艦娘とゲームをしよう 作:心折
親友じゃなきゃ交換できない時代。もしかしたら出来たのかもしれないけど。記憶がおじいちゃんだからさ。昔はそこまでやりこんでなかったし。
明朝、鎮守府にて。キン、と透き通った空気にこれまた透き通った声が響き渡った。
「司令官、そのミュウツーくれないかい?」
唐突にえげつないことを申し出てくる、青みがかった銀髪を携えた少女。彼女の名前は響。暁型2番艦の艦娘である。
「やだよ」
答えは単純明快、拒否である。
「くれないかい…?」
捨てられた子猫のような双眸で睨めつけてくるが、絶対にくれてやるものか。どれほど歩き回ったと思ってるんだ。
「欲しい、なぁ…」
ええい、そんな目をしてもやらんぞ。シャドボ持ちの個体値100点ミュウツーだぞ?今や骨董品だ。俺の乗っているブルーバードと同レベルのポケモンだ。大人気ないと言うならばそう言えばいい。俺は死んでも譲らん。
「はぁ…しょうがないな…」
「悪いけど諦めてくれ。こればっかりは譲れん」
「できればこの手は使いたくなかったんだけどな…」
「あ?」
その手には俺と同じ機種のスマホ。明るさが若干低いのが彼女のスマホの特徴だ。覗き込まれるのがあまり好きではないらしい。
俺や第六の娘達には効果がないが。ミュウツーの個体値厳選していた時に後ろから暁に覗きこまれ、『凄いじゃない響!これミュウツーよね!?』と騒ぎ立てられ、集中力を損なった、いつもExcellentのスーパーカーブボールが珍しく空を切り、撤退せざるを得なかった時の響の表情は俺だけが知っている。あの時は…やめておこう。しばらくおもらしのなかった暁が珍しくチビったということだけここに記しておく。
そのスマホには全裸の俺と、顔を真っ赤にして立ちすくんでいる暁の写真が映されていた。明るさMAXで。
「ばっ?!」
いつぞやの暁の風呂場突貫事件の写真だ。
当然狼狽える。何故響がこんなブツを持っているのか。これを知っているのは俺と当人だけのはずだが…。その持ち主は酷い大根役者ぶりをみせてくる。
「嗚呼、どうしよう…。何故かこの写真を無性に青葉に送りたくなってきた…。震える手が止められないよ…助けて司令官…」
青葉だと…?!ふざけるんじゃない。数々の提督があることないこと新聞に載せられて沈んでいっている現在、ある意味青葉は我々提督の一番の敵なのだ。ふざけるんじゃない(2回目)
「お前…それどこで手に入れた?」
「自撮りだよ」
と、素っ気なく答え、ちょちょいと画面をスワイプして再び見せてくれたその写真は、右下にひょっこりと響の顔が写り、左手をピースにして左目に当てている可愛らしいお顔。無表情だが。それにしても、
「アングルに悪意ありすぎだろう!?」
「たまたまだよ。カメラのレンズの位置を把握出来てなくてね」
しれっとそんなことを宣うが、彼女はちょっとした写り魔なのだ。
「こないだの休暇の温泉旅行で俺の写真に必ずと言っていいほどピースサインのお前が写っていたんだが、それについてはどう説明するつもりだ?」
いい機会だ。この件についても問いただしておこう。その流れで、今回の話を無かったことにしよう。そうしよう。
「私がいる所に司令官がいるからだよ」
「随分と苦しい言い訳だな。これについてはどう説明する?」
ポケモンGOを落とし、アルバムを開く。目当ての写真はすぐに見つかった。もともと写真が少ないからね。
「…ふっ」
「おいこら。それでやりすごせると思ってんのか?」
「司令官こそ、それでやり過ごせると思ってるのかな」
と、先程の事案写真を突きつけてくる。やはり無理があったか。
「まぁ待て。そうだ。これでイーブンということにしよう。な?おあいこ。これが1番平和的解決だと思うんだよ」
「うん、そうだね」
「だろ?じゃあほら、その写真消s」
「まぁ青葉に晒すのは変わらないけどね」
「…待ってつかあさいよ響さん。それじゃ話が違いますやん?それなら僕も青葉に送っちゃいますよ?この写真」
その写真は俺の管轄内にある。これを盾に反撃に…待て。俺が持ってる写真は…
「私は別に全然構わないよ?旅館で司令官の部屋に忍び込んで先に1杯やってたところ、だんだん酔ってきてしまって浴衣が多少はだけてしまった写真くらい」
「…俺の負けだ」
どっちをとっても事案成立。行き着くは奈落の底。社会的地位も地に叩きつけられ、大本営からの信用も砕け散るだろう。…さぁ、楽しいパーティーを始めましょ?(血涙)てかその時の俺は何でその響を撮ってるんだ。酔ってたんだよな?そうだよな?ロリコンの気なんてないよな…?
