それでは!
「あなたのやり方、嫌いだわ」
「もっと人気持ち考えてよ!」
本物なんてものはないことを悟った。いや最初から分かっていたのかもしれない。
俺のどこがいけなかったんだ?なぜ俺は否定されないといけないんだ?お前らが俺に任せたんだろ…。
失望した。
もうお前らだめだわ。
結局今までの関係も偽物だったんだな。
本物なんてものを一瞬でも信じた俺が馬鹿だった。いつも裏切られて、いつも俺が全て悪い。絶対悪にふさわしいな俺。
だがそんなの嬉しくもなんともない。
どうしてこうなるんだ?
どうすれば回避できる?
まぁとりあえず俺が今することは…。
こんな部活やめてやる。
・・・・・・・・・
修学旅行が終わって次の日
俺は学校に行って下駄箱を開けると中には
『切り刻まれた』靴がはいっていた。
「あんなことしたんだから当然ね」クスクス
「ふふっ可哀想に」
「見てー目めっちゃ怖ーいもしかして怒ってるのかなー?自分が悪いのにー」
なるほど俺は虐められる訳だな
ただ訓練されたボッチにはこんなものは通じない。(ただ少しめんどくさい
俺は素早く教室のドアを開け自分の席につき授業を受ける。
その後はノートに落書きやら物を隠されたりやらされたが特になにもおもわなかった。そしていつものようにベストプレイスで御飯を食べ放課後。
はぁ行かないといけないよな…行きたくないよ
「うっす」ガラガラ
「あら、ヒキガエル君来たのね」
「ヒッキーなんで来たし!マジキモい!」
こっちも来たくてきたわけじゃねえつーの
「今日はお前らに話がある」
「ん、話?今更なんの用かしら」
「俺はこの奉s____」
トントン
「邪魔するぞー」
おいタイミング最悪じゃねーか暴力教師!
「少し頼みたい事があるんだが…何かあったのか?」
「いやなにも」
いやあるんだけどね
「そうか…入ってきていいぞー」
「ちょっと相談したいことがあって…」
ここはちょっと話を省略させてもらう
一色いろはという後輩がイジメで生徒会長に立候補させられてたが一色自身は生徒会長をしたくないからどうにかしてくれってことだ。
「その依頼受けます」
おいまじかよ雪ノ下…お前にはなかなか難しいと思うんだが。まぁでも俺が動かないでどうやって解決…または問題の解消をするのか少し気になる所ではあるが。
「いいわよね?由比ヶ浜さん」
「うん!もちろん!」
「クズ谷君は今回なにもしなくていいわ」
「ほんと!私達の邪魔しないでよね!」
言ってくれるじゃねーか
少し気になるからもう少し奉仕部にいるか
・・・・・・・・・
そこから俺は一言も喋らずやつらを見ていた。
だが雪ノ下は無理に近しいものばかりの理想論しか言わず、由比ヶ浜に至ってはなんにも解決しないものを提案したりめんどくさがって「ゆきのんに任せる!」とか言い出した。
・・・・・・・
そして生徒会選挙前日
部室に一色と奉仕部員があつまった。
「ゆきのんどうするの?」
「由比ヶ浜さん少し黙っててくれないかしら」
「ひどいゆきのん!そんな言い方!」
お前らは子供か。そんなことしてると一色が困るだろ。
「あのーすいません、今回の依頼無かったことにしてくれませんか?」
「どうして?それじゃああなたは生徒会長になってしまうのよ?」
「いやーだってもう前日なのにいい方法でそうにないんで。」
「あと原稿も今から書かないといけないですから」
「そんな」
こいつら本当にで馬鹿だな。
訓練されていない一色がこんないじめに耐えられるはずがない。
「では失礼します」
一色が扉を閉めて出ていく。
「俺も今日は帰るわ」
「まちなさっ…」
最後に何か言おうとしてたが無視する。
ろくなことではないだろうからな。
それよりも一色だ。
俺は少し早めに廊下を走る
「おい一色」
「あっえっとひきたn」
「比企谷だ。」
「あーすいません。それよりもどうしたんですか?」
いつものあざとさがなくなっている。
やはり少し追い詰められているんだろう。
