けいおん!の不思議な冒険記 ~迷い込んだ五つの別世界~   作:strawberrycake

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これからも頑張り続ける京都アニメーションを応援する意味合いを込めて、こんな京アニクロスオーバー作品を描いてみました!

これだけ大規模なクロスオーバー作品を書くのは初めてであり、うまく描けてない部分もあるかもしれませんが、楽しんで頂ければ幸いです。


「けいおん!」の主人公たちを軸に、彼女らがこれまでに作者が見てきた京アニ作品を駆け巡る超クロスオーバー作品、お楽しみください!




~high school side~
前編:軽くはない音楽の世界へようこそ…?


 

もうすぐ学園祭というこの時期に、まさか軽音部にこんな事件が訪れるとは…思っていませんでした。

 

それは…唯先輩のギターのメンテナンスをしに楽器店に行った日…

 

 

 

律「はいはーい、到着。」

 

澪「じゃあ私、ここで待っているから。」

 

梓「えっ、なんでですか?」

 

澪「私、左利きだから、右利き用の楽器を見ても悲しくなるだけだし…」(涙)

 

梓(う…)

 

紬「あぁ…」(察し)

 

律「あっ、でもほら澪!」

 

律「なんか、レフティフェアやってるよ。」

 

澪「えっ?!」

 

(結局澪も楽器店に入り)

 

澪「は、はぁ…! こ、ここは天国ですか!?」

 

澪「うぅ…♡ て、店員さん! ここにあるの全部ください!!」

 

律「こら、落ち着け…」

 

唯「澪ちゃん、楽しそう!」

 

梓「左利き用は少ないですから。」

 

梓「先、行ってましょうか。」(唯の方を向いて)

 

唯「うん…!」

 

(サービスカウンターに移動する唯と梓)

 

梓「すみませんー!」

 

店員「いらっしゃいませ!」

 

梓「ギターの調整してもらいたいんですけど…」

 

店員「はい、どちらのですか?」

 

梓「あ、こちらの…」

 

店員「あぁ、ではちょっと見せてもらいますね。」

 

(唯が店員にギー太を渡して店員がギー太の様子を見ると…)

 

店員「?! あの…これ…ビンテージギターですか…?」(汗)

 

梓「すみません…ただ汚いだけです…」(汗)

 

唯「まだ買って一年です…!!」

 

店員「は、はぁ…」

 

店員「あぁ…終わるまで店内でお待ちください」

 

梓「お願いします…」(苦笑)

 

梓「ふぅ…じゃあ、終わるまで何か見てましょうか。」

 

梓「? どうしたんですか?」

 

(店員の作業を見つめる唯)

 

唯「あぁ…私のギターが裸にされてゆく…!!」(うっとり)

 

梓「何言ってるんですか…」(汗)

 

梓「でも、なんで唯先輩はあのギター、買ったんですか?」

 

梓「ほら、重いしネックは太いし、クセがあるじゃないですか。」

 

唯「え? だって可愛いから!」

 

梓「可愛い…?」

 

唯「可愛いから!」

 

唯「…え、可愛いよね? 可愛くない…?」

 

梓(唯先輩の感覚は分からない…)

 

 

澪「ギャー!! やめてー!!!」

 

唯「えっ、澪ちゃん?!」

梓「澪先輩?!」

 

唯「い、一体何が…?!」(青ざめ)

 

梓「とにかく行ってみましょう…!」

 

(悲鳴の方向へと唯と梓が向かう途中で)

 

律「な、何をするんだ! や、やめろぉ…!!」

 

唯「りっちゃん?!」

梓「律先輩の悲鳴まで…?!」

 

唯「ど、どうしよう…」(涙)

 

梓「急ぎましょう…!」

 

(悲鳴の現場へ到着する梓と唯)

 

唯・梓「な、なんだこれ?!」

 

 

そこには宙に浮く謎のスコアブックが居ました。

 

澪先輩と律先輩の姿はなく、涙目で怯えながら紬先輩が立っていました。

 

梓「こ、これは一体何が合ったんですか?!」

 

唯「な、何があったの…!!」(涙)

 

紬「そ、それが…りっちゃんがあのスコアブックを開いたら突然スコアブックが光って宙に浮き出して…」(怯え)

 

紬「そしたらいきなりスコアブックが澪ちゃんを吸い込んで、慌てて阻止しようとしたりっちゃんも巻き込まれて本の中に吸い込まれてしまったの…!!」(涙)

 

唯・梓「吸い込んだ?!」

 

唯「そ、そんな…!!」

 

梓「い、一体どうして…?!」

 

紬「分からないわ…ただ…」

 

紬先輩が何かを言おうとした時、スコアブックが突然紬先輩を吸い込み始めました。

 

紬「きゃああ?!」(不意打ちで顔からスコアブックに吸い込まれそうになり)

 

唯「ムギちゃん?!」

梓「紬先輩?!」

 

唯「行っちゃやだぁ!! ムギちゃん〜!!!」(泣きながら咄嗟に紬につかまるも)

 

梓「唯先輩?!」

 

