やはり俺が暗殺教室に行ったのは間違っている。   作:アキメン

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今回は殺せんせー登場回ですね。
特に見所はないと思います。
なので最初に八幡を家から追い出した父親視点を書いときます。



それでは!




やはり俺の先生がタコなのは間違っている

 

八幡父視点

今日は珍しく嫁と一緒に仕事が休みになっている。

俺と嫁は仕事が大好きで年中無休で働いているといっても過言ではない。

だから小町と八幡にはいつも寂しい思いをさせていると思う。

特に八幡は血の繋がってない家族で10歳の時に我が家に入ったがそれより前の事に関しては話してくれない。その話をすると少し辛そうにするのだ。しかも八幡は他の子と比べて圧倒的に笑顔が少ない。いや感情を出さない。

だから俺は八幡には、本気で笑顔になれるようにいつかなってもらいたい。(勘違いしないでほしいが小町も、もちろん愛してる。大好きだ。)

そしてその一歩として俺は今日、久々の休暇をつかってどこか外食にいこうと思う。

学校上手くやれてるか。とか恋人は見つかったのか。とかいろんな話をして笑う姿を想像してワクワクが止まらない。

ああ、今日はきっと楽しい日になるだろう。

 

プルルルルル

 

「お母さん電話出てくれ」

 

「はいはい。」ガチャ

 

「はい比企谷です。… はい。…はい。

え?…はい……。ほんとに八幡がそのような事を?何かの間違いでは?……。そんな…。分かりました。失礼します。」

 

「なんだ?八幡がどうかしたのか?」

 

「あなた…それが………~」

 

 

 

なんだと!?あの八幡が暴力をおこしただと!?なんてことだ…。信じられない。

しかもテストで全教科0点をとっただなんて。

 

 

 

なぜだ?

 

 

 

 

暴力事件となると人間関係が関わっていることが多い。

もしかすると今まで理性で我慢していた感情が爆発なんかをおこしたのかもしれない。今まで笑ってこなかったから。今まで俺が八幡を見てこなかったから。今まで俺が八幡をささやかることをしなかったから。

すまん。八幡こんな父親で。

 

だが今八幡に慰めの言葉を言っても逆効果だろう。そしてE組となると来年椚ヶ丘中学校に入る小町がE組のお兄さんと暮らしているなんて噂が流れたら虐められるかもしれない。

 

どうすればいいんだ。

 

どうやったら八幡と小町、両方を救えるんだ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ。

 

 

 

 

 

八幡にはアパートで一人暮らしをさせよう。

八幡は元々家事ができる男だ。お金があれば一人でも生きていけるだろう。

しかも小町の件もこれで解決する。

 

となると早速アパートを見つけてよう。

 

カタカタカタカタカタ

「できるだけE組の校舎に近いアパートを」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

よし。家は決まった。幸いほぼ年中無休の仕事のおかげで金には困っていない。

 

それにしても帰ってくるのが少し遅いな。

やっぱり人間関係の出来事だったんだろう。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

ガチャ

帰ってきた。

 

 

「ただいま。」

 

「おい八幡、お前E組行きになったようだな。」

 

「ああ」

 

 

既に嫁と小町にはもう話してある。

俺が今すべき事は八幡を……

 

 

 

 

 

 

「お前はもう家族ではない」

 

 

 

 

 

はっきりと拒絶することだ。

酷く冷たく。最低に。

こいつが俺らに心残りをしないように

俺は残酷にこいつを突き放す。

中途半端な気持ちでは、更に八幡を傷つけてしまう。

 

 

 

「お兄ちゃん…。」

 

 

 

すまない小町。

すまない八幡。

こんな父親で。

俺がお前らをしっかりと見てやらなかったせいで。

俺が不甲斐ないせいで。

こんなにも辛い思いをさせてしまった。

 

 

 

「お前にはここを出ていって貰う。家賃は払う、お小遣いも毎月八万払おう。」

 

 

それだけ言って俺は素早く自室に戻った。

もう堪えきれなかったのだ。

もう八幡を見るのが悲しくなってしまうのだ。

そして俺は久しぶりに泣いた。涙が枯れるほど泣いた。

もし俺があの時こうしていればって。

もし俺があの時こうしていなかったらって。

数えきれないほどの『もし』が出てくる。

数えきれないほどの『後悔』が出てくる。

 

 

だが過ぎた時間はもう戻らない。

 

 

だから俺は八幡が将来、笑顔で溢れている人になってくれていると願うことしかもうできない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「八幡幸せになってくれ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やはり俺のこの選択は間違っているだろうか。

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

ある日、世界を騒がす大事件が起きた。月が七割方蒸発してしまい三日月型になってしまったのだ。俺もニュースを見て驚いた。これからは満月を見れないのか…でもまさかこのあとにもっと驚かされる出来事が起きるとは思わなかった……

 

 

「私が月をやった犯人です。来年には地球もやる予定です。君達の担任になったのでどうぞよろしく」

 

 

は?こいつが月を蒸発させた犯人だと?

