ウォーハンマーノベル:混沌汚染死都ゴルモラ   作:古杉連太郎

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第二話 彗星の行方 中編

 

「それで、なぜ……なぜ私も行かなければいけないんだ。私はただ荷物を取りに来ただけだぞ。その私が、なぜ、どうして」

ぶつぶつとカナルの悪態を背中に聞きながら、「そりゃおれが聞きたいよ」とマグナスも独り言つ。

マグナスとしてもこの展開は予想外なのだから、欠ける言葉もない。

 

トール峠から北。ツァライ山脈に連なる道を、二人は歩いていた。

その周りを見渡せば、狩人ーーー飼いならされざる獣に囲まれての行軍だ(ついでに巨大な牙を持つ獣までいる)。

どうしてこんな羽目になったのか。マグナスは昨夜の事を思い返す。

 

***

 

「荷物を運んでいた連中が消えた」

グジャラートからそんな話を聞かされたのは、さんざ交渉をした後のことだった。

 

護衛を皆殺しにして、ケルセト商会の荷物を奪った後、狩人達は戦利品を別の場所に運ぼうとしたのだという。峠からより奥、山の方へ。

「お、お前たちは、略奪した奴隷は食わないと聞いている。なぜ、そんな場所に」

「家畜をどう使おうと、われ等の勝手だ」

奴隷に家畜。荷物の詳細は聞くなと言われていたマグナスは、聞かなかったふりをして先を促す。

 

「我々にも予想外の出来事だったのだ」

グジャラートの話を要約すれば、奪った奴隷をこことは別、山中にある別の縄張りへと運ぶ途中で消息が途絶えたのだという。

送り出した後、運搬の話を知らずにその縄張りからやってきたという狩人が訪れて、皆が異変に気付いた。

ツァライ山脈からの道筋は定められている。にも拘らず、その狩人は積み荷の運び手たちと会うことがなかったというのだ。

再度他のものに走らせてみたが、やはり道中には積み荷も、それを運んでいた狩人達の姿もなかったのだという。

 

ただし、何かがあったことはその時にわかった。

「間に生き物ではないものが動いた痕があった。お前たちの荷物だというなら、それを追ってもらう」

奪った荷物を別の相手に奪われる、なんて随分お粗末な話だ。

 

「そ、そんな。どれ、荷物がないのならこの交渉は無意味だ!」

「そうだ。それゆえに我々とお前たちで探しに行くのだ。荷物がなければどちらにせよ話は無意味だからな」

荷物を奪っておいてこの言い草。当事者でなければ笑える話だっただろうが、殺気立った戦士たちに囲まれては選べる反応は少ない。

「……呑むしかない。どちらにせよこいつらは、戦士と認めた相手としか交渉はしない。ここで逃げるようなら、手ぶらで帰る羽目になるぞ」

カナルにそう耳打ちすると、脂汗を流しながら頷く。その旨を伝えると、グジャラートは鷹揚にうなずいた。

「よし。ならば今日は眠れ。明日の朝には出発する」

どうやら完全に相手の掌の上らしい。

苦々しい顔をするマグナスとカナルを前に、グジャラートは頭蓋骨の杯を傾けながら、にやりと笑った。

 

***

 

そんな経緯を思い返しながら、マグナスは改めてカナルの不満を聞き流す。

元の立場が金庫番で、貧相な体からは戦場を渡り歩くようには見えない。昨夜の内に成功報酬の上乗せは約束させたが、うっかり死なれれば報酬も何もなしだ。マグナス自身気が乗らない話だった。

「だ、だが、これは考えようによってはついている」カナルが不意につぶやく。「これだけの戦士がいるなら、私たちが戦うまでもなく、大丈夫だよな……」

「バカいえ。人数をそろえてるってことは、それだけ危険だと連中は考えてるんだ。覚悟は決めろよ」

マグナスはカナルの甘い考えを一蹴する。

都合8人にもなる狩人達は、実際一目でわかるぐらいに腕の立つ連中だ。

 

先頭であたりを警戒しながら進むのは、一番牙(ファーストファング)のウドゥ。

寡黙な大男で、喋るのを聞いたことが無い。ワイヤー付きの巨大な銛は、戦闘になれば真っ先に敵の心臓を貫くべく投擲される。

つい昨日もマローダーの頭目を屠るところを見たカナルは、一番怯えている相手だ。

 

その後ろ、一党の頭目を務めているのはグジャラートの幾人もいる息子の一人、ガルジャラ。

三角牛の骨兜を被り、巨大な骨剣を振るう豪傑だ。

お付きの祈奪者(プレイテイカー)二人を従えて、何やらヒソヒソ話に夢中だ。

 

