「なら次は……私の話を聞いて貰うわよ?」
マリアさんはそう言うと嘗ての……フロンティア事変末期の頃の話を始めた。
『マリア…………立ち上がりなさい! 貴女がやらねばどうするのですか! 』
通信越しにマムの声が聞こえたが、ウェルが暴走し……マムはシャトルで飛ばされ…………切歌と調が戦い…………二課は分裂して……私はガングニールまで失った。
「無理よ! 私には……フィーネの偶像すらも背負えなかった私には無理よぉ! 」
私の心は既にボロボロだった。そして……全ての歯車が噛み合わずに暴走して……もはやどうするのが正しいのかさえも……わからない程に混乱していた…………そんな時だった。
「ハァ……ハァ……やっと……着いた……」
そう言って息をきらせながらもたどり着いたのが修治だった。
「貴方は……二課の協力者の……」
すると修治も息を整えて軽く自己紹介をした。
「えぇ……〈木原 修治〉……。なんの力も持たない僕ですけど……今の世界を救えるのはマリアさんしか……いません。だから……僕は……できる事を……します……」
そう言って修治は膝をついている私を抱きしめた。
「ちょっと!? 何をしてるのよ! 離れなさいよ!」
私は突然の抱擁に驚くも……貴方は言葉を続けたわね…………。
「膝をつくなら……支えます。立てないと言うなら……手を引きます。心細いなら……傍にいます……。だから……今は…………今だけはマリアさんの……力を貸してください」
そう告げて手を握り……私を立たせた。
「貴方は今……自分が何をしたのかわかっているの? ……世界に中継されているのよ?」
「それがどうしましたか? 今マリアさんに立って貰えなければ……世界は終わります。だから……今の僕には恥もプライドも無いです。後で恨んでも構いませんから……今は……今だけは……僕を信じて貰えませんか?」
そう言って貴方は私の唇を奪ったわね……。そしてそんな私は、羞恥心と……ファーストキスを奪われた怒りに震えたわ。
「やってくれたわね……。私の……乙女の唇を奪うなんて……」
「立ち上がれるなら何でも良いです。希望でも……夢でも……憎悪でも……羞恥心でも……世界が救われたその時は責任でも何でも取りますから……だから……」
そして私は立ち上がったわね。そして……こう言ったかしら…………
「そう……ならそこで見てなさい……私達が世界を救うその瞬間を! そして覚えてなさい……私のファーストキスを奪った報い……後で晴らすから! 」
そう言って私はアガートラームのペンダントに手をかけ……そして私は……聖詠を口にした。
「Seilien coffin airget lamh tron〜♪」
そして私はアガートラームのシンフォギアを……そして奇跡を纏う事に成功したわ。
「そして拘束期間が終わった後……私達は直ぐに修治に会いに行ったわね……」
「そうだな……その頃にはもうマリアは恋を知った乙女だったな。思えばそれ以降の歌は全て修治へ贈るラブ・ソングだったな……」
何故そこで愛!
「まさか……僕のあの時の言葉でそこまで……」
「だが当初は……既に私や立花……そして雪音や小日向がいたのだ。マリアは遠慮していただろう?」
「だけど切歌ちゃんや調ちゃんには直ぐに抱きつかれてましたね……アレ? でもそれって……まさか?」
「そうね。調も切歌も拘束中継ずっと修治に焦がれていたわ。もちろん私もね。でも…………犯罪者の私達にはあってはならない幸せだとも思っていたの」
なるほどね。だからマリアさんは僕の事を……。
「それで修治……私達はどうかしら?」
「それはマスターとして……ですか? それとも……1人の女性として……ですか?」
「もちろん後者だ。私達は既に肌を合わせた仲だろう? 何……今更気にする事でも無いだろう?」
確かに意識が無い状態で……とはいえ貞操を奪われた僕は気にする事では無いのかもしれない。
「翼さんは頼りにしてます。でも……年上でありながらも何故か肩の力を入れずに済む関係性は心地良かったです。そして装者としても頼りになる実力者です。だから僕はいつも本部で帰りを待てたんですよ?」
「……面と向かって言われるのは恥ずかしいが……修治の言葉はコレ以上無い程の暖かさだ……。あぁ……修治……修治……私達の帰る場所……心の支え……」
翼さんは僕の胸で泣いている。それほどまでに僕の事を……。
「じゃあ修治……私はどうかしら?」
「マリアさんは本当に優しいですよ。いつも自分の事を後回しにして……僕や切歌ちゃん・調ちゃんの為に気を回してくれていました。そんなマリアさんの支えで僕がどれほど安らいだかわからないです。そして…………言いにくいですけど……そのナイスボディに…………メロメロでした。もし恋人だったら……て思った事も1度や2度じゃあ無いですから……」
「何よ……そんな事なら……先に言いなさいよ……そう言ってくれたら……どんなに嬉しかったか……」
マリアさんは顔を赤くして俯いている。正直僕も恥ずかしいから辛いけどね?
