「よし、こんなもんだろう」
俺は友人である間桐慎二の頼みで道場の掃除を行っていた。異変はすぐ起きた。道場を出るとグラウンドで金属同士がぶつけ合う音が聞こえた。グラウンドでは赤い双剣使いと青い槍使いが戦っていた。
「なんだあいつらは!?」
あきらかに人間の域を超えており、思わず声を出してしまった。
「誰だ──ー!」
どちらかが声を出していた。バレてしまった。そして咄嗟に走り出した。掴まれれば殺される。そう直感が言ってきた。死にものぐるいで走り、学校の中に入った。逃げきれたかと思い少し息を整えようとした時だった。
「よぅ」
青い槍使いの声が聞こえた。そして正面からぐっさりと胸を貫かれた。
「あ────────ぁ」
自分の体から血が出てきた。そして地面に横たわった。
「運がなかったな坊主。ま、見られたからには死んでくれや。死人に口なしってな。運も力もねえてめえの人生を呪って逝きな」
槍使いは続けて言った。
「嫌な仕事をさせてくれる。この様で英霊とは笑いぐさだ」
その後もなにか言っていたが、聞き取れなかった。そしていつの間にか消えていた。
──────ごめん...切嗣...俺正義の味方になれないみたいだ...
消えていく意識の中で俺は切嗣に謝った。
「大丈夫よ。あの人の物が入っているんだもの。そう簡単には死なないわ。でもね、それはあの人の者だから後でかえしてね。今取ってしまってもいいのだけれど、貴方が召喚してくれないと彼にあえないのだから」
女の子の声が聞こえた。
あの人の物ってなんだ? 死なない? 返す?
言っている意味がわからなかった。
「あら、もう人が来たのね。また貴方とは会うことになるわ。じゃあね」
そこで俺の意識は途絶えた。
────────ー「何が起きた...?」
俺は目を覚ました。床には俺の血と綺麗な宝石のペンダントが落ちていた。そうだ、俺はころされたのだ。でもこうして生きている。あの女の子はなんだったんだろうか。そう思いながら俺は家に帰った。
家についてすぐ横たわった。あの赤い男と青い男はなんだったんだろうか。あれはまともではなかった。
そしてまた俺に槍が襲ってきた。
「あぁ、見えていれば痛かろうと、オレなりの配慮だったのだが。一日に同じ人間を二度殺すハメになるとはね。いつになろうと人の世は血生臭いという事か」
青い男はそう言ってきた。俺は強化の魔術を使い抵抗したが、やはり無謀であった。俺は蔵までにげてきた。
「もうこれでおしまいか?」
青い男は問てきた。
「助けてもらったんだ.助けて貰ったからには簡単に死ねない!」
腕の甲があつくなる。
赤い痣ができ始める。
「こんな所で意味もなく...人を殺す...お前みたいなやつに!!!!」
周りが青く光り始めた。
「おいおい、お前が最後のマスターか!?」
青い男は驚いたように言った。
「────問おう。貴方が、私のマスターか?」
俺の目の前に現れたのは金髪の凛々しい男だった。
「召喚に応じ、従い参上した。私はセイバー、君を守り、世界を守る...サーヴァントだ」
────────良かったちゃんと召喚できたのね...待っててね。私の愛しの人。
少女は微笑んだ。
語彙力なくてすいませんすいません
多機能フォームの閉じ方知りたい...