ポケモントレーナー ハチマン 完   作:八橋夏目

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68話

 ジムチャレンジが始まって一ヶ月が経とうとしているが、俺は未だにジム戦には行っていない。

 というのもこの一ヶ月弱、シャドーの元幹部たちが潜伏している場所の特定に勤しんでいたからだ。結果は全敗だが。

 いそうでいない、というのが多く空振りもいいところ。結局ルギアの一件からあいつらを見ることは一度もなかった。

 それと捕まえたシェルダーも壱号さんに転送したものの、何か新しい情報を得ることは出来ていない。ダークオーラあるいは類似する何か、ということくらいだ。

 

『ジムチャレンジが始まって一ヶ月が経とうとしてますが、いやー、着々とチャレンジャーたちがバッジを獲得していってますねー』

『ええ、そして何と言っても今大会での決勝トーナメント進出候補であるマクワ選手も既に五つ目のバッジを獲得しましたからね。いよいよ次は親子対決になるかと思うと楽しみですよ』

 

 今は束の間の休息といったところか。

 一応この一ヶ月の報告がてら現状を伝えたら、ジムチャレンジが終わるまでは一旦他の捜査官に任せるというお達しが来たため、ジムチャレンジを再開する前にエンジンシティのポケモンセンターでぼーっとテレビを見ている。

 テレビ、久々に見たような気がするな………。

 

『彼が今回参加したのはジムリーダーになるためだとかって噂もあるみたいですよ』

『そうなんですよね。ただ、母親のメロンさんはこおりタイプを専門としているのに対して、マクワ選手は一切こおりタイプを使わないんですよね。手持ちを見る限り、いわタイプが多くもしかするといわタイプのジムリーダーを目指してるのかもしれません』

『いわタイプですか。こおりタイプには効果抜群ではありますね。その辺の関係もいつか聞いてみたいところですよ。さあ、果たして親子対決はどうなるのか、皆さん是非会場で確かめて下さいね』

 

 マクワねぇ。

 あいつは順調にジムチャレンジを進めているみたいだな。

 番組で取り上げられるくらいだから、今回の有力株なのだろう。

 うん、それは分かる。現役ジムリーダーの息子ってだけでも注目を集めてるのに、それに違わぬ実力を見せつけているのならば問題はないさ。懸念されるのはソニアみたいにならないかだが、多分マクワは大丈夫だろう。

 じゃなくて、マクワの話はいいんだよ。

 俺が気になるのはMC二人の後ろにあるパネルの方だ。

《ジムリーダーの息子、躍進!!》

《白い仮面のゴースト使い!》

《ポケモンの仮面を付けたあのチャレンジャーは!?》

 

 一番上はマクワってことは分かる。

 二番目の白い仮面もゴースト使いじゃないため俺じゃない。

 三つ目だ。あれ、絶対俺だよな………。

 

『僕の注目選手はこの白い仮面のゴースト使い、オニオン選手ですね。恐らくまだ子供、マクワ選手に比べたら遥かに小さい子だと思われますけど、その見た目に反してゴーストタイプのポケモンならではの不気味さを、見事に体現してみせているその手腕は見事と言っていいでしょう』

『確かにあの白い仮面と合わさって不気味ではありますね。しかし、彼もまた五つ目のバッジを獲得したようですからね。実力はマクワ選手と共に今年のチャレンジャーの頭一つ分は抜きん出てますよ』

 

 画面が切り替わり白い仮面を付けた子供の姿がバトルしているところが映し出される。

 手持ちだと思われるゲンガーと併せて確かに白い仮面は不気味だな。

 

『仮面といえば、開会式の時にいたあの赤黒いポケモンのような覆面のトレーナーも気になりますね』

『今のところ、一度もジム戦には現れていないみたいですが………』

 

