恐竜の力を使ってヒーローを目指す物語   作:シド・ブランドーMk-Ⅳ(地底の住人)

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この前友達に1日で30㌔以上6時間半歩いたって言ったらすげぇって言われるどころか若干引かれたんだけど。

……解せぬ。

あ、それとほかの友達にお前の歩けるは信用ならんて言われた。

……ほんと解せぬ


3話

マユナが転校してきてから数ヶ月が経った。未だに話しかける事ができてない。

 

彼女かクラスの女子たちと仲良くしているのと、男子とはそんなに喋っているところを見たことがないからちょっとほっとしている。

逆にいつほかの男子にとられるか分からないという不安がすごい。夏休みが始まるまでには友達にはなっておきたい。夏休み中に彼氏ができたなんて知ったら後悔しすぎて立ち直れないかもしれない。そう分かってても、ほかの女子とは喋れてもあの子とは喋れない。あー!なんなんだ!ほんとなんなんだこれ!

出久の肉体強化キャンペーン中でも全然力が入らない。そのせいで出久に心配をかけてしまった。……恋は盲目ってこういうことなのかな。

 

出久「ねぇ竜騎君。」

 

竜騎「……。」

 

出久「ねぇ竜騎君ってば!」

 

竜騎「…え、お、おう。どうした出久?今日はもう疲れたか?」

 

またぼーっとしてたようだ。

 

出久「それはこっちのセリフだよ。最近どうしたの?よくぼーっとしてるけど体調でも悪いの?」

 

竜騎「い、いや。なんでもないさ。ただ考え事をしてただけさ。大丈夫。なんの問題もない。」

 

出久「そ、そう?……なら良いんだけど。」

 

この時竜騎は知らなかった。竜騎がマユナのことを好きという事がクラスメイト達が薄々気付いているということを。そして、男子たちが気を使ってマユナに話しかけていないということを!

 

 

次の日

 

女子1「ねぇねぇマユナちゃん。」

 

マユナ「どうしたの?」

 

女子2「マユナちゃんて好きな子いるの?」

 

マユナ「え?どうして?いないよ。そもそも男子たちが話しかけてこないし。」

 

女子1「じゃあさ、竜ちゃんなんてどう?」

 

マユナ「竜ちゃん?」

 

まぁ、知る由もないだろう。転校してきてほとんど喋ったことがないのだから。

 

女子1「そうそう、最恐竜騎君。彼優しくてしかも結構かっこいいから人気者だよ。」

 

マユナ「え、そんな子からもクラスの用事以外で喋りかけられたことないなんて…やっぱ嫌われてるのかな?」

 

女子1「いやいや、そんなことないって。竜ちゃん異性と喋るのが超苦手みたいでさ、自分から喋りかけてくることほとんどないのよ。女子からの印象悪いとか、友達と思われてないと思ってるみたい。」

 

女子2「だから、呼べばちゃんと返事してくれるのよ?」

 

マユナ「そ、そうなんだ。自分から喋りかけないと喋ってくれないんだ。」

 

女子1「う〜ん……じゃあ、今から呼んでみよっか。」

 

マユナ「え、何がじゃあなの?」

 

女子2「それいい案ね。」

 

マユナ「えぇ....(困惑)」

 

女子1「私たちがせーので言うから、あとから言ってみてね。」

 

マユナ「わ、わかった。」

 

女子1「せーの、」

 

「「竜ちゃーん!」」

 

竜騎「フェ!? な、何?なんか用?」

 

女子1「ほら、マユナちゃんも(小声)」

 

竜騎「うん?」

 

マユナ「う、うん。 ……りゅ、竜ちゃーん!」

 

竜騎「( °ω°):∵グハッ!!……ハァ…ハァ…」

 

クラスメイト達「(やっぱりな)」

 

クラスメイト達の疑惑が確信に変わった瞬間であった。

 

女子2「…分かりやす。(小声)」

 

マユナ「え、え?…どうしたの?最恐君大丈夫なの?」

 

女子3「大丈夫大丈夫。気にしなくて大丈夫だから。」

 

マユナ「そ、そう?…でも反応が全然違うかったけど。」

 

女子1「平気平気。もうすぐチャイム鳴るから席に戻ろう。」

 

マユナ「う、うん。…(ほんとに大丈夫かな。)」

 

 

その日の放課後

 

竜騎「な、なぁ出久。」

 

出久「どうしたの?」

 

竜騎「今日の休み時間、球磨久さんに呼ばれて変な対応しちゃったじゃん?……嫌われたかなってずっと考えてんるだよ。」

 

出久「彼女のことが気になってるから?」

 

竜騎「え、そ、そんな事ねーし?」

 

分かりやすく焦り出す竜騎に半分呆れる出久。

 

出久「ハァ…。みんな知ってるよ。竜騎君が球磨久さんのこと好きなの。」

 

竜騎「へぇ〜。そうだったのか。……え?今なんて?」

 

出久「みんな知ってるよ。竜騎君が球磨久さんのこと好きなのって言ったんだよ。」

 

竜騎「!?工エエェ(゚〇゚ ;)ェエエ工!?」

 

思ったより焦り出す竜騎に焦り出す出久。

 

出久「お、落ち着いてよ竜騎君。周りの人がこっちみてるよ。」

 

竜騎「す、済まない出久。で、でもみんないつから気が付いてたんだ?そ、そんなみんなにバレるような素振りした覚えないが…。」

 

出久「確信に変わったのは今日のさっきの反応かな。早めに気づいた人は転校してきた1週間くらいで気づいてる人いたみたいだよ。まぁ、球磨久さん本人にはまだバレてないみたいだけど。」

 

竜騎「マジかよ。…まぁ、本人にバレてないだけまだマシか。」

 

出久「まぁそうだね。」

 

しばらく無言の時間が訪れた。

 

竜騎「…なぁ、出久。」

 

出久「…な、何?」

 

竜騎「どうやったら球磨久さんと仲良くなれるかな。」

 

出久「う、う〜ん。……あ、まず個性から話したらどうかな。個性も若干だけど似てるし。古代の生物でクマはいないの?」

 

竜騎「いるっちゃいるんだけどさぁ。古代の生物だけあってクソデケェんだよなぁ。」

 

出久「どれくらいあるの?」

 

竜騎「…1m半と3m。」

 

出久「デカっ!……ま、まぁ共通点といえばこれしかないし、それで話しかけてみたら?僕に話しかけてくれたみたいに、一緒に特訓しよーぜ、とか。」

 

竜騎「う、うん。頑張ってみる。」

 

出久「頑張って!」

 

でかさを聞いて不安が残る出久であった。

 

 

 

 

 

 

 

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