魔法少女リリカルなのは IFストーリーズ   作:アルバロスガロード

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第七話「街は危険がいっぱいなの?」

~高町家・なのはの自室~

寝ているなのはにユーノは、

「なのは、朝だよ。そろそろ起きないと。」

と言って起こそうとしている。なのはは、まだ起きたくなさそうな声で、

「今日は日曜日だし、もうちょっとだけお寝坊させて~。」

と言った。

 

私は天井を見ながら首に掛けているレイジングハートを持ち上げながら見ていたの。この時にレイジングハートの「Confirmation.」の音声と共に、これまでに集めたジュエルシードのホログラムが出現したの。それを見ながら私は、

「ユーノ君と出会ってから一週間。集めたジュエルシードは、現在6個。私高町なのはも魔法少女として、幾らか様にはなってきているかとおもうんですが~。」

と溜息を吐きながら考えていたの。すると心配してくれたユーノ君が、

「なのは、今日はゆっくり休んだ方が良いよ!」

と言ってくれて、私が「でも~。」と言うと、

「今日はお休み。もう6つも集めて貰ったんだから、少しは休まないと身体が持たないよ。それに今日は約束があるんでしょう?」

とユーノ君が言ってくれたの。私は、

「そうだね。今日はジュエルシード探しはお休みにするよ。」

と言って起き上がったの。

 

~海鳴市内の河川敷・サッカーグラウンド~

数十分後。今日は、私のお父さんが監督兼オーナーをやっているサッカーチームの翠屋JFCの試合の日。それを私とアリサちゃん・すずかちゃん・勇吾君・勇我君のみんなで応援しようねっと約束していたんのでした。

 

士郎は応援席の方を見ながら相手の監督に、

「応援席も良い感じに埋まってたようですし、そろそろ試合を始めましょうか?」

と言った。相手の監督も「ですな。」と答えて試合が開始された。

 

試合が開始され、それを見ながら私はユーノ君と念話でお話をしていたの。内容は、サッカーの事や私がスポーツが苦手なことなどでした。私がスポーツが苦手なことを話したときにユーノ君が少し驚いたような表情を何故かしていたのは、少し気になったけどそのまま応援を続けたの。

 

~喫茶翠屋~

試合は2対0で翠屋JFCが勝利してその戦勝会を喫茶翠屋で開いているの。私達は外のテラス席でお茶をしていたの。話題は勿論ユーノ君の事なの。アリサちゃんとすずかちゃんが、

「前になのはの家で夕食を食べている時から思っていたけど、改めて見るとフェレットとは何かちょっと違くない?」

「そういえばそうかも~?動物病院の院長先生も「変わった子だね」って言ってたし。」

と言うので、私が少し動揺しかけていると、勇吾君と勇我君が、

「フェレットのことは詳しくないけど、犬や猫なんかも種類ごとに見た目などの違いがあるからね。」

「勇吾の言う通りですよ。それに秋田犬やスコティッシュフォールドみたいに、長毛種と短毛種の二種類がいるような動物もいますから。」

と言ってくれたの。この時に私とユーノ君は内心ドキッとしながら、

「二人は気づいてるのかな?」

「多分違うと思うけど‥。」

と念話で話していたの。私がユーノ君に「お手。」というとユーノ君が私の手に自分の手を乗せたの。それを見ていたすずかちゃんとアリサちゃんが、「可愛い。」「賢い、賢い。」と言いながらユーノ君を撫でていたの。私は念話でユーノ君に「ごめんね。」と謝っていたの。その時お店のドアが開いたのが聞こえて、「そろそろ解散する時間かな?」っと考えていた時にキーパーの子がジュエルシードを持っていたように見えたけど、「気のせいだったかな?」と思ったの。

 

私達も解散することにしたの。アリサちゃんとすずかちゃんは、

「久しぶりにパパと買い物。」

「お姉ちゃんとお出かけ。」

みたいなの。その時、

「お、みんなも解散か?」

とお店から出てきたお父さんが話しかけてきたの。私達は、

「あ、お父さん。」

「師匠、お疲れ様です。」

「今日はお誘いいただきありがとうございました。」

「今日の試合格好良かったです。」

とそれぞれが返事したの。お父さんが、

「四人とも応援に来てくれてありがとうな~。帰るなら送って行こうか?」

と聞くと、アリサちゃん達は、

「いえ、迎えに来てもらいますので。」

「同じくです!」

「俺達兄弟は、買い物して帰るので大丈夫です。」

と答えていたの。お父さんも「そっか。」と言い私に

「なのははどうする?」

と聞いてきたので、

「ん~、お家に帰ってのんびりする。」

と答えたの。お父さんも

「そっか、父さんもうちに戻って一風呂浴びて、お仕事再開だ一緒に帰るか?。」

一度家に帰るみたいで、私も「うん。」と言って一緒に帰ることにしたんの。

 

