†MULTIPLE AIGIS† クリスマス&お正月恒例編   作:てゐと

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あけましておめでとうございます。


2021年 お正月 本編でできないこと

※注意※これは引っ越し以前からの恒例行事です。クリスマス&お正月編のみ、彼等はメタフィクションになります。

 

 

 

歌劇団ということで本編が劇、この恒例編が楽屋裏のような雰囲気となっており、こっちでは本編で死んだキャラが出てきたり、時系列無視だったり何でもありになります。基本的にお疲れ様会のような感じで皆が楽しんでおり、様々なお題に色んなキャラが答えていく内容となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年はこんなお題を投げてみることにしましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まなこ「はい、みなさん。明けまして…」

 

 

全「おめでとうございます!!」

 

 

もみじ「今年もよろしくお願いします♪」

 

 

 

まなこ「いいの?私が初セリフで」

ベノ「お前もこの作品のキャラだろーが、いいんだよこまけぇ事は」

 

まお「さて、飲めや歌えやどんちゃん騒ぎ、…と、行きたいのだが、今回は催しから先にやれとの指示だ」

ベノ「誰から」

まお「これ書いてる奴だが」

ベノ「去年忘れてたの相当根に持ってんだなぁ…。引っ越しのゴタゴタがあったとはいえ恒例行事やらなかったからな」

まお「まぁ今回で去年の分まで派手にやれとのことだ、では行くぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

ベノ「なるほどな、酒が入ったらできねぇもんな」

まお「そういうことだな、さて…。まずは我とベノによる一対一の本気勝負だな」

ベノ「おーおー、本気たぁな…」

まお「ルールは簡単。本気で相手を倒せ」

ベノ「単純すぎやしねぇか?それによ…」

まお「安心しろ、観客となってるメンバー達に被害は出ぬ。無論、我は最初からフルパワーで行かせてもらう」

ベノ「なら安心だな、俺もここだとお前も死なねぇからやりたい放題やらせて貰うぜ」

まお「ふっふっふ、我等もデビュー当時からすれば隠し設定がいよいよ持って公開だ、果たして貴様は我を倒せるのか?」

ベノ「マジなら余裕だぜ…?お前こそ簡単にやられんじゃねぇぞ?」

まお「愚問だな、魔王の心配とは。さて…、毒眼蒼震龍(どくがんそうしんりゅう)てゐ国歌劇団副総司令兼地組隊長。まおうK」

ベノ「月輪罪角(がちりんざいか)てゐ国歌劇団総司令兼毒組隊長。ベノホーン」

シャーヴァル「審判は俺がしよう。では…、初めっ!!」

 

 

開始と同時にまおが全身に打撃痕を作り出して壁に穴を開けるほどの勢いで吹っ飛んでいく!相手であるベノの姿はどこにも見当たらない

 

まお「なるほど…。これがアルタイルの力と言うわけか…!」

 

 

ニーナ「…。お兄ちゃんの場所が正確にわからない、早いとかそんなんじゃない。捉えられない」

エクレール「あれはアルタイル使って自分の速度を極限まで上げたり時間止めてるね、まおもそれ理解してるから下手に動いてない。って感じ?」

MEXさん「どうでしょう?アルタイルにデメリットはありません。発動速度だって早いです。それに動かなければ相手の思う壷、永遠のタコ殴りです」

 

まお「だが攻めてこないということは…こちらの手を伺っている、それか攻めあぐねているかだな。普通なら」

 

バシィッ!!

 

ベノ「チッ!うまくはいかねぇか…!」

まお「姿が見えぬということは、アルタイルで時を越えての不意打ちだろうとは思った。浅い考えだ…!」

ベノ「この程度の時間差ならと思ったんだがな…、お見通しってか…!」

突然現れたベノを容易く退けるまお、余裕をぶっこいている訳ではなく本気で潰しに来ている

まお「時を止めたければ止めてみろ、もっとも我には効かん」

ベノ「んなもん知ってらぁ!他次元拒絶能力だろ?アルタイルはこの世界のものじゃねぇからな!」

まお「だが徒手空拳で勝てるほど甘くもないぞ?なぜなら…、我は魔王なのだからな!」

全身から吹き出す炎、まるで鎧のように燃え盛るそれはまおの威厳をさらに強める…!

 

 

 

 

 

ベノ「炎魔王って訳か…!おもしれぇ…」

まお「焼き付けされる心の準備はできたか?」

ベノ「んなもん有るわけねぇだろ」

まお「その往生際の悪さも灰にしてくれるわ!はぁっ!!」

ベノ「遅せぇよ!」

いきなり早くなるベノ、残像を残して超高速で移動している!

