悪役令嬢「わたくしを断罪ですって!?受けて立ちますわ、闇のゲームで!」   作:sesamer

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 この小説は未だに見切り発射で書いてますが、取り敢えずメインストーリーらしきものは出来ました(途中まで)
 ただデュエルの構成は全くしてないので書き上げるのはまだまだ先になりそうです...気長に応援して頂ければ嬉しいです。



部活対抗決闘大会編(名前の違和感が凄い)
バトル漫画特有の決闘大会があるから遊戯王は実質バトル漫画


 皆様は中学や高校に入学する時、何を1番楽しみにしておりましたか?皆様の多くは新しい御学友に出会うことと答えそうですわね。

 

 わたくしはお世辞にもお友達が多い人間ではなかったので(それは今もだけど)部活動に入ることが楽しみでしたわね。

 

 それで文化系の部活で遊戯王やってるのをそれとなく探してましたが、そんな人はおらず泣く泣くイラスト研究会に入りましたわ(学校で漫画を読めるし)

 

 だって帰宅部になろうとしても勧誘が凄くて断れないですもの。特に運動部の方は女子をマネージャーにしたくて必死ですし(偏見)

 

 そしてそれは世界が違っても変わらないことがあるわけで...

 

 

 

 

「エリザベス様!どうか我が部に来て下さいませ!エリザベス様ほどのお方なら我が乗馬部は更に大きな...」

 

「いや、エリザベス様には我が騎士部のマネージャーの方が良いだろう!我ら決闘騎士の姫になるのは氷の姫と呼ばれるエリザベス様が...」

 

 光(部活動)があれば闇(勧誘)もある。特にローゼス程の名家になると勧誘地獄も大規模になるらしく、エリザベスは優華と2人で勧誘を掻い潜りながら歩く。

 

「それも考えておきますわ。...はあ、流石に全部活から勧誘が来るなんてことはありませんわよね?」

 

「それもエリザベスさんならあり得るかもしれませんね。ちなみにエリザベスさんはなんの部活に入るのか考えてるんですか?私は料理部とか楽しそうで良いなと思ったんですが」

 

 優華の問いにエリザベスは一瞬考え込むが、不自然に思われない間を空けて答える。

 

「そうですわね...今は特になんの部活とは考えてませんわ。わたくしが入ることの影響も考えれば安易に決めるものではないのでしょう」

 

「流石エリザベスさん!貴族としての流儀というヤツですね!」

 

「(う...騙しているようで心が痛いですわ...)」

 

 優華がエリザベスの返答に対して感激するが、エリザベスとしては純粋な優華に対して罪悪感を感じていた。そんな中、エリザベスを呼び止める人物が現れる。

 

「おい、エリザベス。学園は大変か?」

 

「あら、リューキ様。慣れないことにちょっと疲れましたが、新しい御学友も出来てとても幸せですわ。そういう貴方もこの2年間は先生として大変だったのではなくて?」

 

「そうだな。確かに大変だったが、それと同時にこの仕事にやりがいも感じている。お前の推薦を受けたのは正解だったよ」

 

 突然現れた先生、それも長身の美形の登場に驚く優華を尻目に2人は会話する。暫く惚けていた優華にエリザベスは苦笑しながら2人を紹介する。

 

「こちらは御学友になりました城西優華様ですわ。貴方も勇者様の事は聞いているでしょう?優華さん、こちらの方は教師のリューキ様ですわ、彼とは教師になる前から個人的に知り合ってましたの」

 

「成程、アンタが今代の勇者か。まだ決闘は初心者らしいな」

 

「はっ、はい!そうです!」

 

「ですが優華様は初めての決闘でわたくしに勝ったのですのよ。彼女は間違いなく有数の決闘者になります。わたくしが保証しますわ」

 

「ほぉ...」

 

 エリザベスの紹介を聞いたリューキが優華に好奇の目を向ける。優華は恥ずかしくなって慌ててそれを否定する。

 

「そっ、そんな私は凄いじゃないですぅ」

 

「いや、エリザベスほどの決闘者が言うならそうなんだろうさ」

 

