やはり俺が暗殺教室に行ったのは間違っている。   作:アキメン

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やはり俺の初めての島は間違っている

 

 

パァンパァン!

 

今は体育の時間。

俺は的を当てては外してを7対3くらいの割合で繰り返している。

なんとも退屈な時間だ。

 

だが退屈なのは変わらないが今回は少しいつもとは違う。

ロヴロというプロの暗殺者がいるのだ。

ロヴロさんはビッチ先生の師匠であり、一応まぁまぁすごい人らしい。

まぁ俺は何も学ぶことはないが。

 

「この暗殺において肝心なのはとどめをさす最後の狙撃。正確なタイミングと正確な射撃が不可欠だが…」

 

どうやら島で行われる暗殺について話しているようだ。

プロはこの計画についてどう思っているだろうか…

 

「不安か?このクラスの射撃能力は」

 

「いいや逆だ。特にあの二人は素晴らしい」

 

プロが指した二人とは千葉と速水のことだった。

千葉は空間計算に長けており、遠距離射撃においては並みを外れている。

速水は手先の正確さと、動体視力のバランスがいいため、動いている標的にも狙って撃つことができるだろう。

 

確かに俺からみても二人は間違いなく完全なる才能がある。

ロヴロさんの言うことは100%間違っていない。

 

「どちらも主張が強い性格ではなく、結果で語る守護人タイプ…俺の教え子に欲しいくらいだ。他の者もよいレベルにまとまっている。短期間でよく見出だし、育てたものだ。彼らなら充分に可能性がある」

 

 

 

パンパンパン!

 

「狙いが安定しただろ。人によっては立膝より胡座の方が向いている」

 

「は、はい!」

 

「君、固定があわせずらそうだな、無理をせず自分に合うスタイルで射撃に望めばいい」

 

的確なアドバイスだ。もう期待はしてないが、さすがプロといったところか。

 

「君、ちゃんと的を見てしっかりと銃口を安定させ……っ!」

 

俺はアドバイスされたため、ロヴロさんの方を向いた。

無視はよくないしな。

だがそれは結果的に失敗だったらしい。

いや成功なんてないか。

 

「どうかしましたか?」

 

「あ、ああいや、銃口を安定させるといい」

 

「分かりました」

 

さすがにプロには分かってしまうかもしれないな。

ロヴロさんはきっと俺に才能を感じた訳ではない。

俺から、この世の言葉では表せない『何か』でも感じとってしまったのだろう。

 

 

「ロヴロさん。」

 

「ん?っ!」

 

今度は潮田がロヴロさんに話かけた。

 

連続で驚かせられるとは、ロヴロさんにとってもたまったものではないだろう。

まぁ俺よりはましだろう。

才能というまだ分かるものだしな。

 

「なんだ?」

 

「一番優れた殺し屋ってどんな人なんですか?」

 

「興味があるのか?殺し屋の世界に」

 

「あ、あぁいや、そういうわけじゃ…」

 

「そうだな…最高の殺し屋、そう呼べるのはこの地球上にたった一人。この業界にはよくあることだが、彼の本名は誰も知らない。ただ一言のあだ名で呼ばれている。

『死神』と。神出鬼没で冷酷無比。おびただしい数の屍を積み上げ、死そのものと呼ばれるに至った男。君達がこのまま殺し屋を続けているのであれば、いつかは奴が姿を表すだろう。」

 

なるほど…死神はどんなプロよりも別格だということがよく分かった。

 

「なるほど、分かりました。ありがとうございます」

 

潮田はその死神に先を越されないように、また決意したようだ。

 

キーンコーンカーンコーン

 

授業の終わりを知らせるチャイムがなった。

俺は陰の者らしく誰よりも早く片付け、誰よりも早く教室へ帰るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

「烏間。お前もすごい生徒を持ったものだな。」

 

「渚君のことか?」

 

「その少年もそうだが、もう一人、人間の域を越えてるかもしれないやつがいるだろ。」

 

「プロにしては曖昧な言葉を使うもんだな。もしや比企谷君のことか?」

 

「あぁ、その少年だ。彼の実力、才能は俺でも全く計れない。」

 

「ただ、何も才能を持ってなかったってことはないのか?」

 

「ないな。そんなやつも何人かは見てきたが全く雰囲気が違う。」

 

「そうか…実は俺も思ってんだ。比企谷君は他の人とは違う何かを持っている。だが本人の行動全ては凡人のそれだ。」

 

「うむ…ここまで分からないとなると何をしでかすか分からん。しっかりと見張っておくのが吉だな」

 

「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

「夕食は、この貸し切り船上レストランで、夜の海を堪能しながらゆっくり食べましょう」

 

今の状況をざっくりと説明すると、

島につき、殺せんせーと戯れ、その戯れてる隙に準備を整え、殺せんせーを真っ黒に焦がし、船上レストランで夕食を食べている。

今のところ作戦のどこにも遅れがでてないため、準備万端である。

 

「なるほど…まずはたっぷりと船に酔わせて戦力を削ごうと訳ですか」

 

「当然です。これも暗殺の基本の一つですから」

 

「実に正しい…ですが、そう上手くいくでしょうか?暗殺を前に気合いの乗った先生にとって船酔いなど恐れるにたりません!」

 

「「「だから黒いよ!」」」

 

まさに真っ黒である。

声質的にはニコッってしてるんだろうが全く分からない

 

「そんなに黒いですか?表情どころか前も後ろも分かんないわ」

 

「ややこしいからなんとかしてよ…」

 

第一の試練に突入!

