やはり俺が暗殺教室に行ったのは間違っている。   作:アキメン

8 / 12
やはり俺の転校生は間違っているやつしかいない

 

???視点

 

 

 

「はぁ…」

 

 

私はため息をついている。

少し考え事をしているから。

 

修学旅行のあの時…

比企谷君との契約…

 

どうして比企谷君は自ら一人になってしまうことをしてしまったんだろう。

それが本当に分からない…。

人は孤独を嫌う生き物だって知ってる…。

でも比企谷君は孤独を好んでいる…

 

分からないなぁ…

 

 

そんなことを思いながらも私はE組の校舎へとボォートしながら歩いている。

 

 

そして横断歩道…

信号は青…

だが私は渡らないためそのまま素通りしようとする…が、

そこには小さい女の子いてその二メートルほど横にはトラックもいた…。

 

 

なに?これ?

 

 

一瞬私は状況が理解出来なかったがすぐ分かった…

 

居眠り運転だ…

 

 

その事に気付いた時に、私は咄嗟に声が出た…

 

 

「危ない!」

 

 

 

声は出た…

だが足が動かない…

この距離ならもしかしたら間に合うかもしれない。

だがもし一緒に轢かれてしまうと死んじゃうんじゃないかって…一瞬にして思ってしまった。

 

 

「あっ…」

 

 

女の子が目前に来たトラックを初めて認識し、声を出した。

 

その時私は思った…

なんて情けないんだろうって

こんなこともできないなんてって

 

 

私は目を閉じた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その瞬間…

 

 

もの凄い風を感じた。

私の横を飛行機が飛んでいったような…

それに反応して私はまた目を開ける…

 

 

そして私の目に写ったものは…

 

 

男の人が小さい女の子に飛び付くようにジャンプしているところだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゥゴン!

 

 

 

 

 

 

 

 

鈍い音が聞こえた…

頭を強く打ったような、そんな音…

 

 

 

 

そしてトラックは過ぎて行った…

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ……はっ!おい大丈夫か?!」

 

 

「う…うぅん…だ、大丈夫だよ…」

 

 

自分の事より女の子を心配している…

 

 

「そうか…良かった。」

 

 

どうやらその男性と女の子は無事なようだ…

しかしこの声とあの姿…

どこかで見たことがある…

 

 

「お兄ちゃんこそ大丈夫なの?」

 

 

「あぁ俺は平気だ。」

 

 

間違いない…比企谷君だ…

そして後頭部から少し血がでているのが分かる…。

 

 

比企谷君は立ち上がり、そして女の子も立ち上がった。

 

 

「じゃあ俺は用事があるからもう行く。車には気をつけろよ。」

 

 

比企谷君は素早くこの場から去ろうとしている…

頭に手を置き、いかにも掻いてますよ感をだしながら…

きっと、傷を見られないためだ…

 

 

「お兄ちゃん!ありがとう!」

 

 

そう女の子が叫だ。

比企谷はその言葉に反応せず、歩みを進める。

だけど、比企谷はE組の校舎の方には行かず別の方に行ってしまった…

 

 

 

 

 

 

 

私には分かる…

比企谷君はとてつもなく優しい人なんだってことが…

 

でも私はどうだろう…

結局私は自分のことしか考えていなかった。

私が死ぬのが怖いって…

あの時、比企谷に言われた言葉と同じ…

相手の事なんて考えていない、考えているのは自分のことだけ…

そんな言葉。

 

 

 

 

私は自分の胸が締め付けられるのを感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

比企谷君…

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

5月に入って少しきた頃

 

 

 

 

「はい、みなさんホームルームをはじめます。席についてください。」

 

 

殺せんせーが太った声で言う。

 

 

「殺せんせー、33%ほど巨大化した頭部についてご説明を。」

 

 

さすが律。

最新鋭AIだ。

 

 

「あぁ…水分を吸ってふやけました。湿度が高いのでンニュュュュ」

 

 

