東方龍魂伝 ~ Battle of Fantasia   作:龍玉@MUGEN

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憧れだった修業パート。


修行開始!

 前回のあらすじ

 

 

 二人は吹き飛んだ

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 俺のスマッシュ攻撃で吹き飛んだ彼女らを回収して、現在に至る。

 

「………それがあなたの本性?」

「お前等はいつから俺が上目遣いだと錯覚していた?」

「いや最初からずっとそうだったぜ?」

 

 そうでしたw

 そういえば、先程叫んだお陰でキョドる事無く喋る事ができるようになりました(吹っ切れた)。やったね!

 

「それで名前は……新神龍虎《あらがみりゅうこ》でいいんだな?」

「ああ、リュウと呼んでくれ」

 

 ちなみに名前は完全にノリです。さっき言ったニックネームもノリです。

 しかし……我ながら良いネーミングセンスだと思う。少々ゴツい名前になってしまったが。

 

「……」

 

 三度目の沈黙。

 目の前の二人は目をぐるぐる回しながら脳内整理を初めている。そんなにギャップが酷かったか。

 これまでのとは原理が違うのもあるのかも知れないが、この沈黙にもいい加減馴れた。

 もう何も、恐くない!(マミ乙)

 

 

 

少女脳内整理中……

 

 

 

「……まあ何にしろ、この世界に留まるとするのなら、実力が無くちゃね」

 

 突然の宣告。

 

「……えっと、それはつまり?」

「人里に住むってのもあるが、お前どうせそんなつもりは無いんだろ?だったら多少実力が無いと、そこら辺の妖怪に食われておしまいだぜ」

 

 そこら辺にうじゃうじゃいるってか、なにそれこわい。

 本当は怖い幻想郷というタグも笑えないな。

 

 ……しっかし今の俺に実力なんてのは…皆無だろうな。

 前世は空手などで相当な実力があったはずだ……が、なんせ今の俺は少女だ。こんなか弱い少女の細腕が空手技など出せるはずが無い。

 いや待て、という事は……

 

「修行するしか無いわね」

「……」

「ああ、そうするしか無いぜ…ってどうしたリュウ?」

 

 キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

 

 つまりはあれか? 今からでも修行すればかめはめ波を撃てるってか? ビックバンアタックも出せるってか? その他にもあんな事やこんな事が! この幻想郷では常識に捕らわれてはいけないのですねぇぇぇっ!?

 

「おいどうしたんだぜ?急に体を振るわせだして…」

「いや、ただ……修行という単語に驚いてな(本当は興奮しているだけだが)」

「大丈夫よ、私達がいればそこらの三流妖怪ぐらいは倒せるようになるわ。現にここに知識ゼロから初めた魔法使いだっているんだし」

 

 そう言われて指をさされた魔理沙は頭をかいて照れながら「ま、まあな」と言う。

 魔理沙、そこは照れる所か?

 

「さあ! そうと決まれば早速修行開始よ!」

 

 おーし早速か! 頑張っちゃうもんね俺!

 

「オラわくわくしてきたぞ!」

「……お前の正確な一人称って何なんだぜ?」

「スイマセン……」

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 博麗霊夢のパーフェクトれいりょく教室、はーじまーるよー。

 

 ……って言ってみたかったが、流石に教えてもらう方の身としてそれはマズいので自重しておく。

 

「……んじゃあ、まず霊力から教えるわね」

「うわーい(棒読み)」

「……教える気無くなってきたかも」

「スイマセンでした霊夢サン! 誠心誠意を込めて一生懸命に聞きますのでどうか教えてクダサイ!!」

 

 ……よいこのみんなは、返事はしっかりするんだぞ!

 

 

 え?まず何でこのような状況になっているだって?

 

 ……簡単な答えさ。力の事なんてなにも知らないもん!!

 

 流石幻想郷とはいえ、ドラゴンボールのような気力が実際にあるかどうかわからないし、だったらまず出来る限りの事はしようと思いましてね。とりあえず魔理沙と霊夢サンを師匠に着けたという訳です。

 

 閉話休題。本題に戻ろうか。

 

「まずは霊力についての説明からね。霊力という物は、自身の霊の力、つまりは自分の魂の持つエネルギーみたいな物ね。簡単に言ってしまえば、霊力は魂を鍛えれば強くなるわ」

「ほうほう」

「そしてこの霊力は神様が持つと神力へ変われる。信仰さえ得られれば無限に強くなれるわ」

「ほ~う」

「……真面目に聞いてる?」

「この返事は昔からの癖です」

「将来嫌われるわよ」

「は~い……」

 

 自分の中でキャラが出来上がっちゃってるんだよね。意識してたつもりはなかったけど。

 

「それでは実際に見てもらうわ。まず自分の中の魂を感じて、それを増幅させるようにイメージする」

 

 そう言うと、霊夢の体から目に見える程の霊力がゆらゆらと溢れ出す。

 な、なんてパワーだ……

 

 

 さーて、手本を見た所で早速実践だ!