「いや、お前が生徒会長にならなくていい方法が一つある。」
「え?」
・・・・・・・・
生徒会選挙当日
「一色、本番にこれを読め」
「え、あ、はい」
「待てまだ中を見るな」
「え?それってぶっつけ本番てことですか?」
「そうだ」
「わ、分かりました」
・・・・・・・・・・
そして生徒会選挙が始まり一色と推薦人の俺が呼ばれた
「えー今回一色の推薦人をさせてもらう比企谷八幡だ」
会場からいろんな声が聞こえてきた
「えーあいつっていじめられてるやつだよねー?」
「文化祭の時に実行委員長泣かせたやつじゃん」
「うわーマジ目こっわー」
「ヒキタニ君…」
予想通り
「えーお前ら静かにしろ」
「うわっなにあの態度」
「ありえなーい」
役員「静かに!」
「よし、お前ら単刀直入に言う一色いろはを投票しろ」
日本人特有の押すなよの風習を使った作戦だ。しかもこの態度でこの悪名。
人は嫌いな人から指示された時必ず反抗してしまう。
「一色はいつもお前らの事をよく見てる。『いじめ』なんかも生徒会長になったら無くすように努めてくれるだろう。俺からは以上だ。」
いい感じに進んでいる。
まぁ俺が『ミスることなんてない』けどな
役員「続いて一色さんお願いします」
「はい、生徒会長に立候補しました一色いろはです」
元気がない…。
まぁ逆にいいかもしれないがな。
狙ってしているなら一色は以外と頭がいいのかもしれない
「私が生徒会長になった暁にはいじめを徹底的になくすよう努め、いじめをした生徒にしっかりと処罰を下すことを約束します。例えいじめ相手が『E組であっても。』」
完璧だ。少しできすぎているかもしれないが。
今回の依頼実はそんなにも難しくない。
一色は一年の中でしかいじめられていない。しかも一年生全員がいじめている訳ではない。
つまり二年生と三年生が票を入れないだけで一色は不信任になる。
実に簡単だ。
まぁ推薦人が『絶対悪』だったから簡単に思えただけかもしれないがな。
それからも少し続き終わりへ
「これで終わります。」
役員「ではこれから投票に移ります。~
投票結果は後日、放送で伝えます。」
そして解散になった。
・・・・・・・・・・
学校の廊下
「止まりなさい比企谷君!」
なんだ雪ノ下と由比ヶ浜か…
「今更なんのようだ?」
「あなたは変わらないと言うのね?」
何を言いたい?
「ああ、俺は変わらない。俺は間違っていない。それだけなら俺はもう行く。あ、あと俺は『奉仕部を退部する。』」
「「え?」」
「ちょっとヒッキー冗談はやめてよ。」
「俺は冗談を言ったつもりはない。じゃあな。」
そして俺はまた歩く。後ろからなにか怒ったような声が聞こえるが俺にはもう関係ない。
・・・・・・・・・・・・
職員室
トントントン「失礼します。平塚先生に用があって来ました。」
「こっちだ比企谷」
「ん?なんでまお…雪ノ下さんもいるんですか?」
「ひゃっはろー比企谷君」
いつもより元気がない雪ノ下さんがそこにいた。
「まぁいいですけど。それで今日は話があってきました。」
「なんだ?」
平塚先生ももう分かっている。
「今日で奉仕部を退部させてもらいます。」
「まぁそうなるだろうとは思っていた。」
「比企谷君…」
「分かっ…た。…」
声が震えている…。なぜ?
「比企谷、私はお前が奉仕部に入っていろんなことが良くなると思っていた。お前が人と関わることでその闇の深い目が晴れるんじゃないかと思った。だがそれは逆にお前を傷つけてしまった。本当にすまなかった。許してくれとは言わない、だからせめてもの償いとして教職をやめようと思う。」
「…。」
「比企谷君私からも…私はゆきのちゃんが愛されるのを願っていた。でも比企谷君にはゆきのちゃんとはあわないだろうな、とも分かってた。それなのに押し付けてばっかで比企谷君に辛い思いをさせちゃった…。だから本当にごめん。
償いになるのなら慰謝料でもなんでも受け入れる。」
「…やめてください。」
なんだよこれは…ふざけているのか?