「さて、烏間先生から転校生が来ると聞いてますね?」

 

 

「あぁうん、まぁ、ぶっちゃけ殺し屋だろうね。」

 

 

「律さんの時は甘く見て、痛い目見ましたからね~先生も今回は油断しませんよ~」

 

 

「いずれにせよ、皆さんに仲間が増えるのは嬉しいことです。」

 

 

仲間ねぇ…

役に立つならいいけど。

正直期待はできない。

前、ビッチ先生の師匠を見て暗殺のプロってものにも期待は全くできなくなった。

やはり俺がいつか殺さないといけないのかな…

 

 

 

 

ガラガラ

 

 

教室の扉が開いた。

 

 

全員がその音の方向に顔を向ける。

そこには全身白装束を着ている人がたっていた。

 

 

「なにあの格好?」

 

 

「あれが転校生?」

 

 

 

 

ポアン

 

 

変な音ともに手のひらに白色の鳩がのっていた。

 

 

「はっはっはっはっは、ごめんごめん驚かせたねぇ。転校生は私じゃないよ。私は保護者。まぁ白いし、シロとでも呼んでくれ。」

 

 

「初めましてシロさん。それで肝心の転校生は?」

 

 

「初めまして殺せんせー。ちょっと性格とかがいろいろ特殊な子でねぇ。私が、直で紹介させてもらおうと思いまして。」

 

 

シロが殺せんせーの方向に歩きだす。

そして止まった。

潮田の方を見て。

きっと潮田に才能があることが分かったからだろう。

 

 

「なにか?」

 

 

「いや、皆いい子そうですなー。これならあの子も馴染みやすそうだ。では紹介します。おーい!イトナ!入っておいで。」

 

 

 

ドゥガン!

 

 

後ろの壁に穴が、開いた。

そこから少し小さい男の子が歩いて入ってき、席に座る

 

 

「俺は勝った。この教室の壁より強いことが証明された。」

 

 

「「いや!ドアから入れよ!」」

 

 

いいツッコミだ。

さてと、俺はしっかり観察しないとな。

 

 

「それだけでいい。それだけでいい。」

 

 

「なんかまためんどくさいのが来やがった。」

 

 

「堀部イトナだ。名前で呼んであげてください。」

 

 

俺はこの時点で分かった。

こいつに殺せんせーは殺せないと。

例え、何か奥の手があったとしても。

 

 

「ねぇ、イトナ君。ちょっと気になったんだけど…今外から手ぶらで入ってきたよね外土砂降りの雨なのに、なんでイトナ君一滴たりとも濡れてないの?」

 

 

赤羽はいいところに気付いてくれた。俺もそれは思っていた。

 

 

「お前はクラスで一番強い。けど安心しろ。俺より弱いから、俺はお前を殺さない。」

 

 

上手く俺は実力を隠せている訳だ。

実力を隠すにもまた実力がいる。

 

 

「俺が殺したいと願うのは俺より強いかもしれない奴だけ。この教室では殺せんせー。あんただけだ。」

 

 

殺せんせーも気付いている。

イトナでは自分を殺せないと。

だからか[[rb:羊羮 > ようかん]]を食ってなめているが、警戒は怠ってはないだろう。

 

 

「強い弱いとは喧嘩のことですか、イトナ君?力比べでは先生と同じ次元には立てませんよ。」

 

 

「立てるさ。だって俺達、地を分けた兄弟なんだから。」

 

 

「「兄弟!!!」」

 

 

なるほどな。

こいつの強みは触手を持っていることだってことだ。。

 

 

「負けた方が死亡な?兄さん。」

 

 

これには先生も困惑。

先生も身に覚えがないということはほぼ間違いないだろう。

ちゃんと怪物になる前の記憶はあるだろうからな。

 

 

「兄弟同士小細工はいらない。兄さん、お前を殺して俺の強さを証明する。放課後にこの教室で勝負だ。」

 

 

ガラガラ

 

 

そのままイトナは扉をしめどこか行ってしまった。

 