 MC二人がそう切り出すと、今度はガオガエンの覆面を付けた選手が映し出された。こっちは開会式の時の映像。

 うん、俺だな。

 それにしても似合ってねぇ。

 赤黒いガオガエンの覆面に上下白を基調としたユニフォームとか真反対過ぎるだろ。

 

『ネットでは「仮面を着けるくらいだから気が弱くて、ジム戦になかなか足を踏み入れられないのでは?」とか、「実は仮面を脱ぎ捨てて普通にジム戦して順調に進んでいるんじゃないか?」といった意見が飛び交っているみたいですよ』

 

 前者はまあ予想内の反応である。顔を見られたくないというのは本当だし、強ち間違ってはいないな。

 ただ、後者の反応は予想してなかったわ。そういう考え方もされているのかと驚きである。

 

『前者ならまだ理解出来ますが、後者は何のために仮面を付けたのかって疑問が出てきますね』

『「ポケモン協会が送り込んだダンデの刺客」という見方もあるくらいですからね。いつ正体を明かしてくれるのか、明かした上でどんなバトルを見せてくれるのか非常に楽しみでもあります』

 

 いつの間に俺はダンデの刺客になったのだろうか。

 あれか?

 ダンデの無敗神話が続き、毎年同じような流れになっていてつまらないという視聴者も出てきているから、一度刺激を与えるという意味で送り出されたとか?

 それこそ八百長疑惑を掛けられるんじゃねぇの?

 やだなー、ようやくジム戦を始められるようになったっていうのに、始めたら始めたで別の問題が出てくるとか勘弁してくれよ?

 マジでメディアには顔出さないように徹底しよう。それでも正体を探ろうとする輩も出てくるだろうから、変装のパターンも考えないとな。

 

『何はともあれ、今年も波乱の予感がするジムチャレンジになりそうですよ』

『皆さんも是非注目の選手を応援してあげてください』

 

 そして番組は次のコーナーへ切り替わった。

 さて、俺も最初のジムがあるというターフタウンってところに向かいますかね。

 まあまあ距離があるみたいだから急がないとな。最悪ウルガモスで飛んで行こう。

 

 

 

   *   *   *

 

 

 

 エンジンシティ南側のポケモンセンターを出て北へ進み、昇降機を経て、エンジンジム前の通りを西に歩いているとどこからか軽快な音楽が聞こえてきた。メインストリートにはそれらしき音楽を鳴らしているところは見当たらず、音のする方へと寄ってみる。

 

「こっちからか………?」

 

 フラフラと行き着いたのは路地裏。

 確かこの先は倉庫街になっていたはず。こっちにもメインストリートよりは小さいものの昇降機があり、荷物の運搬とかに使われている。

 さて、そんな場所から軽快な音楽が聞こえてくるとなると………やっぱりアレだろうか。

 不良や半グレ集団が屯って踊ってたりする感じの。

 俺の路地裏への偏見による想像でしかないが。

 

「かわいいクララにクラァ、クラァ☆」

 

 …………………。

 と思ったらなんかケバい化粧をしたアイドル? っぽい衣装を着たピンク髪の女の子が歌って踊っていた。

 

「ちょっとお兄さァん、タダ聞きなんていけないんだゾ☆」

 

 うっわ、目が合っちゃったよ。

 最悪だ。ここはさっさと来た道を戻ることにしよう。

 痛い人間はザイモクザだけで充分である。

 

「あっれー? 反応してくれない感じィ? それならァ、わたしがここで大声を出してもいいんだねェ?」

 

 うわー………こいつナチュラルに脅しをかけてきやがったよ。

 

「誰もいないところで一人で歌ってる方が悪いだろ」

「ン? 何か言ったァ?」

 

 しかもアイドルがしていいような顔してねぇ。

 

「いや何も」

「うち、アイドルやってるんですけどォ。ちょっとタダ聞きは事務所的にまずいんですよぉ」

 

 何だろうか、この既視感を覚える所作は。けれど、ただの廉価版としか思えない技術。あいつのは相当レベルが高かったのだと再認識させられるな。

 

「いや、知らんし」

 

 それにしてもこの自称アイドル。

 全くアイドルに見えねぇ………。

 

「だから、はい」

「はい?」

 

 何かよく分からんが、ジャケットの付いたプラスチックのケースを渡された。

 

「お買い上げありがとうごさいまぁす☆」

 

 …………………。

 これまさかCDか?