「じゃあ修治……私達とキスをして欲しい。それも舌を絡ませて……な?」
「もちろん私もディープキスが良いわ。だって……ようやく会えたのよ?」
そう2人が告げたと思ったら翼さんが後ろに回り込んで来た。
「最初はマリアだ。存分に味わってやれ……」
「えぇ。とても待ちくたびれたわ……。やっと……やっとこの時が来たのね……」
「マリア……さん? 凄い……綺麗ですから……僕は……僕は……」
その先の言葉を告げる事はできなかった。なぜなら直ぐにマリアさんによって唇を塞がれたからだ。
「んんっ……あむ…………んんっ……」
キスだけでもたらされる快楽に僕は意識を保て無い。徐々に頭がクラクラしてきた。
「マリアのキスは凄いだろう? 修治の為に練習を重ねて来たんだ……私も何度かキスをしたからな。とても気持ち良いだろう?」
そして解放された時……僕は足に力が入らなかった。
「さぁ修治……次は私だ。激しくいくぞ?」
翼さんはこちらの様子に見向きもせずにひたすらむさぼり食って来た。しかし今の僕は抵抗する力は残されていなかった。そのせいもあり意識が再び保てなくなって来た。
「修治……もっとキスをしましょう? 私達を感じましょう? 」
「さぁ……私達の愛を受け止めてくれ……それだけで私達は……」
僕の意識はそこで途絶えた。
あぁ……脆いですねえぇ……シャドウサーヴァント。でも……たくさん出て来てくれるので嬉しいですよ? だって……
「くぅくぅお腹がなりますからねぇ?」
そしてまた2体のシャドウサーヴァントを捕らえる。
「aaaaaaaaaaa! 」
「桜……貴女そこまで……」
「私の事を知ってるサーヴァントなんですね……でも残念です。私は貴女を識りません。だからはやく食べられてくださいね?」
そして影の中へと……飲み込んだ。
「ふふっ良い魔力でしたよ。今のサーヴァント……〈ランスロット〉と〈メデューサ〉だったんですね……また私は強くなっちゃいました……。先輩……もう少しだけ……待っててくださいね?」
「桜……士郎君もシャドウサーヴァントに襲われて戦闘をしたそうよ? 相手は……アーチャーらしいわよ?」
「あぁ……先輩……もっと覚醒してください……もっと強くなってください……」
私は先輩が強くなる事を望んでいた。だって先輩が強くなれば…………。
「桜……彼が強くなればどうなるのかしら?」
「先輩の〈投影〉は剣と分類される宝具をも出現させられる禁忌の力です。そして私は先輩の人柄が好きです……」
そして私の魔力を先輩に送り込めれば……
「私達は世界の壁すらも壊せるワケね。良いじゃない桜……もっと彼を覚醒させるのね……任せなさい」
さぁ先輩……私の愛を……受け止めてくださいね?
ブロッサム先生の活躍はあります。しかし……それは今では……「うるさい作者は食べてしまいますよ?」へ………?ぎゃあああアアアアアアア!!!
嘘……だろ……(作者 は 影の 中に 引き摺り 込まれ た!)
「皆様もよろしければ高評価・感想・お気に入り登録・メッセージ等お待ちしていますね?じゃないと私……くぅくぅお腹がなっちゃいますよ?」
主人公達の関係性…………最終的にどうしましょう?
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知り合い同士での同盟!
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主人公達は同盟を組む!
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もちろん2人とも厄ネタ降り注ぐ!
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ハイライトは仕事しない!