疾走狩人(プレーンランナー)の三兄弟はマグナスとカナルを囲むように前後を挟んでいる。

どこか視線には敵意が混じっているうえ、唸り声をあげるばかりで、こちらとまともな会話は出来なさそうだ。

 

「おまえら。まだ戦ってない。なに疲れてる」

そんな中で、今マグナスとカナルの一番近くにいるのは獣話狩人(ビーストスピーカー)のギララと、その相棒であるロックタスクのヴァーヴァル。

 

ロックタスクは人の背丈ほどもある巨大な猫科の化け物だ。

四本足でしなやかな動きをするという意味では猫と呼べるだろうが、強靭な牙と顎と巨大な体躯は膝下で寝かすには危険が過ぎる。

それらと寝食を共にし心を通わせることが出来る、という意味では獣話狩人(ビーストスピーカー)も恐ろしい戦士なのだろうが。

しかし獣の兜をかぶった少女のまなざしはどこか幼く、敵意も薄い。

どうやらマグナスとカナルが街の人間として珍しいらしく、道中なにかと話しかけてくるのだ。

マグナスも気晴らしとばかりに多少の話は望むところだ。

 

「生憎とこいつは歩くのが不満らしくてな。」

「そうか……殺す?」

ポロリとこぼした言葉にカナルが目を見開く。慌ててマグナスはとりなす。

「殺すな、殺すな。そうじゃない。街の人間は思っていることも思ってないことも言うもんなんだ。言ってることがちょっとあれでも、やることはやるよ。だからええと……とにかく殺すな」

噛んで含めるような物言いに、ギララはきょとんとしたあと、うなずく。

「ギララ、マグナス、くず、殺さない。我慢する」

「そうだ、そう。分かったならいい。いい子だいい子だ」そういって手を頭に伸ばそうとする。

「触るな!」

ぐるる、と歯をむき出し獣のように威嚇をするギララの前に、手を伸ばすのを止める。

 

元々冗談のつもりだったとはいえ、これだけの反応はばつが悪い(というか兜をかぶっているのだから元々無理だが……という言い訳は、周りの冷たい視線に届きそうもなかった)。

「悪かったよ。お詫びに俺の頭を触っていいぞ」

「いらん。お前、頭、虫沸いてる!くそ!くそだ!」

そういって鼻息も荒く戦闘へと行ってしまった。ヴァーヴァルはこちらにでかい唾をとばして、そのあとに続く。こちらを伺っていた他の戦士たちは、その姿をみて溜飲を下げたようだが。

 

マグナスは顔についたつばをふき取りながら嘆息し、黙ってみていたカナルは茫然とつぶやく。

「さっきあの娘、私のことをくずといっていなかったか……?」

マグナスは聞こえなかったふりをした。

 

「……まあいい。しかし、こんなことになるとは。実に間抜けな話だ」

「そうか?むしろ妙だと思わないか?竜巻が起きて、それから奪った男たちも消えた。……あと一人はいるはずだ」

「一人、というのは?」

「決まってるだろ。荷物を欲しがっている奴が、さ」

山肌の色が変わってきた。目的地が近づいてきた証拠だった。

 

***

 

そうして山の中腹まで一同が歩いてしばし。

いつの間にか先頭を歩いていたヴァーヴァルが、立ち止まる。

どうやら匂いや気配を探らせていたようだったが、そこで反応があったということは、このあたりが荷物に何かあった場所ということだろうか。

 

ヴァーヴァルはあちらこちらをうろうろと落ち着きなく歩き、ギララが何事かを囁いたのちに、突如崖から降りて行った。

それを見てギララ、ウドゥと皆そこから山道を外れ、崖を下る。

 

「おい、こんなところを降りるのか!こんな、まともな道じゃないぞ」

ごつごつと切り立つ岩肌を見下ろし、カナルは喚く。

「……いや、どうやらあたりらしい。」

そういってマグナスは斜面を何点か指さす。

「木片が落ちているのが見えるか。このあたりじゃ生えてない樹種だ。おそらく荷車がここから落ちたか、下ろされたんだ。探すならこっちだろうな。……手は貸してやるから、腹を決めろ」

軽々と斜面を飛び降りる狩人達を、マグナスはカナルに手を貸しながら必死に追いかける。

 

そこから険しい岩肌を抜けて、砂漠地帯へと入った。

地図で言えばコーラス砂漠と言われる地域だ。夜になれば砂鮫と言われる化け物が現れると街では囁かれている。

 

幾つもの巨大な岩のおかげで見通しは悪く、風に立ち上る砂のおかげで追跡はより複雑になった。

だがヴァーヴァルはその足取りを止めることなく、進んでいく。

 

もはやみな無駄口をたたく者はいない。日差しは高く、風が強まってきた。

マグナスは風防をかぶり、布で顔を覆う。カナルも慌てて真似をする。

 