 

 

 

まお「アルタイルで自分を対象に速度を速めたか、だが…!」

熱気を放ちながらディアボロス・イグニッションでベノを追い詰める。当たる直前に再加速して避けるベノであったが徐々にその爆発を回避できなくなっていた。まおが動きを先読みしているからだ

まお「終わりだ!」

ベノ「(相変わらず油断したタイミングがわかりやすい奴だな…!)」

力を込めた爆発がベノと重なり、まおは勝ち誇るように「フッ」と笑う。だが結果はまおが予想したものとは大きく異なっていた

ベノ「何笑ってやがる」

突如真横からの飛び蹴り、左側からの攻撃だったのに見えなかった事に驚きながら受け身を取る

まお「また時間の中に隠れたのか」

ベノ「同じこと何回もやらねぇよ。こっからは素の力だ…!」

その瞳は黒に染まり、スタジアムの電飾が割れて薄暗くなる

ベノ「さて…。後も支えてるんでな、即行で終わらせるぞ」

まお「我の完勝だな?」

ベノ「ほざけ」

何かが弾ける音と共にベノの姿が消える。気配は感じるが凄まじい速さで移動しているというのは確証が持てていた。先程から周囲を電流が走っている。おそらくそれがベノなのであろう

 

まおは捉えきれない時点で別次元の力ではないことに気が付いてはいたが…この速度には反応出来なかった。その理由は…

まお「視界が歪む…。なるほどな、これをされてはさしもの我も敗北を認める他あるまい…」

ぐらりぐらりと揺らぐ視界。感覚までもが麻痺を起こしてまっすぐにすら歩けない。そして正面に現れるベノ、握り拳に力を込めてまおの顔面を思いっきり殴り、ぶっ飛ばす!!

ベノ「雷電…毒花!!(らいでんどっか)」

雷の茎に咲いた紫色の毒花、まおが殴り飛ばされた衝撃で花弁は散り、雷が落ちた音にも似た轟音と共に地面が抉れた

ベノ「本編じゃ難しいが…。来年やるならリベンジ受け付けてやるよ」

立ち上がるまおを見たからか抉れた地面を添うように天月嘩檄斬で追い討ってまおを倒したベノは自分からスタジアムの外へ歩いていった

 

 

 

 

 

 

 

まお「ふっ、楽しかったぞ。欲を言えばもっと楽しみたかったが」←持ち前の回復力の高さによってもう復活。

ベノ「冗談抜かせよ、後遺症残るぞ?」

まお「だろうな、やはりこれは頭が狂う、右も左もわからなくなるというのは厄介だ」

ベノ「てわけでだ、次は…わかるよな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アデア「うぅ…。どうしてこんなことに…」

シャーヴァル「この時を心待ちにしていた。本気で来い…、手を抜けば…わかるな?」

アデア「…。てゐとさん。居ますか?」

てゐと「はいどうも、書いてる人です。どったの?」

アデア「今だけ、鏡月から切ったものを直せなくなる力を取り出して貰えますか…?」

てゐと「いいのかい?不利になるよ?」

アデア「例えこんな場所でも味方に鏡月なんて振るえません」

てゐと「アデアらしいね、それじゃあ特別に鏡月の切断設定をOFFにしてあげよう」

アデア「ありがとうございます。それでは…」

シャーヴァル「いくぞ…!」

影角を抜刀したシャーヴァルはその勢いのまま刃先を伸ばす!アデアはそれを初見で見切ると一瞬でシャーヴァルの目の前に移動。シャーヴァルが気がついたら時には遅く、顎を強く蹴り上げられる

シャーヴァル「ガフッ…!」

怯んだその姿を見逃すはずもなくアデアは鞘と鏡月を両手に持ち、まるで太鼓を打つかのようにシャーヴァルの胴体にそれを打ち付ける!だがシャーヴァルも負けておらず影角の刃を変形、後ろにクッション、前方に刃で構成した楯を作り出し追い討ちを回避する

シャーヴァル「速いな、ルヴィローム以外に反射神経が負けるとは思っていなかったのだが」

アデア「お正月だからですよ」

それだけ返すと再び切りかかるアデア。シャーヴァルは影角に闇を纏わせると…

シャーヴァル「なら俺は経験を生かさせてもらう。太刀にはこれだ」

なんと影角の鍔にも闇を纏わせて薙刀を作り出すとそれで簡単にアデアの鏡と鞘をはたき落とす!間髪入れずにアデアを払い飛ばすと今度は影角をハンドガンに変化させて闇の弾丸を連射、形こそハンドガンだがその連射速度はマシンガンのようだった

アデア「(連射が早いのに…!)」

シャーヴァル「嫌なところに弾が来る」

アデア「!」

シャーヴァル「悪いが俺は刀が一番使いやすいというだけで…」

またも形が変わる影角の刀身。アデアはそれを見るとこれまで見せたことの無いほどの形相で鏡月の刃を逆になるように持つ

シャーヴァル「使えない武器は無い」

放たれたのはスラッグ弾、散弾だ。間一髪アデアは後ろに下がりながら不規則かつ大量の散弾を切って避ける

シャーヴァル「目の良さが命取りだ」

ボソッと呟かれた言葉は聴覚の優れたニドキングであるアデアにとっては絶望の一言。身体を捻るが高速で飛んできた弾に肩を貫かれた…!

