魔法少女リリカルなのは IFストーリーズ   作:アルバロスガロード

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第三話「これからの覚悟と新たな来訪者なの」

~現在の高町家・自室~

私は昨日はユーノ君のことをあまり聞けなかったから今少し聞いていた。私はユーノ君に「名前で呼ぶこと馴れてくれた?」と聞いた。ユーノ君は「うん。なのは。」と答えてくれた。私は学校に行く時間になったのでよユーノに、

「ユーノ君。私学校に行かないといけないから、帰って来たら色んな話しをしてね。」

と言ったら、ユーノ君が、

「それは大丈夫だよ。話しなら、離れていても話しは出来るよ。」

と言った。私は「ふうぇ~。」と言ったらユーノ君が頭の中に「なのはは、もう魔法使いなんだからね。」と話しかけて来た。この感覚はユーノ君が私を呼んだ時と同じ感覚だ。ユーノが

「レイジングハートを手に持って、僕に心で語りかけてみて。」

と言ったので、私は「え~と。」と言いながらレイジングハートを手に取り、自分の胸のところにレイジングハートを置きながら「こう?」と念じてみた。ユーノ君は「簡単でしょ?」と返してくれた。私は「本当だ。」と興奮していた。ユーノは

「空いている時間に僕のこととか、魔法のこととか、ジュエルシードのことなどを話すよ。」

と言った。その時私はレイジングハートを見ていた。

 

~私立聖祥大附属小学校~

「おはよう!」

「なのは。昨夜の話、聞いた?」

「昨夜って?」

「昨日行った病院で車の事故か何かあったらしくて、壁が壊れちゃったんだって。」

と私が教室に入るなり、アリサちゃんとすずかちゃんが話しかけて来たの。私は内心「私その場にいたから、原因知っているんだけど。」と思っていた。

アリサちゃんが、

「あのフェレット。無事だと良いんだけど?心配で。」

とユーノ君のことを心配していたので、私は、

「その件は。その…。」

と私の家に居ることを伝えた。二人は、

「そっか~。無事で、なのは家に居るのか。」

「でも凄い偶然何だね。たまたま逃げ出していたあの子と道でばったり会うなんて。ね~。」

と喜んでいた。だけど私は「嘘はついて無い。嘘はついて無い。ちょっと、ちょこっと真実をぼかしただけ。」と少し罪悪感を感じでいたのだった。苦笑いを浮かべている私に二人は不思議そうだった。その時に後ろから、

「なのは。アリサ。すずか。何話しているの?」

と声が聞こえた。声の主は勇吾君だった。アリサちゃんが、私の家でフェレットを保護していることを説明すると、話を聞きたいみたいだった。私が、

「あの子、飼いフェレットじゃないみたいで、当分の間、家で預かることになったの。」

と言うと三人は、

「飼われていたフェレットが逃げ出したわけでは無いのか。珍しい。」

「そうなんだ。」

「なのは良かったじゃない。」

と言っていた。アリサちゃんか、

「名前付けてあげなちゃ。もう決めてる?」

と聞いて来たから私は、

「うん。ユーノ君って名前。」

と言った。三人は、

「ユーノ君って名前にしたんだ。」

 

~授業中~ 

私は授業を聞きながらユーノ君と念話をしていた。ユーノ君は、

「ジュエルシードは僕らの世界の古代遺産なんだ。本来は手にした者の願いを叶える、魔法の石なんだけれど。力の発現が不安定で、昨夜みたに単体で暴走して、使用者を求めて周囲に危害を加える場合もある、たまたま見つけた人や動物が間違って使用してしまって、それを取り込んでしまうことがある。」

「そんな危ないものがどうして家の御近所に?」

「僕のせいなんだ。僕は故郷で遺跡発掘を仕事にしているんだ。そしてある日、古い遺跡の中であれを発見して調査団にに依頼して保管してもらったんだけど、運んでいた時空間船が事故か人為的災害に遭って、30個のジュエルシードがこの世界に散らばってしまった。今まで見つけられたのはたった二つ。」

「後28個か~。先は長いね。」

と念話をしていると私はあることに気ずいた。私はユーノ君に、

「あれ?ちょっと待って。話を聞く限りでは、ジュエルシードが散らばったのって、全然別にユーノ君のせいでは無いんじゃ~?」

と念話を送ると、ユーノ君は、

「だけどあれを見つけてしまったのは僕だから、全部見つけてちゃんと在るべき場所に還さないと駄目だから。」

と返してきた。私とユーノ君は、

「なんとなく。なんとなくだけど、ユーノ君の気持ち解るかもしれない。真面目なんだね?ユーノ君は。」

「え!?とにかく、え~と昨夜は巻き込んでごめんね。助けてもらって、本当に申し訳ないんだけど。僕の魔力が戻るだけの間、ほんの少し休ませてもらいたいだけなんだ。1週間いや5日間もあれば力が戻るから。それまで。」

