戦姫絶唱シンフォギア御唱和ください我の名を!   作:桐野 ユウ

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前回 調の屋敷に援軍としてセブン、ジャック、エース、マックス、ゼロがやってきた。ゼロに関しては帰還と言った方がいいだろう。調はダンに抱き付いて久々の再会を喜んだ。

一方で弦十郎は兄である八紘と連絡とっていた。鎌倉の風鳴機関はウルトラマンの力を狙っていることの報告であった。


マリア達が出たが切歌の様子が

ダン達が来てから数日が経ちマリア達が出てくることになったため響達は彼女達が出てくるのを待っていると三人がやってきた。

 

「あ!!マリアさーーん!!セレナさーーん!!きり・・・か・・・ちゃん?」

 

響は切歌の様子が何か違うことに気づいた。それはほかのメンバーも同じで切歌の様子はというと?

 

「調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調調」

 

そうブツブツと目に光がない状態で調といい続けているので響はちらっとマリア達の方を見てマリアはため息、セレナは苦笑いをしていた。

 

「あの後調が飛び去ってからそのままなのよね。」

 

「えぇ調に会わないとこれ治らない可能性が・・・・・・」

 

「確かにな・・・・・・だが月読に関してはこちらも探しているのだが・・・・・・」

 

「なかなか見つからないんだよな」

 

四人が話をしている中響とクリス、未来は切歌の様子を見て苦笑いをしている。

 

「きり・・・かちゃん?」

 

「・・・・・・何デース?」

 

「おいおい大丈夫かよ」

 

「大丈夫じゃないデース、調に会いたいデース」

 

「調さんどこにいったのか私達もわからないからね」

 

さてその探されようとしている調はというと?トウマ・カイト事ウルトラマンマックスと一緒に調査に出ていた。彼らはグア軍団を探していろんなところへと向かっていたのだ。

 

調はサーチャーを出して辺りを見ているが誰もいないのでカイトの方を向いて首を横に振る。

 

「そうか移動をしよう」

 

「あのーマックスさん」

 

「なんだい?」

 

「マックスさんはその人のことが大事ってことですよね?」

 

「・・・・・・そうだな本来私は地球を守るためにやってきたのじゃないんだ。文明監視員それが私の仕事でもあるからね。だがカイトの勇敢な姿を見て彼と一体化をして戦ってきたんだ。そして地球を離れてカイトの孫が来た時に未来をつかんだのだなと・・・・・・だから私にとってカイトは特別な存在でもあるんだ」

 

「そうだったんですね。マックスさんとこうして話すのは初めてじゃないでしょうか?」

 

「そうだね、君がウルトラデータベースに来ていた時に話をしたぐらいだからね。さてとりあえず・・・・・・」

 

カイトは腰につけていたダッシュライザーを抜いて構えたので調自身もトライガーショット改を出して構えている。お互いに辺りを見ながら銃を構えているとカイトが発砲をして何かに命中をする。

 

「おのれウルトラマンマックス!!」

 

「スラン星人・・・・・・この地球で何をしている!!」

 

「あれって」

 

「スラン星人だ。」

 

「おのれ・・・・・・こうなったら!!いでよ!!モンスアーガー!!」

 

スラン星人の言葉を聞いて地面からモンスアーガーが現れた。カイトと調はモンスアーガーが現れたがカイトは調の方を向いた。

 

「調、スラン星人は任せてもいいか?」

 

「任せてください。Various shul shagana tron」

 

彼女の服が破れて一度全裸になりギアインナーなどが装着されてシュルシャガナへと変わったがカイトは顔を赤くする。彼は一旦横に振りマックススパークを左手に装着をして姿がウルトラマンマックスへと変わる。

 

調がスラン星人にヨーヨーを投げるがスラン星人は調が放ったヨーヨーを交わして高速移動をして残像が見えていた。

 

『こ、これがスラン星人の高速移動!?どれが本物なんだ!?』

 

一方でマックスはモンスアーガーと交戦をしていた。マックスが放った蹴りをモンスアーガーは片手でガードをして後ろへと下がりマクシウムソードを投げる。

 

だがモンスアーガーの堅い皮膚にガードされてマクシウムソードが通用しない。一方で地上の調はスラン星人の高速移動攻撃に苦戦をしており彼女はどうしたらいいのか頭部の構えているとゼロスラッガーがあるのを思いだしてそれを投げつける。

 

ゼロスラッガーが飛んできて残像が切り裂かれて調は辺りを見るがスラン星人の姿が見えない。彼女は右手に装備されているナイトブレスを構える。

 