アリサちゃん達を

「「「じゃーねー!」」

「じゃ~な~。」

「お疲れ様です。」

「またあした〜!」

と見送ってお父さんと家に帰ったの。その直後にお父さんから「背が伸びたか?」と聞かれたの。

 

~海鳴市内~

ジュエルシードを持っているゴールキーパーの子は、マネージャーの子と一緒に帰っていた。そして一瞬だが、ジュエルシードが光っていた。

 

~高町家・なのはの自室~

疲れたなのはは、ベットに倒れていたがユーノに「寝るなら着替えてからにした方が良いよ。」と言われ怠そうに答えながら着替え始めて、ユーノに「ユーノ君も一休みしといた方が良いよ~。」と言っていた。

 

着替え始めたなのはを見てユーノは恥ずかしそうになのはから背を向けたが、なのはが横になるとユーノは悲しそうな目をなのはに向けながら「やっぱり慣れない魔法を使うのは、相当な疲労なんだろうな…。僕がもっとしっかりしていれば……。」と自分を責めていたのだった。

 

~海鳴市内~

ジュエルシードを持っているゴールキーパーの子とマネージャーの子が並んで歩行者用信号機が変わるのを待っている時だった。ゴールキーパーの子が「あ、そうだ!」と言いながらズボンのポケットから青い石を取り出してマネージャーの子に見せたのだが、その青い石はジュエルシードだった。マネージャーの子が「綺麗な石だね。」とジュエルシードに触れた瞬間だった、ジュエルシードが光り出して二人を包み込んだ。そして空に向かって一筋の光が上ったのだった。

 

~高町家・なのはの自室~

私がベットで横になっていると突然ジュエルシードが発動したのを感じたの。すぐに起き上がるとユーノ君に「今のって!」と言い、急いで着替えて階段を下りって外に向かったの。

 

~海鳴市内~

ジュエルシードの反応を感じた私は見晴らしの良いマンションの屋上に上っていき、レイジングハートを空に投げて変身したの。そして周りを見ていると町中にたくさんの木が生えていて、隣で見ていたユーノ君が、

「あれは人が起動させてしまったものだ。ジュエルシードは人の強い思いに反応した時に、一番大きな力を発揮するんだ。」

と説明してくれたの。

 

それを聞いたなのはは、キーパーの子がジュエルシードを持っていたことを思い出し、

「やっぱりあの時の子が持っていたのがジュエルシードだったんだ。私気づいていたはずなのに、こうなる前に止められたかもしれないのに。」

と後悔していたのだった。だがなのはは、軽く息を吸うとユーノに

「ユーノ君。こういう時はどうしたら良いの?」

と聞きユーノも「えっ!?」と驚きながらも

「封印するには接近しないとダメだ。先ずは元となっている場所を探さないといけないけど…。これだけ広範囲に広がっているどうやって探したら良いのか…。」

と答えた。

 

私はユーノ君の答えを聞いてレイジングハートを「Area search」の音声と共に振りながら、

「リリカル。マジカル。探して、災厄の根源を。」

と呪文を唱えてサーチ魔法を使ったの。目を閉じて意識を集中させて、ジュエルシードによって生まれた木々を隅々まで調べて元となっている場所を見つけたの。すぐに封印するためにレイジングハートを構えるとユーノ君が

「ここからじゃ魔法が届かないよ?なのは?」

と言ったの。だけど私には何となく出来る自信があって、レイジングハートに「出来るよね?レイジングハート。」と言うと、レイジングハートが「Shooting mode.Set up.」という音声と共に変形したの。そして私が「行って。捕まえて。」というと杖の先に球体状のエネルギーが生まれ、ジュエルシードに向かってビーム状になって飛んで行って命中したの。命中したのを感じた私は、

「リリカル。マジカル。ジュエルシード、シリアル。封印。」

と言いながらもう一度同じ場所に撃ち込んだの。

 

ジュエルシードによって生まれた木々はなのはに打ち込まれた場所を中心に光に包まれて消えていった。ジュエルシードを封印したなのはは、レイジングハートにお礼を言いながら自分のミスと向き合っていた。

 

~なのはの内心~

あの時に気づいていたはずなのに、あの時に対処していたら多くの人に迷惑かけなかったの。もっと頑張ってジュエルシード集めをしてこれ以上迷惑をかけないようにしないと。

 