「戻ったらどうするの?」

「また1人でジュエルシードを探しに出るよ。」

「それは駄目。」

「駄目って。」

「私、学校と塾の時間は無理だけど。それ以外の時間は手伝えるから。」

「だけど。昨日みたいな危ないこともあるんだよ。」

「だって、もう知り合ちゃったし。話も聞いたちゃったし、ほっとけないよ。それに昨夜みたいなことが、御近所で度々あったら、皆さんのご迷惑になちゃうしね。ユーノ君ひとりぼっちで、助けてくれる人居ないんでしょ?ひとりぼっちは寂しいもん。私にもお手伝いさせて。『困っている人が居て、助けてあげられる力が有るなら、その時は迷ちゃいけない』って、これ家のお父さんの教え。」

と念話をした。

 

ユーノ君との念話が終わった頃、アリサちゃんが私の髪を軽く引ぱった、私は軽く慌ててしまった。すずかちゃんは笑っていたけど。近くに勇吾も来ていた。アリサちゃんが、

「なのは達。授業中に動物の声聞こえなかった?」

と聞いてきた。私は、

「聞こえなかったけど。」

と答えた。だけど、勇吾君とすずかちゃんは、

「聞こえた。何か頭に直接聞こえた気がする。」

と答えた。私は驚きつつ、「気のせいだよ。」と言った。

 

~海沿いの道路~

私は、アリサちゃん・すずかちゃん・勇吾君・勇我君の四人と一緒に帰っていた。ユーノ君に念話で「ユーノ君は困ってて、私はユーノ君を助けてあげられるだよね。魔法の力で。」と言った。ユーノ君は「うん。」と答えた。そして、アリサちゃん達と分かれながらユーノ君と念話をしていたの。

「私、ちゃんと魔法使いになれるかどうか余り自信ないだけど。」

「なのはは、ちゃんと魔法使いだよ。多分僕なんかより、ずっと才能がある。」

「そうなの?自分では良く分からないけど。とりあえず、色々教えて。私頑張るから。」

「うん。ありがとう。」

「さて、もうすぐ家に着くよ~。とりあえず一緒におやつを食べようか。」

「あ。うん。ありがとう。」

と4人と途中で別れて商店街のウィンドウを覗きながら帰っていたの。

 

私が「今日のおやつは何かな?」と考えていると、突然あの感覚に襲われた。私は空を見ながらユーノ君に、「ユーノ君今のって。」と念話を送るとユーノ君は、「新しいジュエルシードが発動している。すぐ近く。」

と答えた。そして私達、

「どうしたら?」

「一緒に向かおう。手伝って。」

「うん。」

と会話してジュエルシードが発動した場所に向かった。

 

~ジュエルシードが発動した神社~

神社では赤い目を持つ四つ目の狼みたいな生き物がランニング中の女性を襲おうとしていた。

 

私達は階段を駆け登りながら、ユーノ君が

「なのは、レイジング・ハートを。」

と言い、私は「うん。」と言いながら手に取った。階段を上がった先には狼みたいな生き物がいた。近くにお姉さんが倒れていたが、どうやら気絶しているだけみたいだった。

ユーノ君は「現住生物を取り込んでいる。」と言い、

私は「どうなんの?」と聞いた。

ユーノ君は「実体がある分手強くなる」と言ったけど、私は一歩前に出て「大丈夫。多分。」と答えた。ユーノ君が「なのは。レイジング・ハートの起動を」と言った。

私は「起動って何だけ?」と起動方法を忘れてしまって考えるポーズを取っていた。この時ユーノ君は尻尾が立てて驚いていた。

その時狼みたいな生き物が私に向かって突っ込んできた。ユーノが私の肩に乗り、「『我は使命を~』から始まる起動パスワードを」と言った。狼みたいな生き物は真っ直ぐに向かって来るのを見ながらユーノ君に「あんな長いの覚えてないよ。」と言った。ユーノ君は慌てながら「もう一回言うから繰り返して。」と言った。私が「わかった。」と言った時狼みたいな生き物が私に襲いかかろうとした時レイジングハートが光り出し、私が驚きながら「レイジングハート?」と呟くとレイジングハートが「Standby,ready,setup 」

