悪役令嬢「わたくしを断罪ですって!?受けて立ちますわ、闇のゲームで!」 作:sesamer
リンク召喚及びそれを利用した展開があります。苦手な方はご注意を(まあ読者も減ったから大丈夫か...)
前回までのあらすじ(うろ覚え)
決闘恋愛ゲーム「DUELOVE TERMINAL」の世界にそのゲームの悪役令嬢として転生してしまったエリザベス。彼女はなんやかんやでゲームの舞台となるホルアクティ決闘学園に無事入学した。
そこで出会ったゲームの主人公、城西優華は歴代デュエルキングの善意によって追い詰められていた。しかし、エリザベスとのデュエルに勝利したことでクラスの皆に認められるようになったのだった。
「確かそんな流れだったと思いますわ!」
「何をお話ししてるんですか?エリザベスさん」
入学して最初の放課後を迎えたエリザベスは優華を自室に招いていた。この世界で初めて出来た友人、しかも高貴な身分の方の部屋にお邪魔するということで緊張していた優華だったが、突然壁に向かって話し始めたエリザベスを見てその緊張は解ける。
「いつまでもデッキをレンタルしてる様じゃ大変でしょう?わたくしが貴方のデッキを作るのを手伝って差し上げましてよ」
「えっ!いいんですか?確かにデッキを作るのは難しそうで、暫くはレンタルでいいかなと思ってたんですが...」
「ただし、全てをわたくしが用意してしまっては貴方のデッキではなくなるので、わたくしがするのは助言と多少のカードの融通だけですわ。まずは貴方が自分のデッキはどんなものがいいかを決めなさい」
「そんなこと言われても...うーん、特には無いですけど...」
暫く絞り込む様に考えていた優華は貰ったカードを取り出しながら答える。
「折角貰ったカードなので、この子達は使いたいですね!」
そのカードからクリボーが現れて優華の肩に乗る。それは初めてデュエルでクリボーを使った時から優華に見えていたもので、どうやら他の人には見えていないらしい。
「そうね!まず使いたいカードを決めて、それと相性の良いカードを採用していくのがデッキの作り方の一つね。今回はクリボー達を使いたいカードということね」
「はい!」
「それならクリボー達のステータスを見てみましょう。何か共通するものがありますわね?」
「えーと、殆どが悪魔族って書いてあります!こんなに可愛いのに...」
「そうね!クリボーの多くは悪魔族で、後は天使族と機械族とかだったはずよ。悪魔族のサポートカードを入れることで、クリボーを手札に加えやすくしたり強化したりできるわ。他に気付いたことはない?」
「あっ、星の数が全部一個だけです。リンクリボーだけ星が書いてませんが...」
「星はそのモンスターのレベルの数ね。クリボーは殆どレベル1だからそのサポートが強いわね。リンクリボーはリンクモンスターで、レベル1をこのカードに変換出来るからレベル1のモンスターで固めるのが強いと思うわ!」
「そうですね...悪魔族で組むとあんまり可愛くなさそうなので、レベル1を中心にしてみます!」
「それなら一緒に売店に行きましょう!売店ではパックやカードを購入したり、トレードを申し込むことができるわよ」
「はい!」
そうしてエリザベスは優華と一緒に売店へ向かう。気づかない内にゲームのチュートリアルを完璧に進行していたエリザベスだった。
そこで一緒にパックを剥いたりしていた2人だったが(その費用は校内での決闘によって手に入るポイントによって支払われるので勝利した優華はエリザベスより1パック多く剥いていた)2人の元に少年が訪れる。
「お前がエリザベスだな!」
「ええ、エリザベス・ローゼスはわたくしのことよ」
「聞いたぞ!初めて決闘した相手に負けたそうじゃないか!平民達の希望だのなんだの言われても、実は大したこと無いんじゃないか?」
「・・・」
