〈願い〉と〈愛〉が交差して……   作:タク-F

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2度ある事は3度ある。そして彼は2人の想いと向き合う事となる。


再会した僕達は……

「じゃあ修治……2人を解放するわね……」

 

 マリアさんは眠らせれている2人を解放した。

 

「切歌ちゃん! 調ちゃん!」

 

 僕は2人の元へと駆け寄った。

 

「およよ……? あたし達どうして寝てたデス?」

 

「翼さんに声をかけられて……それで……」

 

 しかし次の瞬間切調コンビは僕の異変に気づいた。

 

「先輩……マリアと翼さんの濃いい匂いがするデス……」

 

「この移り香……お兄ちゃん……どうして……?」

 

 2人に本当の事を話したい。だけど……話す訳には…………もう2度と辛い想いをさせる訳には…………

 

「ごめんね2人共……僕は……「その先は言わせ無いデス!」「私達は先輩が大好き! だからもう離さない!」へ?」

 

 僕は言葉を失った。しかし2人は言葉を続けた。

 

「知ってるよ。サーヴァントとマスターは夢で互いの過去を見る事ができる」

 

「だから先輩の最後を見た……あたし達の姿を見たんデスよね?」

 

 わかって…………いたんだね。

 

「そしてマリア達から聞かされたんだよね?」

 

「あたし達がどんな最後を迎えたかも……」

 

 なんで……そこまで……。

 

「だから私達は決めたの!」

 

「先輩をもう死なせる訳にはいかないのデス!」

 

 そして2人も僕に近づいてきた。

 

「最初は私から……」

 

 調ちゃんはソフトなキスをしてきた。

 

「あたしは激しくいくデスよ?」

 

 切歌ちゃんは舌を絡ませて執拗に僕を求めて来た。

 

「凄いね。僕の知らない2人はこんなにエロかったの?」

 

「冗談……本当の私達は……」

 

「もっともっと凄いデスよ?」

 

 すると……マリアさんがこちらにやって来た。

 

「切歌……調……そういう事は場所を選びなさい。奥の部屋が空いてるから…………自由に使っていいわよ?」

 

「マリア……それって!?」

 

「あたし達が……修治先輩と!?」

 

「そうよ。今の2人はサーヴァントだもの。諸々の心配はしてないわ。それに……貴方達は〈マスター〉と〈サーヴァント〉の関係でしょう?」

 

 そしてマリアさんは僕に小声で耳打ちをした。

 

貴方のハジメテは私達が貰ったもの。次は2人を安心させてあげなさい……

 

「マリアさん……はい! ありがとうございます! 

 

 僕はこの日に切歌ちゃん……そして調ちゃんの2人と部屋に入り……僕達はその夜に()()()()()()()()()()()()()()の関係を超えた。そして………………最後には2人共僕の胸で安らかな寝息をたてていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜ところ変わり衛宮邸では〜〜

 

「シロウ……私はシロウが欲しくて仕方無いです」

 

「セイバー……どうしたんだよ……そんなにくっついて来て……」

 

 セイバーは俺達と響が戦闘をしたあの日以降態度が軟化した。それ自体はすごく嬉しいし、実際にセイバーは可愛い。

 

「私は……シロウが欲しいのです。〈マスター〉と〈サーヴァント〉……今はその関係で良いのです。しかし……いずれは……」

 

 そんなセイバーの表情は召喚されたあの日以降どんどん柔らかくなっており、とても親しみやすくなって来た。だけど……

 

「修治はどこに行ってしまったんだろうな……」

 

「そうですね。シュウジ……彼の人柄も好感が持てます。なので心配ですね。何かしらのトラブルに巻き込まれていないか心配です……」

 

 セイバー自身も修治の事を気にしてくれるからありがたい。だけど修治……お前は一体何を抱えているんだよ……。

 

「しかしシロウ……それは貴方も同じです。シャドウサーヴァント……その中でも〈アーチャー〉のサーヴァントと接触した時から……貴方自身も様子が異なりますよ?」

 

 そう……俺達は奏さんの話でシャドウサーヴァントとの戦闘・撃破を依頼された。そしてアーチャーのサーヴァントと接触したあの時……俺は奴の〈投影〉に既視感があった。奴の最も扱う夫婦剣……その放つ〈ナニカ〉が俺と奴に重要な繋がりを示唆している……そんな気がするんだ。