の音声と共に杖に変わったの。それを見たユーノ君は驚きながら「パスワード無しで起動させた」と呟いていた。

その時狼みたい生き物が突っ込んできた、ユーノ君が「なのは防護服を。」と言った、私は「ふぇ~」と変な声を出しながらレイジングハートを前に出すと、レイジングハートが

「BarrierJacket」

の音声のあとに光り出し、バリアみたいなのが出現した。直後に狼みたいな生き物が突撃してきた。

ユーノ君が心配そうな声で「なのは!」と私に声をかけてきた、私は軽く息を吐きながらバリアジャケットを纏った状態で座っていたが、目の前の鳥居の上に狼みたいな生き物がおり、そのまま突撃してきた。

私が杖を前に出すと、さっきと同じようにピンク色のバリアがレイジングハート「Protection」の音声と共に出現した。そして狼みたいな生き物は倒れてしまった。

 

~その様子を見ていたユーノ~

「あの衝撃をノーダメージで防ぎきるなんて、何って才能だ」と内心考えていたのだ。

 

~戦闘中のなのは~

私は「いてて~。ことは無いかな?」と言いながら目を明け、レイジングハートに

「封印っていうのすれば良いかな?レイジングハートお願い。」

と言うと、レイジングハートが

「Searingmode.Setup.」

と答えてくれた。レイジングハートを構えながら私は、

「リリカル。マジカル。ジュエルシード、シリアル30」

と唱えるとレイジングハートから出現したピンク色のリボンが狼のような生き物を包み込んだ。そして狼のような生き物はジュエルシードに戻っていた。そのままジュエルシードはレイジングハートの中に収納された、レイジングハートの「Receive,Number30]と共に。

 

~戦闘後のなのはとユーノ~

ジュエルシードを封印し終えた私はユーノ君に、

「これで良いのかな?」

と聞くと、ユーノ君が何故か少し驚いた様な声で、

「うん…。これ以上無いぐらいに…。」

と答えてくれた。それを聞いた私は微笑んだ。

 

その後私達は、気絶していたお姉さんが目を覚まして帰って行くの見ながら、

「お疲れ様かな?」

「うん。そうだね」

と会話していたの。私は心の中で、「新しい友達のユーノ君の事とか、魔法の事とか、色々頑張らないとな~。」と考えていたのでした。

私はユーノ君に、

「おなか空いたからそろそろ帰ろうか?ユーノ君。」

と言い自宅にかえるのでした。

 

~高町家・居間~

高町家では、いつものように何気ない会話をしながら夕食を取っていたが、いつもと違うのはフェレットが居ることぐらいだった。ある程度食事が進んだ時になのはが思い出した様に、

「みんな。勇吾君と勇我君が泊りに来る日付は、まだ分からないみたい。」

と言うと、みんな「わかった。」と言った。続けて私は、

「それから、お兄ちゃん。お姉ちゃん。明日二人が練習に来るって。」

と言うと、お兄ちゃん達は、

「そうか。ちょうど良かった、明日は大学が昼までだから。なら明日までに練習メニュー考えないと。何が良いかな?父さん。」

「食べ終わったら後で、ゆっくり考えよう恭也。美由紀も手伝ってくれ。」

「了解。お父さん(やったー!可愛い弟分に会える。)。」

「二人が来るのか(よっしゃー!可愛い弟分、特に勇吾に会える。)。そういえば、二人は夕食はどうするんだろう?レン、どう思う。」

「確かにそこは、気になるところやな~(私としては二人に、特に勇我に。)。どうなん?なのちゃん?」

と喜んでいた。確かに晶ちゃんとレンちゃんの疑問は気になるから私は、

「多分、食べると思うよ。明日聞いてみるよ。」

と答えた。

 

~高町家・自室~

夕食の後にお風呂に入ってパジャマに着替えた私は、何となくユーノ君と窓から空を見ていたの。

「ユーノ君の故郷はどんな星空が見えるの?」

「こっちと余り変わらないかな。」

「そうなの?ユーノ君。後ね、この世界ではね流れ星が消える前までにお願いを言い終えると叶うと言われているの。」

「そうだよ。なのは。ただ僕の部族だと流れ星は悪いことの前触れだとされているんだ。」

その時流れ星が降って来たのだった。それを見た私達だったが、私の「ユーノ君大丈夫だよ。」の一言でユーノ君を安心させたの。

 

この時流れ星が近くの山に落ちたことに、二人は気づいていなかった。この流れ星が後になのはに影響を与えるとは二人は思ってもいなかったのだった。

 