「それにしてもリューキ様は何をしにここへいらしたんですの?わたくしとしてはリューキ様がいれば勧誘が来なくて楽なのですが...」

 

 エリザベスはリューキに尋ねる。エリザベスを部活へ勧誘しに来た人が教師であるリューキを見て帰っていくのは有り難かったが、リューキがその為に来たとは思わなかった。そしてリューキはその問いに待っていましたと言わんばかりに話し出す。

 

「ああ。俺もこの2年間は新任として副顧問しか任されることはなかったが、今年から俺も部活動の顧問になれる。それで新しい部活を創設しようと思ってな」

 

「(この流れは...)」

 

 リューキの語り出しにエリザベスは嫌な予感を覚える。そして実際その通りにリューキは饒舌に語り続けるのだった。

 

「確かにこの学園には色々な部活があるが、俺としては折角この学園に来たのだから、なにかドでかいコトを生徒達にさせて満足させたくてな。それで新しい部活を創設しようとなったんだ。今は生徒を集めてる途中で、3人も集まった」

 

「え、えーと...ちなみにその部活の名前はなんで言いますの...?」

 

 エリザベスがおずおずと尋ねると、リューキは笑顔で答える。

 

「部活の名前は満足部(サティスファクション・クラブ)。お前もどうだ?部活に入れば勧誘もされないだろ?」

 

「サティスファクション・クラブ...?」

 

 優華がその名前に呆気に取られている横で、エリザベスは複雑な顔をしていた。それはデザートに大好物なプリンが出たのに、それを食べる為には大嫌いな野菜を食べないといけない子供のような表情だった。

 

「(サティスファクション・クラブ!?決闘者として、そんな名前を聞かされて入らない訳にはいかないのですわ!...だけど作戦の都合上、部活へ入らないと言ったのはわたくしですし...優華様の方はメリットが考えられましたから決行しましたが、満足部に関しては入るメリットなんて皆無なのですわ...)」

 

「...大変心苦しいのですが、まだ部活に入るとは決めていないのでその件は保留でお願いしますわ」

 

「ああ、分かった。城西はどうだ?入るか?」

 

「い、いえ...遠慮しておきます...」

 

「そうか...2人とも歓迎するから、まあ考えておいてくれ。それと大会は是非満足部を応援してくれよ!」

 

 リューキは少ししょんぼりとしながら2人に背を向ける。優華はその姿に罪悪感を覚えたが、だからといって満足部に入りたいとは思わなかった。

 

「えーと、エリザベスさんはどうやってあの方と知り合ったんですか?」

 

「リューキ様とは一度決闘を致しましてね。彼はわたくしが知る中でも1番を争うほどの決闘者ですわ」

 

「えっ!それってルークさんにも匹敵するってことですかっ!?」

 

 学園に入ってから2週間経ち、一年生の中でも名を上げ始める者が出てきた中、王族であるルークとその許嫁であるエリザベスはかなりのものであった。当然優華もその噂を聞いていた。

 

 優華自身は一度しか対戦した事なかったが、ルークが学園の生徒に一度も敗北したことがないのを知っている。その強さは先生も彼と対戦したくないのではないかと噂になる程だった。

 

「まあ直接戦ったら8割はルークが勝つと思いますが...」

 

「はっ、8割!?それって2割は勝てるかもしれないって事ですか!?」

 

「あー、やっぱちょっと分からないですわね...少なくとも私より上のレベルにいるというのは明言できますわ」

 

「そんな凄い人だったなんて...!」

 

 優華はリューキに対して尊敬を抱く。だが尊敬は抱けても、部活に入る気にはならない優華なのであった。

 

 その後2人は優華の興味のある部活を見学する。その中で大勢から勧誘攻撃を受け、2人は疲弊しながらそれぞれの自室に着くのだった。

 

 

 

 エリザベスは寮の一室、自室の扉の前で立ち止まる。

 

「ルチア、いる?」

 

「はい、ここに」

 