 

「ちなみにいくらだよ」

「たったの二千円! 超お買い得ぅ!」

 

 …………………。

 こいつ本当にアイドルなのか?

 流石にアイドルはこんなことをしないだろ。やったとしてもマネージャーとか裏方の人間であって、アイドル本人がやるべきことじゃない。

 まあ、それだけ売れてないアイドルってことは確かだろう。

 

「はぁ、分かったよ。けど、一枚だけな」

「わぁ、お兄さんやっさしィー! なら、これとこれも付けて全部で一万円になりまぁす☆」

 

 こいつ…………。

 

「………おまわりさーん、ここに押し売りアイドルがいまーす」

「お兄さァん?」

 

 っべー、マジべーわ。

 何でそんなに眼力だけはあるんだよ。なんかちょっと血走ってないか? 化粧のせい?

 

「おーおー、いたぜ、押し売りアイドル」

「自称アイドルはまた押し売り活動ですかァ?」

「「「クハハハハッ!」」」

 

 あ、おまわりじゃなくてチンピラが来ちゃったわ。というかおまわりここにいたわ。

 

「兄ちゃんも可哀想に。いくら取られたよ」

 

 どうやらこの自称アイドルの押し売りは今に始まったことではないらしい。このチンピラ共に認識されてるくらいにはやってきたのだろう。

 あるいはこいつらにも売ったか。

 

「ちなみにそっちはいくらで?」

「クハハハハ、取られてるわけねぇじゃん。こんなケバいアイドル擬きに金なんか払えるかよ」

 

 デスヨネー。

 俺だって普通なら買おうとは思わねぇもん。そもそもCDとか買ってまで曲を聞いた試しがないし。

 

「分かったら、さっさとそこを退きな。今からこのアイドル擬きに現実ってやつを教え込むからよォ」

 

 指をパキパキと鳴らして一歩一歩と近づいてくる男三人。

 一体こいつらは何をしようとしてるんだか。

 あー、面倒くさい。

 

「なんだ? ビビって声も出なくなっちまったか?」

「そりゃ、この数だからな」

「ションベンちびる前にさっさと帰りな、兄ちゃん」

 

 黙って男たちを見ているとビビって動けないでいると思われてしまった。

 どちらかというとチンピラの定型文がそのまま出てきたことに驚いてるわ。

 

「あー、いや、職業柄流石にこの場を無視するのも気が引けるし、かといって折角しばらくオフだってお達しをもらったところなのに面倒だなって」

「ちょ、ちょちょちょっと! な、何喧嘩売ってんのォ! こいつマジでキチガイなんじゃね?!」

 

 聞かれたから答えたまでなのだが、後ろからはそれを喧嘩売ってるように聞こえてしまったようだ。

 というか本当アイドルが使っていい言葉遣いじゃねぇな。

 もう最初からそっち路線のアイドル目指した方がいいんじゃないか?

 

「兄ちゃん、オレたちは被害者同士だと思ってたんだがよォ。調子乗ってんじゃねぇぞ!」

 

 いつの間にそんな仲間意識を持たれていたのだろうか。

 押し売りよりもよっぽどヤバい犯罪を犯しそうな奴らに仲間意識持たれるとか、俺も犯罪者予備軍ってか?

