そろそろ……
「修治が転生する世界を幾つもの並行世界から探し出して……先行してあたしは転生を果たした。そしてその際にその世界の未来を視る必要があった……」
もしもその世界が危険な世界なら……修治はまた理不尽に殺されてしまうだろう。それは……それだけは避けないといけない。
「その為にも
そもそもあたしは全員が誰を召喚するかを
「だからまずは……そのイレギュラーに対するカウンタープログラムのシャドウサーヴァント……絶対に乗り越えないとな……」
その為にも……まずは間桐桜を止めないとな。彼女は危険だ。だけど……その影響はあたし達が与えた変化だ。そのせいで
「場所は……なるほどな。じゃあ……近いな……」
あたしは本格的に介入するべく動き出そう。もちろん……
「さぁ……あたし達の本当の戦いを始めるぜ!」
「もう1度言うぞ桜。セイバーを……返せえぇぇえぇぇえぇぇ!!! 」
俺は何度目かもわからない程……桜に立ち向かった。しかし……桜は俺の攻撃を避けようとせずにただ……ただ不敵に笑っている。
「あぁ……先輩……良いですよ……。理不尽な現実に立ち向かうその姿……嘗て私が見た先輩の姿です……」
しかし桜は俺に斬られる度に再生をする。しかも……無限に等しい魔力を持っているかのような感覚だ。
「桜……遊びは終わりにしなさい。じゃないと……人質のセイバーが壊れてしまうわよ?」
キャスターは今……何と言った? 人質の
「さあぁくうぅらあぁ! それ以上……セイバーを……アルトリアに……手を出すなあぁ!!! 」
しかし桜の答えも変わる事は無かった。
「お断りします♪ だって……私今忙しいんですよ? 先輩の相手をしながら……取り込んだセイバーさんに……
「そうね。確かにアレをサーヴァントに注げば通常の霊基では耐えられ無いでしょうね。余程のアイテムを持つ者ならば可能かもしれないけど……」
キャスターからも太鼓判の桜の洗脳。……そんな理不尽な事を……どうしてっ!
「桜……絶対にやめられないのか? どうしても……アルトリアを返してくれないのか?」
俺は縋るように桜に問いかける。
「えぇ。
それはつまり……俺との仲を引き裂く事を意味している。俺は……どうすれば…………。
「ちょっと悪いけど介入させて貰うぜ!」
LAST∞METEOR! STARDUST∞FOTON!
突然複数の槍と竜巻が現れて俺と桜を分断した。
「この攻撃……まさか貴女が介入するとは思いませんでしたよ…………奏さん?」
「えっ…………奏……さん?」
俺は言葉が詰まってしまった。しかし……奏さんは桜達に向き合うといつもの調子で語りかけた。
「おいおい……聖杯戦争をぶち壊したあたしが言うのもアレだけどさ〜。流石にソレを持ち出されたらアタシだって困る訳だよ。だからさ……ここからはアタシも介入するぜ? じゃないと……翼を助けてやれないからな!」
「天羽奏……やはり貴女は修治の知る奏なのね。なら……安心したわ。だって…………貴女は修治への教育に悪影響だもの! 」
キャスターは銃を構えると躊躇う事無く奏さんに発射した。
「奏さん! 」
しかし煙が晴れると……そこに無傷の奏さんが立っていた。
「心配いらね〜よ。だってアイツ……全然本気じゃないからな。それに……
「へぇ……どなたでしょうね?」
桜も怪訝な表情をしたが、その人物は直ぐに現れる事となった。
「アーチャー! 全力で吹き飛ばしなさい! 」
「任せな凜! 派手にぶっ飛ばすからよおぉ!」
MEGA DETH QUARTET!
小型と大型のミサイルのミサイルが荒野に吹き荒れ……その場の全員を襲う。しかし凜の目的はこの場の制圧では無い。
「確かにその技は素晴らしい出力だろう。しかし雪音クリス……君は忘れていないか?
クリスはこの技を使うにあたり地面に身体を固定する必要がある。従ってキャスターの声は届かない。しかしマスターである凜はこう告げた。
「百も承知よ? まぁ……この技で倒せるなら儲けものだったけどね?」
「遠……坂……? なんで……この場所に?」
しかし奏がここで口を開けた。
「いいや……また来るみたいだぜ?」
「ランサー……
「承ったぞマスター! その心臓を貰い受けるぜ!
ドガアァァン!!
そして朱い槍がこの戦場に飛来して盛大な爆発を起こした。
「ひゅう〜……恐ろしい威力だな。とても1個人の宝具とは言えないよ。な〜にがレプリカだよ……」
悪態をつきながらも奏さんは俺を抱えていた。
「奏さん……今のって……」
「すぐにご本人が来るぜ?」
そして言われた通りランサーである〈クー・フーリン〉と、そのマスターである〈イリヤスフィール・フォン・アインツベルン〉が現れた。
「遠坂先輩だけじゃなくてイリヤさんも現れましたか。では仕方無いですね。ここで戦闘をするのは乱戦になりそうですね」
「そうね。既にサーヴァントを失った衛宮士郎はとにかく、私と互角に戦えそうな天羽奏、そして万全な状態のアーチャーとランサーが出現した……と」
すると遠坂とイリヤは俺の前に立ちこう言った。
「間桐さん……貴女をここで倒す事ができるだけの戦力が今の私達にはあるわよ? いくら貴女が規格外の力を備えたところで……セイバーを取り込みながら勝てると思っているのかしら?」
「サクラ……と言ったわね。私は貴女に宣戦布告するわ。シロウは渡さないよ? だって……私に残されたたった1人の弟だもの……」
2人は目の前の桜に対して、
〈俺を守る〉と、
はっきり言った。何故2人はそこまで俺の事を……
「だけど全員ここでは矛を収める事を進言するぜ?」
すると再び奏さんが割って入った。
「だってシャドウサーヴァントが現れた時が
「どういう意味だ? 俺達の参加を以って全員揃った筈じゃあ……無いのか?」
なら……あの時の奏さんの言葉は一体……
「あぁ……そういう事か……」
「なるほどね。確かに納得だわ……」
遠坂のアーチャーと桜のキャスターは納得していた。一体……何がわかったんだ?
「そういう事だよ。なら……アタシが説明するぜ?」
そう言って奏さんが説明を始めた。
「まず本当の参加者は〈セイバー〉・〈ランサー〉・〈キャスター〉だけだよ。もちろん……イレギュラーだけどな?」
3人だけが正規の参加者だと……?
「そして〈アーチャー〉・〈ライダー〉・〈バーサーカー〉・〈アサシン〉はアタシ達の縁によって本来の参加者を押しのけて来たサーヴァントだ。そう言った意味では〈キャスター〉も言えるけど、アンタ自身は間違いなく英雄だからな。だからアンタは正規の参加者だよ」
「なるほどね。納得したわ……」
「教えてくれよ奏さん。なら……他のサーヴァントはなんで……」
そして奏さんは俺達に告げた。
「
修治……お前は一体何なんだ…………?
実は正規の〈ライダー〉こと〈メデューサ〉さんは、桜に取り込まれました。その為に抑止力として残るのはバーサーカーのみです。次回は修治君の視点デス!
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主人公達の関係性…………最終的にどうしましょう?
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知り合い同士での同盟!
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主人公達は同盟を組む!
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もちろん2人とも厄ネタ降り注ぐ!
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ハイライトは仕事しない!