スマイルプリキュア~神も恐れる強敵~   作:aptx4869

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不思議な女の子と妖精

暑い夏が終わりに近づいてきた頃、中学3年生になっていた星空みゆきは夏休みの宿題がまだ終わっていなかったのでかなり焦っていた。受験のこともあって、両親からは勉強しなさいとうるさく言われていた。机に向かって必死に宿題をしているけど、どうにも鉛筆が進まない。星空みゆきは思わず「はぁー」っとため息をついた。しかし、明日は久しぶりにキャンディやプリキュアのメンバーと会うことになっていたので、そのことを考えるとワクワクする。プリキュアのメンバーといっても青木れいかは夏休みの間はロンドンにホームステイしていたので会うことはできないのが少し残念だった。本当なら不思議図書館に行けば、ロンドンにいる青木れいかとも会うことができる。しかし夏休みはもうすぐ終わるのと、ホームステイ中に呼び出すのは青木れいかに迷惑をかけると思ったので明日は近くの公園で会う約束になっていた。星空みゆきは「がんばって宿題を終わらせるぞ!」と意気込みながらも、数分後にはため息をついてしまっていた。

 

そんな星空みゆきの様子を窓の外から金色のロングヘアーでシルバーの冠をつけていて、綺麗な白いドレスを着た高校生くらいの女の子と、キャンディよりすこし大き目で白い毛並みをしてピンクに光るペンダントをした人形のような妖精が伺っていた。

 

不思議な女の子「あの子がキュアハッピーなのね?」

不思議な妖精「そうみたいでしゅ」

不思議な女の子「なるほど、みなさんの幸せを強く願っているようですね。では次へ行きましょう」

 

不思議な女の子と妖精は別の場所に移動していった。

 

お店の手伝いをしている日野あかねは父親から「あかね、もうええで。お店のほうも落ち着いたし、お前も受験勉強せなあかんやろ」と言われた。それを聞いた日野あかねは「わかった。とおちゃん、あんまり無理したらあかんで」と言って自分の部屋に戻っていった。お好み焼き屋を継ぐと決めていたが、それでも高校だけはちゃんと卒業しておきなさいと両親から言われていた日野あかねは頑張って受験勉強をすることにした。

そんな日野あかねを窓の外からみていた不思議な女の子がいた。

 

不思議な女の子「あの子がキュアサニーなのね?」

不思議な妖精「そうみたいでしゅ」

不思議な女の子「普段の状態でも力を感じますね。では次へ行きましょう」

 

そう言って不思議な女の子と妖精は、また別の場所へ移動した。

 

机に座って必死に漫画を描き続けている黄瀬やよいは受験勉強のことはあまり考えていなかった。美術の道へ進むと決めていたので勉強はあまり必要ないと感じているようだ。しかし、母親からは絵を描くこともいいけど勉強もちゃんとしなさいと言われていた。美術専門の高校へ進学するにしても試験は受けないといけない。そんなことはわかっていながらも今は必死に漫画を完成させたい気持ちでいっぱいだった。

そんな黄瀬やよいを窓の外からみていた女の子がいた。

 

不思議な女の子「あの子がキュアピースなのね?強い心を感じます」

不思議な妖精「そうでしゅか!?」

不思議な女の子「では次へ行きましょう」

 

そう言って不思議な女の子と妖精はまた別の場所へ移動した。

 

新しく誕生した妹、ゆいの子守りをしていた母親を手伝うように、弟や妹の世話をしていた緑川なおはとても静かに受験勉強ができる状態ではなかった。しかし、サッカー部で活躍していたこともあって推薦入学ができるかもしれないと担任の先生から言われていた。緑川なおはサッカーの道へ進もうと心に決めていたのだ。しかし全く勉強しないわけにもいかず、こんな環境の中でもなんとか勉強するようにしていた。そんな時、父親は弟や妹に「お姉ちゃんが勉強しているときは静かにすること」と言い聞かせていた。

そんな緑川なおを外からみていた不思議な女の子がいた。

 

不思議な女の子「あの子がキュアマーチなのね?みんなを守りたいという気持ちを強く感じます」

不思議な妖精「もう一人は外国にいってるようでしゅが、どうしましゅか?」

不思議なその女の子「もういいでしょう。これでスマイルプリキュアのことが少しはわかりました。それより奴らのことが心配です」

不思議な妖精「では一度もどりましゅか?」

不思議な女の子「そうですね」

 

不思議な女の子と妖精はその場から姿を消した。

 

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