 

そして案の定、生徒から質問攻めにあっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そして迎えた放課後

 

 

 

机が四角形にならびリングができている。

その中に殺せんせーとイトナだけ入った。

 

 

「ただの暗殺は飽きているでしょう、殺せんせー。ここは一つルールを決めないかい?リングの外に足がついたらその場で死刑。どうかな?」

 

 

「なんだそりゃ、負けたって誰が守るんだそんなルール。」

 

 

「いや、皆の前で決めたルールを破れば先生としての信用が落ちる。殺せんせーには意外と効くんだ。あの手の縛り。」

 

 

まぁ多分そうだろうな。

 

 

「いいでしょう。そのルール受けますよ。ただしイトナ君。観客に危害を加えた場合も負けですよ?」

 

 

「では合図で始めようか。暗殺…」

 

 

見せてくれよイトナ。

殺せんせーの弱点を一つでも見つけれるように。

勝てはしないだろうが。

 

 

「開始!」

 

 

ドゥジャン!

 

 

開始早々殺せんせーの触手が一つ切れた。

 

 

 

 

ジュチャジュチャジュチャ

 

 

切った本人のイトナの方を見てみると、頭に触手みたいなものが動いている。

 

 

「触手!?!?」

 

 

やはり触手か…

しかし触手は誰にでも扱えるようなものなのだろうか?

あの触手のスピード。

殺せんせーには劣るが凄い速さと威力だ。

 

 

「どこだぁ?どこでそれを手に入れたぁ?その触手をぉ!?」

 

 

殺せんせーの顔が真っ黒になっている。

触手とは少し訳ありなのか。

 

 

「君に言う義理はないねぇ、殺せんせー。だがこれで納得したよ。両親も違う。育ちも違う。だがこの子と君は兄弟だ。しかし怖い顔をするねぇ。何か嫌な事でも思い出したかい?」

 

 

「どうやら、あなたにも話を聞かないといけないだ。」

 

 

「聞けないよ。死ぬからね。」

 

 

シロの裾から紫のライトが出る。

その瞬間、殺せんせーは石にでもなったかのように固まる。

 

 

「この圧力光線を至近距離で照射すると君の細胞はダイラタント挙動を起こし、一瞬全身が硬直する。全部知っているんだよ、君の弱点は全部。」

 

 

その弱点を全部聞きたい所だ。

 

 

「やった?」

 

「いや上だ。」

 

 

「脱皮か…そういやそんな手もあったっけか。でもねぇ殺せんせー、その脱皮にも弱点があることを知っているよ。」

 

 

「にゅや!」

 

 

「脱皮は見た目よりエネルギーを消費する…よって直後は自慢のスピードも低下する。加えてイトナの最初の奇襲で腕を失い、再生したねぇ、それも結構体力を使うんだ。

私の計算ではこの時点で身体的パフォーマンスほぼ互角。また触手の扱いは精神状態が大きく左右される。予想外の触手により、ダメージでも同様。

今現在どちらが優勢か…一目瞭然だろうねぇ。

さらには献身的な保護者のサポート。」

 

 

また殺せんせーは光を浴び、体が固まる。

その瞬間をイトナは殺せんせーに攻撃をし、先生の触手を2本弾け飛ばす。

 

 

「はっはっはっ、これで足も再生しなくてはならないねぇ。尚一層体力が落ちて殺り易くなる。」

 

 

「安心した、兄さん。俺はお前より強い。」

 

 

クラスにいるやつ全員が悔しそうにしている。

きっと殺せんせーを自分らが殺したかった。

とでも思っているのだろう。

俺は理解に苦しむな。

世界が救われるのならばはそれでいいじゃないか。

 

 

「足の再生も終わったようだねぇ。さっ次のラッシュに耐えられるかな?」

 

 

「ここまで追い込まれたのは初めてです。一見愚直な試合形式的の暗殺ですが。実に周到に計算されている。あなた達に聞きたいことは多いにありますが、まずは試合に勝たねば喋りそうにないですねぇ。」