 まずは自分の魂を感じる。地球を感じるんだよ地球を(違う違う)

 そして増幅させる。燃えろ! 俺の小宇宙《コスモ》!!(それこそ違う)

 

~一定時間経過~

 

 ……出来たかな?

 技を出してみれば分かるはず。そうだな……霊力を使った技と言えば……これだッ!!

 手を銃の形にして指先に霊力を込める!

 うおおおおおお!

 

「まあ霊力ってのは生まれつきか命を懸けるぐらいの修行をしないとなかなか難しいから無理をしなくてm「霊丸《レイガン》!!」ドンッ!」

 

 あ、出た。

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 霊夢先生はいきなりの顔面への霊丸によるダイレクトアタックといきなり出せるとは思っていなかった事への衝撃によって、「そ…そんなの……聞いてない………」と言いながら完全にのびてしまった。

 後で何か言われそう。怖い。

 

 そして俺は今、魔理沙先生の魔力の授業を受けている。というか受け始めた。今。

 無論霊夢先生は放置プレイである。

 

「んで、そうだな~魔力な~……霊夢と同じように話すか」

 

 え、それって聞いてる側はめちゃくちゃつまんないパターンでしょ?

 そんな俺の気持ちをそっちのけに魔理沙は説明を始める。

 

「魔力ってのはな、その名の通り魔の力、つまりは妖力の人間版みたいなもんだ。その分汎用性はある。でもやっぱり元は人間の物じゃないから、霊力と真逆、自分で習得するしか使えるようになれない」

 

 ほほう、つまりは霊力と魔力は反対同士ってか。確かに霊夢先生と同じように話した方が分かりやすいな。先程はスイマセンでした。

 

「……とまあ、こうやって色々と話したが、やっぱり直接見せた方が早いよな」

「デスヨネー」

 

 あんたなら絶対言うと思ってたよ……

 

「それで魔力のコツってのは……特にないな」

「へ?」

「魔力は覚えちまえば後は感覚だからな、こんな感じに」ボッ

 

 そう言って魔理沙は最初出会った時のように指から火を出す。

 

 火かぁ、メラゾーマとかもやってみたいな~。

 実は自分、ドラクエもけっこう好きだったりする。

 いや今はメラゾーマ無理だとしても、メラぐらいなら……

 

 いやちょっと待て。

 先程の霊丸のノリで出そうとしてますけど、そもそも俺今の所魔力ゼロですし。根本的に無理ですし。

 だけどもし出たら……

 ……いやぁ出る訳無いでしょ?(芸人のノリで)

 まぁいっちょやってみっか! 魔理沙、もっと! 熱くなれよおおおおおおおお!!

 

 ボンッ!(魔理沙の顔面着弾のお知らせ)

 

 ファッ!!?

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 い……今起こった事をありのままに(ry

 

 思わずすっとんきょうな声を出してしまった俺の目の前にいたのは、顔面が炎上している魔理沙だった。

 後はお分かりだろう。現在魔理沙は霊夢先生と一緒に、博麗神社の縁側で荒巻スカルチノフのような顔でのびている。

 

 

 そして俺は今、博麗神社境内の庭で座禅を組んでいる。

 

 無論、いい加減気力を覚えたいと思っての行動だ。

 霊力も、魔力も、あるんだよ。 だったら気力があってもおかしく無いでしょう!?

 という事で今は精神統一している所なのだが……脳内解説をしている時点でできてない。なにをやっている俺。

 

 ……オホン。いい加減本題に取りかかろう。

 

 自己解釈ではあるが、俺は気力は霊力と似て非なる物だと思っている。要するに引き出す物が魂からか身体からかの違い。さっきのように「魂」からでは無く「身体」から引き出せば……!

 

 ブウゥゥゥン……

 

 修行僧のように構えてた手の中に、光が宿る。

 それは先程の霊力のようにも見えたが、そこから感じる「力」が違った。

 これが、「気」だ。

 

 ……よっしゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!

 初心者マークの俺にも出来た! 悟飯くんありがとう!(ビーデルさんっぽく)

 

 よしこっからもトントン拍子で進めてくぞ!

 次は皆さんの予想通り、「舞空術」だ!気力覚えたらまずやりたい事でしょう!悟天みたいにはなりたくないもんね! そうと決まれば早速取りかかろう!

 再び精神統一をし、今度は浮く事を考えて引き出してゆく……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少女精神統一中……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 飛べた。

 

 と言うか、飛んでいた。

 

 気付かなかった、自分は十数メートル飛んでいた事に。

 

 は?

 

 いきなりこんな浮くもんなん?

 

 そう思った時には精神統一は崩れ、体は落下の一途にあった。

 

 

「うぎゃあぁぁぁぁぁァァァァァァァァア!!!!!!????」

 

 

 博麗神社周辺には、落下音と共に、少女の叫び声が響き渡った。




今後、リュウには色んな作品の技を覚えてもらう予定です。
自重なんて忘れた。
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