ここでこれからの暗殺の成功率がかなり変わってくる。

 

「お忘れですか皆さん。先生には脱皮があることを…黒い皮を脱ぎ捨てれば!」

 

馬鹿だ。

 

「ほら元通り」

 

「あ!月一回の脱皮だ。」

 

「こんな使い方もあるんですよ。本来はやばい時の奥の手ですが……ん?……ギャー~ー」

 

上手く誘導できたはいいがさすがに馬鹿すぎんだろ。

見てて呆れてしまう。

 

 

 

果たしてこの後の暗殺の結果はどうなってしまうだろうか…

正直作戦自体はかなりいい。

皆この日のために夏休みに入ってから練習をたくさんしたし、準備も万全。

 

それにしても潮田はやはりすごい。

目から決意の色がバンバンだ。

その分失敗したら少し重くなってしまいそうだが。

 

 

 

……

 

 

 

ん?

 

 

 

俺は今どこにいるのかだって?

そりゃもちろん…

 

 

影だ。

 

 

暗殺者たるもの、素性がバレてしまっては生きていけないからな。

別に皆と話せないでいる訳じゃないからね!

 

「やっほー!比企谷君!」

 

茅野が来た。

 

はぁ…しかたなーく仕方なーーーく相手してやるか。

 

「どどどどうした?」

 

やってしまった!

これはキモいやつの典型パターン。

初めて俺が男女の関係というのを知ってから女子と話した時と一緒だ!

確かあの時は…

 

『どもり方キモっ…この提出物一人で番号順に並べといて』

 

…

 

過去を振り替えるのはやめておこう。

まぁ現在でもそれが起きようとしているが。

 

「なんでどもってんの(笑)いやーね、私今暇だったからさ、同じ暇そーにしてる人のとこにきたわけ」

 

よかった。(笑)で済まされた。

黒歴史にはなるだろーが、まだ明るい方だ。

ってかなんで俺なんだよ。

確かに今潮田に話かけるのは難しいかもしれないが俺以外でもおっただろ。

 

「他にもいただろ、話せるやつ」

 

「はい、そこマイナスポインツ。いいの、私が話したいと思ったんだからさ。

…比企谷君はさ、この作戦上手くいくと思う?」

 

「それこそ他のやつと話すべきだろ。

俺は特に暗殺能力が高い訳じゃないしな。」

 

「ううん。私は絶対比企谷君に聞くのが正解だと思ってるよ。修学旅行の一件でその言葉は信じれないし。」

 

「…まぁ俺の意見からすると、この作戦が上手くいく確率は75%くらいだと思ってる。」

 

「これまた微妙な数字だね」

 

「まぁな。理由も聞くか?」

 

「うん…一応」

 

「理由としては2つ。一つは単純に純粋な殺意がないこと。もう一つは殺せんせーにまだ公開されていない奥の手があるかもしれないこと。これが確率が下がった理由だ。

だがこの作戦…どんなプロが見ても好評価をもらえるだろう。俺もかなりいいと思ってる。だから五割以上の成功確率は必ずある。」

 

「なるほど…やっぱり比企谷君って頭いいんよね。参考になったよありがとう」

 

「そうか、それはよかった。後、俺からも茅野に聞きたいことがあるんだがいいか?」

 

「ん?何?」

 

「結構前から気になってたんだが、殺せんせーが来たあの日、茅野はあんなにも殺意が高かったのは「間もなく島につきます。お忘れものがないように降りる準備をしてください。」

 

「あっもう行かなきゃだね。また今度その話は聞くよ。また後でね!」

 

…

 

茅野にとって少し都合の悪い話だったか。

余計な詮索はやめておこう。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

「さぁ席につけよ殺せんせー!」

 

「ここなら逃げ場はありません。」

 

「楽しい暗殺」

 

「まずは映画鑑賞から始めようぜ!」

 

「君達の知恵と工夫と本気の努力…それを見るのが先生の何よりの楽しみです。

全力の暗殺を期待しています!」

 

 

 

 

 

 




以上が今書いている小説の全てです。



そして私アキメンこれから失踪します。
多分戻ってきません。
こんな中途半端な終わりになってしまったこと、大変お詫び申し上げます。
理由としましてはモチベーションが0になってしまったからです。

書いていたのが学生の時期なためこんな幼稚な文章だったのにも関わらずここまで読んでくれてありがとうございました。
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