「さて……私達も戦いましょう? というよりも……私達は貴女達を許さないわよ……響、未来……」
「も〜マリアさ〜ん! それはこっちの台詞ですよ〜。だって……しゅう君の貞操……奪いましたヨネ?」
「私達が1番欲しかったしゅう君との愛……それを私達から引き剥がしてまで手にしたなんて……泥棒紛いな事をよくできましタネ?」
響と未来は私達に怒りを向けて来た。しかし……それは私達も同じだった。
「立花……小日向……私達もお前達が憎いぞ? 何故……修治を手にかけた……何故……小日向は自殺した……?」
「それにね? 貴女達の協力者……あの娘は危険だもの。なら……私達は修治を守らないといけないわ。だから響……私達は貴女を倒す。いえ……殺すくらいのつもりでいるわよ?」
すると響と未来も瞳の光を消して私達に告げた。
「そうですかマリアさん。私……マリアさんが許せなかったんですよ? 私以上に大きな身体と胸でしゅう君を惑わせた……マリアさんがね!」
「私達のお日様はあげませんよ? 絶対に……しゅう君以外は殺しますから!」
そして私達はそれぞれが聖詠を詠ったわ……。
Balwisyall nescell gungnir tron〜♪
Rei shen shou jing rei zizzl〜♪
Seilien coffin airget lamh tron〜♪
Imyuteus amenohabakiri tron〜♪
「さぁ……私達の譲れない想いをかけた戦いを始めるわよ! 」
私達はそれぞれがシンフォギアを纏い……相手を全力で殺す為の戦いを始めたわ……。
「さぁ翼さん……私……翼さんが憎かったんですよ? だって……響との初対面の時にあれだけの事をしたのに……のうのうとしゅう君に支えられて……おまけにアイドルとしても完璧な翼さんが……凄く憎かったです。だってしゅう君……いつも翼さん達にドキドキしていましたよ?」
「だろうな小日向。しかし私達は直接修治の言葉を聞いたのでな。この胸より高鳴る想い……お前にはわからないだろうな……」
すると小日向は直線上にビームを放って来た。
「あぁ……今の閃光……なんで避けるんですか? 当たってくれたら……すぐに楽になれましたよ?」
「ふむ……それは遠慮しよう。何故なら私達は……お前達こそが1番排除したいのだからなぁ!」
蒼ノ一閃!
とはいえ……小日向にはそう簡単に致命傷になるほどの攻撃を当てるのは難しいだろう。私達は纏うモノを変える事にした。
「全力で行くぞ小日向。早く死ぬと良いぞ?」
「翼さん……早くくたばってくださいね?」
私と小日向はそれぞれがエクスドライブへと至ったが、やはりお互いに考える事は同じようだな。
「やはりお前も同じ考えのようだな小日向。しかし……私の動きに対応できると思うなよ!」
「私は対応する必要はありませんよ? ただ致命的な1撃を加えれば翼さんは倒れてしまいます。殺すのはそこからでも遅く無いですよ?」
私はエクスドライブの高速軌道で小日向へと接近して〈蒼ノ一閃〉を放つが、小日向にはまるで決定打と言えるダメージは与えられない。
「しかし〈神獣鏡〉……その防御性能は相変わらず厄介だな。突破には骨が折れそうだな……」
「翼さんほどチョロチョロされると困るんですよ? 攻撃性能が乏しい私のギアだと……1撃を与えるのも大変なんですから!」
やはり一筋縄ではいかないな。小日向を崩す1手……一体どうしたものか……。
「悩んでますね翼さん? 私……その隙を逃す程お人好しでも無いですし、何よりも貴女達が憎いですから……」
小日向は正気では無い表情を浮かべているが、私からすれば冷静さを失った相手は恐るるに足らない。故に早く決着を付けるとしよう。
「小日向……全力で斬らせて貰う。故に……眠れ!」
千ノ落涙!
「チッ! 翼さんの広範囲攻撃ですか……。鬱陶しいです!」
暁光!
ここで小日向は大技に出たか……しかし……既に勝機は掴み取った!
乱れ影縫い!
