スマイルプリキュア~復活のバッドエンド~ 作:aptx4869
一人で街に出て買い物をしていた青木れいか。ピエーロを倒してからは平和な世界になっていた。留学も辞めて自らの道を見つけた青木れいかは真面目でありながら、最近ではすっかり大人っぽい雰囲気になっていた。参考書を買って書店から出てきた青木れいかは歩道をテクテクと歩いていた。すると青空の上空にジョーカーが現れた。
ジョーカー「フハハハハ!復活したわたしがこの世界をすぐにバッドエンドにしてあげますよ」
ジョーカーはそう言って両手をひらくと「世界よ!最悪の結末、バッドエンドに染まれ!白紙の未来を、黒く塗りつぶすのだ!」と叫んだ。
上空は黒い渦の雲が広がり、街の人々からバッドエナジーが吸い出されていく。
ジョーカー「さあ、人間どもが発したバッドエナジーをわたくしが吸収してさしあげます。そしてわたくしがバッドエンドゴッドになるのです」
吸い出されたバッドエナジーはジョーカーの体へと吸収されていく。
その状況を見ていた青木れいかは「そんな・・・まさかピエーロが復活したのでしょうか?」と呟いた。
そう呟いて、バッドエナジーが吸い出されていく方向へ走っていった。青木れいかは途中で立ち止まって空を見上げるとバッドエナジーを吸収しているジョーカーの姿が見えた。
青木れいか「ジョーカーが復活している!?」
青木れいかはすぐにスマイルコンパクトを取り出した。
青木れいか「プリキュア、スマイルチャージ。しんしんと降り積もる清き心!キュアビューティ! 」と叫ぶとキュアビューティに変身した。
キュアビューティ「ジョーカー!」と叫んで空を飛んだ。
ジョーカー「おやおやお久しぶりですねえーキュアビューティさん」
キュアビューティは氷の剣を振りかざしてジョーカーに攻撃しかけた。しかしジョーカーはさっとキュアビューティの攻撃をよけて「フフフフ」と笑った。キュアビューティは氷の剣で何度も攻撃をするがジョーカーには全くあたらずよけられてしまっている。
ジョーカー「もはやプリキュアなどわたしの敵ではありません」
そう言ってジョーカーは片手で氷の剣を折ってしまった。
ジョーカー「くらいなさい!ビューディーブリザード!」
ジョーカーはなんとキュアビューティの技を放ったのだ。
キュアビューティ「これは、わたくしの技のはず」
そう呟きながらジョーカーの放ったビューティブリザードをくらって地面に倒れた。
ジョーカーはあざけ笑いながら「フハハハハッ。ご自分の技で倒されるなんて本望ですよねえ・・・さて、消えてもらいましょうか」と言ってキュアビューティにトドメをさそうとした。
その瞬間「プリキュア、ピースサンダーハリケーン!」と叫び声が聞こえて強力な雷がジョーカーに放たれた。ジョーカーは大きなトランプを出して、その雷を吸収してしまった。
ジョーカーは「おやおや、余計な邪魔者が入りましたねえ。キュアピースさん、お久しぶりです。あなたも自分の技をくらいなさい!ピースサンダーハリケーン」と叫んでキュアピースに向かって雷を放った。キュアピースはよける暇もなくまともに雷をくらってしまうと地面に倒れた。
ジョーカーはあざけ笑いながら「キュアピースさん、あなたにもお伝えしておきますが、もはやプリキュアなどわたしの敵ではないのです。フハハハハハッ」と言った。
地面に倒れているキュアピースとキュアビューティ。
ジョーカー「お二人にトドメをさしておきましょうか」
ジョーカーはそう言うと黒紫のエネルギー弾を手にした。その瞬間、本が飛んできてポップとキャンディが焦って出てきた。
ポップ「お二人とも大丈夫でござるか?」
ジョーカー「またまた邪魔者が現れましたね。これで全員消えてしまいなさい!」
ジョーカーはそう言って黒紫のエネルギー弾を放った。ポップはすぐに黄色い大きな盾に変身して、エネルギー弾を受け止めた。ポップはすぐに戻の姿に戻った。
ポップ「とにかく、すぐにこの場を離れるでござる!」
キュアピースとキュアビューティはゆっくり立ち上がってポップが持っている本のほうへ歩いていった。
ジョーカー「逃がしませんよ!」
ジョーカーがそう言った瞬間、ポップは「さあ、お二人とも早く本の中へ入るでござる!」と言った。二人が本の中に入るとキャンディとポップもすぐに本の中に入っていった。ジョーカーは本のほうへ向かってきたが、本は一瞬のうちに消えてしまった。ジョーカーは「チッ!」と舌打ちをした。
ジョーカー「まあいいでしょう。もはやプリキュアごときに何もできませんからねえ。さて、どんどんバッドエナジーを吸収していきますよ」