シャーヴァル「言ったはずだ、使えない武器は無いと」

それはまたも変化した影角が放った一撃。スナイパーライフルによる狙撃だった

アデア「ぐあっ!」

カランカランと綺麗な音でアデアの手から離れていく鏡月。狙撃によって倒れたアデアの肩からは血が流れていた

シャーヴァル「畳み掛けるぞ」

影角を逆手に持ち、刃を巨大なナックルに変形。立ち上がるアデアに急襲する

アデア「っ!」

片手と足を使って素早く起き上がり、距離を取るアデア、しかし…痛みに怯んだ所をシャーヴァルは見逃してくれない

 

シャーヴァル「飛ばせ鉄拳!ロケットパンチ!!」

至って真面目に真剣に放たれた一撃はアデアを追い詰めるには充分過ぎる一撃。近接武器だと油断したとアデアはその姿を消した

シャーヴァル「!」

背後に向かって弾丸を放つとアデアが現れ、それを切り捨てた。それと同時にシャーヴァルは出血しながら膝をつく

シャーヴァル「なんだ…?」

再び消えるアデア。これはアデアが、鏡月の力を使った「月の羽衣」だ

シャーヴァル「(切られた感触はない。だがアデアが姿を現した時に切られた所が判明する…。となれば今も切られてはいるのか…)」

冷静に状況を整理するとシャーヴァルは刃先を変える。西洋剣のようなそれを抜刀の構えで鞘に納め、深く腰を落とす

シャーヴァル「…(ベノのように時間を止めている訳ではない。アデアは速い。ならば下手に動かずに…)」

 

 

アデア「(トドメっ!!)」

 

 

 

シャーヴァル「…!捉えた!」

僅かな見え隠れする気配を捉え、剣を抜刀!見えない脚を絡められたアデアは体勢を崩したその姿を現した

シャーヴァル「髪が伸びた…?」

手繰り寄せる刀身、シャーヴァルが変化させたのは西洋剣ではなく蛇腹剣、俗に言うガリアンソードだった

アデア「くっ!」

長太刀である鏡月を両手持ちにし、蛇腹剣の繋ぎ目を突き壊すと素早く離脱。勝負に終わりをつけるために二人は刀を鞘に納めた

シャーヴァル「これで終わりにするつもりか」

アデア「本気を出しすぎると歯止めが効かなくなってしまいます。ですから…」

腰を落として抜刀切りの構え、シャーヴァルも同じ構えで向かい合う

 

 

ガキャァン!!

 

 

目に求まらぬ早さで互いの場所が入れ替わる。抜刀した鏡月と影角がそれぞれ白と黒という真逆の色を輝かせる

 

アデア「(本気で…!)」

シャーヴァル「(来るだろう…!)」

 

振り向きながら先手を取ったのはシャーヴァル。力を込めると影角の刀身から黒いエネルギーが勢いよく吹き出す!

 

シャーヴァル「ドゥーディケル…!アールハイト!!」

それに対して鞘に再び鏡月を納めるアデア。戦意喪失か…。しかしアデアの目は強い光を放っていた

アデア「鏡月、力を貸しなさい」

抜刀と共に真っ暗になる空間。黒紫色のエネルギーが拡散し、誰かが倒れた

アデア「光滅月閃…(こうめつげっせん)悉皆(しっかい)…!」

ライトがついた時、シャーヴァルは倒れ、アデアはすでにスタジアムから去っていた…

 

 

 

 

 

ベノ「と、言うことで俺達が本気で戦ったらどうなるか、と言うお題でしたっと。正直な所毎回こうなる訳じゃなく俺がまおともっかいやって俺が必ず勝つ訳じゃねぇ。今回はたまたま勝てたってだけだ」

まお「我とてベノを普通に追い詰めていた。ゲームエンドまでは容易かったが油断したまでよ」

アデア「僕もシャーヴァルさんと戦いの中で鏡月の力を使わなければ負けていましたし…」

シャーヴァル「なんだ、武器なしが好みだったのか?」

アデア「いやいや!そういうわけじゃ…」

ベノ「おっと、それの続きは最後の挨拶が終わったらだろ。さて…、今回は見に来てくれてありがとな!相変わらずマイペースだがこれぐらいは毎年しねぇとな?」

まお「無礼講と言う奴だ、好きなだけメタフィクションで気にせず飲めるのだからな」

アデア「もしよければ本編やスペシャルもよろしくお願いします!」

シャーヴァル「そして以前から見に来てくれている者達には今年もよろしくだな」

ベノ「それじゃあ改めて…。今後ともてゐ国歌劇団をよろしくな!!よっしゃ終わった!飲むぜぇっ!!」

まお「お正月開始の宣言をしろ!アデア!」

アデア「お正月開始ぃぃぃぃーーっ!って何言わせるんですか!!」

シャーヴァル「まったく…。愚直だな…」

笑顔の中、四人は他のメンバー達が集まっている場所へ歩みを進めた

 

 

 

 

 




今年もよろしくお願いします
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