているからそれなのだろうか・・・?
「カードがウチにそうそう告げるんや!!」
「きゃ!?」
「くぅうう!?」
突発的な突風・・・!?
そんな馬鹿!!4月にこれほど強めの風が吹き荒れるなんて普通有り得ない事です・・・!!しかも、何故か生徒会室だけと見えるこの現象は・・・!!
それと同時に私の目に映ったのは壁に貼り付いたタロットカード・・・『太陽』の正位置!!
いったい何が起きると言うんですか・・・!!
読んでいただきたいありがとうございます。
此処で登場したヴォルフガング・ジークフリートはアイドル研究会には所属しないが要所要所で登場するキャラです
後は幕間で絵里が高頻度で世話をする話が出ます