押し黙ったエリザベスに対して、少年のその態度が更に大きくなる。
「言葉も出ないか!俺と決闘しろ!俺がお前なんかより強いことを証明してやる!」
「ちょ、ちょっと!エリザベスさんに失礼ですよ!」
「なんだお前?ああ、お前が噂の勇者様か。別にお前でも良いんだぞ?お前に勝てば俺がお前達より強いことが証明されるからな!」
威勢の良い少年に対して気圧される優華だったが、その横で固まっていたエリザベスが動き出す。
「いいですわよ。わたくしが相手になりますわ」
「え、エリザベスさん!?」
「ふん、どうやら腰抜けじゃあなさそうだな!」
「...わたくしを侮ったのは悪いことじゃありませんわ。実際あの決闘は見る人が見ればお粗末なものだと思われるものでしょう」
流暢に話し出すエリザベスの横で優華は場の空気が変わったことを感じ取った。語る内容も異様なものでその代わり様に優華は驚く。
「そして自分に自信を持つことも悪いことじゃありません。強い決闘者とは常に自分と自分のデッキを誇りに思っているのですから」
「なんだ?何が言いたい!」
「わたくしも貴方と同じだということです。正直言って、貴方が決闘を申し込んで来たのはある意味では好都合でしたわ」
「好都合だと?」
そしてエリザベスの変化に驚いたのは目の前の少年も同じだった。優華と決闘した時や今まではずっとポワポワしていた雰囲気が、嘘の様に消え去ったからだ。
「名を名乗りなさい。そしてわたくしの名誉の糧となることを光栄に思いなさい!」
「ふざけたことを!俺の名前はシアンだ!この学校でいずれトップに立つ男!」
「「決闘!!!」」
ーーー
エリザベス LP 4000
シアン LP 4000
ーーー
TURN1
「わたくしが先行を頂きます」
エリザベスは手札を見ると、ニヤリと笑ってシアンに語り始める。
「貴方には誰も見たことない世界を見せてあげましょう!メインフェイズに入り、わたくしは手札の溟界の滓-ヌルを墓地に送って効果発動、溟界の昏闇-アレートをデッキから墓地に送りますわ。そしてヌルの効果で自身を蘇生させる!」
エリザベスの前方に黒い水溜りが出現し、そこから小さな蛇が這い出て来る。その存在はちっぽけでも、なにか名状し難い異様な存在感をシアンは感じ取っていた。
ーーー
溟界の滓-ヌル
待望の墓地から蘇生できる爬虫類ですわ!!!
お前があともう一種類いるか、属性が逆だったら文句無しだったのに!
手札から捨てると闇爬虫類を落とせますわ。これが逆ならカース持ってきてソリティア出来るのにぃぃ...
ーーー
「そしてヌルをリリースして聖刻龍-シユウドラゴンをアドバンス召喚。更にシユウドラゴンをリリースして墓地のアレートを特殊召喚!」
「なんだ?折角アドバンス召喚した上級モンスターを更にリリース?」
「リリースされたシユウドラゴンの効果発動!デッキから竜核の呪霊者を攻守を0にして特殊召喚する!」
「レベル8のモンスターが2体!エクシーズか!」
「わたくしはレベル8の竜核の呪霊者に、レベル8のシユウドラゴンをチューニング!」
「なっ!?レベルの合計は16だぞ!?」
シアンと周囲が驚く中、エリザベスは詠唱する。彼らが一様に驚いているのはモンスターのレベルは12が最高であり、レベル16のシンクロモンスターなど存在しないからだ。
「決闘の世界に訪れる始源にして永遠の神!姿無き身を混沌に映し出せ!究極幻神 アルティミトル・ビシバールキンを特殊召喚!」
竜によって呪われた少女と原初の生命である蛇が贄となり、赤い竜の姿をした神が降臨する。現れた神が一度叫ぶと世界に生命が誕生する。
ーーー
究極幻神 アルティミトル・ビシバールキン
召喚にレベル8以上のチューナーと非チューナーを要求する大型シンクロモンスターですわ!ただこの召喚はシンクロ召喚ではありませんが...
