地味な俺のヒーローアカデミア   作:ショウy

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台本形式で書かせてもらっていましたが、助言を貰い今回からやめました!
私としてもチャレンジなので、読み辛かったり、分かりにくかったりとご迷惑をお掛けするかもですが、今後とも宜しくお願いします。


第三話

ヘドロヴィランとの戦い後、次に俺が目を覚ましたのはベットの上だった。

頭がボーッとしている‥‥

ゆっくりと体を起こし、周りを見渡す。

 

(ここは‥病院か‥?)

 

周りを見ると、医療器具特有の機械音と白い部屋。

直ぐに、病院の個室だと判断できた。

どうやらあの後、気を失い病院に運ばれて来たようだ‥。

 

(‥‥‥弱いな‥俺は‥‥出しゃばって、周りに迷惑かけて‥やっぱりヒーローとか向いてないのかな。)

 

俺は、昔からこんなことばっかりだった。

何をやらせても中途半端‥個性も上手く扱えてないし、体力もそこそこ。

それなりに、勉強は出来たが緑谷や勝己に比べるとまだまだだし‥

そもそも、雄英に行こうと思ったのも幼馴染の二人が受験すると聞いて何となく合わせての受験だった。

勝己に、偉そうな事言っといて自分自身は半端な考えで受験している事に結構悩んでいた。

 

(ハァ‥‥‥それにしても、ここには俺だけなのか?‥緑谷も勝己は大丈夫だったのか?‥‥って人の心配してる場合じゃないかな‥)

 

大きく溜息をついた後、もう一度頭を整理してみる。

自分が、運ばれたのは恐らく自身の個性『煙』の反動だろう。

体内の水分と自身の体温を利用して、蒸気を発生させる原理で煙を発生させる事が出来る個性だが、考えずに使用すると脱水症状に似た症状になってしまう。

今、点滴を打たれているのも恐らくそれによるものだろう。

 

(ホント‥情け無いな‥‥、格好つけて飛び出しといてこのザマだし‥‥なにがヒーロー志望だよな‥笑っちゃうよな。)

 

勝己の『爆破』の個性みたいに、派手でも無ければ強い個性でもない。

緑谷みたいに、ヒーローに対して芯から強い思いを持っている訳でもない‥。

今回の一件で、少しでも何とかなるとか思っていた自分の考えの甘さと実力の無さに気持ちが沈んでしまっていた。

 

ガラガラっ‥

 

不意に、病室の扉が開いた。

扉の方に目を向けると、茶色ハットにコート姿の男性が立っていた。

 

「やあっ、気が付いたみたいだね。失礼するよ。」

「あなたは?」

「初めましてだね。僕は警察官の塚内という者です。今、大丈夫かな?」

「大丈夫です。どうぞ‥」

 

塚内と名乗った男性は、ハットを取りながらベットの横にあった椅子に座った。

 

「今回は、大変だったね。気分はどうだい?」

「少し、ボーッとしてますが、一応大丈夫だと思います。」

「それは、何よりだよ。さっきも言ったけど僕は警察の人間だから少し話を聞かないといけないんだけど大丈夫かな?」

「はい‥‥大丈夫です。」

 

そこから数十分程度、塚内さんから今回の事件について話を聞かれ答えられる程度の解答をした。

そのなかで、あの後どうなったのかも教えてもらう事が出来た。

あの後、ヘドロヴィランはオールマイトによって無事に捕らえられ一件落着。

緑谷と勝己も、一時的に意識を失っていたが二人共大事には至らなかったらしく、簡単な取り調べをした後に返されたらしい。

‥‥二人が無事で良かった。心からそう思った。

緑谷は、気を失ったままの俺に最後まで声を掛けてくれたらしく病院まで来ようとしてくれていたみたいだけど、現場に居合わせたヒーロー達からお説教を貰ったり警察に止められたりして来られなかったらしい‥。

 

(心配掛けたな‥‥後で連絡入れないと‥)

 

「‥‥‥っと、聞きたいのはこのくらいかな。こんな時に申し訳無かったね。」

「いえ‥‥こちらこそご迷惑をお掛けしてすいませんでした。」

「あぁ。ここからは少し違う話をするけど、大丈夫かな?」

 

塚内さんの、顔を見るとさっき以上に真面目な顔をしてこちらをみていた。

 

「‥‥はい。大丈夫です。」

「少し、厳しい事を言うかもしれないけど今回の一件は君達が無事だったから良かったものだけど、一歩間違えれば誰かが死んでいたかもしれない。救助活動中のヒーローの静止を聞かず、ヴィランに対して飛び込んで行ったのは決して褒められる行動じゃない。‥‥分かるかい。」

「はい‥‥‥自分でも馬鹿な事をしたって思ってます。ヒーローの皆さんの邪魔をして‥‥本当に何してんだって‥‥。」

 

思わず、視線を逸らして下を向き布団を握りしめた。

自分でも、分かっているつもりだったが、他の人から言われると改めて自分がした事の重大さに気付かされた。

 

「‥‥‥どうして、あんな事をしたのか聞いても良いかな?」

「‥‥‥‥‥自分でも良く分かりません‥‥あの二人は幼馴染なんです。たまたま、あの場に居合わせて‥勝己が捕まってるを見てしまって‥‥それに助けようとしてる緑谷も‥‥‥‥気が付いたら、体が動いてました‥。カッコ悪いですよね‥‥結果助けられてるんですから‥」

「‥‥‥‥‥」

 

塚内さんが黙ったまま、俺の話を聞いてくれていた。

 

「俺、一応ヒーロー志望なんです‥‥でも、今回の一件でどうすれば良いのか分からなくなって‥‥‥こんな自分勝手な奴がヒーローになんかなれないって‥‥」

「そうか‥‥。煙戸くん。」

「‥‥‥なんですか?」

「君に会って貰いたい人が居るんだけど、良いかい?」

「別に‥大丈夫ですけど‥‥。誰ですか?」

「まぁ、とりあえず会ってみてよ。‥‥‥入って良いよ。」

 

塚内さんが、扉に向かって声を上げた。

すると、ゆっくりと病室の扉が開き‥‥‥

 

ガラガラッ‥

一人の人物が入って来た。

 

 




第三話目終わりました。
今回は、主人公のメインの話になりました。
この後は、主人公が明確にヒーローを目指すキッカケを書けたらなと思ってます。
少しでも早く続きを描けるように頑張りますね!

ご意見、ご感想も良かったらお願いします!
評価もしていただけると嬉しいです!

この後、入ってくるのは?

  • オールマイト
  • 相澤消太
  • 緑谷出来
  • 爆豪勝己
  • 耳郎響香
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