「平塚先生、僕の願いを聞いてくれますか?」
「ああ、なんでも言ってくれ」
「あなたは傷ついている人を救う事ができる人だ。もしあなたが俺に関しての事を罪と思っているのなら他に傷ついて、泣いている人を助けてください。『先生として』」
「比企谷…お前は……ありがとう」
「雪ノ下さん、これはあなたには関係ないことです。僕はあなたと話せて少なからず救われています。あなたのおかげで自分の中にあるものを理解できた。こちらからは何も要求しませんよ。」
「比企谷君…。」
「だから二人とももう謝らないでください。」
なぜ謝るんだよ。俺が傷ついているとか勝手に言い出したくせに傷ついたのはあなた達じゃないですか。
自分勝手だ。
「では言いたいこと言ったのでこれで失礼します。」
・・・・・・・・・・・
下駄箱前
ちょっと遅くなってしまった。
周りには人が全然いない。
俺も早く帰ろうか…。
「せんぱい!」
「ん?どうした一色」
「せんぱい、なんであんなことしたんですか?」
「選挙の話か?あれが確実に不信任になれる方法だったからな。そういえば一色不信任おめでとう。」
不信任おめでとうってなんか面白いな。
「う……く……せん」
声が小さい。
「なんて言った?」
「嬉しくないって言ったんです!」
悲しい目と怒った声。なんだよさっきから
また俺が悪いのかよ
「あんなことされて不信任になっても一つも嬉しくないです…。」
「なんだよお前は文句を言いに来たのか?すまなかったな。だが依頼は達成している。そして俺はもう奉仕部員ではない。文句があるなら雪ノ下か由比ヶ浜に言ってくれ。」
俺は帰ろうと下駄箱の中を開ける。案の定靴は切り刻まれていた。
「先輩、その靴…」
これはめんどくさいかもしれないな。
「あーこれは俺の流行りのファッションなんだ。」
「どうしてそんな嘘をつくんですか?」
「お前にチクられたらめんどくさいからだ!」
少し苛立っているな俺。だが本当にめんどくさい。今日はやたらとめんどくさい。
「先輩…。」
少し怯えてしまっているな。まぁチャンスか。
「一色は結局何を言いたいんだ?ボッチの俺を見て同情しにきたのか?俺はそんなものいらない。俺に構うな迷惑だ。」
ああ同情なんてものは欺瞞でしかない。俺の最も嫌いなものだ。
そして俺は切り刻まれた靴を履いて家に帰った。
[newpage]
朝から雪ノ下達に絡まれた。謝れだの逃げるなだの。もうこいつらとは会いたくない。いやもう誰とも関わりたくない。
…………。
そうか。
『誰とも関わらなければいいんだ』
やっと答えが見つかった。
こうなってしまった原因は奉仕部に入ったことではない。
俺が人と関わったからだ。
俺が人と関わらなくなれば、誰も傷つかなくて済む。
俺も他人も。
だが過ぎてしまったことはもうどうにもできないだろう。
同じ空間にいる限りあいつらは俺に近寄ってくる。
『同じ空間にいる限りは』
そう。
つまり同じ空間にいなければあいつらは俺に関われなくなる。
だがそんなことできるのは退学くらいだろう普通は。
しかし、この学校普通ではない。
endのE組
頭が悪かったり何かの問題を起こしたやつらが集められた、問題児クラス。
そのクラスは本校舎から離れた山の奥のボロい校舎にあるらしい。
そろそろ俺が今からしたいことが分かっただろう。
俺はそのE組に行く。
・・・・・・・・・・・・
その日、幸いにもテストがあった。
いつもなら平均点ちょうどをとっているが
今回は名前だけ書いて提出した。
つまり0点だ。だか本当にこれだけでいけるのかは少し不安だ。
もうちょっと保険をかけておく必要があるか。
昼休み、俺はA組のやつらに呼ばれた。
なんと今日は運がいいのか。
行ってみるとそこには五人の男がいた
「よぉーお前が告白を邪魔したとかいう悪党か?」
「そうだ」
弱そうだ。2秒あれば全員の骨が折れそうだ。
「そんな悪いやつには制裁が必要だよなぁ!」
いかにも単純な動きだ。相手の拳は俺の顔目掛けて飛んでくる。
だが俺はそれを掴み手を捻る。
折れてはないだろう
「いっいてえ、いてえいてえ」
なんだA組も随分お恥を晒してくれるじゃねーか。
「なんなんだこいつ!」
「すげー力だ」
「お前ら早く殺るぞ!」
三人がかりで突っ込んできても結果は変わらないと言うのにな。
二人が俺の顔と腹を同時に殴ろうとする。
だが俺は顔にむかってきた拳を先程と同じくように握り、腹の方の拳は左に避けて膝で肘目掛けて蹴る。そして掴んでいる方の拳は握力で握り潰す
「いっててててててて、やめろ俺が悪かったからやめてくれええ」
そこで最後にちょっと強く手を握り離した
そして背後に回り込んでいたもう一人の後ろ回し蹴りを手で掴む。
こいつ喧嘩に少し慣れているな。
だがお前では俺には届かない。
俺は掴んだ足を上に思いっきり上げバランスを崩した所に横方向から蹴りをいれる。
当然相手はぶっ飛んだ。
「まぁこんなところか…さてもうそろ先生も来るだろう。」
最初は五人いたが、一人目を倒した時、一人どこか走って行っていたのが見えた。
これも予想通りだ。
「おい!お前何をしている!」
そして俺は生徒指導室に連れて行かれ。三年までの停学とE組行きを言い渡された。
・・・・・・・・・・・・
家に帰った時、いつもはいないはずのお父さんとお母さんがいた。(血は繋がってない)
「ただいま。」
「おい八幡、お前E組行きになったようだな。」
「ああ」
なんとなく未来が見えた。
「お前はもう家族ではない」
そうだよな
「お兄ちゃん…。」
小町すまない。俺はもうこの環境に耐えられないんだ。
「お前にはここを出ていって貰う。家賃は払う、お小遣いも毎月八万払おう。」
こうして俺はボッチのエンド生活が始まるの出会った
気にいらないところとか矛盾点なども多くあるかもしれません。また見つけ次第修正していこうかと思います。ちなみに俺ガイルに推しいません。(SSでは城廻推し)
ホワイトルーム要素は今のところ少ないですがいつかチートっぽくなると思います。