「ふふ、そうさ。初めからそうすれば良かったんだよ。ほら、青葉なんて私たちの会話を聞いていたのかひたすらにその画像を横領するように要求してきてるよ」
そう言って響と青葉のトークルームを見せてくる。そこには青葉からの催促の単語がズラリと並んでいた。『はよ』という単語の羅列。ちょっとしたホラーである。
「嘘だろおい。マジでやめてくれよ?俺とお前の仲じゃないか」
「うん、そうだね。個体値100点のバンギを積まれてなかったらの話だけどね」
「んえ?」
間の抜けた声が出てしまった。だがそんなことはどうだっていい。今響はなんと言った?青葉からの個体値100点のバンギラスに釣られたって?…ほほぉ、いい取引を交わしたじゃねえか。その対価は俺の写真だってよ。モテる男は辛いぜ。
「ところで司令官、ミュウツー、貰えるかな?」
「断る」
どうやら豚箱行きが決定したそうです。
***
憲兵さんからの追求をのらりくらりとかわしながら、今日も今日とてポケモンGO。最近は書類整理が少なくて助かる。いつも無傷でそれなりの戦果を上げている我が鎮守府の艦娘さまさまであります。
目も当てられないようなブラック鎮守府から引き抜いた潜水艦ちゃん達が何故か嬉しそうにオリョクル回ってくれるので資材も潤沢。なんでそんなに頑張ってくれるんだと尋ねたところ、「こんな暖かい鎮守府を支えられるならいくらでも回ってやるでち!」と健気な笑顔を見せてきたので、涙を流しながら全艦娘に潜水艦ちゃん達を死力を尽くして休ませろという提督命令を出したのだが、次の日からの潜水艦ちゃん達の仕事量が倍加した。
やり過ぎた。すまそ。
いずれ長期休暇をあげよう。今あげても良いのだが何故かキラキラとして張り切って回っているので正直言い難いところがある。その反面いいぞもっとやれという悪魔がいるのだが。人間とはそんなもんである。疲れが見えてきた時に大量にくれてやろう。超連休というダメ製造気にどっぷりと浸らせてやろう。…働き者が駄目になっていく姿程見ていて面白いものは無いからな。
そんな自分でも末恐ろしいと思えてしまう作戦を画策しながら間宮さんの店前のベンチに足を向ける。まだ午前の10時頃だと言うのにすでに甘い香りで辺りが包まれている。
「して、今日は暁か」
甘味処間宮はジムになっており、多くの艦娘の憩いの場になっている。もともと間宮さんの店というのもあり、相乗効果でウィンウィンの関係が成り立っている。
そんな間宮も午前中は人が少なく、ベンチにちょうど昨日ご迷惑かけた少女が大きめのスマホを落とさないように両手でいじっていた。
「あら、司令官じゃない。ポケモンGO?」
「まぁ、そんなとこ。いやしかし昨日はスマンかった」
そう言うと、熟れた林檎のように頬を真っ赤に染めて顔の前で小さな手を一生懸命振った。可愛い。一緒に首も振ったため、綺麗な黒髪が元気に花開いた。
「い、いいいいいのよ、別にっ!気にしてないわ!」
「そう言ってくれると助かる。響のヤツめ…陰湿な手を使ってきやがる」
昨日の響のしてやったり顔を思い出す。……アイツ本気で俺のミュウツー奪いにきてやがったな…。
「全くよね…あのときは私に『司令官が不味いことになった!』なんて言ってくるから、飛んで行ったのに…それがどうよ…あんな…あんなぁ…」
そのときの話じゃないんだがな…。どうやら事件のことを思い出したらしく、再び顔を真っ赤にして俯いてしまった。そりゃそうだ。見たんだもんな。俺の魚雷。こんな小さな子に見られたところで恥ずかしくもなんともないが、罪悪感は残る。だってセクハラだしな。
…まて、少し耳に残る話をしていなかったか?確か、暁は響に伝え聞いたといったような気が。
「ちょっと待て暁、響にそう言われたのか?」
その旨を確認するように聞いたのだが、自然と声が潜めてしまった。
「…そうよ」
前髪がかかった潤んだ目が上目遣いで見つめてくる。正直グッときました。
「はぁ、どんだけ欲しいんだよ…」
つまり俺のミュウツーを奪うために、そこまでの根回しをしていたという事だ。なんて執念だよ。同時に暁が不憫に思えて仕方がない。
「なんの事かしら?」
見ろ、当の本人は何があったのかも知らないでキョトンと純粋無垢な顔で俺を見つめてきやがる。可愛いなちくしょう。こんな少女なら俺のミュウツーをあげてもいいかななんて思ってしまう。間接的に響に仕返しができるというのもあって。
「時に暁」
「何かしら」
「俺がミュウツーをやると言ったらどうする?」
「ええっ!?……欲しい、けど…」
一瞬にして暁の顔が驚愕の色に染まる。そのなかに期待の色も浮かんでいたところを俺は見逃さなかった。
「じゃああげよう。受け取ってくれ。そして大事にしてやってくれ」
「え…?ま、待ってしれーかん!そんなに簡単にあげちゃっていいの?それ休暇を捨ててまで手に入れたミュウツーでしょう?」