 その声に反応して、エリザベスの後ろからルチアが音もなく現れる。ルチアを確認するとエリザベスは自室へと2人で入る。部屋に鍵を掛かると魔法で監視の目があるかを確認し、念の為防音の魔法を掛ける。その間ルチアはお菓子と紅茶を用意して、2人は席へと座る。

 

「それで、1週間の成果はどうだったかしら?」

 

「はい、先ずは優華様の持つカードの価値は全生徒、教師に伝わったと思います」

 

「そうね、わたくしも噂として耳にしましたわ。それでわたくし達を付き纏う影などはあったかしら?」

 

「それは...見た限りでは確認できませんでした」

 

「ふむ...流石この5年間わたくし達に影も形も踏ませなかったことだけはありますわね...もしくは趣味に合わないとか...」

 

 ルチアの報告を受け、エリザベスは考え込む。それに対してルチアは諌言する。

 

「しかし、今のところ強奪犯は特別レアなカードはなんであれ盗む傾向にあります。所有者が1人しかいないような物は特にです」

 

「そうね...そもそもアマギの父上もギャラクシーというレアなテーマを持っていたからこそ強奪された。それを考えれば優華様のクリボー達、特にリンクリボーはそれと同じだと考えて良いはず」

 

「やはり...お嬢様が近くにいるから手を出しにくいのでは?」

 

「うーん、そうね...でも優華様を1人にはしたくないし...それに強奪犯は十中八九教師でしょう?優華様とわたくしを分断することぐらい難しくないことだと思うのだけど...」

 

 再度考え込むエリザベスに対してルチアが話しかける。しかしそれは先程とは違い、皮肉が込められたものだった。

 

「それにしても...強奪犯を捕まえる為、友達の優華様を利用するなんてお嬢様は人が悪いですよね。あの決闘もわざと負けたんじゃないんですか?」

 

「むっ、失礼ね。確かにあそこで負ければ優華様の名誉になるしこちらも利用できるとは思ってたけど、手は抜いてはいないわ。あの時出せる全力を出して負けたのだけは事実よ」

 

「...じゃああの決闘の5ターン目、お嬢様は何ドローしたんですか?召喚もしなければ、発動もセットもしてませんでしたが」

 

 エリザベスがドヤ顔で否定するのを聞いてルチアが反論する。その問いをエリザベスは聞かなかったことにして話を進める。

 

「...それでアマギの方はどうなってるの?生徒会の方で強奪犯については話に上がっているのかしら?」

 

「(コイツ...)ええ、ここ何年間か生徒の中でカードを紛失することがあって、それについてで調べているみたいです。そして事件の連続性から、裏に犯人がいることも確信しているようです」

 

「紛失って...何者かに奪われたとかではないの?」

 

「ええ、どうやら被害者は皆、事件当日のことを詳細に思い出せないらしいです。それに違和感を感じて犯人の存在を確信したんだとか」

 

「成程、記憶を消すような高度な魔法を使えると...やはり学園の教師の仕業である可能性は高いわね」

 

「それでどうするのですか?しばらくは今の作戦を続けるんですか?」

 

 ルチアの問いかけにエリザベスは暫く考えて答える。

 

「うーん、そうね。確かもうすぐ部活の勧誘と歓迎のための決闘大会が行われるのでしたよね?」

 

「ええ、開催日は丁度1週間後になっています」

 

「大会の主催は生徒会なら...交渉の余地はあるわね。ありがとう、下がっていいわよ」

 

「はい、おやすみなさいお嬢様」

 

 エリザベスはルチアが部屋から出たのを確認すると就寝の準備を始める。しかしその頭の中では考えが駆け巡っていた。

 

「(それにしても...ゲームではこんなことはなかったし、ギャラクシーの最後のカードはわたくしが持ってて、アマギのルートではそれを巡って決闘するはずなのに...どうしてこうなってますの?)」

 

「(ゲームではギャラクシーを盗んだ犯人はそれらを全て貴族達に売り払い、ゲーム内で登場することはありませんわ。しかしここでは犯人はその内の数枚、特にエクシーズのギャラクシーを多く持ったままで、更に学園に潜伏していると思われる...)」

