恐竜の力を使ってヒーローを目指す物語   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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前話で話すことがないって言ったよね?……あったわ。進撃の巨人の世界にドイツ軍を転生させようと思ったのにそれなりに軍事力があって没になりそうになってて落ち込んでます。




個性 恐竜『スケアリーモンスター』

神様に転生させてもらって5年が経った。名前も変わって最恐竜騎になった。

最恐グループっていう超デカい財閥の1人息子だってさ。なんの会社か知らないけど会社の名前に最恐って……。

この前病院に個性確認したら古代の生物に変身する個性だった。ARKにいる恐竜以外の生物にも変身できるのかな?どっちにしろ最高だね。転生する前の幼稚園の時から好きだった恐竜に変身できるんだからね。

家がすごいデカくて土地も広いから個性の練習もし放題。恐竜の力を手に入れてから色んなことが変わった。視力や聴力、嗅覚が以前と比べ物にならないくらい良くなった。嗅覚なんて給食室の調理中の匂いも当然分かる。暴走した時が怖いから今のところ肉食恐竜にはなってない。テリジノサウルスとか凶暴な草食恐竜にも。

あ、でもディエゴみたいな半恐竜の状態だったらラプトルでも暴走しなかったよ。

 

そういえば出久とかっちゃんと同じ小学校なんだよね。爆破の個性が半恐竜の状態でもほぼ無傷だったからかっちゃんを煽りまくったり、出久に怒って体力つけさすように運動を始めさせたりした以外低学年のうちはそんな変わったこと無かったかな。

あ、ちなみに今小3ね。

 

 

 

━ ━ ━回想 ━ ━ ━

 

竜騎「おいおいかっちゃん。そんなチンケな火力じゃ俺の皮膚には通らねぇぞ?」

 

勝己「うっせぇ爬虫類やろう!てめぇの方がチンケな個性じゃねぇか!!」

 

竜騎「ほう?この俺の個性がチンケだと?1回も攻撃が通った試しがないのに?それなのに自分の方が格上と言いたいの?」

 

勝己「……チッ!」

 

出久「ねぇ2人とも喧嘩はよそうよ。竜騎君もそんなに煽るのやめようよ。」

 

竜騎「いつもの事じゃねぇか出久。」

 

勝己「てめぇには関係ねぇ!黙ってろクソナード!無個性のくせにしゃしゃり出てくんじゃねぇ!」

 

竜騎「そう力むなよかっちゃん。そんな怒りっぽかったらヒーローに出ても人気出ねぇぞ?」

 

勝己「うっせぇ出すわ!」

 

竜騎「……はぁ。まぁいいや。君が僕に追いつこうとするなら僕はさらに高みを目指して頑張るよ。プルスウルトラってやつだ。いいライバルになるようお互い頑張ろうな。じゃあねぇ〜ピロシキ〜。」

 

勝己「……チッ!」

 

出久「じゃ、じゃあね、かっちゃん。(ピ、ピロシキ?)」

 

そういえばこの日の帰り道に出久に喝を入れてやったんだった。

 

 

 

竜騎「なぁ、出久。」

 

前世の時から思ってることがあったんだ。もし、低学年の頃から鍛えていたらもっと強くなってるんじゃないかって。原作通りにはならないかもしれないが、それでもいい。低学年には思いつかないであろう事を言ってやる!

 

出久「何?竜騎君。」

 

竜騎「お前はどうなんだよ。」

 

出久「どうって?」

 

竜騎「ヒーローになりたいかどうかだよ。」

 

言ってやった。心体共に子供の出久には酷かもしれない。だが、出久の為だ!

許してくれ。

 

出久「で、でもぼ「でもじゃねぇ!なりたいかどうかを聞いてんだよ!」」

 

出久「……なりたいよ。オールマイトみたいなヒーローに、僕はなりたい。でも僕は無個性だし……(っエ`o)エグエグ」

 

泣き始めちまった。だが、ここで辞めるとただ泣かせただけになっちまう。もう少しだけ耐えてくれ!

 

竜騎「医者にヒーローは諦めろって言われたくらいで!クラスメイトに無個性だってバカにされたくらいで!夢を捨てるのかよ!」

 

出久「でも本当のことだし。……(´இ_இ`)」

 

竜騎「人は 心だろうが!」

 

出久「!!」

 

竜騎「人の夢は 終わらない!」

 

出久「!?!?」

 

竜騎「笑われたって構わない!誰になんて言われようが構わない!自分がなりたいって思ったんなら周りの目なんてどうでも良いじゃあねぇか!ここで諦めたら、一生その夢は叶わなくなるぞ!チャンスだって無くなるぞ!(本当はくるんだけどね)」

 

出久「……そんなの嫌だ。(ᵒ̴̶̷̥́~ᵒ̴̶̷̣̥̀)」

 

竜騎「じゃあ、今から一緒に努力しようぜ、出久」

 

出久「う、うん。」

 

よし!乗ってくれた!成功かどうかは分からんがひとまず成功ということにしよう。 正直、あれを言ってみたかっただけかもしれない。ほんと済まない出久。

 

竜騎「でだ、出久がやる気を出せるように今からある話をしようと思う。」

 

出久「どんな話?」

 

竜騎「かなり前に見た夢の話だ。無個性の人の方が多く、個性ありの人の方が圧倒的に少ない世界の話と科学的に個性が発現するようになった世界の話。」

 

出久「聞かせて聞かせて!」

 

竜騎「あぁ、良いだろう。まずは前者の方からだ。……」

 

そっからアメコミやらとあるやら、ためになりそうな話を覚えてる限りしてあげた。効果は絶大だったようだ。すっかり泣き顔から希望に満ちた顔に変わってる。

 

出久「出た!すっごい勇気出た!」

 

竜騎「そうか、それなら良かった。」

 

出久「で、どんなことから始めるの!」

 

すげぇやる気だな。感心感心。

 

竜騎「そうだな、じゃあまずは……」

 

 

━ ━ ━現在 ━ ━ ━

 

そして小3になった。今、ついに僕にも春が来ました!やっほ〜い!

 

神様が気を利かしてくれたおかげで前世の推し1人に超そっくりな子が転校してきた! 誰だと思う? 緑のロングヘアーに赤みがかった瞳!

 

 

そう!

 

 

くまクマ熊ベアーのユナちゃんだ!

 

 

マユナ「球磨久 マユナです。 個性はクマです。よろしくお願いします。」

 

 

これからはバラ色の人生だ!……そのはずだ。……多分……きっと。

 

 

ていうか話しかけないとはじまるわけないじゃん!バラ色の人生!!

 

 

で、でも前世でも女子友達なんて居なかったし、残念ながら転生してからも女子友達つくる機会なんて全くなかった。

 

それに相談できるような友達も(いるにはいるが)居ない。

 

どうしよう!俺の人生、またヒロインを作れずに終わってしまうのか……。

 

 

 

 

 

 

 

 

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