唯「いやああああああ!!」(紬と一緒に本に吸い込まれて)

 

梓「唯先輩!!!」

 

 

すぐに私は唯先輩の後を追おうとしましたが、唯先輩を吸い込んだと同時にすぐその本は閉じて開かなくなってしまいました…

 

 

先輩方4人がスコアブックの中に吸い込まれてしまい、私だけが取り残されてしまいました…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けいおん!の不思議な冒険記

迷い込んだ五つの別世界(京アニ作品)

 

 

 

 

 

 

 

.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

唯「あれっ…ここは…?」

 

紬「『北高祭』…?」

 

澪「唯!? ムギ!? もしかして2人も吸い込まれたのか!?」

 

唯「あっ、澪ちゃん、ムギちゃん! あれっ、りっちゃんは!!?」

 

澪「それなんだけど、さっき私と律が先にここに来た時に…」

 

 

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律『どこかの高校の学園祭みたいだな…』

 

澪『校門には京都府立 北宇治高等学校と書いてあるみたいだけど…?』

 

律『とりあえず、中に入ってみようぜ?』

 

澪『は? おい、この世界について何も知らないままなのに勝手に入ったら流石にまずいんじゃないか!?』

 

律『分からないからこそ色々行動した方がいいんじゃないか?』

 

律『ほら、異世界RPGもののゲームでも周りの人に話しかけて物語を進めていく展開とかあんじゃん?』

 

澪『いや、それとこれとは…』

 

律『それに私たちがここに来たのは何か意味があるかもだし、学園祭なら少しぐらい中に入っても平気じゃね?』

 

律『なんか体育館の方から音楽が聞こえてきていることだし、ちょっと行ってみる!』

 

澪『あっ、律! ちょっとま…』

 

(ぴかーん! ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・)

 

澪『ひいいいいい!? こ、今度は誰!!!??』

 

 

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紬「そして今に至ると・・・」

 

澪「ごめん…唯とムギが現れた衝撃音にびっくりしてたら見失ってしまって」

 

唯「私達、そんなに凄い音でここに現れたの!?」

 

唯「な、なんというか驚かせちゃってごめんね?(汗)」

 

澪「いや、それは仕方ないよ。 」

 

澪「ただ、驚いてもおかしくないほどの衝撃音だったはずなのに何故か周りのみんなが無反応だったのが謎だけど…」

 

唯「も、もしやこれも何かの見えない力が…!?」

 

紬「それより、りっちゃんはまだ体育館の方に居るのかしら?」

 

澪「多分恐らく・・・とにかく体育館へ向かおう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

(体育館の近くで)

 

唯「あっ、りっちゃん!」

 

澪「おーい、律ー!」

 

紬「りっちゃーん!!」

 

 

律「お、澪! って、唯とムギまで!?」

 

唯「りっちゃん! 無事でよかったよぉ…!!」

 

紬「りっちゃんが無事でよかったぁ…!」

 

澪「律! 頼むから勝手に動かないで!!」

 

律「ごめんごめん…」(苦笑)

 

律「まさか唯とムギまでこっちに来てたとはな…」

 

澪「律の身に何かあったらと思うと・・・」

 

律「心配かけてごめん。でも、体育館の方から聞こえてきた音楽が何なのかも気になって・・・」

 

澪「それで、何の音だったんだ…?」

 

律「それがね、この高校の吹奏楽部の演奏だったんだよ!」

 

唯・紬「吹奏楽!?」

 

律「演奏合間のMCでもこれから全国大会に出場するとかなんとか言ってたぞ!」

 

紬「全国大会に出れるほどの実力がある吹奏楽部なのね…!」

 

唯「すごいよ、りっちゃん!」

 

律「いや、凄いのは吹奏楽部だぞー?」(汗)

 

律「とはいえ、MCのお姉さんの表情がちょっと暗そうだったのが気になったけどn…」

 

???「誰が表情暗いお姉さんだってぇー?」(ゴゴゴゴゴ)

 

律(振り向いて)「おわっ、さっきのお姉さん!!? し、失礼しやした…!!」(滝汗)

 

???「もぅ…私は暗くも怖くもない、寧ろ優しいお姉さんだよん?←」

 

澪.o(あれのどこが怖くないお姉さんなんだ…?/汗)

 

紬「さっきのって、もしかして今りっちゃんが言ってたMCの…?」

 

律「ああ、吹奏楽部の演奏中は指揮をしていたけど…」

 

???「MCって言われるほどではないけど、普段はユニフォームを演奏しているよん。」

 

???「ところで、きみたち楽器を持っている子がいるけど、もしかして音楽経験者かな?」

 

唯「ほぇ? そうだけど・・・」

 

律「といっても、吹奏楽と軽音楽では全然違うんじゃないか…?」

 

紬「でも、音楽というジャンルでは同じものなんじゃ…」

 

???「ふーん…そうなんだ。」

 

澪「え、えっと…?」(汗)

 

???「それならぁ、思い切って校内に入ってみるのはどぉ…?」

 