 

「まあ考えても仕方ありませんか、もう寝ましょう」

 

 そしてエリザベスはベッドで眠る。上級の貴族や王族用として用意された部屋のベッドは実家と比べても遜色がない程の寝心地だった。

 

 

 

 

 

 それから5日間が経ち、部活対抗の大会を目前に迎えた中、生徒会の発表の内容に生徒達の多くが盛り上がることとなる。

 

 そしてそれは1人の男の元にも届く。

 

「勝者の部活にはルーク様とエリザベス様から大変貴重なカードが贈呈される...ねぇ」

 

「おい...お前何をした!?」

 

 そこは現実とは思えない空間だった。周囲が闇に取り囲まれる中、学校新聞を読む男と彼に向かって叫ぶ男がいた。

 

「贈られるのが部活ってのがミソだな。恐らく私的な利用は出来ないようにしてるんだろ?」

 

「一体ここはどこなんだ!?」

 

「だが関係ねぇな。全部奪っちまえばいいし、足がつく前に売り払えばバレることはねぇ。だが...その為には俺が侵入できない部活を負かせる必要があるな」

 

「おいお前!聞いてるのか!?」

 

「ちっ、ウゼェな。さっさとデッキを出せよ。ここは決闘をする空間なんだよ」

 

「決闘か!?決闘をすれば出られるんだな!?」

 

「ああ、そうだ...まぁ決闘と言っても、闇のゲームだがな!」

 

 新聞を読んでいた男が叫ぶと、周囲を取り囲んでいた闇が更に濃くなる。困惑する男の手元から強制的にデッキがセットされ、同じように対する男のデッキもセットされる。

 

ーーー

 

??? LP 4000

??? LP 4000

 

ーーー

 

ターン1

 

「お前が展開した領域だから俺が先行だ!切り込み隊長を通常召喚!効果で更に切り込み隊長を特殊召喚!カードを1枚セットしてターンエンドだ!」

 

 周囲を取り囲む闇に怯えながらも、男はそれに負けないように大声で宣言する。

 

フィールド

切り込み隊長(ATK1200)

切り込み隊長(ATK1200)

セットカード1枚

 

ターン2

 

「オレのターン、ドロースタンバイメイン」

 

 男は手札を見ながら唐突に笑い始める。それを聞く男は困惑する。

 

「クッ、ククッ、ヒャーッハッハァ!」

 

「な、何がおかしいっ!」

 

「いーや、闇を恐れながらも懸命に戦うお前の姿が面白っくってよ!それにその表情も今すぐに絶望に変わっちまうんだからよォ!魔法カード、運命の宝札を発動!」

 

「な、なんだ!?」

 

 盤面に突然ダイスが現れる。それに驚く男を見ながら笑みを浮かべて解説する。

 

「まぁ知らねえよな。この世界のヤツらは強欲な壺も天使の施しも知らねえもんな。運命の宝札はダイスを振って出た目の数だけドローし、その後デッキの上から出た目の数だけ除外する魔法だ」

 

「はぁ!?なんだよそれ!?」

 

「ドローカードは原作含めてもたくさんあるが...コレが1番強え。なんせ1が出て初めて強欲な壺の下位互換、効果だけでも悪名高き第六感の完全上位互換だ。おっと4か、期待値だな」

 

 男がデッキから4枚ドローし、デッキからカードが除外される。それを見た男は果たして自分は今相手と同じルールで戦っているのかを疑問に思ったが、それは地獄の始まりに過ぎなかった。

 

「そしてOCGには似た効果の強欲で貪欲な壺があるが、それと違う最大の点がここだ。オレは除外されたレドックスの効果を発動し、幻木龍をサーチする」

 

「ブラスターの効果発動、自身と手札のバーナーを捨ててセットカードを破壊。幻木龍通常召喚、幻水龍特殊召喚して効果でレベルを統一してエクシーズ」

 

「現れろ、銀河眼の光波龍!」

 

 怯えた男の目の前に現れたのは光り輝く翼を持った巨大なドラゴンだった。その咆哮に男の指揮する戦士達が怯える。

 