どちらかのフィールドが全て埋まるまでの数のトークンをお互いのフィールドに特殊召喚しますわ!リンクが来るまでは場をロックできて強かったのですが、今はリンクに利用されるから相手のトークンを上手く処理出来るとうまあじですわね。
ーーー
「ビシバールキンの効果発動!お互いの場に邪眼神トークンを4体特殊召喚!」
フィールドに神の眷属が埋め尽くされ、彼らの祈りに呼応して神はその身体を大きくしていく。
「攻撃力...9000のモンスターだと!?」
シアンを始めとした周囲の面々が驚く。それを受けても無表情なエリザベスを見てシアンは恐怖を覚えるが、それをなんとか抑えて吠える。
「だが、効果で除去してしまえばなんてことはねぇ!」
「あら、勘違いしましたのね。わたくしの言う、誰も見たことのない世界はこんなショボいものではありませんわ!」
「なん...だと...?」
「トークン2体をリンクマーカーにセット!リンク召喚!現れろ、リプロドクス!」
電脳世界から恐竜の姿をしたモンスターが現れる。恐竜が咆哮すると、祈りを捧げていた眷属達の内その恐竜に近かった2体が恐怖心から祈りを止めた。
「リプロドクスの効果で自身と相手のトークンを一体ずつ爬虫類族にする!そしてビシバールキンとリプロドクスをリンクマーカーにセット!転晶のコーディネラルをリンク召喚!」
「ビシバールキンを素材にした!?」
眷属に手を出された神と電子の恐竜が睨み合って火花を散らす。2つはそのまま衝突するかと思いきや、無慈悲にも主によってリンク召喚の素材にされる。そうして出てきたのは七色の輝きを放つ宝石を携えた豪華なドレスを着た美しい女性だった。
ーーー
リプロドクス
ゆるゆる素材で出せるリンク2のリンクモンスターですわ!
素材にモンスターが2体必要だからリンク2、という風に召喚条件に指定されたモンスターを、必要な数要求するのがリンクモンスターよ。
リプロドクスはマーカー先のモンスターの属性か種族を任意に変更する効果を持っていて、上下にマーカーを持ってるから自分と相手のモンスターを変更出来るってわけ。いつか悪さしそうな効果ですこと。
転晶のコーディネラル
効果モンスター2体で出すリンク2ですわ。
リンク先(右上と左下)のモンスターのコントロールを入れ替える能力を持ってますわ。強い能力を範囲を限定することでパワーを抑えた、とても良いカードですわね!KONAMI有能ドルベ無能。
ーーー
「更に爬虫類になったのを含むトークン2体をリンクマーカーにセット!」
「またリンク召喚!?」
「リンク召喚!来なさい、レプティレス・エキドゥーナ!」
現れたのは隣のコーディネラルに勝るとも劣らない美しい女性だった。だがそれは上半身だけを見た話である。彼女の下半身は蛇と化しており、その姿はまさに妖しいと呼べるものだった。
ーーー
レプティレス・エキドゥーナ
爬虫類サポートのリンクモンスターですわ!同期と同じで絶妙な弱さを持ってるわね...
この子は爬虫類のサーチが出来るけどその後エクストラから爬虫類しか出せないのがキツいわ。爬虫類は展開先が弱いから正直言って使いづらいけど、場を整えれば沢山サーチ出来るのはこの子だけの強みよ!