 

 

「まだ勝つ気かい?負けダコの遠吠えだね。」

 

 

「シロさん。一つ計算にいれ忘れていることがありますよ。」

 

 

「ないねぇ、私の計算方法は完璧だから。殺れ。」

 

 

イトナが殺せんせーに触手を刺す。

が、弾けとんだのはイトナの触手だった。

 

 

「おやぁ?落とし物を踏んづけてしまったようですねぇ。」

 

 

皆が持っていた対先生用ナイフを殺せんせーが持っていた。

 

 

「同じ触手なら対先生ナイフが効くのも同じ。触手を失うと動揺するのも同じです。でもねぇ、先生の方がちょっとだけ老獪です!」

 

 

イトナを脱皮の中に入れそのまま窓の方向に投げる。

そして窓は割れイトナは外に足をついた。

 

 

「先生の脱け殻で包んだから、ダメージはないはずです。ですが、君の足はリングの外についている。先生の勝ちですねぇ。

ルールに照らせば君は死刑!もう二度と先生を殺れませんねぇ。」

 

 

「生き返りたいのならこのクラスで皆と一緒に学びなさい。性能計算では簡単には計れないもの…それは経験の差です。君より少しだけ長く生き、少しだけ知識が多い。先生が先生になったのはねぇ、それを君達に伝えたいからです。

この教室で先生の経験を盗まなければ、君は私には勝てませんよ。」

 

 

「勝てない…俺が…弱い!?」

 

 

「まずいなぁ、イトナは大の勉強嫌いだ。勉強嫌いの子供に対して説教すれば…ジェノサイドが吹き荒れるぞ。」

 

 

「黒い触手?!」

 

 

「やべぇ!キレてっぞあいつ!」

 

 

「俺は強い!この触手で誰よりも強くなった!誰よりも!」

 

 

イトナが窓を越えて殺せんせーに飛びかかる。

 

…が、それは意外な人に阻止された。

 

シロだ。

 

シロが袖からイトナに向けて何か打ったようだ。

 

 

「すいませんねぇ、殺せんせー。どうもこの子はまだ登校できるような精神状態じゃなかったようだ。転校初日でなんですが、しばらく休学させてもらいます。」

 

 

「待ちなさい!担任としてその生徒は放っておけません!卒業するまで面倒を見ます。それにシロさん…あなたにも聞きたいことが山ほどある…。」

 

 

「いやだね…帰るよ。力付くで止めてみるかい?」

 

 

殺せんせーがシロの肩を掴もうとする…

が、その掴もうとした殺せんせーの触手は弾け飛んでしまった。

 

 

「対先生繊維…君は私に触手一本触れられないよ。心配せずともまたすぐに復学させるよ殺せんせー。3月までは時間がないからね。責任持って私が家庭教師を務めた上でね。」

 

 

そのままシロとイトナは帰ってしまった。

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

今は全員で、机や椅子を元に戻している。

 

 

「でも、驚いたわ…あのイトナって子、まさか触手を出すなんて…」

 

 

「ねぇ殺せんせー…説明してよ…あの二人との関係を…」

 

 

「先生の正体、いつも適当にはぐらかされてたけど…」

 

 

「あんなの見たら、気になるよ…」

 

 

「私達生徒だよ?生徒のことよく知る権利あるはずでしょ?」

 

 

「仕方ない…真実を話さなくてはなりませんね…実は先生…」

 

 

 

 

 

 

 

「人工的に作り出された生物なんです!!!!!!」

 

 

「だよね」

 

「で?」

 

 

なんだお前らもそれに気付ける脳を持っていたのか。

そんなことより肝心なのはその前の話…

 

 

「うや!反応薄!!!