そんな中、不意に三兄弟が騒ぎ出した。

自身の腕をかかげながら、なにごとかをわめいている。

だがそれをきいたガルジャラも同様に腕をかかげ、大声を上げた。

 

「印だ!印がでたぞ!」

 

印?何のことかわからずカナルと顔を見合わせるマグナスだったが、次の言葉を着て顔色が変わる。

 

「【宴】だ!!【宴】を神が望んでいる!!」

そこでようやくマグナスは慌てて手甲を外し、自身の腕を確認する。

いつの間にか浮かび上がった盾の印の刻印が浮かんだ自分の腕を。

 

「くそ、ついてない……」

「な、なんだ。どういうことだ。何が始まったんだ……」

「【戦叫の儀】っていえばわかるだろ。俺らは巻き込まれたんだよ」

マグナスは心底忌々しい表情になって吐き捨てた。「糞ったれな神様の遊びにな」

 

マグナスは思い出したのだ。

アンテイムドビースト達は、神に招かれた饗宴として儀式を受け入れている。

それゆえに、【戦叫の儀】を指して【宴】と呼ぶのだ。

神への供物をささげるための【宴】。

 

選ばれたことに嬉々としている狩人達に比べて、カナルは顔面を蒼白にしていた。

「そそんな、な、な、なぜ!なぜ私が!!」同じく盾の印が浮かび上がって手の甲を震わせながら、呆然と呟く。

「そういうのは神に聞いてくれよ……」

混沌の神々は信徒であろうがそうでなかろうが容赦はしない。

【戦叫の儀】を神が受け入れたとき、それは何者かの願いの成就をかけられたときであり、それと同時にそのための犠牲が定められる時でもある。

ブラッドウィンドスポイルに生きる者には、試練として受け入れるほかない。

 

だが問題は、どのような条件に置かれるか、だ。マグナスは近くにあった岩場を登り、周囲を見渡す。

そしてその行先、自分たちに迫りくるものが見えた。視界を覆わんばかりのそれは、

「……泣けるぜ」

 

砂嵐だった。気候すら狂気にひたされたブラッドウィンドスポイルでは、あらゆるものが突如襲い来る。

巨大な土煙が地平の向こうから視界を埋め尽くすばかりの勢いでこちらに迫ってくるのが見えた。

 

「砂嵐が来る!全員、物陰に隠れろ!」

慌てて戦団に声をかけると、彼らはそれぞれ近くにあった巨大な岩陰へとその身を寄せていく。

しかしカナルは茫然としたままで、マグナスは慌てて岩場を飛び降りて駆け寄る。

 

「おい、何してる、死にてえのか!」

「わ、私は、私はどうして……」

「知るか!死ぬなら俺に報酬を支払ってから死ね!」

頬をたたき、立ち上がらせる。瞬間、砂嵐が来た。

 

全身を打ち据える砂と、吹き飛ばされそうになるほどの風に息もできなくなる。

まずい。視界を失い、前後不覚に陥る。

 

「こっちだ、こっちにこい!」

誰かの声。その声に導かれるように、必死に這うようにして砂嵐の中を二人は進む。

やがて岩肌へとたどり着き、マグナスはマントで覆うようにして、みつけたくぼみのなかで嵐の過ぎ去るのを待つ。

そうしてしばしの時間がたった。四半刻か、あるいはもっと短かったかもしれない。

気が付けば、嵐はやんでいた。

 

「助かった、のか?」

「そう思うのはまだ早いようだぞ」

岩陰から出た瞬間、マグナスは大きく嘆息する。

 

先ほどまでいた場所からまるで別の場所にいるのがわかったからだ。

砂漠にいるのは間違いないが、つい先ほどまでは間違いなくなかった、遺跡群が目の前に現れていた。

 

「……そんな、いや、太陽はまだ、高かったはずだ……」

そう。それと同時に、昼中に上っていたはずの太陽は沈み、あたりは夜のとばりに覆われていた。

 

珍しい話ではない。【戦叫の儀】ではしばしば神は刻印を持った戦士を様々な場所に振り分ける。

自分たちで赴くこともあれば、神のいたずらによっていつの間にか移動していることもある。

そしてそれは時間すら狂わせる。月明かりの下、見知らぬ大地を前にマグナスは嘆息する。

 

なぜその時か、何の意味があるのか。それを知るのは神のみ。

マグナスは靴と鎧から砂を必死に捨てて、あたりの位置関係の把握に努める。

そうしているうちに、近くの岩陰から一人男が現れた。一番牙(ファーストファング)のウドゥだった。

 

「よう。……さっき声をかけてくれたのはあんたか?」

ウドゥは無言で首を振る。

「え?それじゃあ、さっきの声は……」

困惑するカナルにマグナスは頷く。すべては神の意のままに、だ。

 