ーーー
「エキドゥーナの効果発動!相手の場の攻撃力0のモンスターの数まで、デッキから爬虫類族のモンスターを手札に加える!」
「俺のフィールドには攻撃力0のトークンが4体...」
「わたくしはデッキから4枚の爬虫類族モンスターを手札に加えますわ」
「て、手札を7枚に増やしやがった...」
最初には5枚だった筈のエリザベスの手札が7枚にまで増える。その光景に周囲の人々は驚いていた。だがそれでもエリザベスは止まらない。
「まだまだですわぁ!わたくしは満足していませんの!」
「まだあるというのか!?」
「コーディネラルの効果発動!エキドゥーナとトークンのコントロールを入れ替える!」
「(な、何をしているんだ...!?折角出したモンスターを即素材にしたり、ましてや相手に送りつけるなんて...一体何を目指している!?)」
「手札の溟界の滓-ナイアを捨てて効果発動!溟界の黄昏-カースを墓地に送る!そしてトークンをリリースして墓地のカースを特殊召喚!カースの特殊召喚時効果でナイアを蘇生!ナイアの特殊召喚時効果で溟界の虚を手札に加える!」
ーーー
溟界の滓-ナイア
ヌルの属性と墓地送りの属性を入れ替えたものですわ!(ヌルは自身光で闇墓地送り)
蘇生効果を持たない代わりにサーチ効果を持ってますの!後の溟界下級の2体は知らなーい。
溟界の黄昏-カース
場のモンスター一体をリリースして特殊召喚できて、特殊召喚時に下級溟界を蘇生できる強い上級溟界ですわね!ちなみに溟界上級の特殊召喚効果はデメリットとして相手のモンスターを蘇生させたりサルベージさせるからその注意は必要ね(そのデメリット要らない...要らなくない?)
ーーー
「手札のレプティレス・ヒュドラの効果発動!相手の場のエキドゥーナの攻撃力を0にしこのカードを特殊召喚!その後わたくしは下げた攻撃力分のダメージを受けますわ!」
エキドゥーナを幼くしたような少女が現れる。普通ならその異形の姿に恐ろしさを覚えるのに、人々はその少女見ても可愛らしいという感想しか出てこなかった。
ーーー
エリザベス LP 4000 → 3800
ーーー
「さあ仕上げですわ!レベル2のヒュドラに、レベル4のナイアをチューニング!5対の頭持つ怪物よ、その力で弱者を甚振り薙ぎ払え!シンクロ召喚、現れろ!レプティレス・ラミア!」
ヒュドラの身体が大きくなるごとにその可愛らしかった部分が悍ましく変貌し、そうして現れたのはまさしく怪物と呼ぶに相応しい異形だった。
ーーー
レプティレス・ヒュドラ
攻撃力0のモンスターを利用するレプティレスの新規チューナーね!相手のモンスターの攻撃力を0にしながら特殊召喚できる超有能よ!
更に自身の効果以外で特殊召喚すれば、シンクロ召喚の素材にしたときに2体のモンスターの攻撃力を0に出来るわ!ツヨイ!
レプティレス・ラミア
レプティレスのシンクロモンスターね!
相手の場の攻撃力0のモンスターを全て破壊し、その数だけ自身はドロー出来る強力な効果を持っているわ。
ーーー
「フフッ...フフフ...オーホッホッホッホ!」
「何がおかしい!」
「これが誰も見たことの無い世界ですわ!ラミアの効果発動!相手の場の攻撃力0のモンスターを全て破壊し、その数だけわたくしはドローする!」
「な...俺の場には攻撃力0のトークン3体に攻撃力0となったエキドゥーナが!」
「つまりわたくしは4枚ドロー出来るということ!手札消費2枚から5枚サーチと4ドロー!これが新時代の決闘ですわ!!!」
周囲の驚きの声が止まない中、エリザベスは大興奮していた。それは決闘の勝ちを確信したからでも良いカードを引いたわけでもなく、ただ単にたくさんドロー出来たからであった。
「(ほわああああ!手札が9枚!これを2枚の初動から出来るなんて最高ですわ!しかもコンボパーツの聖刻は何枚でも積めるし、ヌルの方だって引けなくても最高の初動であるスネークレインが引ければ更に宇宙!)」
「わたくしはカードを5枚伏せてターンエンドですわ!」
フィールド
モンスター
溟界の黄昏-カース(DEF2400)
レプティレス・ラミア(ATK2100)