嬉しいけれど必死に顔が緩まないように我慢しているのが手に取るように分かる。
「子供が何一丁前に気を使ってるんだぁ?」
「きゃあ!ちょっとしれーかん!レディとして、扱っ、てぇ!」
ぐわんぐわんと撫でくりまわしてやる。
最高個体値が出るまで捕まえては博士に送り、捕まえては博士に送りを機械的に繰り返してきた俺より暁のような純粋な子が持っていた方がいいだろう。
俺はされるがままになっている暁からスマホを奪うように取る。ちなみにレディを意識した暗めの赤色だ。少し前天龍に『腐ったトマトみてぇな色してんな』と言われ、内心傷ついていたことを俺は知っている。
返せ返せと跳ねる暁をいなしながら交換の手続きを行った。さらば我が最強ポケモン。そう心の中で語りかけると、ミュウツーがめっちゃいい顔でサムズアップしてくれた気がした──
明日の響の反応が楽しみだ。
***
「司令官」
「なんだー?」
その翌日。朝イチの集会を終え、脱兎のごとくオリョクルへ突撃した潜水艦ちゃん達を見送った後、執務室に響がやってきた。
内心ほくそ笑みながら迎えてやる。
「どういうことだい?」
「何のことかね」
「昨日暁がほくほくとした顔で帰ってきたんだ」
「そうか、良きかな良きかな」
「何かいいことでもあったのか聞いてみたんだ」
「ほほう、それで?」
「教えてくれなかった」
「ふむ」
「だから暁が眠ったあと、暁のスマホを勝手に開いたのさ」
「なんでお前が暁のスマホを開けられたのかは置いておいてやろう」
「見るのはたった一つのアプリ。ポケモンGOさ」
「ふむ、それで?」
「……なんで?どうしてだい…?」
「何かあったのか?」
「どうして司令官のミュウツーが暁のデータに入ってるのさぁ!!?」
ああ、駄目だ。堪えられん……っ!
「…くくっ、なははははは!」
珍しく感情を露わにした響に笑いが止まらない。ズカズカと目の前までやってきて、ガクガクと俺の肩を揺する。
「なんでさっ、なんでなんだい!?アレは私が予約したじゃないか!」
「されてねえよ!…おいばっか、あばっ、ちょっ、おちっ」
「落ち着いてなんて居られないんだ!司令官!ほら、スマホを出して!」
「はっ?お前何する気っ、うひぃ!」
「気持ち悪い声出してないで暗証番号教えて!」
「ふざけんな!言うわけないだろ!」
「司令官のタンスの一番下の引き出しの奥の隠し戸!屋根裏のからくり箱!あとクローゼットの」
「5 ,8 ,1 ,9 ,1 ,6 ,8イエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエイ!!!!!!!」(血涙)
……
「やりました」
「うっせ、黙ってろちきしょう」
「ありがとう司令官。信頼の名はダテじゃないね」
「ぶっ飛ばすぞ…ちきしょう…」
30分前、俺からスマホを強奪して自室に篭もり、俺の呼びかけに対し、青葉を呼んで、【衝撃!司令官まさかの駆逐艦をストーキング!】なんて言う記事を書かせると言った抵抗を見せ、俺氏轟沈。俺のデータから100点ゲンガーが引き抜かれていた。ちくせう。
「司令官のおかげで次のギラティナ走れそうだよ」
「遠征飛ばしてやるから安心しろ」
「「あははは」」
「「ギリッ」」
そんな殺伐とした執務室の空気に、扉を控えめに叩く音が響き渡った。
「どうぞ」
「失礼するわ…よ…」
幸福に満ち、とてもいい顔で暁が入ってきた。が、それも束の間、みるみる内に血色の良かった顔が暗くよどんでいく。
当然だ。響から発される仄暗いオーラに当てられているからだ。もちろん、俺の顔も暁同様になっているのだろう。
「暁…」
「ひ、響…」
響が暁を舐めまわすように上から下までじっとりと見つめた。当然察した暁は後ずさり、怯えた目で俺に視線を投げかけてくる。だが俺は既に大事なものを失ってしまった心の痛みより応えてやることが出来ない。
それすらも察したのか、恐ろしいものを見る目で響を一瞥し、震える唇で言葉を紡いだ。
「ぴぃ…あ、あとで、またくるからぁ!」
「待ちなぁ暁姉さん…」
何故か口調の変わった響がさながら貞子のように前髪を垂らして、然してその目はなにか決意を持って、暁の後を追った。
「ぴぃぃぃ!来ないでぇー!ぐすっ、助けてー!雷ー!電ー!」
哀れ暁。共に逝こう。ゲンガー高個体値探しに…。
***
「待ってよ暁。酷いじゃないか」
「待って欲しいならそんな怖い顔しないでぇ!」
「何言ってるんだ。いつもの可愛い響さんだよ」
「いつもの響はそんなこと言わないわよ!」
「なぁに、スマホを貸してくれるだけでいいんだ」
響の口元が鋭く三日月のように曲がった。──悪魔だ。あれは私の、いや司令官のミュウツーを奪うまで追いかけてくるだろう。何がそこまでさせるのか、私にはわからない。だが、司令官の意思で貰ったミュウツーを渡す訳には行かない。…かと言って、逃げてばかりもいられない…っ!