「嘘……何時の間に影縫いを……」
「なに……先程の千ノ落涙の際には既に布石を打っておいた。そして……お前の動きが止まれば撃てる技は幾らでも存在するぞ!」
蒼ノ一閃滅波! 天ノ逆鱗!
「動け無い……でも……私は諦めない!」
混沌!
小日向は私の奥義2発を防ぐべく技を強引に展開したが、それでも攻撃を防ぐ事はできずに幾らかのダメージを負った筈だ。故に……ここで仕留める!
「終わりだ! ……小日向ぁ!」
私は小日向の霊格を砕くべく心臓を射抜こうとした。しかし……
「我の久方振りの帰還である。頭が高いぞ……蒼の道具よ……」
私はその声の主を
「何故……お前がここにいる。答えろ……答えろ
私の前に現れたのは……嘗て小日向を依代に降臨したアヌンナキ神の一柱たる存在……シェム・ハだった。
「そろそろかな。未来に宿る
私と響はお互いのアームドギアで殴り合いの状態だった。しかし……響の今の発言に私は自分の耳を疑った。
「響……今貴女は何と言ったのかしら? 聞き間違いでなければ
「えぇ。言いましたよマリアさん。だって……未来は皆よりも胸の想いは強いですけれど……ギアの力自体は低いじゃないですかぁ……。だから……本当に私が召喚したのは
響は私の問いに肯定した。つまり……それは
「なんで貴女1人で召喚できるのよ……
「えぇ。確かに普通の召喚じゃあ無理ですよ? でも……未来の召喚さえできれば彼女は確実に存在が証明されませんか?」
やられた! 響がそこまで知恵を働かせていただなんて! コレじゃあまるで私が足止めされたみたいじゃない!
「響……勝負を急ぐ理由ができたわ。だから……すぐに終わらせるわよ! 」
「奇遇ですねマリアさん。私も……早くケリをつけたかったんですよ?」
そして私達は同時に禁断の単語を口にした。
「「アマルガム……起動!」」
私達はアマルガムギアを纏い向かいあった。
「あら? 響がエクスドライブに成れないのは意外ね?」
「マリアさんこそどうしました? 明らかに出力の劣るアマルガムなんかを持ち出して……」
私はシャドウサーヴァントから吸収した魔力と想い出を焼却して出力を上げた。私達だけの切り札だけど……今切らないと彼女にはきっと勝てないだろう……。
「マリアさん……私達はしゅう君が世界の全てだったの! だから……私達の世界に土足で踏み込んど来た貴女を私は許せなかった! 」
我流・金剛撃槍!
「その胸の想い……私も今ならわかるわ。だって……修治と肌を重ねてわかったもの……。だから……今だぜる全ての力を以って貴女を打ち破るわよ! 」
TORNADO†DRAGON!
響の拳と私の剣が衝突して衝撃波を発生させるが、私はなんとしてでも響を倒さないといけない。早く翼の救援に向かわないと!
「ふふふ……。マリアさん……焦ってますね? 剣筋……少し鈍ってますよ?」
「えぇ……確かに私は勝負を急いでいるわ。だけど……それがどうしたのかしら! 」
響の剛腕は当たれば致命傷だ。但し……距離を詰めさせなければ!
「貴女との戦い……その全てが無駄では無い事を証明するわ!」
私は響を絶対に接近させるつもりは無い。射程範囲外からの攻撃で近寄らせる前に倒す!
「マリアさんの考え…………わかりますよ? だけど……私を……舐めるなあぁ!! 」
響は被弾ダメージ覚悟で最短で・最速に・まっすぐに私へと距離を詰めて来た。やはり……それが貴女ね……。
「だけどね…………私も接近戦は嫌いじゃないわよ! 」
お願いアガートラーム……あの剛腕を打ち破る力を……私に貸して………。
響が本当に召喚をしたのは……嘗て倒した筈のシェム・ハだった。それが意味をする事は……事態が過酷である事の……何よりの証明だった……
更に本日も24時にもう1話投稿します!お楽しみにお願いします!
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主人公達の関係性…………最終的にどうしましょう?
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知り合い同士での同盟!
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主人公達は同盟を組む!
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もちろん2人とも厄ネタ降り注ぐ!
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ハイライトは仕事しない!