 すぐ頭に血が昇って、自分の意のままにならないことは暴力で片付けようとする連中と一緒にされては困る。そもそも俺痛いの嫌いだし。人を殴るのも自分の手が痛くなるだけなんだから、よっぽどのことがない限りやらねぇよ。

 つか、ポケモンバトルを挑んでくるならまだしも自ら動くとかバカだと思うわ。

 

「サイコキネシス」

 

 黒いのに合図を送りチンピラ共の動きを封じた。

 殴りかかってきてた目の前の男は右拳を振り上げた状態で止まっている。

 

「な、ん………う、動かねぇ………!」

「な、に……しやがったっ!」

「はっ? いやいや、どゆこと? あいつらの動きが止まるとか、ありえなくね?」

 

 殴られると思っていたのだろう。俺の後ろからもぼそぼそと声が漏れてくる。

 さて、どうしようか。動きは止めたもののここから危害を加えたら、解放した後でやり返されかねないし、俺が狙われるとも限らない。後ろの自称アイドルを守る義理も義務もないのだが、一応職業柄やらないといけないわけだしなー………。

 仕方ない。本名がバレるわけでも顔をじっくり見られているわけでもない。権力を行使するとしよう。

 

「国際警察本部警視長室組織犯罪捜査課特命係。コードネーム、黒の撥号。それが俺の名だ」

 

 警察手帳を見せながら肩書きを明かした。

 

「ここで手を引くというのなら見逃してやる。だが、これ以上やり合おうっていうのなら、容赦はしない」

 

 俺も仕事はしたくないためここで退けば不問することにした。

 

「あと、解放した後に殴りかかってきた場合、命はないと思え」

 

 ついでに殺気も振り撒いてやると男たちはコクコクと首を縦に何度も振った。

 了承を得られたことで男たちを解放してやると何も言わずに一目散にこの場から消えていった。

 よしよし、仕事が一つ減ってくれたわ。

 さて、次はこいつだな。

 

「………やっべェ、こっち見やがったァ」

 

 振り向くと自称アイドルと目が遭った。

 すると冷や汗をタラタラと流しながらグギギと首を捻り、この場から逃げようと動き出す。

 

「う、うちはこれでーーー」

「ほう」

「うひィッ!?」

 

 そうはさせまいと腕を掴み、耳元で低い声を出してやった。

 逃げるにしたって、グッズとかどうするつもりなんだろうか。まさかここに置いて行く気だったのか?

 

「アイドルを自称する奴が偶々通りかかった通行人に押し売り商売していたなんて事実がネットで広まったらどうなるんだろうなー」

 

 取り敢えず手を離して、嫌味ったらしくアイドルとして終わりそうなことを述べていく。

 

「事務所とは契約破棄、最悪逮捕って可能性もあるわけだし、今後のアイドル活動にも影響を及ぼすと思うんだが、その辺のことはどう考えてるんだろうなー」

 

 後ろ姿からでも分かるくらい段々と身体が震え出した。

 何だこの面白い生き物は。

 

「まあ、さっきの奴らに対しては未遂ってことで話は大きくならないが、お前も運が悪かったよなー。まさか押し売り商売した相手が国際警察だったなんて。いやー、それでもここから逃げようとするその根性は賞賛に値するわ」

「マジすみませんでしたァァァ!」

 

 ターン&ジャンピング土下座!

 アイドルの動きじゃねぇな、もう。

 

「どうか、どうか事務所への報告はァ! 警察沙汰だけはどうかァ! この売れないアイドルに温情をォ!」

 

 警察沙汰だけはとか警察の前で言ってどうするんだよ。

 ったく、だったら最初からやるなっつーの。

 土下座のまま顔を上げる気はなさそうなので、俺もしゃがんで目線の高さを合わせた。

 

「………こんなことやってるとさっきの奴らみたいなのにまた絡まれるぞ」

「うぅ………で、でもこれくらいしないとデビュー曲なのにやっと八枚目が売れたところだしィ………!」

 

 ………………………。

 

「デビューして何年?」

「一年」

 

 ………………………。

 

「………………………」

 

 マジか。

 一年でやっと八枚って、しかも状況から察するに八枚目は俺のってことだろ?

