第五次聖杯戦争に愛歌様を入れてみた!   作:時雨弥生

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恋する乙女は止めらない

 あぁ.私は死んでしまったのね...

 

 少女は微笑む。

 

 彼女は産まれながらにして()()につながっており、産まれながら「あらゆることが出来た」ため人としての感情が乏しい少女だった。

 そして少女は知ってしまった。

()()()()()()ことを()()()()()()()

 感情が乏しい少女が人並みの感情を得ることを。

 彼女は喜んだ。そして彼女は思った。

 

「私はその相手に尽くそう。彼が望むものを全て叶えよう」

 

 私ならできる。きっとそのために生まれてきたのかもしれない。

 そうして彼女は圧倒的な力を容赦なく振るった。

 その結果苦労することなく聖杯戦争の勝利者になり、聖杯を使い、彼の願い(ブリテンの救済)を叶えるためにビーストを召喚し、ブリテンの滅亡の先にある"結果"を破壊すると言った方法を使った。彼女単体では魔術回路の本数が少なく限界があるからだった。

 聖杯は元々濁っており、人々の悪意や欲望を用いビーストを呼び出し世に災いを起こし、逆説を用いて失われた主の愛の証明のために作られたものだった。

 ただ王子様(セイバー)聖杯の本質に気づき、それを利用する彼女を許すことが出来なかった。

 自分の騎士道を捨て正面からではなく、不意打ちで彼女を殺害した。

 

 

()()失敗してまったけど、違う()()必ず貴方の願いを叶えるわ...」

 

 

 少女は微笑む。

次は必ず成功させる。失敗は許されない...私では無い私に言い聞かせるようにつぶやく。

 

 

 

 

 

 

 ────私の願いは貴方の願いを叶えること

 

 

 

 

 

 

 少女は微笑む。

 

 

 

 

 たとえ沢山の人が死んでしまっても私には関係がない。

 

 

 

 

 

 

 ────私に恋を教えてくれた私だけのあなたのために

 

 

 

 

 

 私は「目次録の獣(ビースト)」を使用してでも貴方の願いを叶える

 

 

 

 

 

 ────────ブリテンの救済を.....

 

 

 

 

 

 

たとえ世界がどうなったとしても

 

 

 

 

 

 

 

彼女は世界がどうなっても構わない...

彼の願いが叶うなら全てを差し出しても構わない...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

待っててね.....私の王子様(セイバー)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彼女は自分の年齢に合わないような、妖艶な笑みを浮かべた。

 

 

 

 

その願いは人類史を破壊する行為だとしても、

恋を知ってしまった彼女を誰一人止めることはできない。

 

 

 

 

 

 

くるくるとくるくると歯車は周り始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女の願いはどんなに頑張っても叶うことがないことを知ることも無く物語は続いていく。

 

彼の救済したい国を自ら破壊してしまうことを知らずに彼女は進む。

 

甘く見ては行けない...目次録の獣のことを...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────沙条愛歌の独白

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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