~ユーノの内心~

僕は今回みたいに暴走したらどうなるかある程度知識があったけど、それでもショックが大きいのに何も知らなかったなのはは大丈夫かな?僕がもっと支えないといけない。だけどやっぱりなのはは凄い才能を持っている、僕が使えない長距離射撃魔法を使えるんだから。

 

二人は気持ちを新たにジュエルシードを集めるために前に進むのであった。先に待っている出会いと戦い・その代償を知らずに。




登場する家族の詳細解説コーナー 
 ・天宮家
  本作品オリジナル家族で、重要人物の天宮兄弟がいる。両親はあまり登場しない。バニングス家と同じく秘密を持つ一族である。 
 天宮勇吾 
 なのはの友達でクラスメイト、いつもなのは・アリサ・すずか・勇我と一緒に行動している。勇吾は父親が叢雲財閥の不動産及びワインをはじめとした輸入品部門の重役で母親が輸入雑貨部門の重役をそれぞれ務めているエリート夫婦の長男。去年海鳴市に引っ越してきて、なのは達のクラスに転校してきた。少し大人ぽい言葉をつかうが、真面目さといたずら好きの年相応の子供ぽさが同居した優しい性格をしている。一方で必要な時は自身の信念を曲げない芯の強さも持っている。また大雑把な一面もある。基本的にはなのは達に強く出ることは無いが、必要な時にはなのは達に辛辣な言葉を浴びせることがある。転校してきた当初は、上記の性格が表向きの性格となっており、本心の裏の性格は家族以外の他人を全く信用していない性格であった。過去のある出来事から「力こそ全て」の考え方を持っていたため、海鳴市に来た時から倉嶋式格闘術と御神流剣術(習得しているのは御神流剣術殲滅型と呼ばれる御神流から抹消されたもう一つ型であり、最も危険な型のみ習得している。)をある程度習得していた。なのは達との出会いにより他人を心から信頼をするようになり、御神流の剣士でありなのはの父親である士郎と刀を交えた際に力の意味を知り、御神流剣術殲滅型を捨てて真刀一刀御神流を士郎から学んでいる。戦闘能力はフル装備の軍人と対等に戦える程の実力がある。アリサに対して、特別な感情抱いているが気づいていない。恭也・美由希・忍・晶・レンを兄・姉のように思っている。両親が時々揃って家を週単位で空けることがあるため、その時は高町家で生活している。アリサと同じように秘密を抱えており、いつか話せる時を待っている。年齢は9歳。
 天宮勇我
 勇吾の弟。なのはの友達で後輩、いつもなのは・アリサ・すずか・勇吾と一緒に行動している。海鳴市に引っ越してきた時は幼稚園の年長で、今は聖祥大附属小学校に進学した。性格は、勇吾と同じく真面目さと年相応の子供ぽさがある優しい性格をしているだけでなく、自身の信念を貫く芯の強さも持っている。少し几帳面な所がある。勇吾と同じく基本的にはなのは達に強く出ることは無いが、必要な時にはなのは達に辛辣な言葉を浴びせることがある。引っ越してきた当初から勇吾と同じく倉嶋式格闘術を習得しているが、御神流剣術は海鳴に来てから本格的に学び始めた。戦闘能力はフル装備の軍人と対等に戦える程の実力がある。恭也・美由希・なのは・忍・すずか・アリサ・晶・レンを兄・姉のように思っているが、すずかに対してはそれ以上の感情を持っているが気づいていない。両親が時々揃って家を週単位で空けることがあるため、その時は高町家で生活している。アリサと勇吾と同じように秘密を抱えており、いつか話せる時を待っている。料理が得意であり、桃子・晶・レンから色々教わっている。年齢は7歳。
 天宮慎司 
 天宮兄弟の父親で、叢雲財閥の不動産及びワインをはじめとした輸入品部門の重役を務めている。子供たちが元気いっぱいに成長してほしいと思っている。仕事で家を空けることが多いため、会えるときにコミュニケーションを取れるように努力している。天宮家の秘密が露天して子供たちに危害がないか心配な一方で、親睦の深い高町家・月村家・バニングス家には明かして良いと考えている。年齢は37歳で、外見は30代前半。
 天宮柚希
 天宮兄弟の母親で、叢雲財閥の輸入雑貨部門の重役を務めている。子供たちが自分の進みたい道に進むことを願っている。夫の慎司よりは家にいるが、家を空けることが多いため子供たちに寂しい思いをさせていることを申し訳ないと思っている。高町家には感謝している。勇吾と勇我がそれぞれ、アリサとすずかに特別な感情を抱いていることに気づいている。慎司と同じように天宮家の秘密を親睦の深い高町家・月村家・バニングス家には明かして良いと考えている。年齢は39歳で、外見は30代前半。
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