 すげぇな、よくそんな状態でもアイドルを続けようとしてるな。俺だったら売れなくて早々に諦めてるぞ。

 

「うぅ、分かってるっつのォ! うちはアイドルとして売れない、芽がないただの凡人だからァ! 凡人が何したって凡人だろって言いたいんだろォ!?」

 

 ああ、現実を理解してないわけじゃないのか。

 つーか、アイドルなんて本人の資質もそうだが、プロデューサーとかバックの力も必要になってくるからな。巡り合わせが悪かったってのもあるのだろう。

 アイドルねぇ。

 俺はそんな詳しくないがアイドルなんてわんさかいるイメージなんだよな。その中で売れてる所謂トップ組なんてほんの一握りでしかない。殆どがこいつみたいな売れないアイドルや地下アイドルとかだろう。

 ああ、そういえばホウエン地方にはコンテストアイドルとかいうのがいたな。逆にああいうアイドルはあまり耳にしないような気がする。

 そもそもガラル地方ではアイドルよりもジムリーダーたちの方が目立ってる印象があるんだよなー。最早ジムリーダーたちがアイドル的な?

 ああ、そういうのも有りか。

 

「アイドルジムリーダー」

「はァ?」

「ただのアイドルなんてのはいくらでもいるだろ。アイドル一本でやってる方が珍しいくらいで、アイドルをしながらモデル業をしてるとかの方が一般的だろ? ならポケモンを連れたアイドルが珍しいかというと、ホウエン地方とかにはポケモンコンテストってのがあって、ポケモンの美しさとかを競う大会なんだが、トレーナーがアイドル化していることも珍しくはない。けどな、ジムリーダーとかトレーナーとして役職に就いている奴がアイドル化しているのなんて世界的に見ても稀なんだわ」

「………え?」

 

 ただの思いつきの口から出まかせのようなことを言ってみたのだが、なんかそんな一筋の光を得たような目を向けられると、すげぇ居た堪れないんだけど。

 

「というか俺の個人的な感想でしかないが、ガラル地方じゃアイドルよりもジムリーダーたちの方がアイドル化しているように思えるんだわ」

「……………」

 

 口を開けてポカンとしているが、その顔は徐々にニヤついていく。

 これ、絶対想像してるだろ。

 

「今ちょっといいとか思っただろ」

「思ってないしィ」

 

 否定してはいるがニヤニヤが止まってないぞ。

 何だこいつ、チョロくないか?

 

「でもまあ、どっちにしろハードルはクソ高いだろうがな。押し売り商売するくらいの根性しかないもんな、お前」

「ハ、ハァ!? バカにしてんじゃねェゾ! うちにかかればそれくらいよゆーだしィ!」

「へぇ、そりゃ楽しみだ。カブさんに勝つアイドルが見られるのか。めちゃくちゃ盛り上がるだろうなー」

「まっかせなさい! うちが天下取ってやらァ!」

 

 うん、こいつチョロすぎだわ。

 ちょっと煽っただけで乗り気になってやがるよ。

 ジムリーダーになるのにどんだけハードルが高いか絶対分かってないやつだ。ジムリーダーになるのも一苦労なのに、そこからメジャーリーグの方にまで出てこないとアイドル化なんてしないぞ。あのカブさんでもマイナー落ちとかしているくらいの猛者の集まりなのだ。そこでアイドル化するって相当なことだと思うんだが…………まあいいか。どうせ今日限りの付き合いだろうし。後は好きにしてくれ。

 

「おう、頑張れよ。今日のことは未来のアイドルへの先行投資として不問にしてやるよ。もうこんなことするんじゃねぇぞ」

「はァ〜い」

 

 よし、話は纏まったな。

 これで押し売りの件も検挙する必要なし!

 仕事が消えたぞー!

 さっさとこの場から立ち去るのみ!

 

「んじゃ!」

 

 仕事が増えない内に俺はさっさと自称アイドルの前から立ち去った。

 

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