スマイルプリキュア~復活のバッドエンド~   作:aptx4869

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最強のキュアハッピー

ジョーカー「わたしに勝てるですって?調子に乗るんじゃありませんよ!!!」

 

ジョーカーはそう叫ぶとキュアハッピーに攻撃していった。ジョーカーの攻撃を全てかわしているキュアハッピーは全くダメージを受けていない。ジョーカーは「神になったわたしに勝てるはずがないでしょ!!」と叫びながら攻撃するが、キュアハッピーにはあたらない。ジョーカーは攻撃をとめて息が切れていた。キュアハッピーはゆっくりとジョーカーのほうへ歩いていって凄まじいパンチをジョーカーの腹部にくらわした。ジョーカーは「うぅーげほっ」と声を発して腹部を両手でおさえた。そのままキュアハッピーはジョーカーの顔面にパンチをくらわして、両手をおさえている腹部に蹴りをいれた。するとジョーカーは後ろに吹っ飛んでいった。ジョーカーはひざまづきながら「こ、こんなバカなことがあるわけがありません。神になったわたしがたかがプリキュア一人にやられるわけがありません」と呟いた。ジョーカーは立ち上がって「はぁーーーーーーー」っと気合を入れはじめた。そしてキュアハッピーのほうへ向かってこんしんの一撃となるパンチをキュアハッピーの顔面にくらわせようとした。ところがキュアハッピーはジョーカーの腕を掴んで腹部へ蹴りを入れた。ジョーカーは「ぐはっ」と声を出して再びひざまずいた。

 

キュアハッピーの圧倒的な強さを見ていたキュアサニーは「今のハッピーはもう別人になっとるわ」と驚きながら言った。

 

キュアビューティ「今までハッピーさんは誰に対しても優しすぎたのです。でも、その優しさが通用しない相手がいるということを学んだということですね」

キュアマーチ「あれがプリキュアに秘められた力なのか。本当にすごい!」

キュアサニー「それにしてもプリキュアに秘められた力を目覚めさせるにはハッピーのようにブチギレたらええんかな?」

キュアビューティ「人それぞれだと思いますが、わかりません。ただ感情を素直に出すことがキッカケのようですね」

 

キュアピースはポップとキャンディの様子を心配そうに伺っていた。

 

圧倒的に実力の差を感じたジョーカーは「か、神になったわたしがプリキュアごときに負けるわけがありません!!!」と叫びながら必死にキュアハッピーを攻撃していったが全てかわされた。さらに攻撃をし続けるジョーカーはもう逆上していた。そんなジョーカーに対してキュアハッピーは重いパンチや蹴りをくらわせていた。ジョーカーは「うぅっ、げほっ」と声を発しながらかなりのダメージをくらっていた。

 

キュアハッピー「わたしの大切な友達のこと、たかがプリキュアだなんて言わせない!」

 

キュアハッピーはそう言ってジョーカーの体にパンチやキックの連続攻撃をした。もはやダメージをくらすぎたジョーカーだったが、まだ起きあがって反撃するだけの力は残っている。しかし、この状況を考えるとどう考えてもキュアハッピーに勝てないことは明らかだった。そう考えたジョーカーは空に飛んだ。そして「はぁーーーーーーーー」っと気合を入れはじめた。そして、両手を広げて巨大な紫のエネルギー弾を出した。

 

それを見ていたキュアマーチは「まさかジョーカーはあんなものをハッピーに食らわせるつもりか!?」と怯えながら言った。キュアサニーは「あんなもんが地面に落ちたらこの星そのものが爆発してまうで!」と焦った口調で言った。そこにポップが目を覚まして状況を見た。

 

ポップ「何が起こってるのでござるか?」

キュアピース「ハッピーが覚醒してとんでもない強さになったんだけど、逆上したジョーカーがあのエネルギー弾をハッピーに食らわせようとしてるみたいなんだよ」

 

そんなジョーカーを見ていたプリキュア四人とポップはかなり焦っていた。

 

ポップは「皆の衆、気を付けるでござる!あんなものが落ちると星が爆発するでござる!」と焦って叫んだ。するとキャンディも目を覚まして「クル?クル?」と不思議そうに辺りを見渡した。キュアビューティは「まさかハッピーさんはあれを受け止めるつもりでしょうか?」と心配そうに言った。

 

ジョーカー「これでもくらって星ごと消えてしまいなさい!!!」

 