 

 

 

「防衛省の烏間という者だ。まずはここからの話は国家機密だと理解頂きたい」

 

省略すると

俺達にこの怪物を殺してほしいとのことだ。この怪物はとにかく速く、最高時速マッハ20もあるらしい。そしてこいつは俺達三年E組の担任にならなってもいいと政府に申し出たそうだ……

 

 

「そして政府は生徒に絶対に危害は加えないことを条件にこれを承諾した。理由は2つ。教師として毎日教室に来るなら監視が出来ること、そして30人もの人間が……至近距離からこいつを殺すチャンスを得る!!」

 

つまり俺達がこいつを殺せば世界を救ったヒーローになるということだな。

いや俺は悪党か…はは

 

 

 

 

 

まぁまず、俺はこいつを殺せないだろうがな…

 

 

 

 

 

マッハ20の化け物を普通に考えて殺せるはずがない。

動体視力が全然ないとか、頭がとても悪い、とかなら殺せるかもしれないが、そういう感じではなかった。

 

 

「成功報酬は百億円!」

 

 

百億円か…まぁそんくらいが妥当か。

 

 

「君達の友人や家族には絶対に秘密だ。とにかく時間がない。地球が消えれば逃げる場所などどこにもない!」

 

 

「そういうことです。さあ皆さん、残された1年、有意義に過ごしましょう!」

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

今は国語の授業中だ。

 

 

「お題にそって短歌を作ってみましょう。ラスト七文字を触手なりけりで締めてください。終わったものから帰ってよし」

 

 

 

なに触手なりけりって…。

俺でも全然思いつかないんだが。

 

 

 

「先生しつもーん」

 

 

「……?何ですか茅野さん」

 

 

「今さらだけど先生の名前って何て言うの?

他の先生と区別するとき不便だよ」

 

 

俺もそれは思った。

だが思っただけで言ってはない。

 

 

 

 

「名前……ですか、名乗るような名前はありませんねぇ。」

 

 

 

ほんとに謎生物だな。

 

 

 

「なんなら皆さんで付けてください。地球破壊生物でも先生は結構ですよ。今は授業に集中です」

 

 

茅野は返事をして席に座る。そしてしばらくすると潮田が席を立つ。

 

 

 

まさか潮田もうできたのか!?

 

 

いやそういうわけではなさそうだ。

ナイフを後ろに隠している。

まぁただ単純に、ナイフを振るわけではないだろうが

 

 

 

潮田がゆっくりと先生に近づく。そして充分に近づいたところでナイフを振る。しかし先生は当然のようにそれを受け止める。

 

 

「言ったでしょう?もっと工夫を……」

 

 

先生が言い終わるよりも速く潮田が先生に抱きついた。すると次の瞬間……

 

 

バァァァァン!!!

 

 

 

おいおいまじかよ。

 

 

 

「ッしゃあやったぜ!!百億いただきィ!!ざまァ!!まさかこいつも自爆テロは予想してなかったろ!!」

 

 

これが『友達』か…怖すぎるだろ!

人間一人で生きた方が長生きすることの証明ができたな。

 

こうして俺はこれからもボッチでいることを決意するのであった。

 

 

「ちょっと寺坂!渚に何持たせたのよ!」

 

 

「あ?おもちゃの手榴弾だよ、ただし火薬を使って威力を上げてる。三百発の対先生弾がすげえ速さで飛び散るように、人間が死ぬ威力じゃねーよ、俺の百億で治療費ぐらい……」

 

 

 

 

「実は先生月に一度ほど脱皮をします。脱いだ皮を被せて爆弾の威力を殺しました。月一で使える先生の奥の手です」

 

 

月に一度か…覚えておいて損はないな。

ってか他にも必殺技?みたいなのありそうだな。

 

 

 

「寺坂、吉田、村松、首謀者は君らだな」

 

 

いつもは君づけで呼んでいるが、今呼び捨てにした。

それに先生の顔がとてつもなく怖い。

どんどん黒くなっていってる。なかなかに怒っているようだ。

 

 

「先生は政府との契約で『君達』には危害を加えることはできない。だが……」

 

 

そういうと先生は一瞬消えすぐに戻ってきた。そしてその手にはクラスメイトの名前が書かれた表札を持っていた

 

 

「次また今のような暗殺をしてきたら『君達以外』には何をするかわかりませんよ。家族や友人、いっそ君たち以外を地球ごと消しますかねぇ」

 

 

 

まぁ俺はそれでも特に問題ないが。

 

 

 

「何なんだよテメェ……迷惑なんだよ!!いきなり来て地球爆破とか暗殺しろとか……迷惑なやつに迷惑な殺し方して何が悪いんだよ!!」

 

 

「迷惑?とんでもない。君達のアイディア自体はすごく良かった。特に渚くん、君の肉迫までの自然な体運びは百点です。先生は見事に隙をつかれました。」

 

 

「ただし、寺坂君たちは渚君を、渚君は自分を大切にしなかった。そんな生徒に暗殺する資格はありません!」

 

自分を大切に…か。

 

 

「人に笑顔で胸を張れる暗殺をしましょう。君たち全員それが出来る力を秘めた有能な暗殺者アサシンだ。標的ターゲットである先生からのアドバイスです」

 

 

 

 

「……さて問題です渚君、先生は殺される気は微塵もない。皆さんと3月までエンジョイしてから地球を爆破します。それが嫌なら君たちはどうしますか?」

 

 

「……その前に先生を殺します」

 

 

潮田がんばって。

 

 

「ならば今殺ってみなさい。殺せたものから今日は帰ってよし!!」

 

 

「殺せない……先生……あっ!名前!『殺せんせー』は?」

 

茅野…なんかめっちゃしっくりきていいわその名前。

 

 

こうしてこのタコの名前は『殺せんせー』に決った。

 

 

 

 




今回は原作のセリフばっかで特に何もないですね。

あっそういえばこれはpixivからもってきてます
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