戦姫絶唱シンフォギア御唱和ください我の名を!   作:桐野 ユウ

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前回の話 ツヴァイウイングとマリア・カデンツァヴナ・イヴのコラボコンサートが始まった。調は会場へと行きその様子を見ているとフィーネとして宣言をする。調もシュルシュガナを纏いマリア達の前に現れて全員を驚かせる。

そして激突をしてマリアたちは撤退をして調も撤退をするがホテルに到着をしてヒーローズゲートの中に入りゼットに抱きしめる。


それぞれの組織の思い

FISの基地では切歌は涙を流していた。それは自分のせいで死んだ調が生きていたことに嬉しかったが彼女自身が自分たちの敵になったことに涙を流していた。

 

「調・・・・・・なんでどうして・・・・・・生きていたことにはうれしかったデース。でもどうして・・・・・・私は調と戦うことなんてできないデース・・・・・・」

 

切歌は調が生きてくれていたことに嬉しかったがその調が自分たちのところへは帰ってこなかったので涙を流していた。もし次にあったの時は自分たちの敵として現れるのかと思うと切歌は調を撃つことができなくなる。

 

「・・・・・・切歌・・・・・・」

 

セレナはその様子を見ている中マリアが声をかける。

 

「セレナ、切歌は?」

 

「調のことがやっぱり大きいかも、でも調の姿・・・・・・あれはいったい」

 

「わからないわ・・・・・・調は最初死んだことになっていたけど遺体などは見つかっていなかったから生きていたとは思っていたけど・・・・・」

 

マリアとセレナは話ながら本来の目的だったフォルニックゲインが基準値に達していないのだ。調が分裂をする大型ノイズを燃やし尽くしたので本来の目的であるフォルニックゲイン確保に失敗をしてしまっているのだ。

 

「いいえまだ方法はありますよーーー」

 

「ウェル、その方法とは?」

 

「ウルトラマンゼットですよ。彼の十字にした光線のエネルギーを吸収すればネフィリムを起動させることが可能ですよ。」

 

「ですけどその方法は?」

 

「えぇノイズを使って彼をおびき寄せるんですよ。そして奴があの光線を使ったらこの装置を使いネフィリムにエネルギーを与えるのですよ。」

 

ウェルの説明を聞いてマリアとセレナはあまり納得をしていないがこれも作戦のためと思いマリアはセレナに切歌を頼んでウェルがノイズを使うところを護衛をするために向かっていく。

 

一方で調はショックが大きいかった。ゼット自身も彼女にどう声をかけていいのかわからないが彼女が元気になってほしいので声をかける。

 

『調・・・・・・』

 

「ごめんねゼットさん、私は今も信じられないの・・・・・・マリアたちがあんな行動をするなんて・・・・・・こんな再会なんてしたくなかったよ・・・・・・」

 

『・・・・・・調!!』

 

調はゼットの声を聞いて透視能力を使い辺りを見ているとノイズがたくさん現れたのを確認をするとゼットライザーのトリガーを押してヒーローズゲートの中へと入る。

 

『調辛いかもしれませんが・・・・・・』

 

「わかっている気持ちを切り替えるよゼットさん!!」

 

『・・・・・・・・・おう!!(調、つらいのですな・・・・・・メダルの先輩方から光っておりますからおそらくは伝わっているのですよね。)』

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

【シラベアクセスグランディッド】

 

「宇宙拳法、秘伝の神業!ゼロさん!セブンさん!レオさん!」

 

【ゼロ!セブン!レオ!】

 

『御唱和ください!我の名を!ウルトラマンゼット!!』

 

「ウルトラマンゼエエエエット!!」

 

トリガーを押してゼロ、セブン、レオが飛びたちウルトラマンゼットアルファエッジが現れる。

 

【ウルトラマンゼット!アルファエッジ!】

 

一方でウェルたちはゼットが現れるのを待っていた。すると光が発生をしてゼットが現れてノイズに対して頭部のゼットスラッガーを飛ばしてノイズを次々に切り裂いていく、ウェル自身ははやくあの光線を使ってもらいたいのでマリアに声をかける。

 

「仕方がありませんねフィーネお願いをします」

 

「・・・・・・わかったわ」

 

マリアはガングニールを纏い地上の方へと降りたちゼットに槍を向けている。ゼットはあまりマリアと戦うのは嫌だが向こうはやる気なのでゼットライザーを出して構える。

 

「マリア・・・・・・」

 

『調、向こうはやる気満々ですぞ・・・・・・俺もあまり戦いたくないが無力化させるしかない!!』

 

「わかった。」

 

マリアは突撃をして槍をゼットに向けて放つがゼットライザーを使いマリアの放つ槍をはじかせて彼女をどうにか無力化させようとしているがマリアの攻撃にゼット自身も苦戦をしていた。

 

ゼットは後ろの方へと下がりやむを得まいとチャージを開始をしてマリアはチャンスだと後ろの方へと下がりゼットは構える。

 

『「ゼスティウム光線!!」』

 

ゼットが放ったゼスティウム光線が突然して別の方角の方へと吸収されて行くのを調とゼットは見ていた。

 

「あれは・・・・・・何かの装置!?」

 

『まさかゼスティウム光線を吸収をしているのでありますか!?』

 

ウェルはゼスティウム光線のエネルギー量を見て喜んでいる。

 

「素晴らしい!!素晴らしいですよウルトラマンゼット!!あなたの光線のエネルギーを使えばネフィリムなども復活させることができるようになりましたよ!!アハハハハハさぁフィーネ撤退をしますよ!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・」

 