「ハッ!切り込みロックなんざで安心できるなんて面白えヤツだなあ!そんな決闘者なんかに古代のカードは勿体ねえよ!光波龍の効果で切り込み隊長を寝取るぜ!そして切り込み隊長に重ねて銀河眼の極光波竜!」

 

「攻撃力4000...」

 

 コントロールの移った切り込み隊長を生贄にして新たなモンスターが現れる。それは光波龍よりも更に大きく、翼が鋭利な刃物のようになった光波龍だった。龍の咆哮に男が情けない声を上げる。

 

「ひっ、ひいぃぃ!」

 

「ククッ、怖いか?でも安心しろよ。銀河眼の光波龍の効果でこのターン、オレは光波龍でしか攻撃できねぇのさ。光波龍の攻撃力は何だ?」

 

「光波龍の攻撃力は3000!なら...!」

 

「そうだァ、このターンじゃオレはお前を殴り殺せねぇってことだ。それに光波龍もいなくなる。光波龍に重ねてダークマターをエクシーズ召喚だ」

 

 安心し切った男を嘲笑うかのように巨大なドラゴンが現れる。男は必死に自分は負けないと信じながら、心のどこかで不安を抱えていた。

 

「ダークマターの効果でエクリプスワイバーンとテンペストを含む3体を墓地に送り、テンペストの効果で自身を蘇生。除外されたエクリプスワイバーンの効果でレッドアイズ・ダークネスメタルドラゴンを手札に加える」

 

 震える男を見ながら展開し、ダークネスメタルドラゴンを手札に加えた男はその口を歪めて笑みを浮かべる。

 

「さあ仕上げだ。テンペストを除外しダークネスメタルドラゴンを特殊召喚!効果で手札の破滅龍ガンドラXを特殊召喚だァ!」

 

 ダークマターを皮切りに続々と現れる不気味な黒い龍達。その最後に現れた龍はまさしく破壊を形にしたような恐ろしい姿をしていた。

 

「ククッ、ガンドラXの効果はな、このカード以外のフィールドの全てのモンスターを破壊するんだよ...」

 

「え?破壊?全てを?」

 

「そうだ。お前の切り込み隊長は勿論、オレの極光波龍、ダークマター、ダークネスメタルも全部だァ」

 

「そ、それなら...!」

 

 男の目に希望の光が灯る。それはこのターン自分は負けないこと、相手のモンスターも全滅し攻撃力0のモンスターしか残らないことが分かったからだ。

 

「クックック...ガンドラX、全部吹っ飛ばしちまえ」

 

 その様子を見て男は笑いながら効果を発動する。破滅龍の全身から破壊の力が全てを包んでいく。ちっぽけな戦士も輝かしいドラゴン達も、そして何が起こってるのか分からない男も含めて。

 

「あァ、言ってなかったっけ?ガンドラXは破壊したモンスターの内攻撃力の1番高いモンスターの攻撃力分のダメージを与えんだよ。ま、その様子じゃ聞こえてねぇかもしれねぇなァ」

 

ーーー

 

??? LP 4000 → LP 0

 

ーーー

 

 倒れ伏した男を見下ろしながら男は話す。そして倒れた男に手をかざすと、その男のデッキからカードが浮かび上がり、その所有権が移る。

 

「オレだって滅茶苦茶優しいんだぜぇ?本来なら闇のゲームの敗者は死ぬはずなのに、オレが今の記憶を失うぐらいで済ませてやるんだからなぁ」

 

 そうして倒れた男が闇の世界から消えていくのを見ながら、1人残った男は笑い続ける。

 

「クックック...この世界なんて全部オレの糧に過ぎねぇんだよ」

 

「テメェもオレの糧になってくれよ?悪役令嬢さんよォ!」

 

 




 満足部が何をする部活なのかは永遠の謎です。多分ループコンボを研究したり初期手札を見て勝敗を決めたりするんでしょう。
 個人的に征龍×ダークマター×ガンドラワンキルは極悪過ぎて逆に好きです。見た目も全部邪悪でよりベネ。
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