これは結構衝撃的告白じゃないですか?!」

 

 

「つってもなぁ…自然界にマッハ20のタコとかいないだろ」

 

 

「宇宙人でもなければそれくらいしか考えられない」

 

 

「そして、あのイトナ君は弟だと言っていたから先生の後に作られたと想像がつく」

 

 

「察しが良すぎる…恐ろしい子たち!」

 

 

「知りたいのはその先だよ殺せんせー…

どうしてさっき怒ったの?イトナ君の触手を見て…殺せんせーはどうゆう理由で生まれてきて、何を思ってここに来たの…?」

 

 

「残念ですが…今それを話したところで無意味です。先生が地球を爆破すれば、みなさんが何を知ろうが、全て塵になりますからねぇ…」

 

 

「逆にもし君達が地球を救えば、君達は幾らでも真実を知る機械を得る…もう分かるでしょう…知りたいなら行動は一つ!

殺してみなさい。アサシンとターゲット…それを先生と君達を結びつけた絆のはずです。先生の中の大事な答えを探すなら…君達は暗殺で聞くしかないのです…。」

 

 

「質問がなければ今日はここまで…また

明日…」

 

 

 

 

 

さて俺は帰るか…。

今日はたくさんの収穫があった。

それだけでも転校生の意味があったってもんだ。

また近い内に会えるだろうからよく見ておかないとな。

そんな考え事をしている内にE組は俺以外誰もいなくなってしまっていた。

これは俺が帰るのが遅くなってしまったわけではなく、全員が鞄をおいたまま校庭に出てしまったからだ。

なぜかは知らない。

興味ないからだ。

 

俺も鞄を持って校舎の外に出る。

そこにはE組の生徒ほぼ全員と烏間先生がいた

 

 

「あの…もっと教えてくれませんか?

暗殺の技術を…」

 

 

「今以上にか?」

 

 

「今までさ…結局誰かがやるんだろうってどこか他人事だったけど…」

 

 

「今回のイトナ見てて思ったんだ…。

誰でもない…俺達の手でやりたいって!」

 

 

「もしも今後、強力な殺し屋に先越されたら…俺ら、何の為に頑張ってたか分からなくなる…」

 

 

「だから、限られた時間…やれる限りやりたいんです!私達の担任を…」

 

 

「殺して…俺達の答えを探したい!」

 

 

真剣な場面…水を刺すようで悪いが…

どうしてそんなセリフを交代交代で言えるの?

なに?練習してるの?

よく言葉被らなかったな。

 

まぁ確かにいい気持ちの切り替えができたと思う。

全員良い目をしている。

 

 

 

 

 

 

 

だがお前らでは無理だ…

 

 

 

 

 

 

 

無駄な努力…

 

 

 

 

 

そう俺は思ってしまう。

 

 

 

 

 

結局、夢は夢でしかない。

幾ら努力したって、その夢は叶う訳ではない。

なぜならその努力の上には『天才と才能』がいるからだ。

天才と才能の前では努力なんて無意味に等しい。

圧倒的経験の差があるからだ。

天才とは、何事にも上になれること。

才能とは、遺伝子で既に決まっており、あることに対して長けていること。

 

同じようなことを言っていると思うかもしれないがこの2つは似て非なるもの。

 

しかしこの理論であるならば、努力をすれば天才にはなれるんじゃないかと思うかもしれないだろう。

 

確かに天才になることは不可能ではない。

それは断言できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが『普通』では無理だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

果てしない努力をして天才になれるのは

極僅か…

無理だと思った方がいい。

 

 

つまりだ、このE組の生徒全員が今更努力したって天才にはなれない。

ましてや才能なんて持っているのは潮田くらいだ。

だがその潮田もまだその才能に気付いていすらいない。

 

殺せんせーは間違いなく天才だ。

少量の努力ではまず敵う相手じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから今、殺せんせーを殺せるかもしれないやつは俺しかいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはなぜか…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は『天才』だからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あそこ』で人工的に作られた…

…天才

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや…もう、考えるのはやめよう…

『あそこ』の事はあまり思い出したくない

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日は少し疲れたな…」

 

 

 

そうして俺は家へと歩みを進めるのであった。

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。