澪「こ、校内に…?」

 

???「まあ、これも何かの縁だと思うし、せっかくなら北宇治高校の学園祭を楽しんでいきなよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

(校舎内)

 

澪「…やっぱり校舎に入るよりは、一旦高校を出て街?の方に行った方がよかったんじゃないか?」

 

澪「その方が元の世界に戻るための手がかりも見つかるかもしれないし…」

 

律「まあいいじゃん? 意外と校舎の中に手掛かりがあるかもしれないし…」

 

律「それに、歓迎されてるなら思い切って進んでみるのも私はありだと思うな!」

 

唯「私はりっちゃん隊員についていきます!←」

 

紬「校内も賑わってて楽しそうね~♪」

 

澪.o(ダメだこりゃ…)

 

紬「あら、あれは何かしら…?」

 

 

 

 

 

 

???「1年3組で喫茶店やってます!」

 

?「是非一度お立ち寄りくださーい!」

 

??「美味しいケーキもありまぁーす!」

 

 

 

 

 

 

 

律「おっ、喫茶店か…!」

 

紬「まさに私達にぴったりのお店ね~♪」

 

唯「美味しいケーキがあるのかなぁ…♪」

 

律「よし、行ってみよう!」

 

澪.o(さっそくティータイムの誘惑に負けてる!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

???「みんな見るだけで入ってこないね…」

 

??「ダメかな、アグレッシブメイド喫茶」

 

?「これで繁盛したら奇跡ですね。」

 

??「ふえぇ…奇跡起きないかなぁ…」

 

紬「すみません、ケーキセットとコーヒーの両方を頂けますか…?」

 

律「私も両方で!」

 

唯「私も!」

 

???「来たよキセキ…!!」

 

??「そして両方セット!?」

 

?「しかも3人分ですよ…!」

 

澪「私は…コーヒーだけで…」

 

 

こうして桜高軽音部の4人は北宇治高等学校の学園祭を楽しんでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唯「学園祭、楽しかったー!!」

 

律「澪のやつ、お化け屋敷でめっちゃ怖がってて面白かったな」(笑)

 

澪「律ぅ!! それはいうな!!!」(かなり照れて)

 

紬「喫茶店のケーキセットも美味しかったよねー」

 

唯「私たちはどの世界にいてもお茶とお菓子は忘れない、最強のゆったりバンドだね!」

 

律「おう!」

 

 

澪「それにしても、結局元の世界に戻るための手がかりは、校内にはなかったな…」

 

律「唯一気になるのは、あの謎な占い結果のみかー…」

 

紬「『開いた傘が地面に落ちている』ってやつかしら?」

 

律「閉じた傘ならまだしも、開いたっていうのが妙なんだよね…」

 

唯「あれっ、地面に落ちているあの傘ってもしかして・・・」

 

澪「開いた状態の・・・傘!?」

 

唯「りっちゃん…!」

 

律「よし、すぐに回収だ!!」

 

唯「ラジャー!!」

 

澪「おい待て律! 唯! もう少し慎重になった方がいいんじゃないか…?」

 

紬「もしもアンラッキーなアイテムだったら…って、もう拾いあげちゃった…?」

 

律「拾ってみても何も起こらないし、やっぱり拾えってことだったんじゃないのか?」

 

唯「それにこの傘、黒いデザインがなんかかっこいい…!!」

 

紬「見た感じ、いかにも暗黒って感じかしら…?」

 

澪「やっぱりなんか嫌な予感がすr…」

 

(突然ピカーンと暗黒風な傘が光って)

 

澪「って言った矢先に・・・!?」(青ざめ)

 

唯「おぉー…」

 

律「なんだなんだ!?」

 

(傘の半径約1メートルに極地的な突風が吹き荒れて)

 

4人「うわああああああああああああ!!!!!」

 

(4人とも咄嗟に傘につかまったまま上空へと吹き飛ばされ…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆ ☆ ☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「また明日から練習だね。」

 

 

???「変な感じ、もう秋なのに、まだ大会の練習してるなんて・・・」

 

 

???「不思議だね。」

??「うん。」

 

(強めの突風が吹いて、周りがざわめき)

 

???「さっきよりもかなり強い風…」(汗)

??「強かった…久美子、大丈夫?」

久美子「うん、なんとか…台風、確実に近づいてきているね…」

 

 

台風が運んだその風は、学園祭のどこか浮ついた空気を一気に吹き飛ばし、

 

夜、雨が降り始める頃には、すっかりいつもの日常が戻っていた。

 

 

 






ご覧いただきありがとうございます。


京アニ復活後の最新作品である「小林さんちのメイドラゴンS」の最終回放送時間帯に投稿を合わせたかったこともあり、暫定で出来上がったところまで載せてみましたが、もう少ししたら桜高音楽部の4人が文化祭をゆっくり楽しむ描写をもう少し細かく書くかもしれません。


そして、もう勘づいた方もいるかもしれませんが、次に4人がワープした世界はあの架空生物と人間とが何故か共存して暮らしている世界で・・・?

次回もお楽しみに!
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