ひとまずマグナスは殺気立ったウドゥに片腕に刻まれた盾の印を見せる。

カナルもそれに続く。彼の印も盾。ウドゥも手を掲げれば、同じ印だった。

どうやらこの三人が分けられたらしい。

 

となれば、他の戦団は別の場所だろう。

問題はこの後何をさせられるか、だが。

 

「お、おい。あれを見ろ!」

カナルが指さした先。

崩れた遺跡群の中、柱に縛りつけられた骨の間から、突如として何かが這い出る。

ネズミだ。ネズミの群れが突如として全身からはいでて、その肉体を真っ黒に染める。

まるで全身を覆いつくすようなその動きの中、まもなく口元から出ていたネズミが、ひときわ大きな悲鳴を上げる。

骸骨が無防備に開いていた顎が突如閉じられ、ネズミの体を噛みちぎったのだ。

 

骸骨の口元から、まるで血を吐きだすようにあふれるネズミの血。

その血が零れ落ちる遺跡のかけらの上で、文字の形を取っていくのに時間はかからなかった。

 

【夜が明けるとき 大地のどこかに落ちる彗星を 掲げよ】

 

「【声】が出たぞ!!!」

「彗星を掲げよ!!」「彗星を!」「掲げよ!!」

 

遠くから聞こえる声。ガルジャラ達だ。

ウドゥも巨大な唸り声を上げて答える。

 

その後に一瞬の沈黙が落ちる。迷うことなく、マグナスは大声を上げた。

「ガルジャラ!彗星が落ちる場所がわからない以上、できるだけ分かれる必要がある。誰をどこに行かせるか、指示をくれ!」

 

マグナスの言葉に、間もなく答えが返ってくる。

それぞれ声の位置から判断したのだろう。それぞれがほど近い、見通しのいい場所へわかれるよう指示が飛んだ。

 

おおよそ四方へと分かれる形の配置だ。

 

「彗星が落ちるまで時間がある!【宴】に招いた獲物を狩れ!」

 

奪い合うのが儀式の条件とは言え、相手がいるのは確かだ。道理にかなった命令だろう。

若いながらもさすが堂々たるものだ。頭目に選ばれたのは、親の贔屓目でもないわけだ。

「よそ者は祭壇へ行け!おまえの足が速いのはしってるぞ!ヴァーヴァル、ギララもだ!」

 

そしていざという時に移動しやすい、戦場の中心部へは足の速い人員がえらばれる。

「わかった!彗星が来た時には駆けつける!」

 

それだけ言い捨てると、ウドゥに向き合う。ウドゥは無言で頷く。

彼とは別行動になるが、お互い戦士だ。やるべきことをやるだけだ。

 

「行くぞ。死にたくなかったら俺からはぐれるなよ」

それだけカナルに言い捨てると、すぐさま中心部へと駆け出す。

 

砂漠の遺跡は物陰も少なく、風は吹き抜けくる。

だが夜の闇のおかげで、おそらく遠くから狙われる心配がないのも確かだ。

マグナスはできる限り近くに意識を集中させ進んでいく。

その背中をカナルが慌ててついてくる。

 

「ぎ、儀式に失敗したらどうなるんだ?」

「あまりいいことにはならないのは確かだな」

 

現状マグナスもそれしか言えない。

なんせ儀式の目的も、敵も何もわかっていないのだから。

 

「も、もし、我々が逃げてしまっても大丈夫なら……ヒッ!」

 

不意に背後で転ぶ物音を聞いて、マグナスは立ち止まる。

なにかに引っかかってころんだようだ。カナルが尻もちをついていた。

 

「す、すまない。くそ、足元がよく見えない。」

マグナスが目を眇め、月明かりのもとで確認できたそれは、投げ出された骸骨の手だ。

遺跡群に括りつけられていたものと同様に、このあたりに散らばっているのか。

 

そう考えると同時に違和感が首をもたげ、咄嗟にカナルの襟元を掴んで投げ飛ばす。

その直後、先程まで転んでいた場所へ剣が突き立っていた。

 

「な……!!?」

 

驚愕の声を背後に聞きながら、マグナスは疑問の一つに答えが出たことに安堵する。

 

この儀式の敵が何者か。

 

先程まで寝そべっていたそれーーー骸骨兵士(スケルトンウォリアー)はカタカタと骨を鳴らしながら、起き上がる。そうして突き刺した剣を抜き、無造作に構える。

カチャカチャと動くたびに骨がぶつかる不快な音が響く。

その音に呼び寄せられるように、同様にカチャカチャという音がこちらへと近づいてくるのをマグナスは聞き取る。

 

儀式の相手は死者の軍勢ーーー死霊王群(レギオンオブナガッシュ)だ。

 




時間がかかってすいません。次と合わせて書いてましたので、続きはすぐに。
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