「もらったぞ!!地球人!!」

 

だがスラン星人が放った攻撃は調には当たらずスラン星人の胴体に一閃に切り裂かれていた。

 

「な、何・・・・・・」

 

調の右手に装備されているナイトブレードがスラン星人の胴体を切り裂いたのだ。彼女はそのまま振り返りL字にして構える。

 

「ワイドゼロショット!!」

 

ワイドゼロショットがスラン星人に命中をしてスラン星人は爆発をする。一方でマックスはモンスアーガーの上部が弱点と見てモンスアーガーが放った光弾をジャンプで交わしてマックスキックで上部の青い皿に命中をしてモンスアーガーは苦しみだしたのをみて左手を上げてマックススパークに光エネルギーが集められて必殺のマクシウムカノンが放たれてモンスアーガーに命中して爆発をする。

 

マックスは調の方を見てから光だしてカイトの姿へと戻り調はカイトの方へと近づいた。

 

「やったねマックスさん」

 

「あぁ調ちゃんの方も倒したみたいだね。だがなぜスラン星人が・・・・・・こんなところに何かあるのだろうか?」

 

「わかりません。ですがこの辺に現れたってことは何かあるのでしょうか?」

 

「少し調べてみよう」

 

調はシュルシャガナを解除をしてカイトと共に歩いていき進んでいくと何かの場所を見つけた。二人は銃を構えながら中へと入っていきいつ敵が出てきてもいいように辺りを見ている。

 

「今のところ敵はいませんね」

 

「あぁ・・・・・・だがこんなところに何が」

 

二人は警戒をしながら進んでいくと光が見えたので何かと思い見ているとカプセルがあったのだ。

 

「これってカプセル?」

 

「これは・・・・・・レットキング・・・・・・向こうにはゴモラにエレキング・・・・・・まるで怪獣のバーゲンセールだ」

 

「その通りですよウルトラマンマックス」

 

二人は振り返り銃を構えると宇宙人がいた。

 

「お前はメフィラス星人」

 

「あなたがここの」

 

「えぇそうですよ。偉大なるグア様のためのね?ですがスラン星人がやらかしてくれたおかげでここは廃棄となりますけどね」

 

するとゴゴゴゴゴという音が聞こえてきたので二人は急いで脱出をすることにした。

 

「ではまたお会いしましょうウルトラ戦士の皆さま」

 

メフィラス星人はそういってテレポートをして二人は脱出をすると爆発が起きて基地だった場所がなくなった。

 

「マックスさん」

 

「メフィラス星人もグア軍団にいたとはな・・・・・・いずれにしても撤退をしよう」

 

ふたりはそういって撤退をしていき今回のことを報告をする。一方で二課の方ではセレナと切歌も加わりマリアは海外の方へと旅たって爆発が起こったであろう場所をモニターで見ていた。

 

彼らが見たのは新たなウルトラマン、ウルトラマンマックスがモンスアーガーと戦っているところだ。

 

「新たなウルトラマンか・・・・・・」

 

切歌が突然として後ろを向いて走ろうとしたのでセレナが止める。

 

「まって切歌どこに行くの!!」

 

「あそこに調がいるデース!!だから私は行きます!!」

 

「今行ってもいない可能性があるのよ!!」

 

「調・・・・・・」

 

「師匠、何とかならないでしょうか?」

 

「ふーむせめて彼女が街に現れてくれれば・・・・・・」

 

一方で屋敷の方へと戻ってきた調とカイトは先ほど起こったことを話しをする。

 

「スラン星人に怪獣を生産をするところでメフィラス星人・・・・・・か」

 

「この前倒したっていうナックル星人にバルタン星人、奴らはグア軍団に入っていると考えたほうがいいですね」

 

「しかしメフィラス星人までも軍団に取りこんでいたとは・・・・・・グア軍団は私達が想像をしていた以上に大きな組織になってきている可能性があるな」

 

ダン達は考えている中調は切歌達のことが気になっていた。昔の仲間でもある彼女達が今どうしてるんだろうかと・・・・・・それがわかったのかレイトは近づいて彼女の頭を撫でた。

 

「心配ねーだろ。あっちの組織が上手くやってくれているはずさ。」

 

「ゼロ兄さん・・・・・・うんそうだね」

 

調はレイトに励ましてもらい少し元気になる。




次回 切歌はため息をつきながら歩いていた。調がそばにいないので彼女は寂しい思いでいると彼女はツインテールした女性を見つける。

彼女は走って追いかけることにした。

次回「切歌の追いかけ」

「調!調!!」

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