転晶のコーディネラル(ATK1200)
魔法罠
セットカード×5
TURN2
「くっ、クソッ!ドロー!」
モンスターの方は攻撃力で上回ることは難しくない盤面であるものの、その圧倒的な伏せカードの量にシアンは絶望的な気持ちになる。更にそれを超えたとしてもエリザベスの手札は4枚で、初期手札から1枚しか減ってない。
「クソオオ!六部の門を発動!」
「サイクロンで破壊」
「ッ!影六武衆ーフウマを通常召喚!六武衆の真...」
「神の宣告でフウマの召喚を無効にし、破壊しますわ」
「破壊されたフウマの効果発動!影六武衆-キザルをデッキから特殊召喚!」
「それは神の通告で無効よ」
「まだだ!墓地のフウマを対象にリビング・フォッシルを発動!」
「チェーンして溟界の虚を発動しますわ。カースをリリースして相手の墓地のフウマをこちらに特殊召喚しますわね。リビング・フォッシルは対象不在により不発。」
「ぐっ、カードを2枚伏せてターンエンド...」
「ならエンドフェイズにラミアをリリースして毒蛇の供物を発動ですわ。2枚のセットカードを破壊」
「うっ、うわあ...」
「シアンの奴に何もさせてねぇ...」
「なんて酷い...これがエリザベス様の実力...!」
周囲がエリザベスを恐れる中、優華は彼女の背中を見て感銘を受ける。
「(す...凄い!あんなに強そうな人相手にエリザベスさんは歯牙に掛けてない!私もあんな風に強くなりたい!)」
自分の背中でヤベーヤツが産まれようとしている一方でエリザベスは興奮を鎮めながら、己の行動を少し反省していた。
「(こんだけドロー出来れば、ドロー依存症になるジャンゴさんの気持ちも分かりますわね...それにしてもパフォーマンスが過ぎたかしら?相手は六武衆だし確かシアンは優華の攻略対象だから、実力的にはそんなに差は無いのですが...)」
そう思いながらシアンに返しのターンで止めを刺したエリザベスは敗北のショックで崩れ落ちたシアンの元に行く。
「...なんだよ。無様に負けた俺を笑いに来たのかよ...?」
「いえ、わたくしは貴方と実力差があるとは思っていません」
「なんだと...?」
シアンはその言葉を最初は周囲の騒がしさによる聞き間違いかと思った。自分に何もさせて貰えなかったエリザベスとは、天と地ほどの実力差を感じたからだ。
「決闘は時の運...とはあまり言いませんが、今の勝負はそちらが先行だったらどうなるか分かりませんでしたわ。寧ろわたくしは貴方にライバルになって欲しいと思っていますわ」
「俺が...ライバル...?」
「ええ!折角決闘学園に来たなら最強を目指すものでしょう?それなら共に高め合うライバルは必要ですわ!」
「最強...共に高め合う...」
エリザベスの(子供っぽい)考えにシアンは共感する。彼は平民ながら村1番の決闘の腕を見込まれてこの学園に入学したため、彼女の考えは村を出た時の自分と同じものだと気づいた。
「(そうだ...俺は最強の決闘者になるって母さんに約束した!だからこんなところで挫けてられるか!)うおおおおおお!!」
突然叫び出したシアンに驚いたエリザベスと優華の前で、シアンは勢いよく立ち上がると2人に宣言する。
「お前達は俺のライバルだ!絶対倒してやるから覚悟しとけ!」
「ええ、覚悟してますわ」
「え?私も?」
「うおおおお!!こうなりゃ特訓だああああ!!」
走っていくシアンを見送りながら優華はエリザベスに語り掛ける。それはシアンの熱さやエリザベスの圧倒的な姿に心打たれたからだった。
「エリザベスさん!私も絶対エリザベスさんみたいに強くなりますね!」
「ええ!優華ならどこまでも強くなれるわ!」
こうしてホルアクティ決闘学園の1年生の内エリザベスを始めとした彼らはその実力をメキメキと伸ばし、ビックシックスと呼ばれるようになるのだった。
溟界の話は実話です。ただしもっとパワーが高くて下級オンリーのものを考えてましたが。
そして本小説ですが、面白いデッキのネタが思い浮かんだ時に書くことにしました。なので更新は遅くなります。
独自設定を考えたら公式に後ろから刺されるのはRWBYのときのトラウマなんだ...