「…いいわ、貸してあげる。開けるものなら開いてみなさいっ!」
静かに、それでいて圧倒的な迫力を纏って突貫してきた響が、虚をつかれた様に立ち止まり、意外そうな目を向けてきた。
「いいんだね?」
すくむ足にむち打ち、怯むことは無い、私には六躯、違うロック機能がついてるんだ、と固く地面を踏み締めた。
「やれるものなら」
精一杯の虚勢を装い、スマホを渡す。響は何やら憐れむような目で見てきたが、関係ない。勝ちを確信しているのなら甘い。司令官が作ってくれるホットミルクより甘い。…いや、いい勝負か?とにかくロックをしたスマホに敵はない。前のように、可愛がっていたウソハチが飴にされることはもう無いのだ。
「暁」
「ひゃい?!」
そこには変わらず憐れみの光を湛えた目を向けてくる響。その目の意味することがわからず、ただ立っていることしか出来ない。
「司令官の金庫の誕生日、私も知ってるよ」
「ヒュッ」
呼吸が詰まる──
「でも、容赦はしないよ。言ったからね、暁?」
「ひ、響?話し合いましょう?ほら、ね?」
そう言って恐る恐る右手を差し出し、スマホを返すよう意思表示する。
しかしそんな暁に目もくれず、ペロリと舌舐めずりをしながら慣れた手つきでポケモンGOを開く。
「ま、待って響!」
「待ちやしないさ。あれは私の予約していたミュウツーなんだよ」
「予約!?そんなものあるわけないじゃない!」
「これ程根回ししたんだ。これを予約と言わずに何と言うのかな」
「それって私が司令官のお風呂場に突撃した時の話ね!?アンタ姉を何だと思ってるの!?」
そんなことをいっても響は止まらない。白く、ほのかに汗ばんだその手は滑らかに私のスマホの画面を滑る。
紅潮した顔に、興奮した呼吸。
「ありがとう暁。これで私は最強のポケモントレーナーになれる」
「最低のポケモントレーナーよ…」
どうやら無駄な足掻きだったらしい…。心の底から司令官に詫びる。守れなかったよ…。いつもなら涙さえ浮かぶのだが、今回は自分のいたらなさに腹が立つ。せっかく司令官がくれたのにな…。
「む?」
響が不思議そうな声をあげたので、そちらの方に視線を投げる。
「なによ」
若干棘のある声になってしまったが、今さら気にやしない。当の本人は表情を曇らせ、なにやらせわしなく指を動かしている。慌てているのが手に取るようにわかるのだが、何があったのかは検討もつかない。
「…はぁ、これは私の落ち度かな…。そもそも…」
ぶつぶつと、恨みがましそうに何か呟いているが、よく聞こえない。
「ねぇ、何を言ってるの?」
「暁…」
仕方ないなと嘆息を一つついて、スマホを返してきた。あまりの展開の早さに着いていけない。
「ひ、響?どうしたの?らしくないじゃない」
思わず頬が緩んでしまうが、構いやしない。司令官のミュウツーが奪われることなく手元に戻ってきたのだ。響の内情は知らないが、とにかく戻ってきてくれたことが、これ以上ない安堵と喜びを呼び込んだ。
「暁と親友になれてない…」
今や消えそうな声で響が呟く。その姿はとても儚く、こんな時でなければ絵になりそうな姿だが、状況が状況である。
「?私と響は姉妹じゃない。親友なんてもんじゃ済まないわよ?」
「うん。ありがとう。でもそういうことじゃないんだ」
こてん、と首を傾げる
「親友じゃなきゃ、交換が出来ないんだ」
花が咲いた。
「私、響とは絶対に親友にはならないわ!」
それを耳にした朝潮が、会議室にて会議を執り行った。
結果はご想像におまかせする。
つづくない
TL40いきませんでした。萎えンゴ