そう叫んだジョーカーは巨大になった紫色のエネルギー弾をキュアハッピーに向かって放った。プリキュア達やポップの「ハッピー!!!」という大きな叫び声が聞こえる中で、キュアハッピーは黙ってその場に立っていた。巨大なエネルギー弾がキュアハッピーに迫ってくる。キュアハッピーは右手をのばして手を広げた。そしてその巨大なエネルギー弾を「はぁーーー!!!!」っと声を出しながら片手で受け止めると、「だーーーーっ」と声を発した。そしてジョーカーに向かってエネルギー弾を跳ね返した。ジョーカーは「何!?」と呟いてその場を離れた。巨大なエネルギー弾は空の彼方へ飛んでいった。

 

その状況を見ていたキュアサニーは「あんなでかいエネルギー弾を片手で跳ね返しよったで!」と驚きながら言った。もう終わりだと思っていたプリキュアのメンバーやポップ、キャンディもキュアハッピーの強さにかなり驚いていた。

 

ジョーカーはそのまま地上に降りて「プリキュアの分際でふざけるな!!!!!!!」と逆上しながら叫んだ。

 

キュアハッピー「悪知恵だけは働くみたいだけど、それももう終わりにするよ」

ジョーカー「お、終わりにするですって・・・な、何をでしょうか?」

 

ジョーカーはかなり怯えて体が震えていた。キュアハッピーは黙ったままゆっくりとジョーカーのほうへ歩いていった。ジョーカーは怯えながら後ろへ下がっていく。

 

キュアハッピー「わたしはみんなが幸せであってほしい。だけど、ジョーカー、あなたはそれを壊そうとする。あなただけは消えてもらうしかないのっ!」

 

そう叫んだ瞬間、キュアハッピーはジョーカーの胸に蹴りを入れた。ジョーカーは後ろへ吹っ飛んでいった。そして「プリキュア、ハッピーシャワーシャイニング!」と叫んで凄まじいエネルギーのハッピーシャワーシャイニングをジョーカーにくらわせた。ジョーカーの「そ、そんなぁー神になったわたしが、ああーーーーくっそ!!!!!」という声が聞こえるとともにジョーカーの姿が完全に消えていった。

 

 

ジョーカーの姿が消えると空がいつもの青空へと変化した。キュアハッピーは元のプリキュアの状態に戻ってそのまま地面にひざまずいた。他のプリキュアメンバーとポップ、キャンディもキュアハッピーのほうへ走っていった。

 

キュアビューティ「みゆきさん、いやハッピーさん、わたしの予想通りでした。少し残酷でしたが、この通り、ポップもキャンディも無事ですから安心してください」

キュアサニー「ハッピー、すごいやん!よーやってくれたわ!」

キュアピース「ハッピー、ちょっと怖かったけどすごかったよ。ありがとうね」

キュアマーチ「ハッピーだからこそ秘められた力を目覚めさせられたんだよ!」

 

そんな言葉を聞いたキュアハッピーは涙を流しながら「ポップ、キャンディ、本当に無事でよかった!!!」と二人を抱きしめながら言った。ポップは「また皆の衆に助けてもらったでござるな。この五人が伝説のプリキュアで本当によかったでござるよ」と言った。

 

キュアサニー「さて、じゃあそろそろ普段の状態に戻ろか」

 

しかしポップは何か不気味な気配を感じていた。

 

ポップ「皆の衆、ちょっと待ってほしいでござる!」

キュアハッピー「ポップ、どうしたの?」

ポップ「何か嫌な予感がするでござるよ」

 

青空に戻った世界は人々が意識を取り戻していて、ポップの嫌な予感なんて誰もしなかった。もうジョーカーは完全に消えたはずなので、誰もが何も心配することはなかった。

 

キュアサニー「ところでハッピー、覚醒したのはやっぱりブチギレたからか?」

キュアハッピー「わかんないけど、ビューティの言ってた自分の心に素直になって感情的になっただけだよ」

キュアビューティ「プリキュアの秘められた力を目覚めさせるには感情的になることなのかもしれませんね」

キュアサニー「それ、参考にさせてもらうで!うちもそんな状況になったら感情的になるようにするわ!」

キュアマーチ「でも、もうこんなことは起こってほしくないよね」

キュアピース「それもそうだよね」

 

こうやって元に戻った世界で話しているとポップが怯えた表情になった。その表情を見たキュアハッピーが「ポップ、どうしたの?」と聞いた。するとポップは「皆の衆!ジョーカーはまだ生きてるでござる!!!あの邪悪なジョーカーを感じるのでござるよ!!!」と大声で言った。プリキュアの全員が「ええーーーー!!!!まさかそんな!!!」と声をあげた。

 

キュアサニーが「ジョーカーはどこにおるんや?」と焦ったように言った瞬間、上空から紫のエネルギー弾が飛んできてキュアピースに命中した。キュアピースは「キャー!」といって地面に倒れた。

 

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