~海鳴市・流れ星が落ちた場所~

流れ星が落ちた場所には小さなクレーターが出来ていた。その中心には一人の銀髪の少年が立っていたのだった。少年は、

「転移完了。さ~て、ロストロギアを探すとするか。」

と言いながら少年が歩き出そうとしたとき、少年が、

「ヤバい。魔法が上手く使えない。まさかこの世界が姉さんが言っていた世界か。仕方ない。慣れるまで、今の所は使える僅かな魔法で情報を集めるか。」

と言い、何か唱え始めた。少年が、

「我が身よ。大空を舞う鳥となれ。」

と唱えると少年の体を灰色の光が包みこんだのだった。

 

 

 

 




登場する家族の詳細解説コーナー
・高町家
 本作品内では、アニメ版を基にしています(ただし、それなりに独自設定が入っています)。高町家には、家族以外に居候(晶・レン・ユーノ)と半居候(勇吾・勇我)の5人が住んでいる。
 各キャラクター紹介(家族構成)
  高町士郎(父)
  高町家の大黒柱で、高町家三兄妹の父。喫茶翠屋の店長兼マスターで、御神流剣術の後継者の一人であり、四人の弟子を持つ師匠だけでなく、趣味で地元のサッカーチームのコーチもしている。過去には、15歳からボディーガードとして活躍していたが、翠屋を開いてから少したった頃に、最後のボディーガードの仕事の際に、瀕死の重傷を負った経験がある。今は明るく強く、子供達を見守っている。奥さんの桃子とは、新婚バリバリにイチャイチャしている。年齢は37歳なのだが、30歳前半の見た目をしている。現在でもボディーガード時代と同じくらいの実力がある。
  高町桃子(母)
  高町三兄妹の母で、翠屋のパティシエ兼経理担当をしている。15歳からお菓子職人の世界に入り、フランス・イタリアで修行をして僅か二年で一流のパティシエになった天才である。イタリアで出会った士郎と18歳で結婚しその年に第一子の恭也を授かっている。今は翠屋にて、近隣の女の子は勿論、遠方からもわざわざ訪れるお客がいるほどの評判の良いスイーツを作っている。子供達を甘やかすのが大好きだが、怒ると怖いため高町家内のヒエラルキーのトップである。年齢は士郎と同じ37歳だが、20代後半の見た目をしている。
  高町恭也(長男)
  高町三兄妹の長男で、私立聖祥大学に通っている大学一年生。父である士郎から、御神流剣術を習っており、妹弟子・弟弟子が三人いる。無口で真面目な性格をしているが、親しい物に対してはいたずらをすることがある。また年下の親しい者に対しては、何かと世話を焼くため、妹の美由希やなのはだけでなく、妹分・弟分の晶・レン・勇吾・勇我やなのはの親友のアリサ・すずかから、兄のようにしたわれている。特に二人の妹に対してはシスコンが少し入っている(年の離れたなのはに対しては比較的重症である。)。更には、弟が欲しいと思っていたため勇吾と勇我に対しては可愛がっている。全体的にやや過保護になっている。運動神経はとても良い。戦闘能力はフル装備の軍人十数人と対等に戦える程。年齢は19歳。
  高町美由希(長女)
  高町三兄妹の長女で、聖祥大学の提携校の私立風芽丘学園に通っている高校二年生。兄の恭也と同じく士郎から御神流剣術を習っている。普段は物腰柔らかい大人しい性格だが、恭也と同じく運動神経はかなり良い。可愛い物が好きなので、一番ユーノを可愛がっている。趣味は読書で、刀剣が好きな刀剣オタクである。なのはと仲が凄く良いだけでなく、恭也と同じく年下の面倒をよく見るので、晶・レン・勇吾・勇我・アリサ・すずかからも慕われている。特に勇吾と勇我に対しては、弟のように思っているため可愛がっている。戦闘能力はフル装備の軍人十人と対等に戦える程。年齢は17歳。
  高町なのは(次女)
  本作品の主人公。高町三兄妹の次女で、聖祥大附属小学校に通っている小学3年生。成績優秀・健康優良・家族思いの真面目で良い子である。ユーノと出会ったことがきっかけに魔法少女となってしまうが、ジュエルシードを巡る様々な思いや、発生してしまう事件に心を痛め、「自分には、困っている人を助けてあげられる力があるのだから。」と前向きに魔法の力と向き合うことになっていく。深い優しさを持っており、悲しい出来事や困っている人を放っておけない性格。本人にその自覚があまりないが、正義の心がとても厚い。高町三兄妹の中で唯一御神流剣術を習っていない。高町家内では、四女的立場である。運動神経は良くはないが、火事場の馬鹿力時に良くなる。年齢は9歳。  
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