 

「なんでだろうな……俺とアイツ…………他人な気がしないんだよ。まるで……自分自身みたいな……そんな気がするんだ……」

 

「アーチャーが……シロウ……? そのような事が……?」

 

 セイバーも困惑していたが、頭ごなしの否定はされ無かった。

 

「確かにアーチャーの扱う剣と打ち合いになった時……奇しくもシロウとの鍛錬を彷彿させました。太刀筋が……妙に似ている……そんな違和感です」

 

 セイバーの方も似たような認識なのか。

 

「なら……俺達はもう1度アーチャーに会わないといけないな。だけど……この違和感は一体……」

 

「わかりません。しかし……その違和感が晴れた時……シロウに何かしらの変化が起こる……そんな気がします」

 

 セイバーの言葉を信じよう。俺自身も迷っているんだ。だけど……きちんと前に進まないとな……。

 

「それとシロウ……私はシロウと今日も……」

 

 セイバーは顔を赤らめて俺の手を握る。はぁ……何故だろうな……セイバーにそんな顔をされたら……断われる気がしないのは。

 

「わかったよ。じゃあ……行こうかセイバー」

 

はい! 今日の夜は長いですよ! 

 

〜〜ところ変わり衛宮邸では(終)〜〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして衛宮邸の屋根の上に1人の男がいた。

 

「やはりお前はそこまでの男だな…………〈衛宮 士郎〉」

 

 男の姿は黒いモヤのようなナニカに覆われているが、その声色から感情を読み取る事はできるだろう。

 

「しかし……セイバーの気持ちを引き出せた……か。私の知らないサーヴァントの集うこの聖杯戦争は明らかに異質だ」

 

 この男こそがシャドウサーヴァント〈アーチャー〉である。そして……その真名は……

 

「本当の名前等忘れてしまった…………が、奴を見ていると嘗ての未熟な自分自身のような気がするな……」

 

 そのサーヴァントの真名は〈無銘〉。しかし強いて言うなら相応しい名前がある。

 

 〈エミヤ シロウ〉

 

 それは〈衛宮 士郎〉の行き着く可能性の1つにして〈世界の抑止力〉。正義の味方を目指した彼の…………救いの無い未来の終着点だ。

 

「しかし妙だな。シャドウサーヴァントが召喚された事までは理解した。しかしあまりにも()()()()()()()。いや………………()()()()()()()()()と言ったほうが正しいかもしれないな」

 

 そう……この聖杯戦争においてシャドウサーヴァントを召喚した者は1()()()()()()

 

 1人は己の目的を達成する為の駒として。そしてもう1人は……()()()にシャドウサーヴァント召喚した。しかし……それは個人の願いでは無い。

 

「言うならば()()()()()と言うところ……か。やれやれ……全く難儀なモノだ……」

 

 〈エミヤ〉を召喚したのは〈世界の意思〉だが、それは1人の……いや、()()()()()に召喚された…………と言うのが正しいのかもしれない。

 

「しかし……〈木原 修治〉か。面白い男だな。縁があれば話してみたいものだよ……」

 

 エミヤは修治に関心を示していた。彼と修治が出会えた時……〈fate〉はまた1つ変化するだろう……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあマリアさん……まずは士郎達と正式な同盟の破棄をして来ます。だけど……もし可能なら……」

 

「わかっているわよ。

 

 〈彼等とは最後に戦いたい〉

 

 そういう事でしょう?」

 

「はい。僕は士郎に恩がありますからね。それを仇で返す程ロクでなしにはなりたく無いですから……」

 

 そして僕達は衛宮邸に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういう訳だ士郎。悪いけど……僕達の同盟はここまでだ」

 

「修治は律儀だな。だけど……修治が決めた事を俺は尊重するよ。だから……」

 

「最後の決着は僕達の手でつけたいな……」

 

 僕達は再会して……決別する道を選らんだ。だけど……僕は士郎を超えたい。その気持ち自体は……ずっとあったからね。




現れたシャドウサーヴァントが衛宮士郎と再び出会う時……それは1つの出来事へと変化する……

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主人公達の関係性…………最終的にどうしましょう?

  • 知り合い同士での同盟!
  • 主人公達は同盟を組む!
  • もちろん2人とも厄ネタ降り注ぐ!
  • ハイライトは仕事しない!
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