メルシーは青木れいかに向かって「これが封印の鍵です」といって金色の大きい鍵を出した。青木れいかは「わかりました」と言いながら封印の鍵を受け取った。
メルシー「日野あかねさん、まずここでプリキュアに変身してから絵本の中に入ってください。デモンに気づかれないように青木れいかさんと黄瀬やよいさんはプリキュアに変身しないで絵本に入ってください。絵本の中に入ったらチョコアとお二人はすぐに移動してください」
日野あかねは「わかった」と言ってスマイルパクトを取り出すと「プリキュア、スマイルチャージ!太陽サンサン熱血パワー!キュアサニー!」と変身した。
星空みゆき「あかねちゃん、本当に大丈夫かな?心配だな・・・」
メルシー「わたし達はこの玉でキュアサニーさんの様子を見ていましょう」
そう言って大きな透明の玉を出した。
キュアサニー「デモンの居場所ってすぐわかるかな?」
メルシー「絵本に入る場所はデモンのすぐ近くにしましょう。チョコア、くれぐれも気をつけてください」
チョコア「わかりましたでしゅ!」
キュアサニー「じゃあ、みんな、ちょっと行ってくるわ。れいか、やよい、ほんま頼むで!」
メルシー「では、絵本の封印を一時的に解きます」
メルシーは「はっ!」という声をだして絵本に包まれていた白い光が消えた。
メルシー「では、絵本の中へ入ってください」
メルシーがそう言うとキュアサニーと黄瀬やよい、青木れいか、チョコアはそれぞれ絵本の中に入っていった。
絵本の中に入るとそこは黒い木が何本か立ち並んだ広い大地だった。
青木れいか「恐ろしい邪悪な気配を感じます」
チョコア「デモンはすぐ近くにいるでしゅ。お二人はチョコアの体に触れてくだしゃい!」
青木れいかと黄瀬やよいはチョコアの肩に触れた。
キュアサニー「あっちのほうから邪悪な気配を感じるから行ってくるわ」
チョコア「くれぐれも気をつけてくだしゃい!」
チョコアはそう言って姿を消した。
キュアサニーは邪悪な気配を感じるほうへ走っていくと空で辺りを見渡しているデモンを発見した。キュアサニーは「あんたがデモンか!?」と大きな声で叫んだ。デモンはキュアサニーのほうを向くと「まだ僕の敵がいたのか」といって地上へおりてきた。キュアサニーは「うわあああーーーーーー」と叫びながら覚醒状態に変化した。キュアサニーの全身が真っ赤に燃える炎のような光に覆われてバチッバチッという音が鳴っている。
デモン「お前もそれに変身できるみたいだけど無駄。僕に勝てない」
キュアサニー「そうやろな。ハッピーもマーチもすぐやられたみたいやしな」
デモン「僕がお前もすぐに消してやる」
キュアサニーは心の中で「見た目はそんな強そうに見えへんけど、覚醒したプリンセスマーチまで全く歯がたたんかった相手みたいやからなあ」と呟いた。
デモンは「お前もさっさと消えてしまえ!!」と言って右手を広げた。キュアサニーは「ちょっと待ってや。まあ、そう焦らんでもええやろ」と言った。デモンは「キー?」と声を出して右手を下げた。キュアサニーは「しゃーないな。こないなったら、プリキュアの限界を超えて覚醒した状態からさらに限界を超えた覚醒したプリキュアに変身するか」と言った。
大きな玉でキュアサニーとデモンの様子を見ていた星空みゆきは「あかねちゃん、何言ってるの?プリキュアの限界を超えて覚醒した状態からさらに限界を超えて覚醒したプリキュアに変身するってどういうこと?」と言った。緑川なおは「プリキュアの限界を超えて、さらにその限界を超えるだって!?」と驚きながら言った。メルシーは「まさか、さらなる力を持ってるということでしょうか」と言った。
キュアサニーは「デモン、ちょっとだけ待っといてや」と言うと両手を握りながら「うああああああああーーーーーーー」と気合を入れはじめた。大地は揺れて強い風が吹いて空は稲妻のようなものが光りだした。キュアサニーはまだ「うあああああああああああーーーーーーーーーーー」と声を出しながら気合を入れている。キュアサニーは巨大な真っ赤になった光に包まれてながら「うあああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーー」とまだ気合を入れているように見える。そのうち地面はひび割れはじめて周りに生えていた枯れ木が吹き飛ばされていった。
星空みゆき「あかねちゃん、いやサニー本気なの?」
ガタガタと絵本が揺れはじめた。
メルシー「とてつもなく大きなエナジーを感じます。こんなこと信じられません」
緑川なお「絵本がガタガタと揺れるだけじゃなくて、サニーのパワーがここまで感じてくる!」
絵本の中で世界の中心にいた黄瀬やよいは「地震?」と言うと青木れいかは「こ、これは・・・違います。とても信じられませんが、あかねさん、いやサニーさんのエナジーがここまで伝わってきているのでしょう」と言った。チョコアは「それより早く扉にいくでしゅ!」と言った。青木れいかは「そうでしたね」と言うと、黄瀬やよいとともに洞窟に入っていった。
キュアサニーはさらに「うわあああああーーーーーーー」と声をだしていると、いつもの上で丸くまとめた髪型がセミロングヘアーへと変化して全身が真っ赤な光に包まれていった。そしてキュアサニーは「はあーーーーーっ」と言うと鋭い目になって全身が真っ赤な光に包まれるながら稲妻が走っている姿に変身した。キュアサニーはデモンのほうを見て「お待たせして悪かったな。ちょっとこの変身には時間がかかるんや」と言った。
メルヘンランドではポップとキャンディがプリキュア達の様子を伺っていた。ポップは「とても信じられないでござる。このメルヘンランドまでキュアサニー殿の巨大なエネルギーを感じるでござるよ」と驚きながら言った。キャンディは「あれはあかねクル?すごいクル!!!」と言った。
大きな玉でキュアサニーの様子をみていてみんな驚いていた。
メルシー「この絵本が揺れて、しかも絵本の中からも感じるほど巨大なエナジーです。人間のプリキュアがこれほどの力を持つとは・・・」
星空みゆき「あ、あれ、あかねちゃんだよね?サニーだよね?わたしも絵本から巨大なエナジーを感じる」
緑川なお「あかねは相当トレーニングしてたみたいだね。それにしてもあんな力を持ってたとはさすがのわたしもびっくりしたよ」
デモンはキュアサニーの変身をみて「それで僕を倒せるのか?」と言った。キュアサニーは「さあ、わからんけどとりあえずやってみよか」と言った。するとキュアサニーはその場から消えたと思うとデモンの顔面にパンチをくらわせた。そしてキュアサニーはデモンの小さなツノを片手で掴むとデモンの腹部に蹴りを食らわせた。デモンは「キーーーー」と声を出しながら後ろへ吹っ飛んだ。
星空みゆき「サニーすごいよ。これならデモンに勝てるんじゃない?」
メルシー「どうでしょうか。キュアサニーさんはわたし達が驚くほど巨大なパワーを持っていますが、それでもデモンは強いのです」
メルシーは不安に思いながら、みんなキュアサニーに希望の光があるのではないかと思った。