ゼットのカラータイマーが赤く点滅をしており彼は膝をついた。ゼスティウム光線を吸収されたため彼のエネルギーは激しく消耗をしてしまう。

 

『まさかゼスティウム光線が目的だったのか・・・・・・』

 

ゼットは立ちあがりそのまま空を飛んで行く。一方でマリアたちの方はウェルがとても喜んでいた。

 

「素晴らしいですよ!!素晴らしいですよ!!ふへへへへへウルトラマンゼットの光線のエネルギーはフォニックゲイン以上のエネルギー源を手に入れましたよ!!これを使えばネフィリムを復活させることができます!!」

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

マリアはその様子をあまりいい意味で見ていなかった。ゼットの力を利用をすることでネフィリムを復活させることができるが彼女にとっては暴走をして調を殺してセレナを殺そうとしたのでだがそれを利用をしなければ今回の計画の始動にもならないからだ。

 

一方で場所が変わり光の国

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

メビウスは自分の椅子に座っているが仕事に集中する気がおきないのだ。普段の彼だったらこんな状態になったりしないがやはり彼女のことが気になってしまい仕事に集中ができないのである。

 

『メビウス』

 

『エイティ兄さん』

 

『調ちゃんのことかい?』

 

『・・・・・・はい』

 

『そういえば調ちゃんとゼット以外で最初に接したのは君だったね』

 

メビウスは今でも覚えている、あれは調がゼットと一体化をしてこの光の国に始めてきたときである。メビウスはゼットが調の姿にいたのでいったいどうしたのだろうと声をかける。

 

『どうしたのだい?』

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

『まぁ普通の人はここを歩いたりできないからね、でも君はゼットと一体化をしたことでこの場所を歩くことができる。おっと自己紹介がまだだったね僕はウルトラマンメビウスって言うんだ。君は?』

 

「・・・・・・調、月読調」

 

『そうか調ちゃんって言うんだね』

 

そこからメビウスは暇なときは彼女と話をしたりして最初は調の方はあまり話したりしなかったがそれから色々と話しをしたりした。

 

メビウスはそうだといい体を光らせると調は驚いている。

 

「どうかな?」

 

「その姿は・・・・・・」

 

「これは僕が地球で過ごしていた姿ヒビノ・ミライの姿なんだ。僕にとって地球は仲間たちと共に戦ってきた思い出の星でもあるんだ。」

 

「・・・・・・・・・」

 

「調ちゃんはあまり地球で何かあったかは知らない。けれど君は本当は優しい人物だってことはわかるよ」

 

「ミライさん・・・・・・」

 

メビウスにとっても彼女は妹のような存在だ。だからこそ彼女の悲しい顔を聞きたくなかった。そして今回起こったマリアたちの宣言で調の心が限界を迎えていた。彼女の悲しい声をメダルを通じてメビウスたちは聞いていたので彼はいてもたってもいられなくなったのだ。

 

『メビウス、彼女の流した涙を聞いたのは君だけじゃないさ・・・・・・』

 

『ならどうして兄さんたちは動かないんですか!!僕は・・・・・・あの子が悲しむ声を聞きたくありませんでした。なのに・・・・・・何もできない自分が悔しいんです・・・・・・』

 

『・・・・・・・・・・・・・・・・』

 

エイティも調のことはゾフィーからウルトラ文字などを教えてやってくれといってきたので彼は先生として彼女に色んな事を教えてあげた。ウルトラの歴史に怪獣や宇宙人の特徴などを調はそれを自分のものにしていったので驚いていた。

 

一方でコロシアムでは

 

『イア!!』

 

『・・・・・・流石師匠だな』

 

『・・・・・・ウルトラメダルを通じて調のことは知っている。』

 

『だな、調もつらいよな・・・・・・かつての仲間だったやつと戦うことになるなんてよ。』

 

『そうだな、だがあの子は宇宙拳法も使えるように鍛えているからな』

 

『調が!?』

 

『あぁ、最初は人間態で来た時は驚いたがな・・・・・・俺もオオトリゲンとして相手をしてやったさ。最初は動きもまだまだだったさ。だがあの子はそれでも諦めない子だった。それはほかの戦士たちも同じだろう・・・・・・あの子はヒカリ博士のところに行き色々と研究を手伝ったりしていたのも知っているさ』

 

『まじかよ・・・・・・もしかしてゼットライザーに関わったりしていたのか?』

 

『おそらくな・・・・・・アクセスカードが最初に完成をしたのは調のだったのだろ・・・・・・ゼロ』

 

『なんだ?』

 

『お前も調と関わっているのに冷静だなと思ってな』

 

『正直に言えば俺だって行きたいさ、だが俺だってウルトラ戦士だぜ師匠(本当はすぐにでも行きたいが・・・・・・デビルスプリンターの件もあるからな・・・・・・調、ゼット頑張れよ!!)』

 

ゼロは空に指をぐっと上げてるのであった。

 

地球に戻りホテルに戻った調、彼女はベットに入るとすぐに眠りについた。ゼットは彼女の中で敵がゼスティウム光線を利用をして何をしようとしているのかと考えている。

 

(以前、ゼスティウム光線の効力をウルトロイドゼロの技術に使われてしまったことがあったが今回は一体何に使う気なのだろうか?ウルトラやばい感じがするぜ・・・・・・)

 

ゼットはゼスティウム光線が何かに利用をされているのは間違いないと考えたが嫌な感じがしてたまらないのである。




次回 二課は廃病院が相手が基地をしている場所と判明をして行動を開始をする。一方で調は起き上がり行動を開始をした。

次回「廃病院への突撃」
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